KinKi Kids に関する私的考察 −檸檬−

(2005年〜2011年の日記より)


2005/01/06(Thu)

【元旦コン】

もう6日になってしまいましたが、みなさま、明けましておめでとうございます♪
今年もよろしくお願いいたします。
カウコン、元旦コンと出かけたあと、2日間頭痛と気持ちの悪さが続いて、父のところ、母のところにはそれぞれ行きましたが、あとは寝ていました(^^;

カウコンは日本一早く光ちゃんに誕生日のおめでとうを言うため(笑)、元旦コンは光ちゃんの誕生日を祝いたい一心で行って、今年で7年目です。
2001年の、会場から自然発生的に起きたハピグリの大合唱で光ちゃんを祝ったときのことは感動的で、今でも忘れられません。
光ちゃんの、照れとうれしさで上気したあどけないような顔も、そのピュアさも心に深く残っています。
それ以降、年々バースデーセレモニーが派手になっていて、光ちゃんのためにはうれしいのですが、去年や今年はファンや観客がおいてけぼりのような感じがして寂しいものがあります。
T君のプレゼントは去年はももひきセットでしたが、今年は自筆の光ちゃんの絵の色紙でした。
奇妙な格好で踊っている姿の絵で、幻炎やソーヤンのパロディと同じで、「君はいつもこんな風に踊ってるやん」と言われて、光ちゃんが「それはサンチェに言ってくれ」と言ったのはごもっともです(笑)
笑いのネタのつもりかもしれませんが、いつも光ちゃんのダンスを馬鹿にしてるかのようにいじるのは、光一ファンとしては笑えないし気分の良いものではありません。
またネタだったら、「はい、プレゼント」と変なものを上げ、光ちゃんの「正直いらんわ」でオチになって完結するのが笑いのセオリーだと思いますが、去年と同じく「喜ばないのは失礼や」としつこく言い募るのは笑いにはならないでしょう。
第一、お祝い事を笑いのネタにされては、ファンが純粋に祝いたい気持ちがそがれるようです。
ほかの人のプレゼントは、MAからはブレスレット(もう腕につけていました)、ABCからは服(それも雪の降った29日に買いに行ったそうです)で、光ちゃんは申し訳なさそうにしながら、とっても喜んでいました。
そんな姿を見ているだけで、こちらもうれしくてじーんと胸が熱くなり、こうしてごく普通にやってくれたらいいんじゃないかと、これはご一緒したメル友さんたちとも話したことです。
そう言えば、T君の誕生日は札幌の光ちゃんのソロコンで、ちゃんとケーキまで用意して真面目にお祝いしています。
今回の光ちゃんのお祝いは20分程度でしたが、T君のときは本人のコンサートではないのに、26分間も電話でしゃべり続けて、私たち観客が「そこらにいる女ども」と呼ばれたときでもありました(笑)

このバースデーセレモニーだけでなく、今回のコンサートは、おそらく、見る人のスタンスや価値観によって、全く違ったものに感じられたのではないでしょうか。
コンサート自体の評価も、何を基準にするかで全然変わるでしょう。
楽しかった、良かったと思った人がいる一方、それとは真逆の感想を持った人がたくさんいるようですので、そんなメル友さんたちの感想を代表する形で、敢えて書いておこうかと思います。

生歌生演奏はやはり良いもので、光ちゃんも良く声が出ていて薄荷キャンディーなんか圧巻でした。
セットは全体にLEDを組み込んだ豪華なもので素晴らしかったし、衣装もどれも素敵でした。
特に黒の羽付きの真っ赤な衣装と、真っ白な王子衣装はこれぞ光ちゃん!という似合い方でほんとに綺麗でした〜♪
けれど、問題は構成と演出でしょうか。
総花的なメドレー中心で、全体にめりはりなく流れた感じで、ほとんど演出らしい演出がないので、これぞと言った印象に残るものがありません。
計算しつくされた構成と凝った演出で、一つ一つが印象に残った光一ソロコンを基準に比べれば、余りにも物足りなく感じても当然だと思います。
踊る・踊らないということは関係ありません。
他のミュージシャン(もちろん踊ってない)のコンサートでも、必ず印象に残るナンバーというものがあるものです。
今までのキンキコンではそれが光ちゃんのソロコーナーだったんだな、と光一ファンとしては気づかされた思いです。
光ちゃんはMCで「こういう形のキンキコンはもうないと思うので」と言っていました。
それは、単に『シングルメドレーばかりのコンはもうない』という意味なのか、内容についてのことなのかわかりません。
でも、これで光ちゃんは満足なんだろうかと疑問を感じつつ見ていました。

そして、後半のMCが40分以上あったのですが、いくらなんでも長すぎて、しゃべっているのはほとんどT君、光ちゃんは正味10分もしゃべったかどうか。
光ちゃんは、正直なところ“心ここにあらず”という感じでした。
この日も12時から2時までSHOCKの稽古をしたあとドームに来たとのことで、このあとも帝劇に行くのでしょう。
毎日夜中の3時くらいまで稽古をしてるそうです。
T君が光ちゃんのことを、「(控え室で)上下ジャージでフジテレビの紙袋を抱えて、床の一点をじーっと見つめたままスシを食べていた格好が情けないほどみっともなかった」と優しくなく言っていましたが、おそらくSHOCKのことでもずっと考えていたのではないかしら。
今、光ちゃんの頭の中はSHOCKでいっぱいという感じがします。
ちなみに、フジテレビの紙袋というのは、きくちさんがくれた光ちゃんの生まれ年のワインのプレゼントだそうです。
光ちゃんは相槌は打ちますが、ほとんどT君の一人語りみたいになって正直暗いです(笑)
「ここで5万人もの人に囲まれていて、家に帰ると一人ぽっちでそのギャップがすごいやろ。なんか素の自分てなんやろとしみじみ考えるわけですよ。」
光ちゃんが、明るく「俺、素の自分とか考えたことない。素の自分って、わからん」と言うと、
「いやいや、僕には素の君がわかってますよ。君も素の自分というものを、もっと大事にせなあかん」とマジに力説します。
私が思うに彼の言う『素の自分』などというものは幻想に過ぎないんじゃないでしょうか。
どの瞬間、どのシチュエーションの自分もそれが自分であって、「素の自分を大事にしたい」だの「自分にウソをつきたくない」などという言葉は、やりたくないことをやっているときの言い訳、望んでいない状況にいるときの逃げ道となっていると思います。
一番驚いたのは「ダメでもファンなら許してくれますよ」「光一のファンの人も、光一の嫌なところも全部含めて好きになるのが、本当に好きになるということや」という言葉です。
光一ファンには「ダメでも何でも許す」という発想はないだろうし、それより光ちゃんに嫌なところは一つもないと思ってるはず(笑)。
第一、なぜそんな説教めいたことをファンに向かって言うのかわかりません。
だんだん客席がしーんとしてきて、光ちゃんが「もっと楽しい話しようや」と言って他の話になりましたが、後味が悪かったですね。
T君はしきりに、「2005年もキンキキッズの活動がんばります」と言って、それでいて「キンキとソロと両方やるのはやっぱりいろいろと大変ですよ。だから、今後ちゃんと話し合いを持とうや」みたいなことを言ったのが不可解でした。
他にも今までと180度違う発言を聞いていると、頭の中でひとりツッコミ状態になり(笑)、二人の会話がかみ合ってるようにも思えず、寒々しい気持ちが残りました。

思えばKinKi Kidsというのは不思議なグループです。
極端に違った二人と、極端に違ったファンがいて、キンキファンという人たちにすれば満足できたコンサートのようですが、光一オンリーファンにとっては不満と言うよりKinKi Kidsというものに失望感を抱かせたものだったのではないでしょうか。
光一ファンが光ちゃんに嫌なところはないと思っていても批判したりするのは、きっと求めるところが違っているからでしょう。
それが光ちゃん自身とかけ離れているのならファンの身勝手だろうけど、光ちゃんがいつもきちんと応えてくれるし、光ちゃんへの期待度が高く、さらに輝いて飛躍することを願っているからだろうと思います。


2005/11/18(Fri)

【Hアルバム】

Hアルバム、聴きました〜♪
実は、私がKinKiのアルバムで好きなのは2001年のEアルバムまでで、FとGはあまり好みではありませんでした。
FとGは、二人の歌い方が揃っていないことが多く、デュオとしての一体感が感じられず、歌の心も伝わってこないような気がしました。
今回のアルバムを聴いてまず思ったのは、Eアルバム以前のKinKiに戻った感じがするということです。
Hでは、T君もあまりクセのある歌い方をせず、昔のような心地よい二人の声の重なりを聴くことができます。
光ちゃんが、「曲の編集をしているときに、二人の声がどうしても一人の声にしか聞こえないことがあって」というようなことを言っていますが、それが元々のKinKiの特徴ですよね。
そしてそのせいでほかの人が歌っても出ないKinKi独特の魅力が出ているんじゃないかと思いますが、そこのところ光ちゃんは自覚していないのかしら(笑)
それぞれの曲も、KinKiらしいなと思わせるものが多く、原点回帰という印象です。
通して聴いてみて、一番好きな曲(メロディ)は「恋涙」でした。
もちろん「Love Me More」はかっこよくて素敵なのですが、曲としては光ちゃんらしいきれいなメロディラインの「恋涙」の方がいいと思いました。
これはファンとしての欲目(耳?)なのかもしれませんけど(笑)
あと、「WATER SCREEN」も素敵な曲ですね。
DVDの絵画館前の映像も素晴らしくて、光ちゃんがああいったものをステージに取り入れて見せてくれたらいいなあと思いました。

このアルバムがかつてのKinKiを思い起こさせると言っても、やっぱり今のKinKiは私には納得できないものがあります。
まず、二人のルックスにギャップがありすぎて見るのが辛いし、二人の意識にもかなりギャップを感じるからです。
二人の意識の差は、去年のデイリー発言からはっきりわかっていますが、今回の各雑誌でのインタビューからも顕著ですね。
光ちゃんは昨年ソロコンをやった経験と、おそらく来年ソロ活動をするからかなと思うのですが、「“二人”を意識した」とか「“二人”でやることの意味を考えた」などと盛んに言っていますが、それを聞いたT君は「あ、そうなんや?」と驚いているくらい(笑)
オリスタでも「特に『二人感』を意識してはない」とはっきり言っているし、
「昔に比べたら僕はクセをつけずに歌ってるんで。一人が遊び過ぎると、違いがわかり過ぎるし。」
と言って、光ちゃんに
「それは、二人でやる以上当たり前のことっていうか」と苦笑されてます。
光ちゃんが“二人”を意識したとしても、T君と全然そのことについて話しあわず、レコーディングも別々で、T君が編集などの作業に全く関わらない状況で、なぜ“二人でいる意味”と言えるのか疑問です。

それにしても、いつも市川さんのインタビューは核心を突いているので、二人の本音が浮き彫りになってくるのが面白いですね。
市川さんに「アレンジやミックスというその後の作業も大切じゃん」と言われたT君が、「そういうことは光一のやることなんで・・・」と答えると、「君は問題児なのか」とか「好き勝手ぬかしてますけども。」とずばり言う市川さん。
「昔からそうやけど、光一はやりたがりやから」にも、「えらい言われようだなー。」「単純に君が緻密な作業に向いてないだけなんじゃないか。」と、私の言いたいことを代弁してくれているようです(笑)
「スタッフが、Tはアーティスト的で光一は職人肌と言う」に、市川さんが「不本意じゃないの、その見られ方」と言っても、光ちゃんは「別に」と答えてますが、これは不本意であるべきなんじゃないかしら。
逆に、アレンジやミックスまでやる方がアーティストで、歌しか歌わないのは歌の職人であるとも言えませんか。
こういう風に周りが言っていることが、勘違いを生んでるのかもしれないと思うのですが。

そして、市川さんが言わなかったことで、もう一つ私は言いたいことがあります。
「光一をプロデュースするとしたら」に、
「ホストがいい。愛想笑いも仕事ならできる。そうとう稼ぎそう。絶対儲かると思う。」
という発言は、ちょっとどうかと思います。
光ちゃんも失笑するしかなかったようですが、こういった発言が光一ファンの多くを不愉快にさせることをわかってほしいんですよね。
だいたい、プロデュースとはこういう意味ではないし、音楽雑誌で音楽性について語りあっているときに、冗談でもこんな返事をするのはご本人にとっても恥ずかしいことではないんでしょうか。

同じ日にCHEMISTRYもアルバムを発売して、私はこちらも買いました。
以前、CHEMISTRYのCDを買ったとき、レコーディング風景のDVDがついていて見たのですが、CHEMISTRYは二人一緒にレコーディングして、その場でいろいろ歌い方を相談したり、パートを決めたりしていました。
サザンの今回のアルバムにも、全員で話し合いながらレコーディングしている風景が延々と続くDVDが付いています。
アーティストならそういうレコーディングが普通なんじゃないかと思います。
KinKi Kidsというのはほんとに不思議で、見る人によっては、とても仲が良いグループに見えるようですね。
また、T君の発言に何の異論もない方もいます。
そういう感じ方や考え方があることは十分わかっている上での私なりの考えなので、そのつもりでお読みいただいてご意見はご無用にお願いできればと思います。


2007/03/14(Wed)

【会報63】

日本ゴールドディスク大賞のサウンドトラック・アルバム・オブ・ザ・イヤー受賞、光ちゃん、おめでとうございます!!
堂本兄弟で占いの人が言われた「一つの栄誉を得ます」というのが、確かにこういう栄誉として実現したわけですね。
日本ゴールドディスク大賞の趣旨の『アーティストと音楽ファンを直接結び付けるレコードの売上数という客観的なデータをもとに・・・』という言葉にあるように、私たちファンもその受賞の一端を担ったわけですから、本当にうれしいことです。
音楽界の歴史に「堂本光一」という名前が残るとともに、「Endless SHOCK」の名前も残されたわけで、光ちゃんにはそういう意味でベストな受賞ではないでしょうか。
やはり石川直さんが「SHOCKという環境」でお書きになったように、「音楽、音響、衣装、大道具、映像、電飾、他、舞台監督も制作関係者もプロデューサーも全員が素晴らしい。」そして、「自分を見失わずにやり通し続ける事ができたから、今のその場、状況を与えられた」ということが、このサントラという作品、その受賞に繋がったと思います。

この石川さんの文章は「相手を尊重する気持ち。仲間の人間性を含めての能力を認める気持ちがみんなの中にあるからこそ続いているショーなんだと思う。」という言葉で締めくくられていますが、それと真逆なのが、数日前に届いた会報63のインタビューでのあの人の言葉ですね。
以前からこの人の発言に驚いたり呆れたりしたことは数々ありますが、今回は義憤にかられる思いでした。

「それで、仕事に臨んで、僕らがいろんな提案をすると、スタッフがアタフタするの。僕ら二人が、出来るって言っても、スタッフに“対応できない”と言われてしまう。」
「でも、スタッフにはわからない。で、わからないなら、そう言ってくれれば、時間も言葉もエネルギーも使って、いくらでも話しますからって言ってるのに、“わかりました”と言って、あとから“すみません、出来ませんでした”という・・・。
そういうことをされると、まず、その責任は全部僕たちが背負わなければならない。」
「この間も、初歩的なミスがあって。
それでもね、謝罪と理由の説明があって、態度で示してくれたら、僕は怒らなかったの。それを人づてに、ゴメンって言ってたよってだけだったから、それじゃ何も伝わらないじゃない。そんなの、人としてあり得ないと思って・・・。
うん、もうね、怒らないと動かないの。情けない話なんだけど。」

などと同じ仕事の仲間であるスタッフさんを口をきわめて非難していますが、元旦コンの経緯などを考えると、彼の言うことに正当性は感じられず、こうして公に非難されるスタッフさんたちがとてもお気の毒です。
たとえ本当にミスや仕事に対する不手際があったとしても、それはいわば身内のことであり、対外的には他の会社などでもそういうことは上に立つ人がかばったり、代わりに謝罪することであって、率先して暴露したり非難するべきことではないでしょう。
「その責任は全部僕たちが背負わなければならない」と言うならば、ファンに向かって「これは僕たちが悪いのです」と謝るのが、全部責任を負うということです。
コンサートで「むかついて仕方がなかった」「怒りを歌やダンスに ぶつけてしまい 怒りの混ざった音や世界を 投げてしまった」ことの方が、よっぽど「人としてあり得ない」ことじゃないでしょうか。
第一、「スタッフがアタフタするの」「でも、スタッフにはわからない」などと、なぜここまで上から目線で物を言うのでしょうか。
これではスタッフさんに全く能力がないかのようですが、光ちゃんが今までにスタッフさんについて語っているのを読むと、いつも非常に感謝していて決して非難することはないですよね。
そもそも「僕ら」だの「僕たち」と、あたかも二人の総意のような言い方もおかしいと思います。
先日の堂本兄弟で倖田來未さんの「スタッフちゃん」という言い方には、スタッフさんへの信頼感や仲の良さがうかがえて好感が持てましたが、いつまでもそれを笑っているのは倖田さんにもそのスタッフの方々にも失礼なのではないかと感じられました。
このときは会報を読む前でしたが、要するに自分がスタッフに対して尊大な気持ちを持っているからこその態度だったんですね。

「やっぱり、僕は、ファンの人たちにはちゃんとした自分でいたいから。ビジネスじゃなく、本当に気持ちで。それを・・・。そういう人は、KinKiのことを大事に考えていないんだよね。気が緩んでるってことだよ。」

1998年からKinKiコンを何十公演も見てきた私からすれば、コンサートで機嫌が悪いと下を向いたまま歌わない、踊らない、しゃべらない、逆にいくら止められても延々と一人しゃべりを続けるなどの態度を取ってきた人が「ちゃんとした自分」「KinKiのことを大事に考えている」とはとても思えません。
「KinKiの曲で好きなものはない」と言ったことも、レコーディングでAメロしか歌わず帰ってしまったこともありましたね。
「アレンジやミックスは光一のやることなんで」とも言っていました。
それを「なんか涙出るよ、熱い想いが・・・」と言うインタビュアーさんは、KinKiの実情を全く知らないのか、それとも皮肉っているのでしょうか。

「今、KinKiの土台はグラグラなの。違うと思うのは、各々がソロでやったことを引きずって、現場に持って来ようとすること。」

これも、本当にビックリする言葉です。
もしこれが事実だとしても、ファンに向かって、こんな内情を言ってしまっていいものでしょうか。
それに、まるで自分を棚に上げた言い方ですが、KinKiコンで顔にペイントしたり、変な帽子をかぶったり、MOLを歌うなどは「ソロでやったことを引きずって」いるように見えます。
土台とはスタッフのことを言っているのかもしれませんが、グラグラしているのは土台ではなく、上に乗っている本体の方ではないでしょうか。

「ここでは、他よりリアルな言葉を投げられるだろうしね。本当にKinKiの会報だから。KinKiにとってのファンで、ファンにとってのKinKiという会報でありたいよね。」

これこそファンとしては、とんでもないことです。
誰がファンクラブの会報で、スタッフを非難する言葉や、裏事情を知りたいと思うでしょうか。
ファンにとっての会報と言うのであれば、あくまでも楽しく夢のあるものであってほしいものです。
そもそも、こうしたインタビューをそのまま会報に載せる編集者あるいは事務所の意図はなんでしょうか。その見識を疑います。

「やっぱり、ファンの人が、これからもKinKiを続けて欲しいと思ってくれているだろうから。」

私は10年来のファンクラブ会員として敢えて言わせてもらいますが、こんなKinKiなら続けて欲しくはありません。
この会報を読んで、そう思う人もたくさんいるはずです。
十周年を区切りのめどに、新展開を望みたいところです。


2007/04/30(Mon)

【Mステ/KinKi新曲】

世の中はゴールデンウィークですが、私の仕事は週に2日不規則に休みがあるだけなので何も関係ありません〜(^^;
父は入院してるし、まだ具合の悪い母の通院には付き添わなくちゃいけないので、忙しさも相変わらずです。
と、少々機嫌が悪いのは(笑)、やっぱり先週はひどかったからです。

Mステブログを読んで、光ちゃんの話が聞けるのかと期待していたら、話すのはあちらで、それなら自分の話をすればいいのに、またしてもくだらない『光一の暴露話』。
Mステも事前に打ち合わせて、1時間も話を聞いておいて、選ばれたのがあの話題というのが理解に苦しみます。
口を開けば落としこみしかできないのか、オッサンというのはラジオでもしつこく言っていますが、「アルコールの匂い」だの、堂本兄弟の「趣味下半身」に至っては聞き捨てなりません。
ウソと悪意の感じられる言葉は本当に不愉快です。
私が、いつも不思議に思うのは、どうして誰も彼に注意をしないのか、好き放題やらせるより、礼儀や口の利き方を教えてあげる方が彼にとってはプラスになるのではないかということです。
ジャニーズは体育会系とよく言われますが、先輩たちも注意や指導ができるわけではないようですね。
中居くんのように、お茶目にあっさりと「ウソつくなよ!」とか「エフェクターって偉いの?」「エフェクターって言ってる自分がカッコイイみたいな」と言える先輩ばかりならいいけれど、それでも冗談っぽく言ってるのでは全く通じていないようです。

KinKiの新曲が初動20万枚を切りそうだということらしいのですが、私からすれば今まで20万以上売れていたというほうが不思議です。
タッキー&翼のように、ファンサービスに徹してファンと一緒に楽しく踊ってくれるわけでもなく、テゴマスのように笑顔でアイコンタクトを取りながら綺麗なハーモニーを聞かせてくれるわけでもなく、ルックスも歌い方もトークもばらばらで、デュオとしてどんな魅力があるのでしょうか。
新曲のPVで、花が咲くのではなく毒キノコが次々生まれて粘液まで垂らしているというアニメが、なんだか象徴的です(笑)
初動が20万切っても当然ではないかと思いますが、私はそうなって欲しいと願っています。
実は、去年の光ちゃんのファーストソロシングル発売のときも、初動枚数がKinKiを超えることが私の願いでした。
というのは、それが光一ファンはグループよりソロ活動を望んでいるという答えとなり、光ちゃんにグループの存続について考えてもらえるのではないかと思ったからです。
それはかないませんでしたが、今回、KinKiが光ちゃんの枚数を下回ったら、光ちゃんはそれについて何を考えるのでしょうか。
事務所的にも、10周年と言ってもテレビ出演も少なく記念ライブもなし、逆にあちらのソロはテレビ、ラジオ、雑誌の露出はもちろん、オリコンHPの各ランキングのページに広告バナーを大量に載せているのは、どういう意図なんでしょうか。
今の状況では、不公平、理不尽としか考えられませんが、グループが活動停止、または休止になるのなら、それはご勝手にということで構わないことなのですが。

そして、いよいよ5月になりますが、スシ王子の主題歌はまだでしょうか。
ぜひ光ちゃんソロ曲でというのは、光ちゃんファンの切なる願いだと思います。
mirrorコンDVDの発売も近づいてきたので、まずはそれが楽しみですが、そのときにはプロモーションで光ちゃん一人をたっぷり見たいものです♪


2007/06/20(Wed)

【ベストアルバム】

KinKiの10周年の方は、予想どおりベストアルバムの発売となりましたが、なんだか全てが間に合わせという感じですね。
ジャケットの紅白の幕のようなデザインも、はっきり言ってダサくて手抜きの感じ(笑)
だいだいCD業界では、一番コストがかからず儲けが出るのがベストアルバムで、困ったときのベストアルバム頼みという、そもそも発想が安易です。
音源は全部古いものをそのまま使うのだろうから、買わなくても自分でCDから編集すれば同じものができますね(笑)
それより、光ちゃん選曲の分と、自分好みの選曲でオリジナルなベストアルバムもできます(笑)
【KOICHI'S FAVORITE】は、私も好きな「Kissミス」と「Misty」「このまま手をつないで」が入っているのがうれしい。
でも、光ちゃんのお誕生日のために山下達郎さんが作ってくれたという、私が大好きな「Happy Happy Greeting」がないのが残念です。
それになぜ、光ちゃん作詞・作曲の「solitude」がないんでしょう?
自作曲を自分では選ばないのが光ちゃんらしいと言えば光ちゃんらしくて、あちらがしっかり自作曲を選んでいるのも彼らしいですけど。
それから不思議に感じるのが、「全部だきしめて」が入っていないことです。
二人が音楽をやるきっかけになったのがLOVE2での拓郎さんとの出会いで、拓郎さんはいわば二人の音楽の師。
LOVE2の主題歌でもあり、ミリオンセラーの曲でもあり、恩義のある方の曲でもあるのに、この記念すべきアルバムに選ばれていないのが不可解で、何か事情があるのかな〜、誰かが嫌がっているのかな〜、などと考えてしまいます。
それより、最大に不可解で驚きなのが、「Music of Life」が【YOUR FAVORITE】のところにちゃっかり入っていることです。
この曲は、リリースもされていないし、曲として評判が良かったわけでもない、そもそも私などはこの曲をKinKiの曲として認識していませんでした。
第一、元旦コンの失礼なステージ態度や、会報でのスタッフ批判、「KinKiの土台はグラグラ」発言の元となった、いわく因縁付きの曲です。
ファンでこの曲が好き、記念アルバムに入れて欲しいと思っている人は、果たしているのだろうかと疑問です。
彼のこの曲に対する尋常ではない思い入れを考えると、この曲を入れなかったら、またスタッフさんが批判されるということなのでしょうか。
誰が選んだにしろ、この曲を入れることは、ファンを喜ばせるよりファンの気持ちを逆撫ですることのように思えます。
KinKiの場合、いったいいつまで、こうしたファンをないがしろにしたもろもろの出来事が続くのでしょうか。
彼がエンドリのファンクラブを作りたいと発言していますが、以前からそのファンクラブは分けるべきと思っていた私にすれば大歓迎です。
そして、専用ライブハウスを建てて毎週ライブをやりたいとも言っていますが、それも大変結構。
もちろん、そのときはけじめをきちんとつけてからで、そのおかげで光ちゃんも毎週ライブをやってくれるなんてことになったら、こんなうれしいことはありません(笑)
今年、けじめをつければちょうど切りがよくていいんじゃないでしょうか。

主題歌もなかなか発表になりませんが、これも裏事情があるのでしょうか。
スシ王子の掲示板を読むと、中丸君は初ドラマ出演で、ファンの方はとても喜んでいらっしゃいますね。
そんなファンとしての気持ちもよくわかりますから、ソロが無理なら中丸君とのユニットでもいいかなとは思いますが、発表が待ち遠しいです。


2007/07/08(Sun)

【スシ王子主題歌は?】

きのうは七夕。
本物の天の川は曇って見えませんでしたが、その代わりにとほねぬき地蔵自前の天の川を作り、笹の葉に短冊も飾ってお願いをしたのに、それも束の間、「スシ王子!」主題歌はKinKi Kidsが新譜を提供というニュースがmsnのサイトで発表されていますね。
読んだ時、正直、胃が痛くなりました。
それは6日付けのニュースで、いまだ公式発表はないので、先走ってコメントを言うのは差し控えるべきとは思うのですが、誤報であることを願う気持ちであえて書きます。
「スシ王子!」は光ちゃんのデビュー15周年記念のドラマであるはず、その主題歌をグループの曲にするのは納得がいきません。
光一ファンからたくさんの要望も届いているはずなのに、やはりあの事務所はファンの希望や要望では動かないようですね。
アルバムの選曲しかり、イベントしかり、日曜日の午後6時半からのたった1回のドームコンなど(今日現在の時点での話で変わる可能性もありますが)、地方のファンの都合などおかまいなしです。
「お客の都合や気持ちに鈍感な商いを『武士の商法』という。売り手の都合が先に立ち、買い手の気持ちが目に入らないのは武士の商法だ」という文は、以前毎日新聞の余禄にあった文ですが、事務所、JEはまさにこれではないでしょうか。
また、ちょうどきのうイカリさんに話していたことですが、やはり以前に週刊文春のコラムに辛酸なめ子さんが「ジャニーズのイベントに行く度、ファンは人間扱いされていない印象を受ける」と書いていました。
その文章は「ないがしろにされても文句を言えないのは恋心という一番の弱点を握られているからなのだ」と続くのですが、私たちもまた恋する心の弱みで(笑)、こうした理不尽な事柄を我慢しなければいけないのでしょうか。

この10年KinKiの曲をずっと聞いてきましたが、2004年のAnniversaryからついに買うのをやめました。
そうならざるを得なかった原因は、先週の生堂本兄弟で全て象徴されているように思います。
ルックス、ハーモニー、歌い方、全てバラバラでしたね。
ハーモニーが合わないのは、技量もさることながら心が合わないのではないでしょうか。
あのとぐろ(?)にかんざしというヘアスタイルを、もし光ちゃんがしたとしたら百年の恋もいっぺんに冷めるでしょう(笑)
大物ゲストの時には媚びて、そうでない時にはドラムをたたく真似や足をブラブラさせているなどという態度を、もし光ちゃんがしたとしたら千年の恋も冷めると思います(笑)

光一ファンが待ち望んだ光ちゃんのドラマ、その主題歌があんな風に歌われるとしたら、なんだか汚されるような気がします。
歌番組に出ても、光ちゃんのドラマについての話などをたっぷり聞けるということもなくなってしまいます。
光ちゃんのソロワークは全てソロで完結してほしい。
10周年記念の新曲はまた別に出せばいいことではないでしょうか。
この期に及んで無意味なことかもしれませんが、やはりドラマ主題歌は光ちゃんソロでと切実に願っています。


2007/07/15(Sun)

【オーラの泉】

きのうは「オーラの泉」「ぷれミーヤ!」「スシ王子全部見せますスペシャル」と3つの番組で光ちゃんが見られて、うれしかったです〜♪
「ぷれミーヤ!」「スシ王子全部見せます」のどちらも光ちゃんと中丸君が出てきましたが、なにか2人がいい感じでした。
中丸君の光ちゃんに対するスタンスが程よいというか自然で、光ちゃんもいつもの後輩に対する時の構えた感じがなくて素の光ちゃんっぽく見えました。
くったくのない笑顔で楽しげで、見ていて和みました。
「スシ王子全部見せます」では、細切れのシーンがわずかに見られただけですが、そんな少しでも「はははは」と普通に笑ってしまいました。
かなり面白いものになりそう〜、期待がふくらみます。
そして、一番気になる主題歌が流れるかと待ち構えていましたが、これは全く流れず。
すでにポスターにはKinKi Kidsで曲名も印刷されているとの噂があるのに、それでも公式発表がないのは、元旦コンサプライズ企画の2番煎じでもやろうっていうわけではないでしょうね。
22日のドームコンで、「ここに来たお客さんにだけ特別のプレゼントで教えるよ。ネットにも書かないで秘密にしていて」なんて言うのかも(笑)
もしそんな姑息なことをやったとしても、私は行かないので関係ありませんが。

そして、オーラの泉。
やはり私は前世云々とかオーラとかは信じませんが、カウンセリングとして聞けば納得もできるし、なかなか興味深かったです。
普段聞けない光ちゃんの自分語りが聞けたのも良かったし、光ちゃんの言ってることはなんとなくわかる気がしました。
「掃除や片付けは嫌い、だけどやらなきゃ気がすまないからやる」
「仕事の面でもこれはどうなんだろうと思うことがあっても、これはやるべきことなんだと自分で尻をたたいてやることも多々ある」
というのはM体質だということじゃないかしら(笑)
「全部見せます」の格闘シーンで本当に蹴られて、「本当に当たったほうがいい」という光ちゃんに中丸君が「M?」と聞いていたのが偶然とは思えません(笑)
江原さんも自虐的とおっしゃっていましたね。
江原さんの言う「Tさんに対して寛大でいられる」のは当然過ぎて、光ちゃんが寛大だからこそKinKiは10年も持ったのだ、光ちゃん以外の人だったらとっくに解散してると思います。
拓郎さんが光ちゃんを菩薩と言ったことも、今となってはよくわかります。
それもM体質のなせるわざ?(笑)

江原さんの「まるで正反対でしょ。だから持ちつ持たれつになっている」という言葉はどうなんでしょう。
かつては持ちつ持たれつのときもあったでしょうけれど、私から見る限り2000年頃からは光ちゃん一人の"持ちつ持ちつ”になっているとしか思えません。
光ちゃんの言った「お互い反面教師となるというか それが仕事につながってくる」も、光ちゃんにとっては明らかに反面教師なんでしょうが、光ちゃんがあの人の反面教師になるとはとても思えません。
第一それでは、お互い本当に必要として向上していける仲間ではないということですよね。
たとえばSMAPや嵐は、それぞれが切磋琢磨してお互いを高めあってるように見えますが、相手のダメなところを反面教師とするのでは現状維持が精一杯で、グループとして進歩・向上はしないでしょう。
美輪さんがおっしゃった「満足しちゃった人は天狗になる 手がつけられない 周りが迷惑 裸の王様と笑いものになる」という言葉は、まさにあの彼のことを言ってるように思えたのは気のせいでしょうか(笑)

「2年ほど前には迷いがあった」というのは、2005年に、「オレは、あれもやりてぇ、これもやりてぇて思うけど、周囲からは『今のあなたの立場でそれをやるのはどうかな』って言われる」「自分を壊して、改造してくれる人に出会いたい」と言っていた頃のことではないでしょうか。
そして、「今は迷いから抜けた」のなら、それは去年のmirrorコンがきっかけではないかと思うのですが、そうだったらうれしいです。
美輪さんの「いろんな意味で自信ができてきた。ひとつひとつのことに確信をもってきたでしょ」という言葉に、光ちゃんはその通りですと答えていましたが、それがソロシングル、ソロアルバム、ソロコンで確信を持ち、今こうして自信をもってドラマ・映画に取り組んでいると考えるのは、ファンとしての願望でしょうか。
ぜひ、そうであってほしいものです。

であれば、「自分を表現できる場所」であり「一番水を得た魚となる場所」「自分の主体性で生きていられる場所」である舞台・ステージに専念できるよう(要するにソロワークに専念できるよう)、これ以上自分に対してウソツキにならないようにしてほしいと思います。
今の状況では、ソロをするには向こうとのバランス、グループとの兼ね合いなど、障害が多すぎます。
光ちゃんが本当の自分を全うするには、どうすることがベストなのでしょうか。

美輪さんが、踊りの名手・尾上菊五郎さんになぞらえて素晴らしいオーラの言葉をくださいましたね。
「自分に満足した人は天狗になる
自分に満足できないから向上心が生まれる
まだ足りぬ 踊り踊りてあの世まで」
そう、光ちゃんには『踊り踊りてあの世まで』となってほしいです。


2007/07/17(Tue)

【巧言令色鮮し仁】

光ちゃんソロ出演の番組を立て続けに見られて大満足したあと、グループの番組を見ると、なぜこうも楽しくないんでしょうか。
堂本兄弟の光ちゃんは相変わらず自虐趣味と偽悪家ぶりを発揮していましたが、一人ならばあそこまでやる必要はないかもしれません。
雑誌で光ちゃんが言っているように「人を落とさず自分を落とすこと」が笑いをとるセオリーですが、「人を落として自分を落とさず」の人がいるために、光ちゃんが自分をあそこまで落とさざるを得ないのかなと思います。
本当にもうあの番組を降りてもいいかも。
そして、高見沢さんと二人で「音楽王子!」なんて番組をやったらどうでしょう(笑)
「音楽を心から愛する元祖王子と本家王子の天然対決! 抱腹絶倒トークと、ハイクオリティな音楽をお届けします」と番組キャッチコピーまで考えてしまいました(笑)
想像するだけで楽しくなっちゃうんですけど、実際は現実逃避するわけにはいきません。

樹下さんが書いてくださった、光ちゃんファン!指南書にあるように、最近“小人閑居して不善をなす”ごとき振る舞いが目に余るようになってきました。
(きっと閑居してるんでしょうね(笑))
「あ〜〜〜〜(目線を上げて)〜そ。」と背を向け、二度小声でつぶやきたいところですが、修行の足りない私にはなかなか難しいことです(笑)
たとえば、オリスタ、ソングス、TV誌、アイドル誌での発言。
今までと180度違った優等生発言と言うか、光ちゃんとファンへのリップサービスのオンパレードですが、これこそ“巧言令色鮮し仁”(笑)
どんなに「ファンに愛を伝えたい」と言っても、腹立ち紛れにステージを放棄したり、スタッフ批判を公言してはばからないような人からは愛は感じられません。
また、「光一は何でも仕切りたがり。ジャニーズぽいというかアイドルとしてショーアップされた感じが大好き。あいつは音楽に興味がなくて」と言った人がなぜぬけぬけと「光一というアーティストをリスペクトしながらここまでやってきた」などと言えるのか、あのときの発言が許せない以上に許せない気がします。
「ボクは(光一に)尊敬していることとか感謝の気持ちを結構口に出しているほうやと思う」には「えっ?いつ、どこで? 落とし込みしか聞いたことがない」と言いたくなりますし、「キンキの曲は“いい歌ばっかりだな”と心から思える」も、「キンキの曲で好きな曲はない」「僕の中ではキンキは音楽というものよりアイドルを前面にだしてるものであり数ミリ後ろに音楽があり、ソロは音楽を前面に出してる」と言っていたのに?と驚くばかりです。
過去の発言はどれも活字として残っていて、最近の大臣の失言のように取り消しも謝罪も辞任もしていないのですから(笑)、発言自体も消えることはありません。

「光一が作曲をして、僕が作詞をするっていうやり方が好き」も、MOLのときとは違いますね。
この曲に関しては、光ちゃんと彼の言っていることが全然違っていて、そこに二人の食い違いがあらわになっているように感じます。
光ちゃんはソングスで、詞を「1番は甘ったれの言葉。2番は、その甘ったれに向けた言葉。甘ったれた人間よ、目を覚ませと。」と解説しているのですが、確か1番は彼がデモテープにすでに吹き込んだ詞を使ったもの。
そして、彼の方は会報61で、「僕のイメージとしては、最初、勇者が、今戦わなくてどうするんだって声をあげたわけ。みんなに戦おうというんだけど、みんなはそんなこと出来ない、と戸惑う。で、勇者が認められて、みんなが一緒に戦おうっていうことになるの。で、最後、何かをやって、何かを変えたとしても、勇者って結局ひとりなんだと思うの。」(勇者=自分のつもり?)と語っています。
二人の間にいかに意思の疎通がないか、価値観の相違があるかの象徴のようです。
そして、彼が「これから沢山合作したい」と言っているのは、とんでもないことです。絶対やめていただきたい。
光ちゃんには光ちゃんの描く世界と美意識があり、だからこそ光ちゃんの曲には白井さんや久保田さんの詞がはまるのでしょう。
その美しい世界には足を踏み入れないで欲しいですね。
彼はつい先日終わったばかりのラジオでは、「専用のライブハウスを建てて、毎週ソロライブをやりたい」とファンに要望を出すよう求めているような発言もあります。
本心ではソロよりキンキが大事とは思えませんので、彼は彼なりに自分の世界を追求されたらいいのではないでしょうか。

ともかく、来年の映画「スシ王子!銀幕版」では光ちゃんのソロ曲が主題歌になるのが当然だと思って期待しています!
映画の予告を見るのが楽しみです〜♪


2007/07/21(Sat)

【KinKi10周年に思うこと】

きのうは、Mステ、僕らの音楽と見ましたが、10年目のKinKiがこんな有様になってしまうなんて、10年前には予想できませんでしたね(^^;
「愛のかたまり」はSHOCKやハーフコンで華麗に踊っていた光ちゃんの姿が目に焼き付いていますので、曲を聞いた途端、どうしても踊る光ちゃんが目に浮かんで、あんな風に踊らず歌っているのが何とも違和感がありました。
踊らなくても、歌が上手くて聞かせるようならそれでもいいのですが、二人ともそれほど上手いわけではないですから(^^;
流れるような綺麗なメロディはダンサブルで、曲想から言っても奇妙な帽子をかぶって棒立ちで歌っているのが全く似合わないように感じられます。
前奏、間奏、後奏で光ちゃんがいかにも踊りだしそうに体でリズムを取っているのがなんだか気の毒に見えました。
3年ほど前に「ミュージシャンは踊らへんから」と言ったT君に合わせた結果がこういうKinKiなら、いくらそれが光ちゃんのフレキシブルで寛大なところだとしても、それでは、自分にもファンにもウソをついてることにならないでしょうか。
と言っても、私は今のKinKiに踊ることは求めていません。
踊ったとしても少年倶楽部の「硝子の少年」のように息切れしているのではみっともないだけですから。

「僕らの音楽」では、拓郎さんとお話ができて光ちゃん、ほんとにうれしそうでしたね。
カマボコ目になって蕩けるような笑顔。
去年、光ちゃんがソロデビューしたとき、プロモーションとして「僕らの音楽」に出演して、拓郎さんが対談相手だったらいいなと思い、番組にリクエストも出しました。
それがかなわなかったのが、本当に残念です。
光ちゃんと拓郎さんだけだったら、もっと本音の話が聞けたかもしれません。
また、なんだか一方的なKinKi話がありましたね。
自分たちを夫婦となぞらえていましたが、以前ラジオで言っていたのは、「光一は横暴な旦那。自分は手にアカギレ作ってお皿洗っている嫁」でした。
夫婦と言えば仲が良いたとえと思っているのかもしれませんが、今や離婚は3分に1組、カップルの4割が離婚している世の中ですよ(笑)
離婚しない家庭内離婚もあります。
とにかく、28才にもなって夫婦だのボーイズラブだの気持ち悪いだけです。
それが“萌え”のファンばかりじゃないこと、愛かたが1位なのは予想通りと言っていますが、それはオンリーファンがCDを買わず投票しなかったからかもしれない、という認識だけでも持てないでしょうか。

きのう更新されたShow must go onの中で光ちゃんは、
「自分には仕事が全てなので、・・・皆さんには、いいなって思ってもらえる作品を妥協なく届ける事が自分にとっての恩返しだと思ってます。」
と言っていますが、最近のKinKiのコンサートやCDは、本当に光ちゃんが妥協せずやった仕事なのかと、疑問に感じています。
それは、ソロコン、ソロCDとのクオリティの差があるし、光ちゃんがT君の好みに合わせて譲歩しているように思えるからです。
22日のイベントは、「コンサートとは呼びたくない」、歌とトークで構成するということですので、いやぁ行かなくて良かった!トークを聞かなくてすんだ!と(申し込んでいませんが)ホッとしました(笑)
そう言えば、ソングスでT君がイベントについて聞かれて、
「たった1日だし、東京でしかやらないし、スタッフからは“やらないという選択もある”と言われた」
と答えているのですが、これは例の土台がグラグラのスタッフさんなのかどうか、言っていることはスタッフさんの方がファンの気持ちに関してまともな感覚を持っているのではないかと思います。
その上、10周年でかつてのKinKiの復活というようなコンサートならともかく、長いお説教や『光一イジリのグダグダ地獄』みたいなトークだったら、“やらない選択”の方が正しいでしょう。

また
「時にはうまく伝わらなかったりして皆さんに心配かけたり失礼にあたる事もあったりすると思いますがどうかこれからもこんな僕らの事を見守ってください。」
と言うのは、なんだか光ちゃんらしくない言葉に思えました。
「心配かけたり失礼にあたる事」と言うと、すぐに元旦コンのラストでT君がステージを放棄したことを思い浮かべてしまいますが、もしそれならまたそのフォローをしているということなんでしょうか。
そうでないにしろ、「失礼なことをしても自分たちを(許して)見守ってくれ」という言葉だけでもプロとしては失礼だと思いますが・・・
さっそく、きのうのMステで不機嫌そうな顔つきで腕組みしているのも、視聴者・共演者に対して失礼な態度ですが、あれも見守れと?(笑)
光ちゃんだって、更新しないお詫びの言葉を言わずに、「スタッフにも何度も『そろそろ…』と言われておりました。」と書いてしまうのも失礼かもしれません(笑)

棒立ちの「愛のかたまり」の口直しをしたくて、すぐあとにmirrorのDVDを見ました。
光ちゃんが踊って踊って踊りまくる! ほんとにカッコイイ!!素敵です!
1曲1曲が、全く異なった世界を見せてくれる。いわば光一ワールドアドベンチャー♪
なんと生き生きと、力と喜びにあふれていて、まさにオーラが輝いています。
ここにこそ、本当の光ちゃんが存在しているように見えます。
そして「楽しい〜ねえ〜!」の言葉と、「こういうものの積み重ねで、また集大成ができることを自分も願っています。そのためには、みなさんの応援が必要ですから、これからもついてきてほしいなと思っております」と言い、最後に自分の胸を小さなガッツポーズでとんとんとしながらはけて行った様子。
やっぱり、光ちゃんにはまたこういうことをやってほしいし、やらせてあげたいと思いました。
光ちゃんの言うとおり、ずっとついて行くつもりですが、ただし私の場合はソロの光ちゃんに限ります。
もしそれが光ちゃんの意にそぐわないとしても、私は信者ではなくファンなので自分の好みとポリシーで選択します。
1992年からのお仕事年表を見ているとよくわかるのですが、最初はまず光ちゃんが先行してソロで映画・ドラマと大きな仕事をしています。
そして今15年目で、ドラマ・映画のソロの仕事につながっています。
SHOCKという光ちゃんのライフワークともいうべき大きな仕事もあります。(来年の発表がまだですが、早くしてほしいですね。)
KinKiというのは、あくまでデビュー以来15年の中の仕事の一つなのですから、それよりも本来の堂本光一を全うすべきではないでしょうか。


2007/07/25(Wed)

【スシ王子主題歌/KinKiの変遷】

とうとう主題歌が公表されましたね。
と言っても24日に行われた制作発表会見でも主題歌については発表されずに、ワイドショーの中で曲が流れて、スシ王子公式サイトの音楽のページが更新されただけですからほんとに不可解な話です。
9時40分台のWSでは結構長く流れていましたが、相変わらずあちらの声ばかりが耳につきました(^^;

ポスターに主題歌が印刷されているという情報が流れてから、テレ朝、JEに問い合わせたメル友さんがいますが、どちらも「決まっていません」の一点張りだったそうです。
明らかにウソだったわけですが、そこまでするとはいったい何のための緘口令?
もし主題歌が光ちゃんソロで、KinKi10周年なのにソロ曲を出すのはマズイから、なかなか公表しなかったというのなら理解できる話ですが、逆のケースでなぜ発表できない?
つい憶測してしまいますが、考えられるのはKinKiのアルバムの売上げを伸ばすためということでしょうか。
前回のシングル「BRAND NEW SONG」が初動20万割れしたことから、事務所側もその原因をいろいろと考えたはず。
去年の光ちゃんのソロアルバム発売のときにどういうわけだかアンケートがありましたが、その結果、光一ファンはKinKiのCDを買わない人が多いことが分かったとか?
もしKinKiのアルバム発売前にスシ王子主題歌がKinKiだと分かったら、光ちゃんソロでと希望している光一ファンは怒ってアルバムを買わないかもしれない。
だから、初動の数字が出るアルバム発売週が過ぎるまでは発表できなかった。
まあこれは憶測に過ぎませんし、いずれにせよ、私を含めて私のまわりでアルバムを買った人はいませんけれど(笑)

そしてもう一つ考えられることは、次の新曲を光ちゃんのドラマの主題歌とすることで、光一ファンの買い控えを阻止できるということです。
KinKiの曲は買わないという光一ファンでも、光ちゃんのドラマの主題歌なら喜んで、あるいはやむなく買うだろう、ということではないでしょうか。
これもまた、堂本光一のファンであってもKinKi Kidsのファンではない私などは買うことはありませんが。
それに、CDの売上げが光ちゃんのソロ>KinKiとなることが、光ちゃんのソロ人気の証しとなると思っていますので。

先日の堂本兄弟は10年間のKinKi曲の総集編でしたが、あれを見るとこの10年のKinKiの変遷が一目瞭然でした。
「硝子の少年」で100万枚を売り上げてのデビューだったKinKiですが、2001年の「Hey!みんな元気かい」で初めて初動30万枚を割りました。
映像を見ると、6年前のあの曲からT君のルックスが変わってきて、踊らなくなったのもこの曲からでした。
その後、「カナシミブルー」と「ビロードの闇」で踊りましたが、それ以外は踊らないKinKiとなったことは、どなたもご存知の通りです。
最初の頃の二人は、ルックスは爽やかで歌も素直な伸びやかな歌い方で、その上切れのあるダンスをバリバリ踊っていたのですから、あれだけの人気が出て当然だったでしょう。
もし今のようにお供え餅のようなヘアスタイル、変わった服装、クセのある歌い方や声の出し方をして、踊らずに「硝子の少年」を歌っていたとしたら絶対人気は出なかったと思います。
あの当時の仲良しの二人組という印象も、今は全くありません。
その変遷の結果が、徐々にファン離れを起こし、「BRAND NEW SONG」の20万割れということになったのではないでしょうか。

KinKi曲のアンケート集計発表もありましたが、あれとほねぬき地蔵で2003年4月に行った「あなたが好きなKinKiシングル曲」というアンケート結果を見比べると、KinKiファンの変遷の一端がわかるようです。

1位 solitude
2位 雨のMelody
3位 愛のかたまり
4位 情熱
5位 青の時代
6位 もう君以外愛せない
7位 ボクの背中には羽根がある
8位 Happy Happy Greeting
9位 カナシミブルー
10位 フラワー
11位 愛されるより愛したい
12位 永遠のBLOODS

以上がほねぬきのアンケート結果です。
これは「硝子の少年」から「永遠のBLOODS」までのシングル曲に限っていますので、今回の39曲から「永遠のBLOODS」以降の曲とアルバム曲を抜いたものが次のようになります。

1位 愛のかたまり
6位 ボクの背中には羽根がある
7位 硝子の少年
8位 雨のMelody
11位 solitude
14位 to Heart
20位 フラワー
21位 もう君以外愛せない
23位 カナシミブルー
26位 情熱
30位 青の時代
35位 永遠のBLOODS

やはりデビュー当時の古いファンが減っている、また光一ファンはアンケートに参加した人が少ないということが見て取れるのではないでしょうか。
今回の10周年では、そうしたことを全部見ないふりをして、KinKi、ファン、マスメディアあげての壮大なKinKi人気の演出がされたかのようです。


2007/08/08(Wed)

【KinKi新曲・会報65】

KinKiの新曲は徳永英明さん提供の楽曲、スシ王子の主題歌はそのカップリング曲という発表は、選挙で惨敗しながら辞めずに頑張る安倍さんぐらい「ありえな〜い!」話ですが、私は「ありえる!あの事務所なら」と思いました。
主題歌がKinKiの曲と決まっていながら、発表されたのはドラマ制作発表の翌日の25日(と言っても、単に公式HPに書き込まれただけ)。
それからまた2週間近く経っての発売の告知ですから、それだけひた隠しにする理由、延ばしに延ばす理由は必ずあったはず。
結局、光ちゃんのソロ阻止ということだったのでしょう。
阻止と言っても、もちろん光ちゃんがやる気があったのに阻止したとか、されてるとかという意味ではありません。
光ちゃん自身にソロを出すつもりがあったのかどうかは、私たちには全くわかりませんから。
ファンにとって光ちゃんソロが阻止されたということです。
KinKiの新曲はA面・カップリング共にスシ王子とは関係ない曲で、どうぞご自由に。
けれども、スシ王子はどんなに遅い発売になったとしても光ちゃんソロ曲だったらどんなによかったことでしょう。
あるいは、「トリオ・ザ・シャキーン」や「修二と彰」のように中丸くんとのユニットで、ふたりが踊りながら歌っても楽しかったでしょうね。
光ちゃんソロ曲>KinKi曲となることを恐れての、ソロ封印かなどとおもいきり勘繰ってしまいます。
ただし、これでほとんどの光ちゃんファンはこの新曲を買わなくなるでしょうから、この結果がどうなるのでしょうか。

最近のT君はありとあらゆるところで「ふたりで曲を合作しよう」と言い続けていますが、これも実現すれば完全に光ちゃんのソロは阻止されることになります。
きのう来た会報65でも、「・・・ふたりで曲を作りたいって言い出したのはボクだし。」と言い、「光一は苦笑いしながらも、“オレ、そんなガンガン書けへんがな”って」要するに賛同していないのにもかかわらず、「そこは、誰かがお尻たたいて、やろうよって言うしかない。」と言い切っています。
「お尻たたいて」などと、まるで「こいつダメだから」というような上から目線の失礼きわまりない発言。
おまけにそこまでしたい理由が「ボクはその形が好きだからやりたいんだけど」と、完全に自己中な自己主張です。
光ちゃんが、あるいはファンが、「その形が好き」かどうかは一切おかまいなし。
第一、「あいつは音楽に興味がなくて」と言っていた人が、自分と光ちゃんとの音楽性の違いに関係なく合作するのが好きになるのでしょうか。
「ボクがどれだけKinKiに対して、ああしたい、こうしたいと言っているか。でも十個ぐらい出しても、ノーという答えさえ返ってこないことだっていっぱいあるんだよ。」もそうです。
T君の「ああしたい、こうしたい」は、果たして光ちゃんのしたいことなのか、ファンのしてほしいことなのか、スタッフが客観的に見てやるべき価値のあることなのか、そこを全く考慮せず、「通らない、なんだろう・・・、みんなKinKi Kidsに対して愛情なくなっちゃってるんじゃないか?って。」と、スタッフ(光ちゃんも含まれてるのかどうか?)批判となり、「そんなふうに思うの当たり前じゃん」とまず自分を正当化しています。
要するに、彼のアタマの中では、自分の思い描くKinKiが絶対的に正しくて、自分の意見が通らないのは意見が悪いのではなくて、通してくれないスタッフが悪い=KinKiに愛情がない、ということのようです。
会報や雑誌の発言だけ見ていると、まるでKinKiにだけ情熱をそそいでKinKiだけを大切にしているかのようですが、7月1日まで放送していたEEのラジオでは、EEの活動についても同じような愚痴やスタッフ批判を言っています。

ところが、ここ数年のKinKiの状況や流れを見ていると、KinKiがどんどんT君仕様になっているのがわかります。
KinKiがシングル曲で踊らなくなったのは2002年からです。(間に1回、「ビロードの闇」で踊っているのみ)
2002−2003年のFコンはT君がはじめて構成に参加したコンサートでした。
それについては、T君自身が2004年のソロコンパンフでこう言っています。
「それまでのコンサートで最低限しか口を出さなかったのも、別にどうでもいいと思ってたわけやなく、光一がコンサートを作りたいんやろと思ったから。だからFコンを作るとき、光一がSHOCKでいっぱいいっぱいで、『もうオレ、アカン、T、コンサートのほう頼むわ』と言った瞬間、『じゃあ、オレが考えるわ、その代わり、お前が思ってるKinKi Kidsにならへんと思うけどな』って言って引き受けたわけ。」
2003年に発売されたFコンのDVDに収録されているインタビューでは、T君は「ウソなく、今の自分はこうなんだ、こういうのが好きなんだと見せて行きたい」「皆さんにも(KinKiの)イメージがあると思うけど、イメージを守るためのウソならつきたくない」と言っており、2004年には「光一は何でも仕切りたがり。ジャニーズぽいというかアイドルとしてショーアップされた感じが大好き。」「普通のミュージシャンは踊らへんから」と言い、04−05年のアニバコンからバンドが入り、かつての「幻想的な異次元の世界」と賞賛された華やかなキンキコンとは変わってしまいました。
これがまさに、『お前(光一)が思ってるKinKi Kidsにならへん』の過程です。
先月行われた「39」のイベントでは、3時間で歌はダンスなしで10曲、あとはトークでしたが、EEのお台場ライブも3時間で13曲ぐらいだったとのこと。
ついに、KinKiはEE化したのかと思いました。
このイベントはもともとは「コンサート」と称されていたのに、光ちゃんがSMGOでわざわざ「自分はコンサートとは呼びたくありません」と書いてきたのは光ちゃんのプライドとこだわりだったのかもしれません。

実は私は2002年のT君の初ソロコンを観に行っています。
そのとき書いたのが次の日記です。

***********************************************************************
2002/08/13
(略)
それしても、このTくんのライブと、光ちゃんのSHOCKとの違い。
まさしく、ジャニーズの最左翼と最右翼だと実感できました。
私が気がかりなのは、この両極端の二人が今後、KinKi Kidsとして、特にコンサートをどのような形でやっていくのだろうということです。
Tくんが、ソロはソロ、KinKiはKinKiと割り切ってやるのか。
KinKiコンを今までとは違ったものにするのか。(たとえば、Tくんは歌だけ、光ちゃんは今までどおり歌いながら踊るのか。または、Tくん好みのコンにするのか。)
あるいは、KinKiとしてのコンサートはやらないのか。
Tくんが、今日のMCで言った言葉を聞くと、今までのような大観衆を前にしての、ショーのような歌い踊るコンサートは、やりたくない、というように受け取れます。
「10年キンキキッズとしてやってきたけど、まだ人前が苦手です。このライブももっと小さなところでやりたかった」
「キンキコンのように、ジュニアがいっぱい出てきて踊って、そこへポップアップで出されるのがイヤなんですよ」
「お母さんが、『あんたは今まではずっと、コンサートをやるのを怖い、不安だ・・・と言ってきて、それが痛々しくてかわいそうだったけど、今回のライブは今までで一番感動した』と泣いたんですよ」
そんなことを言うTくんが、ソロとKinKiを割り切ってやれるとは考えにくいし、辛い仕事としてやっているコンサートが果たして、見ている方にとっても楽しいものかどうか・・・
(略)
きのうは、光ちゃんが観にきたということだけど、このライブをどのような気持ちで観たのでしょう。
そして、これからのKinKiをどうするべきか、考えたかしら。
Tは自分のやりたいことをやったから、これでいい、KinKiはKinKiだ・・・みたいに、意外と何も思わずに、お気楽に受け止めたかもしれないけど(笑)

***********************************************************************

なんと、これから5年後の現在、KinKiはすっかり「Tくん好みのコン」になってしまったわけです。
もちろんこれは、光ちゃん自身がフレキシブルに(笑)、T君によるKinKiの変革を受け入れてきた結果でしょう。
ですが、そこにファンの本当の気持ちを尊重する心があるのでしょうか。
光ちゃんファンとしては「ふたりで合作」というは絶対にやめてほしいのですが、この流れではT君主導のまま光ちゃんのソロが封印されることになりかねません。
上の日記にも書いたように、光ちゃんは意外と深い考えはなく、光ちゃんファンがどんなにソロを願っているか理解できていないのかもしれません。
けれども、光ちゃんがソロでテレビに出演しているときの伸び伸びした雰囲気や、ソロコンでのはじけっぷり、心底楽しそうな笑顔は、KinKiとしては見られないものです。
だからこそ、光ちゃんがソロで仕事をすることをファンは望むのですが。

週刊文春の「記者が見たKinKi Kidsの不仲現場」という記事は、私も読みました。
「お互いにソロ活動を切望している。光一は舞台やF1の仕事をしているときが生き生きしている。一方、Tはソロプロジェクト『エンドリケリー』に自己陶酔している。」という文には納得です。
光ちゃんに関しては「ソロ活動を切望している」のが事実であってほしいと思い、T君に関してはやっぱり外部の人が見てもそう見えるのかと思いました。
そして、ギネス会見や堂本兄弟でも「二人が会話を交わすことはなく、笑顔もなし」ということですが、これは収録に行ったことのある人なら(私も行きましたが)周知の事実でしょう。
「何を今さら」というような記事ですが、他にも内外タイムスの記事(解散説浮上)と言い、この10周年の時期に、またT君が仲良しアピールをしまくっているにも関わらず、こうした報道がされるというところに何か象徴的なものを感じます。
「“不機嫌なツーショット”を見せ続けられるファンも複雑?」には、全くの同意です。


2007/08/09(Thu)

【KinKi Kids 私的総括】

連日ワイドショーでは朝青龍問題が取り上げられています。
朝青龍関の態度が悪い、横綱としての品格にかける、ということはずっと言われてきたことです。
本人に問題があるのはもちろんですが、それ以上に問題なのはきちんと指導してこなかった親方や相撲協会ではないでしょうか。
強ければいい、一人横綱だからと、これまで黙認し甘やかしてきたツケがついに回ってきたとしか思えません。
会報で力士のような写真を見たからというわけではありませんが(笑)、なんだか似たような話だなぁとつい思ってしまいます。
前回の日記の続きになりますが、T君の変遷と共にKinKiの変遷があるという現状は、彼の周囲や上層部が黙認し甘やかしてきた結果なのではないでしょうか。

今年はKinKi10周年ということで、私も10年間KinKiファンクラブ会員である者として、私なりにKinKi Kidsを総括したいと思います。

97年にデビューしたKinKi Kidsは、99年までの3年間にリリースした曲のうち4曲(硝子の少年・愛されるより愛したい・全部抱きしめて・フラワー)が100万枚越えで、名実共にトップアイドルでした。
私はコンサートは98年から見ていますが、もちろん華やかに歌って踊る楽しいコンサートで、98−99の東京ドーム3daysなどは今思い出しても、豪華絢爛、夢の世界のようなエンタテイメントショーでした。

KinKiが様変わりしてきた最初のきっかけが2000年夏コンです。
このときは全国12ヶ所をめぐるツアーでしたが、私は6ヶ所10数公演を観に行きました。
ところが、私の観た3分の2はT君の“機嫌が悪い”コンサートでした。
“機嫌が悪い”と彼は前髪を下ろして顔を隠し、MCではほとんどしゃべらず、踊りも途中で踊るのをやめたり、花道の先端に来て歌うべきところを突然観客に背中を向けてうつむいてしまって歌わなかったりなどということがありました。
光ちゃんが孤軍奮闘、MCでも歌でも盛り上げようと必死でした。
そういう状態は、1日2公演で、昼はダメだったのにゲストが来ていた夜は機嫌良かったとか、予測がつかないのです。
ツアーの後半では、オープニングで二人がステージの左右にポップアップで出てきたとき、まず光ちゃんも観客もT君の顔を見るということになってしまって、T君の前髪が下りていると光ちゃんの顔がさっと暗くなるのがありありとわかり、それが本当に悲しく胸が痛くなったものです。
私は、このときのテーマソングだった「夏の王様」を聞くと、今でも嫌な切ない気持ちになるというトラウマがあるくらいです。

この夏コンがこういう体たらくだったせいか、その翌年2001年の夏コンは突如、フィルムコンサートというものになってしまいました。
コンサートと言いながら、歌も歌わず、映像を見ながらトークするのみ。
全国11ヶ所(8日間)であったのですが、最終の横アリ以外はどちらか一人だけの出演で、それも当日会場に入るまで、光ちゃんが来ているのかT君なのかわからないという前代未聞のファン無視のコンサートでした。
この流れを、私は2000年はKinKiの夏コンをやりたくないというT君のアピールであり、それを受けてのフィルムコンと解釈しています。
たった8日間の公演を二人そろってやらないこと、また、この年からどんなもんヤを二人が別々にやるようになったことから見ても、KinKiの仲良し幻想はここで終わっていると私は思っています。
また、拓郎さんも知らなかったLOVE2の突然の打ち切りと、堂本兄弟の開始もこの2001年です。

おそらくこうした一連の出来事で、ファンがある程度離れたのと、選曲が過去のKinKiとは異色のものだったせいか、この年の秋にリリースされた「Hey!みんな元気かい」でついに初動30万枚を割りこみました。
ちなみにカップリングは「愛のかたまり」ですから、ここで残ったのはコアなファンで、今年20万を切った段階でコアなファンからも脱落組が出たと推測できるかもしれません。

2002年2月の会報34で、T君は「今まで求められた自分をやりすぎたから、もっと“自分がなりたい自分、やりたい自分、納得いく自分”になれるようにしたい。」「オレはオレって、頑張って自分勝手になるって感じ?自分がどこまでできるとか、とことん戦って傷ついたほうがいいやん。だから、なんか、今、反抗期かなと思うんやけど(笑)」と語っていますが、その結果でしょうか。
この年に、光ちゃんも直前まで知らなかったというソロデビューと初ソロライブを果たしています。
T君のソロライブが8月だったため、当然KinKiの夏コンはなく、冬コンは前回の日記に書いたとおりT君が構成に参加したFコンで、ここからKinKiコンも変わってきたのです。

ところが2003年は、前の年にソロをやったからその代わりとでもいうのか、5月〜6月にFコンの追加コンがありました。
これがまた、2000年夏コンの再現のような、T君が“不機嫌”で光ちゃんひとりで必死に頑張る姿が痛々しいなどというコンサートになったのです。
このとき、T君自身はある病名を言っていましたが、私は知り合いにその病気の人がいましたし、その後の彼の言動から見て本当にそうだったのか疑問に思っているので言及しません。

翌年の2004年はT君のセカンドソロコン、光ちゃんのファーストソロコンが行われました。
T君のソロコンでは「人間不信」発言があり、またジャニーズ批判、アイドル批判、光一批判など問題発言の連発でした。
デイリースポーツでは次のように語っています。
「曲を作ってほしい、と依頼する。するとやっぱり『アイドル、キンキでしょ、アイドルに(曲を提供するのは)はちょっと・・・』ってなっちゃう」
「あきらめて笑っていたらアイドルは成功なのかもしれない。でもオレやって泣くし、怒るし、傷つくし・・・。音楽は自分をさらけ出して素直になれる場所。ウソついているよりはそのままの自分をさらけ出した方がいい。」
「光一は何でも仕切りたがり。ジャニーズっぽいというか、アイドルとしてショーアップされた感じが大好き。ライブではずっと踊っていたいタイプ。あいつ(光一)は音楽に興味がなくて。」

セカンドソロコンパンフ
「みんなジャニーズっていう先入観があるねん。歌で勝負してるっていうより、踊りとかルックスで勝負してる人達ってことになんねん。俺は『所詮ジャニーズ』って言われることが頭にくんねん。」
僕らの音楽
「僕のなかでは、キンキは音楽というものよりかアイドルを前に出していくもので数ミリ後ろに音楽があり、ソロは音楽が前面に出ている。」

そして、2005年の12月に「ここ2〜3年の堂本Tは、アーティストから、アーティスト兼プロデューサーへと進化と遂げた。」という宣言でソロプロジェクトEEの発表となりました。
また、KinKiコンはFコン以降、どんどんT君好みの「アーティスト仕様」となってきたわけです。


私は何が一番問題かというと、このアイドル批判だと思っています。
彼の中のアイドル像というものは、あまりにも偏見と差別的発想に満ちたものではないでしょうか。
アイドルとはエンタテイナーです。
「あきらめて笑っていたらアイドルは成功なのかもしれない」などというチャチなものではないことは、光ちゃんや他のグループを見ていたらわかることでしょう。
T君が自分をアーティストとして位置づけアイドルを嫌うのは個人としては自由ですが、それなら入るべき事務所を間違えたとしか言いようがありません。
ジャニーズ事務所は本来男性アイドル事務所だと思います。
今や全員立派な俳優でもあるSMAPでさえ、スマスマで歌うときは必ず踊っています。
何も無理に「戦って」アイドル以外の道を開いて先駆者だ、勇者だと自己陶酔しなくても、別の事務所であれば誰でも簡単にできることです。
たとえるなら、劇団四季に入ってミュージカルは嫌い、吉本興業に入ってお笑い芸人はやりたくないと言っているようなものです。
ジャニーズの申告所得は年間100億円超だそうで、もちろん業界ではダントツのトップ。
ナベプロ、ホリプロ、吉本興業でさえ足元にも及ばないそうですから、いかに男性アイドルというのが需要があるかということです。
確かに、多くの若い女性(または若くなくても(^^;)にとってはジャニーズのタレントさんたちは美味しいケーキのようなもの。
甘くてきれいなものは大好物です。
また、華やかで楽しいコンサートは、ひとときの夢を見せてくれるでしょう。
そういうタレントさんの事務所がなぜ、それとは逆行するタレントを容認しているのかがわかりません。
単に甘やかしているのか、100億円超の所得がある中ではEEに使うお金など目じゃないということなのか。
けれど、T君ひとりのことなら全然かまいませんが、そのおかげでKinKiがT君好みになり、コンサートは夢もなく楽しくもない、テレビでダンスは見られない、でも歌だけ聞かせるほど歌が上手いわけではない、売りは仲良しごっこ(ボーイズラブ?)のみというのでは、ますますファン離れが進んでも無理はないのではないでしょうか。

そして、私が知りたいのは光ちゃんの真意です。
2004年10月のオリスタインタビューで、光ちゃんは市川さんに、ファーストソロコンについて、
「常にどうすればいいものになるかを考えることで、自分自身も満たされる。そして、その『いいもの』の尺度に受け手の存在がきっちり入ってる」「自分に偏りすぎて暴走したり狭くなっちゃう者が多い中、君は一貫してると思うよ。」と評価され、
「俺がTのソロコンを観たからといって『KinKiもこれからちょっとこういう風にしなきゃいけないだろうな』という想いには、全く駆られないし」と言っています。
その後の状況は、もちろん光ちゃんが「こういう風にしなきゃいけないだろうな」と思った結果ではないにしろ、“こういう風な”KinKiになりつつあることをいったい光ちゃんはどう考えているのでしょうか。
今、KinKiとしてやっていることは、光ちゃんは本当に納得して満足してやっているのでしょうか。
また、これが『受け手』であるファンの望んでいること、ファンがこれに満足していると思っているのでしょうか。

「39」イベントで一つの会場に67000人が集まった熱気と大歓声はやはりすごい迫力で、行ったメル友さんは「あの場の雰囲気で光ちゃんが『やっぱりKinKi Kidsの人気はすごい。これでいいのだ』と錯覚するのではないかと心配になった」と言っていました。
さもありなんと、私も思います。
けれども、私たちのようなファンを含めてKinKiファンというのは67000人の少なくとも3〜4倍はいるということを、忘れないで欲しいものです。
あの会場に行かなかったファンの中には、ソロの光ちゃんとKinKiの光ちゃんとのジレンマに悩んでいる人がたくさんいるはず。
私もその一人です。
KinKi Kidsでは、真の光ちゃんらしい光ちゃんは見られない。
けれど、KinKi Kidsが続いている限り、ソロの光ちゃんが見られる機会は限られる。
少なくとも踊る光ちゃんをテレビで見たいというファンの希望は、「永遠に」かなえられないかもしれません。
KinKi Kidsが「永遠に」活動休止になり、ソロの光ちゃんをテレビでも存分に見られるというときが来るのを、ひたすら待ち望むばかりです。


2007/09/10(Mon)

【アイドル誌のインタビューについて】

7日発売のアイドル誌3誌。
光ちゃんが、「涙、ひとひら」のレコーディングはドラマの撮影時(3〜5月)で、このインタビュー時(8月上旬)には「永遠に」のレコーディングは済んでいないと言っているのが気になりました。
先日の日記にもちょっと書いたことですが、本当は「涙、ひとひら」がソロ曲またはKinKiのA面としてあって、その後、何かの理由でKinKiのカップリング曲にすることになった。
光一主演のドラマの主題歌をわざわざカップリングにするためには、A面になる曲にそれ相応の理由づけや話題性が必要で、そこで徳永さんという有名アーティストに作曲を依頼した。
それは少なくとも5月以降なのではないかなどと、あれこれ想像してしまいます。

その間にあった出来事としては、4月25日にKinKiシングル「BRAND NEW SONG」発売で、これはYour Favorite Songのアンケートが封入されていました。
そしてこの曲はKinKiの曲としては初めて初動20万枚を割り込みました。
6月2日からスシ王子の公式サイトの掲示板がオープンしましたが、主題歌について書かれた投稿は掲載されませんでした。
6月20日は10周年イベントの発表がありました。
どの程度の申込があったのかわかりませんが、イベントは1公演のみで追加公演なし。
こういう一連の出来事のどれかから何らかの思惑があり、ソロからグループ曲へ、あるいはA面からカップリングへと差し替えられた可能性もあるのではないでしょうか。
CD売上げがKinKi<光一ソロ曲となることを恐れているのか、アンケートの結果からKinKiのファンが望んでいるのがバラードだと解釈したのか、誰かが踊らずにすむバラードが好きだからなのかはわかりませんが。

雑誌のインタビューを読む限りでは、光ちゃんもT君もKinKiファンを決め付けてるように感じられます。
「ファンが求めているKinKiの楽曲に対してどんなイメージを持っているか」との質問に、光ちゃんは
「まさに、アルバム39でみんなが選んでくれた10曲が表している。マイナー系の曲調や女性的な歌詞が多い。オレ的には『わかってました』って感じ。」と答えています。(duet)
T君も「ファンの人たちが求めているKinKi Kids は、わかっているわけだから」(POTATO)と自信満々です。
でも実際、ファンが求めているKinKiというのは、かつてのような華麗に歌って踊るKinKiというのが真実じゃないでしょうか。
私のようなファンが「もうKinKiに踊ることは望んでいない」と思っていたとしても、それは諦めです。
第一、KinKiが踊らなくなった2002年頃から、古いファンが少しづつ離れているのはCD売上げからもコンサート動員数からも明らかです。
踊るKinKiが好きだったファンは離れ、残ってはいるけれど今のKinKiをよしとしないファンはアンケートが封入されていた「BRAND NEW SONG」を買わず、それがYour Favorite Songのアンケート結果となったとも考えられるのに、光ちゃんたちには全くそういう考えはなさそうです。

今や、ファン層もそれぞれのオンリーファン、自称光一ファンのKinKiファン、自称KinKiファンのT君ファン、そしてボーイズラブ萌え〜のKinKiファンとざっと5つに別れているのが現状です。
ところが、光ちゃんたちが認識しているのは、どうやらボーイズラブ萌え〜のKinKiファンばかりではないでしょうか。
J−webのHEY!3収録レポで、光ちゃんは「『永遠に』っていうタイトルを、たぶん皆さんは僕達のことにたとえるんでしょうけど(笑)」と言っています。
堂本兄弟でもたびたび「こういうのが萌えなんでしょう」とか言っていますね。
28才にもなった男同士では、それは普通ホモというものですからおかしいと思いませんか。
それとも、自分達のファンはその程度の幼稚なレベルだとでも思っているのでしょうか(笑)
Your Favorite Songのアンケートに答えたのは、最近のKinKiしか知らないファンか、とにかく二人一緒にいさえすればいいというボーイズラブ萌え〜のKinKiファンが多かったかもしれません。
39イベントもおそらくそうでしょう。
1公演に6万7千人を集めたということと、その会場の盛り上がりで、光ちゃんたちもKinKi Kidsというものがすごく人気があると錯覚を起こしたのではないかと思いますが、それは数字のトリックだと思います。
冬コンのように3公演やれば16万5千人が集まるのですから、1公演に6万7千くらい当然のこと。
また、それだけの数の人間が一堂に会したときの歓声や拍手の大きさはすごい迫力だったろうことは想像できます。
でも、もし本当にKinKiの人気がかつてのようにあったら、10周年と言う一大記念イベントが7月22日の1公演のみで終わったでしょうか。
7月30日に、ツアー中の嵐の横アリ9月公演が突如中止となって京セラドーム2公演に差し替えられ、10月の東京ドーム2公演が追加になり、その記者会見で二宮くんが「最初から会場を大きくしてくれれば、38万人もあふれることはないんですけど。僕ら、ジャニーズ事務所での評価が低いもので、すいません。」と言ったことは、KinKiとの関連性はないのでしょうか。

また、ファンの絶対数が減ったというほかに、敢えて行かなかった、行きたくなかったファンというのもいます。
今のKinKiを否定するのも、ファンとしての一つのあり方です。
ファンでなければ批判も否定もしません。
黙ってファンクラブ会員をやめて無関心になればいいのですから。
光一オンリーファンは、今のKinKiを否定してもその一員が光ちゃんであるというジレンマに苦しんでいます。

POTATOで、光ちゃんは、「これまでいろいろ意見を出してきたけど、今はスタッフを信じて見守るようにしている」と言っているけれど、T君は
「KinKiでは、いろいろやりたいことがある。2人で曲を作りたいし、ほかのアーティストとのコラボレーションもしていきたい」と言っています。
また、Wink upでは、T君は
「アンプラグドコーナーも、ボク的には、ずっとやりたかったこと。KinKi Kidsの曲はいい曲が多いので、音楽だけで押していくライブもやってみたいと言い続けていましたから。実際、観に来てくださった方からも、こういうKinKi Kidsのライブはおもしろいって意見もたくさんいただいたんですよ。」
「ボクは、自分がこうしたいと思うことに関しては忠実でいたいんです。誰かのために自分の本当の気持ちをねじふせて、違う方向に持って行く。それは、ちょっと違うと思ってるんですよ。」
光ちゃんは、
「オレは、人生は結局なるようにしかならへんと思っているんだよね。もちろん、その中でいい方向へ行くように努力はするけど、それでもなるようにしかならない。」
「で、それでダメだったら、もうしゃあないやん(笑)。グチャグチャ悩んでたって解決はしないんだから、すんませ〜んって言って、次に行くよ(笑)。何かキッカケがあったわけじゃなくて、いつのまにか、そういう人間になっていた。つまり、そういう生き方が、オレには合ってるんだと思うよ。」

こうして二人の言葉を対比して読むと、今のKinKiが完全にT君主導で動いていることがわかります。
10周年イベントを光ちゃんは「コンサートとは呼びたくない」とわざわざSMGOで言ってきたのにもかかわらず、T君は「KinKi Kidsのライブ」という認識でいるのもわかるし、そのライブがほとんどEEライブ化していたのも当然でしょう。
このままでは、さらにKinKiはつまらないグループになるのではないでしょうか。
何度も言っていることですが、ジャニーズは歌って踊るアイドルと言う名のエンタティナーの事務所です。
大先輩の少年隊もSMAPも、いまだに踊っています。
その中で、踊らないミュージシャンを目指しても全く無意味で、T君が自負しているような先駆者にもなり得ません。
踊らないミュージシャンなら事務所を出ればすぐにでもなれますし、歌うだけのデュオなら他にもっと歌の上手い魅力的な人達がいっぱいいます。
B'z、ポルノグラフィティ、コブクロ、スキマスイッチ、CHEMISTRY、ゆずなどなど。

光ちゃんの真意はわかりませんが、「人生は結局なるようにしかならへんと思っている」という言葉を文字通り受け取るなら、私には光ちゃんらしくない言葉のように感じられます。
「何かキッカケがあったわけじゃなくて、いつのまにか、そういう人間になっていた。つまり、そういう生き方が、オレには合ってるんだと思うよ。」
何かを諦めてしまったのかな、とちょっと哀しい気持ちになりました。


2007/10/04(Thu)

【エリカ様騒動・・・SさんとT君の違い】

女優のSさん騒動は、お粗末な顛末でした。
私は、問題の初日舞台挨拶とその前日の「ラジかるッ」も見ましたが、女王様キャラどころか、礼儀やプロ意識をうんぬんする以前のただのお行儀の悪い女の子でした。
態度にしろ服装にしろ、みっともないというしかありません。
ご本人の言う知的さとは程遠い柄の悪さでした。
スマスマや堂本兄弟では機嫌が良かったということでしょうが、あの時点ではまだ業界でも批判は陰口どまりで、面白がられている状態だったのはないでしょうか。
半年ほど前、週刊朝日で元祖プッツン女優の I さんについて「彼女は何でもする。誰も本当のことを言ってくれないからだ。」「みんなでこいつを面白がろうぜというTV局側の悪意を感じる。」と書かれていましたが、このSさんもちょうどそんな状況なのじゃないかと思っていました。
Sさんはその悪意が読み取れず、完全に勘違いしてしまったんでしょうね。
一夜明ければ、TV局側は待ってました!とばかりに総バッシング。
あわてた所属事務所が本人に謝罪させたのも、返ってバッシングに拍車をかけたと思います。
「先日の舞台挨拶での私の言動で、関係各位の皆様には、 多大な迷惑をおかけした事をお詫び申し上げます。
諸悪の根源は全て私にあるもので、それを踏まえた上で、責任を取る考えです。」
などという謝罪文は、まるで政治家が不祥事がバレてしまったときの文書のようで(笑)、他人事のような口ぶり、言葉使いも21才の女性のものとはとても見えません。
Sさん一人の問題なのに、「諸悪の根源」という日本語の使い方も間違っています。
たとえ本人が書いたものにしろ、これでは本当に謝る気持ちがあるのかどうかわかりません。
そして、今日の「スーパーモーニング」では涙ながらに謝罪したということですが、これもなぜ一局の独占インタビューなのか、涙を流すのも女優さんならお手の物?などと思ってしまいますし、Sさんが周囲を振り回しているようで、実は単なる見世物になっているのではないかと、痛々しく気の毒に思いました。

しかし、先日の日記にも書いたことですが、SさんとT君は同じ匂いがします。
2000年以前からKinKiコンに行っているファンなら、おそらく多くの人が、今回のSさんのやったことなんて、T君で何度も見せられていると思ったんじゃないでしょうか。
今年のサイゾー4月号のKinKi Kids特集の中に、T君について次のような記事があります。
「Mステに出演した際の衣装には、度肝を抜かれた。花柄の全身タイツ風つなぎに腹巻き、ピンクの眉毛にアイメイク。周囲はみんな失笑。」
「元旦のコンサートでも、サプライズ企画が外部に漏れたことで怒りまくり、仏頂面のまま舞台を下りるという事件が起こったばかり。」
これを読むと、今回のSさんとそう変わらないように思えます。
でも、T君は時々批判記事は出るけれど、メディアがこぞって批判することはありません。
法人所得業界一位の事務所のタレントと、十何位の事務所のタレントの差でしょうか。
どちらも、タレントに対する教育が行き届かず、わがままな言動を放置していたことには変わりませんが、Sさんの事務所は今回本人に謝罪させたことで、一応は良識ある対応をしたと思います。
しかしT君の方は、いまだかつて謝罪したことはありません。
2000年夏コン、2003年追加コンで、歌わず、踊らず、しゃべらずでも、あとで言い訳のみ。
今年の元旦コンの事件でも、その後の会報で謝るどころか激しいスタッフ批判をしました。
Sさんの失敗の一つは、謝罪したことです。
謝罪すれば非を認めたことになり、バッシングも正義となります。
T君のように一切謝罪しなければ、それはいつのまにかなかったことになったり、あるいは批判する方が悪のようになります。
また、Sさんのもう一つの失敗は、公式の場やテレビ番組の中でああいう態度を取ったことです。
T君がコンサートで、テレビの取材が入ったり大物ゲストが来ているときには、ごく普通の態度を取るということはファンの間では10年ぐらい前から周知の事実です。
結局、T君のわがままぶり、ステージマナーの悪さは一部のファンしか知らないまま、ここまで来てしまいました。
Sさんもカメラの回っているところではお行儀よくしていれば、「女王様キャラ」というウワサだけで済んだのに、幼すぎてある意味純情だったのかもしれません。
とにかく、Sさんには、ああやって頬をふくらませ、口を突き出してヘの字にしていると、28才になった頃には口角が下がり頬も垂れ下がってしまいますよ、と忠告したいですね(笑)


2007/10/07(Sun)

【会報66・・・アイドルの靴を脱ぐ?】

KinKi10周年にちなんで、7月の日記からKinKiについて私的総括やらKinKiの変遷など、何回か書いてきましたが、ついにシリーズ化(笑)
「私的KinKi考」その4か5となります(笑) ものすご〜く長いです(^^;

会報66がきのう届きました。
内容は39イベントについてですが、これを読むと、今のKinKiの状況がよく見えるような気がします。
どうやらT君は、KinKiのエンドリ化に成功したのではないでしょうか。
来月発売される10枚目のアルバムのタイトルが、Φ「SPECIAl lOVE」(初回限定盤)とΦ「UNIVERSAl lOVE」(通常盤)というのも、いかにもエンドリ的ですね。
もともとLOVEはT君の大好きな言葉ですし、今年2月のエンドリライブ仙台公演のタイトルは「SparkLing Love」、同じ2月に発売されたエンドリのDVDは「胸宇宙」です。(UNIVERSAL=宇宙の)
11枚目が「I」の次の「J」ではなく「Φ」というのは、KinKiはここから変わるんだよ、KinKi KidsではなくてエンドリKidsだよ(笑)という宣言かもしれません。

3時間でたった10曲、踊らないコンサートだった39イベントも、まるでエンドリライブです。
会報のインタビューでは、T君は次のように自画自賛しています。

「ファンの人とか、年配の方、特に男性陣からは、今回みたいなライブのほうが観に来たいと言ってもらえた。」
「KinKiは、アイドルという畑にいるけれども、ミュージックの匂いがすごくするユニットだから、今回みたいなアプローチでやってもらったほうが、届いてくるし、ワクワクしておもしろかった・・・という意見は多かった。」
「今回、贅沢にシンプルにスペースを使ったことが、大人の人からすると、すごくよかったみたい。」

T君の言う『意見は多かった』というのはいったい何人ぐらいのことなのか、すくなくともファンからはこういう意見は見聞きしたことがありません。
『ミュージックの匂い』だの『大人の人』とかいう言葉遣いも気持ち悪く、訳がわかりません。
そもそも『今回みたいなライブのほうが観に来たいと言ってもらえた』というのは、『もらえた』という言葉を使っている時点で、今までのコンサートを否定しているようで非常に失礼な感じがしたのですが、その次の
《楽曲たった10曲で、3時間もたせようなんてコワくない?》
という質問の答えでは、はっきり過去のコンサートを否定していました。

「もともと、自分を飾る何かがないとコワい・・・と思ったことがないから。そもそも、ライブって伝えるものでしょ。見せるのはショーだと思うんだよね。ライブは伝えるものだから、それこそヘンに、段取りとか踊りとか、まったくもって必要ない、本来は。」

さらに失礼な、そして訳の分からない言葉だらけですが、まず『ライブは伝えるもの』と言っていますが、いったい“何を”伝えるんでしょうか。
T君の言葉は『愛を投げる』だの『守る』だの『闘う』などいつも抽象的・観念的で具体的なことはいっさい言わないのが特徴ですが、彼が“何を”伝えたいのか、全くわかりません。
『見せるのはショーだと思うんだよね』という言い方も、まるでライブ>ショーであって、ショーというものを小馬鹿にしてるように聞こえます。
この言葉を裏返せば、光ちゃんが構成・演出した過去のキンキコンや光ちゃんのソロライブ、また他のグループのライブについての批判になります。
この独断と偏見が、2004年のデイリースポーツでの「光一はジャニーズっぽいというか、アイドルとしてショーアップされた感じが大好き。ライブではずっと踊っていたいタイプ。あいつは音楽に興味がなくて。」という発言としてあるわけですが、結局はまたしても同じことを公言したわけですね。

《あの見せ方に決まるまでに、紆余曲折あったかな・・・と思うんだけど、どうかな?》という次の質問は、ああいうライブに決定するまでモメたんでしょう?という意味でしょうが、それに対して「あるよ、いっぱい」と答えたのみで、いきなりスタッフへの批判めいた言葉が続きます。

「僕が、あるいは僕たちが、KinKi Kidsというブランドを守りたい、さらなる向上を果たしたいと、どれだけ思っても、どれだけ愛していると言っても、思っても、形にならないことのほうが多いということが現実だということ。」
「僕たちがピュアに、KinKiを思っての行動、発言、しているのに、それを伝える人が間違えちゃうと、僕たちに確認せずに、勝手な解釈で伝えてしまうと、それを、ファンの子は、僕たちの言葉として受け止めてしまうから、僕はそういうところが腹立たしくもあり、哀しくもある。」
「周りが、世間が、解散させたがっているよね、僕たちのことを。」

T君のアタマの中では、とにかく自分は正しくて、自分の行動、発言が物議を醸した場合は、『それを伝える人』や『周り』や『世間』が悪いのであって、自分は被害者だということのようですね。
そして、

「僕たちがKinKi Kidsを守らなきゃいけない時代に入ったね。」
「影響力のある商品があれば、世の中には、悪用する人が必ずいるから。」
「あるいは、悪用しようと思っているんじゃなくても、僕たちが思っているKinKi Kidsじゃない場合と、ファンは求めていないでしょ、というものもあるよね。」
「僕らが考えているのは、いかにいいものをファンに提供できるか、自分たちもステップアップしていけるか、ということだから。誰にでもできることじゃ意味はないわけで、俺たちだからできること・・・というのを追求するわけ。そこをわかってもらわないと。」

とっくにファンの求めていないKinKi Kidsになっているにもかかわらず、今さら何をどう守るんだという話ですが、自分好みの、自分が牛耳るKinKi Kidsを守りたいということでしょうか。
『影響力のある商品』と言っているのも、はたして今、KinKiにそれほどの影響力があるのか、現実を知らないようで滑稽です。
先日のHey!Say!JUMPのデビューでジャニーさんが、「本当に時代を変えたい。昭和はもうダメですよ」と宣言していますが、SMAPも嵐もますます活躍している今、ダメな昭和とは誰?などと思ってしまいます(笑)
『いかにいいものをファンに提供できるか、自分たちもステップアップしていけるか』の結果として、踊らない、見せない、2時間もグダグダしゃべる3時間でたった10曲のライブがあるのでしょうか。
たしかに、『誰にでもできることじゃ意味はないわけで、俺たちだからできること』ではあると思いますが。

インタビューの最後の締めで、
《KinKi Kidsは難しいユニットなんだよね。アイドルの靴を履いたまま、アーティストのステージに立っている。》
というインタビュアーの言葉に、T君は

「そう。だから、アイドルの靴を脱げばいいんだよ。脱げるんだよ、今。」

と答えているのですが、またもやアイドル批判で唖然としました。
これをジャニーズのファンクラブの会報に載せてしまっていいのでしょうか。
このインタビュアーさんはジャニーズ内部の人ですよね?
でも、T君と同じ、アーティスト>アイドルという観点から発言しているようです。
これでは、ジャニーズのほかのグループを貶めていることになりますが、ほかのグループのメンバーはもちろん、楽曲提供しているいわゆるアーティストたちにも失礼なのではないでしょうか。
たとえば、V6では玉置浩二さん、奥居香さん、KAT-TUNでは小田和正さん、スガシカオさんの曲があります。
曲を歌い聞かせることは、アイドルもアーティストも区別はないはず。
T君が、KinKiは他のグループより音楽的に優れていると思っているとしたら、いったいどの部分を言っているのか疑問です。
歌も他のグループより上手いわけではないし、作詞・作曲なら他のグループのメンバーだってしています。
他のグループと違うのは踊らないことぐらいです。
T君の言葉は矛盾しているのですが、アイドルだからこそ、KinKi Kidsというブランドが確立したわけで、アイドルの靴を脱げば守るベきKinKi Kidsはありません。
すでにエンドリでは靴を脱いでいるのに、KinKiでもそうして、ついにエンドリKidsとなるということでしょうか。

会報63でのスタッフ批判でもそうでしたが、『僕ら』『僕たち』とまるで、光ちゃんも同意見のような言い方をしていますが、光ちゃんのインタビューを読むと、二人の落差が明らかです。

《ファンの皆様へ、KinKiが11年目に入って・・・という話を》と言われて、光ちゃんは

「変わらないでしょう。」
「なるようにしかならないでしょ(笑) だから、今のことをひとつひとつ一所懸命やることが、次につながっていくんであって・・・。あー、ゴメン、それよりも、オレはもう〜!」
「マクラーレンのスパイ疑惑で大変なんだよ。今、何よりも気になる!」

と、KinKi Kidsについては語りません。
こんなに変わってきてしまっているのに、『変わらないでしょう』というのもおかしな話ですが、先月のPOTATOで「これまでいろいろ意見を出してきたけど、今はスタッフを信じて見守るようにしている」と言っているのですから、極端な言い方をすれば光ちゃんはKinKiからは手を引いていると言えるかもしれません。
それは、T君がKinKiをエンドリ化した結果なのか、原因なのか、
「オレは、人生は結局なるようにしかならへんと思っているんだよね。もちろん、その中でいい方向へ行くように努力はするけど、それでもなるようにしかならない。」
と光ちゃんの、何かをあきらめたかのような言葉が思い出されます。

振り返ってみると、この10年のKinKiの歴史は、主導権が光ちゃんからT君へ移り変わった歴史でもあるように思います。
光ちゃんには全くその意識はなかったと思いますが、T君はひとり権力闘争をして、今やそれに勝ったということではないでしょうか。
私はすごく記憶に残っているのですが、2001年7月の少年タイヤという番組の中の東山さんに悩みを相談するコーナーで、T君は次のようなことを言っています。

「光一さんは結構仕事にのめり込むと、グワーーーッてなっちゃうんですよ。コンサートの打ち合わせとかも、俺こうした方がいいと思うけどって言っても、その言葉をパーンッとはね返してずっとゴーッて」
「ホントに権力がないもので、光一さんと対等くらいの権力になるにはどうすればいいのかなと思いまして」

今思えば、T君のひとり権力闘争はここで既に始まっていたのかもしれません。
その後、

「光一君は何でも仕切りたがり」(2004年デイリー)
「一人のときはフンダンにできるので、二人のときは彼の意見も入るし、彼は結構、負けず嫌いさんだったりするので」(2004年秋元康 恋愛保存会)
「コンサートの打ち合わせでも、光一くんはガガーッといくタイプやから、『オレはこうやねん。こう思う』って亭主みたいな性格で、オレは奥さんやねん。」(2004年会報50)
「昔からそうやけど、光一はやりたがりやから。コンサートの構成でもやりたいタイプやし。」(2005年オリスタ)

と、光ちゃんが仕切っていることへの不満を言い続けていますが、2006年になって、「夏模様」の歌割や「music of life」の合作などはT君が全て仕切りました。
そして、今月のduetでは、

「いまではそれぞれが意見を言える関係になって、KinKi Kidsの居心地はどんどんよくなってきている。」

と言っているので、ついにT君がKinKiの中で主導権を握ることになったようで『居心地がいい』のも当然でしょう(笑)
それと同時に、KinKiのCDの売上げやライブの動員数が落ちているのですが、T君はそれについてはどう考えるのか。
彼の中では、きっと「伝える人が間違えちゃってる」「ファンにわかってもらえない」と人のせいになっているのかもしれません。

前回の日記に書いた2007年4月号サイゾーの記事ですが、最後は「Tが握るKinKiの未来に、光は差しているのだろうか。」で締められています。
核心を突いた指摘で、このままさらにエンドリ化の道をたどっていくのなら、KinKiに差す光は沈みゆく夕日の光ではないでしょうか。


2007/10/16(Tue)

【SHOCKとKinKiコンは?/堂本兄弟・・・KinKiに見る心理的ホラー】

今日、「銀幕版スシ王子!〜ニューヨークへ行く〜」(これが正式タイトルだそうで)のキャストの発表がありましたが、なんだか不可解ですね〜。
撮影はとっくに(8月)クランクアップしていて、今さらキャストが決まったわけではないのに、なぜ今頃?
記事に載っている光ちゃんの言葉も「・・・とコメントを寄せた」と書かれているので、記者会見があったわけでもなさそう。
今までのあの事務所のやり方は、ファンの期待を裏切るような時はとりあえず飴玉を配りますから(笑)、ちょっとSHOCKが心配になってきました。
2005年も次のSHOCKの発表がなかなかなくて、発表されたのは11月22日でした。
その前の11月16日にHアルバムが発売されているので、今年も11月14日のΦアルバム発売のあとかもしれないと思っていたのですが、2006年のSHOCKは2月3月公演でした。
でも、来年は1月2月公演になるはずですから、少なくとも今月中に発表にならないと間に合わないのではないでしょうか。
秋山君がJ-webを更新していないのも気になるところで、そういうのも関係しているのか、いつもファンの意向と無関係に、またセオリーなく動く事務所なので予想がつきません(^^;

全く気にしていなかったのですが、KinKiコンの発表もないですね。
例年だと9月中に申込用紙が送られてきていましたから、こちらは明らかに遅れています。
また39イベントのような「ショーではない」「段取りとか踊りとか必要ない」コンサートを提唱している人がいて、今、紆余曲折中なんでしょうか(笑)
10周年を目途にKinKiコンがなくなる?というのなら、返ってほっとしますが、まあそれはなさそうですね。
ただ、先日のMステ特番を見たら、KinKiの現状がわかるような気がしました。
“アゲうた&ナキうた名曲BEST100×2”で200曲も取り上げられていたのに、KinKiはアゲうた83位にジェトコースター・ロマンスただ1曲のみ。
ミリオンセラーだった硝子の少年でもフラワーでもなく、ジェロマとはずいぶん珍しい選曲だなあと思ったら、何のことはない、その日出演していた嵐とタキツバのメンバーがジュニアとしてバックで踊っているのがはっきり見える映像だったからのようですね。
選ばれていた200曲は歌手もかなり偏っていましたから、おそらく本当の投票結果ではないんでしょうけれど、少なくともKinKiに対するテレビ局側の需要、あるいは事務所側の評価はあの程度だということじゃないでしょうか。
ツアー中に急遽、大阪ドームと東京ドームの追加公演が決まった嵐の二宮くんの「最初から会場を大きくしてくれれば、38万人もあふれることはないんですけど。僕ら、ジャニーズ事務所での評価が低いもので、すいません。」という言葉は、裏返せば評価が逆転したという意味にもなります。

ですから、ここでもしKinKiコンがなかったとしても意外ではありませんが、私はもう一つ『紆余曲折』の原因として、T君のソロ活動との兼ね合いも考えられると思います。
今年の6月のT君のラジオ番組の最終回では、「ラジオも毎週末のライブも海外公演も歌いたい歌も、自分がやりたいと思っていることは全部ダメと言われている」「腰の重い、頭の固い人達にはアートが伝わらない」と、愚痴と不満のオンパレードです。
要するに、この時点ではエンドリの活動にはストップがかけられてしまったようで、それゆえに、KinKiコン、あるいはSHOCKという光ちゃんのソロ活動を認めるのと引き換えにエンドリ関係の活動を要求している最中?などとも考えてしまいます。
先月のLFに「ぼくは時代を冷静に見据えながら(略)残念な愛たちに立ち向かうことを諦めたくない」という言葉があったので、彼は今、『残念な愛たち』に立ち向かっているのかもしれません。

14日の堂本兄弟では、もし転職するとしたらに、T君が「個人事務所を作って・・・」と言った時には、「ついに?やっと!」と一瞬ぬか喜びしてしまったのですが(笑)、その後の「堂本光一を売り出しますね」にゲンナリです。
今までも「光一をプロデュースするとしたら」という質問に、今年のKinKiカレンダー付録では「ホストクラブ?ナンバー1?ちなみに僕、社長です。他のとこより値段を下げて」と言い、2年前のオリコンでも「ホストとかがいいんじゃないですか。(Q:愛想笑いとかできなさそうだけど)仕事ならできますよ。そうとう稼ぎそう。」と光ちゃんを貶めていますから、相変わらず光ちゃんに対して上から目線の失礼な発言です。

光ちゃんがすかさず「僕の自由はないんですか」と言いましたが、それを聞いて、なぜかはっと気づくことがあって、ぞっとしました。
今まではT君はただ光ちゃんを落とすことしか考えていない、それで自分が優位に立った気になっている、でも本当はソロで自分の好きなことをやりたいのだろうと思っていたのですが、もしかしたら、T君は本気で光ちゃんを自由にする気がないのかもしれない、一生そばから離れず光ちゃんを支配したいと思っているのかもしれないと、心理的ホラーを見たような気分になりました。

この10数年、私は光ちゃんを見ると共にT君のこともしっかり見てきたつもりですが、T君という人を端的に言うと、“自分のアイデンティティが見つからない人”だと思っています。
あまりにも自己愛が強く、自分を特別な人間と思っているために、人より、特に光一より劣った自分を受け入れることが出来ずに、全て周りが悪いせいと思い込んでいる。
常に現状に不満を感じていて、本当に自分のやりたいことは別にあると模索した結果が、いわゆる彼の言うアーティスト。
アーティストこそやっと見つけたアイデンティティなはずなのに、音楽をやること自体がアイデンティティなわけではなく、実は単にアイドルではない自分、光一より優れた自分というもののアイテムとしての音楽なので、それはバーチャルなアイデンティティだったわけです。
ある音楽雑誌で、エンドリライブについて、「エンドリテントは核シェルター。いずれはここから出て前に進まなければいけない」 と書かれていましたが、まさにT君は受け入れられない現実からシェルターの中に逃げ込んで、アーティストというバーチャルなアイデンティティに自己陶酔していました。
ところがテントがなくなりシェルターから出されてしまうと、そこはやっぱり自分の思い通りには動かない「腰の重い、頭の固い人達」の世界であり、自分が決して特別ではない世界です。
そこで、エンドリの再開の目途も立っていない(かどうかはわかりませんが)今、KinKiをエンドリ化して自分の居場所を見つけるしかないのではないかと思います。
そして、光一を自分の支配下に置く、少なくとも自分の目の届く範囲にいなければ不安でしょうがないでしょう。
おそらく彼にとって、光ちゃんがソロ活動でのびのびと好きなことをやり、それが賞賛され評価されることは、嫉妬以上に苦痛なのではないでしょうか。
なぜなら、光ちゃんには確固とした本物のアイデンティティがあるからです。

もっと簡単に言えば、T君は光ちゃんの持っているものが何でも欲しくなる子供です。
私にはずっと以前から、これがT君を解くキーワードだと思っている言葉があります。
それは、1995年に発売されたファースト写真集の中の二人のコメントです。

(光一)
・自分の中で好きなところ=食っても太らない体。
(T君)
・今いちばんほしい物=太らない体。そして、きれいな顔。

T君の光ちゃんに対する羨望と嫉妬、そこが二人の関係の原点のような気がします。

もう一つのキーワードが、2004年の“人間不信コン”当時の発言「光一にはSHOCKがある。僕には音楽がある」です。
SHOCKが始まった2000年の夏コンから、T君の言動がおかしくなりました。
その後、光ちゃんが「舞台は生きていると実感できる場所」「SHOCKは俺にとってのライフワーク」などと手放しで言っているのを聞いて、T君は疎外感も感じただろうし、自分も同じようなものが欲しかったのではないでしょうか。

光ちゃんの顔・スタイルから始まって、親友、趣味、SHOCK、作曲、何でも欲しくなり、あえて真逆のもので自己主張しつつ真似をする。
そして、KinKiから光ちゃんが離れつつある(?)ように感じられる今、T君がほしいものが光ちゃん自身だとしても不思議はありません。
「海の老人」と化したT君。まさに心理的ホラーです。


2007/10/23(Tue)

【ポポロ12月号】

今日、SHOCKとコンサートのお知らせが届きました。
どうにか、紆余曲折の折り合いがついたんでしょうか(笑) 
これでやっと安心しました♪
光ちゃんファンにとって、また幸せな冬がやってきます。
自分が見る、見ないにかかわらず、光ちゃんが2ヶ月、今日も帝劇にいるとわかっているだけで、何かうれしいんですよね。

ちょうどタイミングよく、雑誌FRaUで荒川静香さんが「Endless SHOCK」について書いてくださっていますね。
「アスリートの目から見ても素直にすばらしさが実感できました。」
「体を張って人を感動させるというエンターテイメントの本質を、あらためて教えられました。」
まさに、舞台上のアスリートとも言うべき光ちゃんにふさわしいお言葉です。
そして、去年荒川さんはこんなこともおっしゃっています。
「プロになって、お客様が何を求めているのかをすごく考えるようになった。自分が滑りたいものより、お客様が見たいものをやることがプロなのかな。」
KinKiの二人より年も若く、プロになったばかりの荒川さんですが、さすがオリンピックの金メダリストという超一流の人です。
KinKi(T君?)にもこうした考えがあれば、今の現状も違っていたでしょう。

今日発売のポポロ12月号は、いくつかのテーマに二人がそれぞれコメントしている形式なので、二人の対比がはっきりしています。
「ライヴ」については、光ちゃんがセットだの演出だの構成だのと、具体的なことを言っているのに対して、T君はいつものように、
「ライヴは、愛」「みんなが、その場所で思いっきり“愛”を感じてくれたらうれしいです。」
と抽象的なことしか言っていません。
毎回、どうして誰も「T君の言うその“愛”とは何ですか」と聞いてくれないのか不思議でたまりません(笑)
この言葉を聞いて、他の人はその意味を理解して納得しているのでしょうか。
「僕は、いつもKinKi Kidsとしてのステージの意味を考えていて、ふたりだから表現できるものを感じてもらいたいと思っています。」
というのも、それが歌わなかったり踊らなかったり、MC中に裏に引っ込んでしまったり、逆にひとりで1時間しゃべり続けるとかいうステージになることなのか、とこれまた不思議に思います。

「作詞・作曲」についても、T君は相変わらず、
「光一とふたりでもっと作りたい。」「ファンのみんなも、そういう期待をしてくれるのかなって感じる。」
と語っていますが、いえ、全然期待していないです(笑)
でも、この自分がしたいことは実現するまで主張し続けるのがT君流のやり方だと思うのですが、Φアルバムではやっぱり光ちゃん作曲、T君作詞の合作がありますね。
私たちファンが感じる光ちゃんの曲には光ちゃんの世界観があって、それには白井さんや久保田さんの詞が似合う、少なくとも光ちゃんの世界観とT君の世界観は全く違うのに、と思います。
今年は結局、光ちゃんのソロ曲が聞けなかったわけですが、合作よりソロ曲が欲しかったですね。
何かもったいないな〜と思います(^^;

そして「雑誌取材」については、光ちゃんは、
「情報が曲がらないように、オレは原稿を見せてもらえるときは、自分で見るようにしてる。」
と言っています。
なるほど、そこまで光ちゃんは自分の発言に責任を持っているということではないでしょうか。
ところがT君は、
「メディアを通すと、誤解につながってしまうこともあるから。」
「正しい情報をひろってもらいたいなと思います。」
と、誤解するのはそっちが悪いと、受け手やメディアに責任転嫁してるような発言です。

しかし、また改めて思いましたが、T君は発言、態度を完全に使い分けている人ですね。
私は、オールナイトニッポンは毎日聞いているので、土曜日のポルノグラフィティの昭仁さんのオールナイトニッポンも聞いていました。
T君がゲストで、それはFC会員限定メールにも書かれていたので、当然アルバムのプロモーションでの出演かと思っていました。
ところが、かけた曲はエンドリの曲のみでビックリ。
昭仁さんに「何かお知らせありますか?」と告知を促されても、自分の髪の毛を切る話だけで、KinKiやアルバムという言葉は一切出てきませんでした。
雑誌やテレビでは、KinKiファン全般向けなのか、ひたすらKinKi大事発言が続いています。
でも、今回に限らず深夜ラジオなどは特定のファンしか聞いていないと思うのか、本音が出るようです。

さて、今年のKinKiコンはいったいどんなものになるのか、そして来年のKinKiはどうなるのでしょうか。
光ちゃんのソロCDは? ソロライブは? 
20代最後です。ぜひぜひ、堂本光一ファンを対象にした活動をお願いしたいです。


2007/11/02(Fri)

【どんなもんヤ/ハゲネタの歴史】

11月になりました〜。
SHOCKの稽古もそろそろ始まるのか、既に始まっているんでしょうね。
なんとなく帝劇付近がより華やいだ感じになっているような気さえします。

ところで、SHOCKの季節となるとT君も光一悪口月間に突入するようですね(笑)
T君の光一落としはSHOCKの季節だけではないと言えばそうだし、毎年恒例のようになっていますが、今年は時期的にも早いしこちらもさらに進化しています(笑)
先週のどんなもんヤでは、
「光一は天然で単純だから、僕がボケて光一をけなしているのに、ほんまに機嫌悪くなったりする時がある。だから僕のボケが死んで、面白くならない」
というようなことを言い、それに続けて脈絡なく、
「なんでタコとイカしか食べない人にスシ王子の依頼が来て、『オマエなんか握ってやる』と言ってしまったのか色々考えるところもある」
と言っていました。
本来、人をけなすことがボケであるわけではないし、笑いのセオリーは人を落とすのではなく自分を落とすことであるのに、驚くべき発想ですね。
ただ光ちゃんをけなしていることは当人も自覚の上ということのようです。
また、スシ王子に関しては、何回同じことを言うのか、どんだけ口惜しいのか、ここまで嫉妬心をあらわにして恥ずかしくないのかと、返って不思議に思います。

そして、きのうのどんなもんヤでは、
「新堂本兄弟の観覧に行ったとき、係の人から『ハゲは言わないで下さい』と念押しをされた。前回の収録の時ハゲで中断してしまう事態になったと言っていた。」
という葉書を読み、
「注意事項の中にハゲは言わないで下さいって言わしてることが相当堂本光一はすごいですよね、ほんまに。ファンの子もハゲ!言うしな、リアルに言うしな、うん、面白い現場ですよ。係員が注意事項の一つとしてハゲは絶対言わないで下さいねって、言うてんねんで、始まる前に。で、ワンツースリーフォーいうてオレら出て行ってる、恥ずかしいなぁ、オレ知らんかったわぁ、はずいわぁ、ほんま、頼むで〜。ハゲは言わないでくださいってどこのジャニーズのタレントあげても観覧の前言わしてないやろ?ひどいなあ、KinKi Kids、ひどいよ。ハゲは言わないでくださいってすごい気使わせてるやんか。」
と言っているのは、光ちゃんばかりでなくファンへの落とし込みですね。
まず、この葉書が本当にリスナーから送られてきたのかどうか、書かれていることが本当のことなのか定かではありませんが、本当だとしてもこれをわざわざ選んで読むこと自体に悪意が感じられます。
そして、「恥ずかしい、ひどい」と全く自分は部外者のように言っていますが、8月のAIさんがゲストの堂本兄弟では、「(光一に)ハゲと言っていい」とT君自身が扇動していましたね。
また、実のところファンとは誰のファンなのかがわかりませんが、本当の光ちゃんファンなら「ハゲ」とは絶対言わないはず。
光ちゃんが自らハゲネタを言うのも嫌がっている人がほとんどだと思います。

そもそも、最初に光ちゃんをハゲと言い出したのはT君です。
最近は古いことを知っている人も少なくなったか、忘れられてしまったのではないでしょうか。
こうしたT君の執拗な落とし込みによって事実がどんどん捻じ曲げられて行っていますので、あえて書いておきますが、私の記憶では2001年のどんなもんヤが最初だったと思います。
光ちゃんがドラマ「ルーキー」の撮影で休んでいる間(4月〜6月)のT君による落とし込み集というのを、9月に放送したのでよく覚えています。
この当時は私もラジオを録音していて、そのテープも残っていますし、レポを読めば明らかです。
「光一君とT君の見分け方」というので、「僕は眉毛も自然なまんまで髪の毛も多くてうすらハゲじゃない」
「光一が雑誌のコメントでなんて答えてるのか」で、「『うっさい!ハゲ!』・・・ハゲってなんやねん!ハゲ!」
「光一君の息子さんは6歳の6月6日からちょっと毛はえ薬を頻繁にふるとか、そう言うことを・・」
などと言っています。

そして、2001年8月のフィルムコンの横アリ第3部(オーラス)では、まずT君はひとりで出てきて、ギターを弾きながら月亭可朝さんの曲の「ボインやでぇ」を「ハゲやでぇ〜」「光一の息子もハゲやでぇ〜」などと替え歌にして2番、3番まで歌いました。
第一このときはオーラスのステージにもかかわらず、「光一君は留学してるから来られない」だの「今マラソンでこっちに向かってる」などと言って、始まって15分ぐらい光ちゃんをステージに出さずにいました。
私にとってはたった1回のフィルムコンだったのですが、2時間のうち15分間も光ちゃんを見られなかったのです。

その後も、2004年の元旦コンでは、森山直太朗さんの「さくら」を「かつら」と替えて歌い、この年の光ちゃんのソロコンのときは、「光一くんのソロコンサートツアー、タイトル名ヅラが始まります」などと言っていたり、T君によるハゲネタは数え切れないくらいです。
光ちゃん自身の対応も今思えば失敗だったと思うのですが、それこそ「T君のボケだと認めて機嫌を悪くせず」に、自分もネタにしてしまったのです。
そして、2004年のソロコンのときから観客の一部が「ハゲ」だの「ヅラとって」などと言い始めました。
そこで、私やお仲間のみなさんは、「ハゲ〜!」という声が上がると「王子〜!」と叫び返すことにしていました(笑)

でも、光ちゃんは光一ファンが「ハゲ」と言っていると思い込んでしまったのか、インタビューなどでそれを言うのが、光一ファンとしては残念でたまりません。
前にイカリさんも書いていましたが、自分がシューマッハに会った時、顔を見ることもできなかったファン心理を、自分のファンに置き換えてみて認識を改めてくださいな。
だいたいそんな品のない程度の低いのがファンなんて恥ずかしいことなんだし、ファンとしても誤解されるのは嫌ですから、光ちゃんもそれはもう言わないでほしいですね。

9月に、白血病で亡くなった夏目雅子さんの生涯を描いたドラマがありましたが、その番宣などで「夏目雅子ひまわり基金」のことも語られていました。
ガンや白血病の治療をしている方にかつらを無償で貸与しているそうですが、それを見て気づきました。
こうしたいろいろな立場や状況の人たちがいらっしゃるのですから、仮にもテレビ・ラジオなどで「ハゲ」などと軽々しくネタや冗談にするものではないと思います。

それにしても、光一悪口強化月間のT君、困りましたね。
これから、また新しいCM、SHOCKが終われば映画と、光ちゃんのソロ活動が続くのですから、さらにエスカレートしていくかもしれません。
二人が別れることが彼にとってもいいことなんじゃないかと思いますが、せめてエンドリを復活させれば光ちゃんへの異常な関心も薄れるでしょう。
先日のANNでは、エンドリとして出演したせいか、全く光一のこともKinKiのことも語らなかったのですから。
T君のソロ活動を望みます。


2007/11/14(Wed)

【ズームインとテレビ誌のインタビュー】

今日は、KinKiのアルバムΦの発売日でした。
今週はずっとアルバムのプロモーションが続きますね。
本来なら、光ちゃんの姿を見たり声を聞けるのはうれしいことのはずですが、二人セットですので、相変わらず不愉快だったり不可解だったりと、多くの光一ファンにとっては忍耐の日々となります(笑)

きのうのズームインと、今日発売されたテレビ誌を見ましたが、またまた突っ込みどころ満載。
ズームインは、そもそも編集にすごく無理がある感じでした。(逆に、無理やり上手くまとめたとも言えますが)
インタビューとインタビューのつなぎでナレーションのようなものが入っていましたが、
「二人を結び付けているものはお互いを思い合う気持ちなんだそうです」
の言葉のあとに、T君の以下の言葉です。

「2人だからこそ作れるものは1人では到底作れないですからね。
僕はそういう諦めをきちんと持って人生を送ってますから。
例えば彼が、いつまでも20年後も30年後も一緒にやろうぜって言えば、僕は一緒にやりますし、
例えば彼がもし万が一軌跡的(※奇跡的?)に、ちょっと1人が…って言いはじめたら、その話を聞くぐらいの愛情は持っています。」

T君はもともと日本語の使い方が間違っているところがありますし、最近は、言わば宗教の教祖のように本人にしか分からない独特の観念で話すので、言葉だけを聞いていると不可解ですが、内容的には本音がたっぷりというところがあります。
この文脈だと、“KinKiを続けていくこと=諦めて人生を送ること”であり、エンドリ活動ができない諦めという意味もあるかもしれません。
そして、T君の光ちゃんを思う気持ちとは、“解散を言い出したらその話を聞くぐらいはしてやる程度の気持ち”ということになります。
本当に上から目線の傲慢な物言いで、おそらく私たちのほとんど誰も職場でも学校でも家庭でも、人からこんな失礼な言い方をされたことはないんじゃないでしょうか。
T君の言い方だと、もし解散の話が出るときは、光ちゃんがT君におそるおそる(?)お伺いを立て、T君が「何?解散したいの? まあ話は聞いてやるからそこに座れよ。俺にだってそのぐらいの愛情はあるんだから」な〜んて、ふんぞり返って言っている姿が目に浮かびます(笑)
第一、10周年の記念のアルバム発売の宣伝で、なぜ解散がらみの話をするのかが理解できませんが、何かそうした動きがあったのかあるのか、今のところ自分のソロ活動の展望がなく“諦めて”KinKiに固執するしかないので、もし本当に解散になってしまったとき「自分は解散したくなかったのに光一がしたいと言ったから」という予防線を張っているのかなどと考えられます。
ちなみに、先月発売のduet11月号でもT君は、
「もし光一から『オレ、キンキやめたい』と言われたら、ボクは素直に『ほんならやめよう』って思えるやろうし、光一もきっとそうやと思う。」
と言っています。

ここでまたまた、KinKiの過去を知らない方のために昔の話をしておきますが、2000年3月放送の「リズムBaby」という番組の中では、二人はこんなことを話していました。
これは、「アーティスト取調室」というコーナーで、一人一人が別々に同じ質問に答えます。
2000年の2月は台北・香港コンサートがあり、この収録は帰国した直後だったのですが、T君のやる気のなさがあらわでした。
「10年後はどうなってるか」という質問に、T君は「普通の人(一般人)になってるかもしれん」と答えて、光ちゃんは「10年後もKinKi Kidsをやっていたい。でも、その前にTが『もう、いい』と言うかもしれないけど」と言ったのですが、そんなこともあるかもと納得できるT君の様子だったのです。
その後、2002年3月のジャパン☆ウォーカー「KinKi Kids 結成十周年 初めての二人旅」の中では、光ちゃんがT君に向かって「オレはお前とずっとやっていきたいと思ってるよ」と語りかけましたが、T君は無言のままでした。
2002年はT君のソロデビューとファーストソロコンがあった年で、でも光ちゃんはT君のソロデビューについてはこの時点では全く知らなかったようです。
2000年は伝説の夏コンで、2001年からは夏コンがなくなってしまい、2000年から2003年頃にかけては、T君はあきらかにKinKiをやめたがっているように見えました。
それから5〜7年と月日が経ったのですから、T君の気持ちに変化があっても不思議はありませんが、T君が過去から今までずっとKinKiを大事にし、全く自分は解散などする気がないと言わんばかりの発言にはずるさを感じます。

ズームインのインタビューの最後は光ちゃんが、
「TもTですごく意見を持っているし
そうやってお互いの気持ちが融合した時に無限大の可能性ができる」
と綺麗に締めて言っているのですが、どう見てもちぐはぐで気持ちが融合していない二人なのに、これはあまりにも建前論すぎませんかと、突っ込みたくなりました。
T君の「その話を聞くぐらいの愛情は持っている」のくだりで、光ちゃんは視線を足元に落としたままで表情も変えずいましたが、いったい何を感じ思っていたのでしょう。

テレビ誌のインタビューも、微妙に二人の言っていることが食い違っているように感じられます。
ザテレビジョンでは、T君は
「どこにも属さない集合体がΦ。ジャニーズ事務所の中でもちょっと特殊と思われる僕ら二人の10年目のアルバムとして、そんな意味を持つアルバムを提供できるのは、タイミング的にすごくいい。」
「ちょっと特殊と思われる僕ら二人」とは「アイドルの靴を履いたまま、アーティストのステージに立っている」二人だと言いたいのでしょうか。
39イベントについても、
「KinKiの特殊性を考えると、あれでええんちゃう?って話で。こういうスタイルを今後やっていってもいい、ってなんとなく思えた。」
「あのシンプルな形を選んで良かった。この形なら僕らの音楽をどこにでも届けられる。」
と、ファンからすればぞっとするようなことを言っています(笑)
これではやっぱり11年目からはアルバムもライブもエンドリ仕様となるのかと思いきや、光ちゃんの方は、
「今回はちょっと特別なアルバムかな。次は元の流れに戻って「J」を出すつもりだから心配いらんよ(笑)」
と言っているので、光ちゃんにはその気はなさそうです。
でも、T君は
「まずは「Φ」というアルバムを筆頭にやっていこう、と。だから、11年目に向かう僕らを象徴する記号が「Φ」なんですよ。となると、11年目に向かう僕たちは、これまでと同じことだけをしているわけにはいかへん。」
と、「J」に戻るつもりはなさそうな発言です。
いったい全体、今後のKinKiは右へ行くのか左へ行くのか、それは二人のどちらの力関係が強いかということになるのでしょうか。

TVぴあでは、T君は、
「アルバム全曲合作とかやっていきたい。
せっかく僕達は楽器も作詞作曲もできて、しかもジャニーズ初の関西系で初のデュオ、という特殊なグループなんだから、前例にとらわれないクリエイティブなKinKi Kidsでいたい。」
と、いまだに合作にこだわっています。
そして、ジャニーズのほかのグループとは違うぞと言わんばかりの自画自賛ですが、「前例にとらわれないクリエイティブなKinKi Kids」などは、ジャニーズでいる必要がないんじゃないでしょうか。

あと、アルバム曲について、
「これまでのユニゾンという手法に止まらず、コーラスまですべてやるとか、そういうことをしていいんじゃない?って。」
と、コーラスにはこだわったとか、ボーカルが何層にも分かれてる、とか自慢げに(笑)語っているのですが、コーラスはずっと以前から光ちゃんがひとりでやっていたことですし、ボーカルだけで音を構成するというのもソロで既にやっていますよね。
自称アーティストでも、実際に音作りに関してはほとんど何もやらなかった、あるいは知らなかったということが分かってしまいます。

テレビでも雑誌でも
「Φとはどこにも属さない空集合体って意味がある」と言っていますが、空集合をWikipediaで見てみると「何も含まない集合が空集合である」と書かれています。
要するに、中身はからっぽの集合体ということで、今のKinKiにその名前がふさわしいとしたら、あまりにも皮肉ではありませんか(笑)


2007/11/18(Sun)

【ミュージックフェア/銀色 暗号のメロディつけたし?】

きのうのミュージックフェアは、白いジャケットの光ちゃんが麗しく素敵でした♪
オリスタに、「Tがイニシアチブを握り光一に“ダメだし”するトークが続き・・・」「懸命に語りかけるTに、光一の返事は上の空・・・。ついにTが説教モードに!?」と書いてあったので、ズームインを上回る悲惨なことになるのではと不安でしたが、編集が良かったですね。
きっとあの何倍もしゃべっていただろうT君のダメだしより光ちゃんの天然がフューチャーされていたので、恵さん杏樹さんの穏やかさに光ちゃんのほんわかとした雰囲気が合っていました。
きくちPにだまされた(?)光ちゃんの驚きっぷりと、ひざをそろえて「やり直しませんか」と言う反省ぶりが、可愛くて笑っちゃいます。
T君が話しているとき、一瞬フリーズするような表情がコワイのですが、すごく綺麗。
「床を見るな」と言われても、「こっちの耳で聞いてる」と言う顔が素敵な笑顔で、そうそうムーディ勝山さんのように「右から来たものを左へ受け流し」ていればいいんですよね(笑)
でも、いつも堂本兄弟を見ても左側はほとんど見ないので知らなかったのですが、T君はあんなにまんまるな顔になっていたんですね。
アップの時、ほんとにびっくりしました。
そして、歌の方は、相変わらず2人とも歌唱力がイマイチというところでしょうか。
特に「硝子の少年」は音程が不安定でしたし、「永遠に」は徳永さんのを聞いたあとでは歌唱力の差がよくわかります。
「銀色 暗号」は、「愛のかたまり」のように切なくて流麗なメロディがさすが光ちゃんと思いました。
歌も4曲の中では一番まとまっていたかもしれません。

ところで、この「銀色 暗号」に関しては、T君が、光ちゃんには断わりなくメロディを足した、いじったと言っています。
13日のJFN『SCHOOL NINE』の中では、
「自分が詞を書いていくうちに、この言葉は言いたいだとか、ちょっと音符が増えるんですよね。でまぁ、光一君にも、すごーく昔に「そんなん気にすんな」って言ってくれたもんで、ちょっと音符、メロディをプラスアルファした形で詞を書いて。それで、先に僕がレコーディングして、光一くんに後で歌ってもらって・・・」
と言い、16日のbayfm『BAY LINE』では、
「今回はこうちょっとオケを聞いたり彼のメロディを聞いて、女性詞が浮かんできて、ちょっとずつメロディはいじりましたけども。」
と言いました。
bayfm『BAY LINE』は、地元ですので録音して私も聞きました。
2時間生出演で、光ちゃんも一緒にいましたが、何の訂正もしなかったので事実なのでしょう。
でもそれだったら、「作曲:堂本光一・堂本T」または「作曲:KinKi Kids」と表記すべきじゃないかと思います。
CHEMISTRYやオレンジレンジは、共同で作詞や作曲したものは、そのグループ名で表しています。
光ちゃんファンが光ちゃん作曲だからと有難がっていたら、T君が勝手に(←ここが問題)メロディをいじっていたというのではその有難みも薄れます(笑)
「いじる」という言葉使いも何か自分に権限があるような感じな言い方で不快ですね。
「Music of Life」では自分の詞を使ってくれと要求し、「銀色 暗号」ではメロディをいじるのでは、こんな自分にだけ都合のいい合作ならそりゃいくらでもしたいでしょう。
それを知ってから聞くと、気のせいか一部分メロディがつけたしのような感じというところがありました。
繰り返しで4ヶ所ありますが、果たしてここがそうなのか、当たっていれば光ちゃんファンとして自慢ですが、はずれていれば私もまだまだというところです(笑)

この『BAY LINE』はまるごとKinKi特集で、私も最初はレポでもしようかと思っていたのですが、いやもうほとんどT君ばかりがしゃべっていました。
最初の1時間は10のうち、8:2ぐらいでT君が話していましたが、次の1時間は9:1ぐらいになっていたんじゃないでしょうか(笑)
39イベントについてなど、したり顔でという言葉がぴったりの感じで、ただただしゃべりまくる。
MCも光ちゃんも口を挟む隙がないくらいでした。
光ちゃんもわずかに話したことは相変わらず、「パスモを知らなかった。埼京線を最強線と思っていた。」とか、「コンサートでお客さんが『ハゲ』と言うから、僕も負けずに『デブ』と言い返す」などと言うことぐらい。
で、結局レポは断念しました(笑)

それにしても、T君の光ちゃんに対する上から目線はとどまることを知りませんね。
いつから彼は、上司や雇用主みたいな立場になったのでしょうか。
イカリさんがオリスタについて書いていますが、まだありますよ。
読者の質問「相方の音楽プロデュースをするとしたら、どんな曲にしますか?」に、
「もうちょっと素直に、不器用で鈍感なところもある自分を歌ったほうがセクシーだと思います。シンプルなメロディのミディアムロックを歌わせてあげると、三十路手前のええ男みたいなシーンを演出できそうですよね。」
と、不器用で鈍感だの、歌わせてあげるだの、言いたい放題です。
また、
「ジャニーズというブランドの中でも不思議なふたりだと思いますけど、今回あえて、アルファベットの間にΦを入れることで、やっと“いまの僕たち”を説明できたような気がしてるんです。」
と、これも選民意識とファンのニーズは関係なく自分の嗜好による音楽性の変化を押し付ける発言です。

イカリさんの書いているB'zですが、記念CDのCMが「B'z 20th 変わらない、という進化」というものでした。
確かにB'zはその音楽性・スタイルが変わらないからこそ、20年間変わらない人気を保ち続けているのだと思います。
変わらないのに飽きられないということは、その同じスタイルの中で進化しているからなのでしょう。
それは、自己の音楽性に対する誠実さと言えるのではないでしょうか。
2004年に市川さんは、光ちゃんに対して、
「自分に偏りすぎて暴走したり狭くなっちゃう者が多い中、君は一貫してると思うよ。」と言い、「誠実な男なのだ」と評しています。
T君がただ変化だけを求めても、それは自己満足にすぎません。
アイドルの靴を脱いでアーティストになったつもりでも、今現在そんなKinKi Kidsを見に来たり、CDを買ったりするファンの多くは、実は音楽性などはどうでもよく、2人がただ一緒にいればいい、顔を見合った、手を繋いだ、光一のことを想って詞を書いたなどということだけに喜びはしゃぐ、一番音楽とは遠いところにいるファンかもしれない、ということにT君も光ちゃんもいつまで気づかない、あるいは気づかないふりをするのでしょうか。


2007/11/24(Sat)

【アルバムΦ・DVD】

3、4日前のニュース番組で、海面を泳ぐ水鳥にタコがからみついているという映像を見ましたが、ビックリしました〜。
水鳥は海面から飛び立とうとしていますが、その足に大きなタコの吸盤が吸い付きからみついて、鳥は何度も羽ばたくのですが飛び上がれません。
先日の堂本兄弟では、安めぐみさんの夢診断をしていましたが、収録では光ちゃんも巨大なタコに襲われる夢をよく見ると話したとか。
そのタコは何を(誰を?)象徴しているんだろうかなんてつい考えてしまいましたが、このニュースの映像を見て、まさにコレ!と思いました(笑)
光ちゃんは2005年6月のオリスタで、「オレはあれもやりてぇ、これもやりてぇって思うけど、周囲からは『今のあなたの立場でそれをやるのはどうかな』って言われる」と言った頃、「飛行機に乗ってて不時着して、そこから離陸するとき目の前に山があってそれを超えることができるかどうかという夢をよく見る」と話していました。
どうやら光ちゃんは、現実の心理状態を表している夢を見る傾向があるのかもしれません。

やっと、アルバムΦを聞き、39イベントのDVDも見ました。
アルバム全体を聞いた印象は、「暗い心象風景」という感じです。
この中では「涙、ひとひら」が一番聞いていて心地よかったのですが、「the EDGE of the WORD」などはあまりの暗さに気持ちがどよ〜んと萎えます。
「lOve in the Φ」は「初の本格的Hip Hop Number」ということで、音楽は、SOUL'd OUTやKREVA、ケツメイシ、SEAMO など、主にHip Hopばかり聞いている私としては期待していたのですが、「えっ、これが?」と正直ガッカリしました。
こうした新しい試みの曲と、「銀色 暗号」のようにKinKiの王道路線の曲もあり、光ちゃんが言うように「今までのKinKi・今のKinKi・これからのKinKi」を一つに詰め込んだアルバムになっているようですが、ばらばら感は否めず、作品としての魅力があまり感じられませんでした。
T君はJ-Webで「ボクとしてはベスト1と言ってもいい1枚になりました」と言っているので、やはりT君の音楽性は私には好みではないということでしょう(笑)
元々、私が好きな音楽はR&BでありHip Hopなのですが、KinKiの哀愁漂いながらもダンサブルな歌謡ポップスも大好きでした。
でも今後、KinKiがこのアルバムのスタイルでやっていくのなら、もうKinKiは私にとっては好きなミュージシャンではないということになるでしょう。

39イベントのDVDは、見てなるほどと思いました。
10周年記念コンサート(光ちゃんは「コンサートと呼びたくない」と言っていましたが)がなぜ、あの程度のもので終わってしまったのかと釈然としませんでしたが、現在のKinKiでは、あの形にするのがベストだったんでしょうね。
おそらく光ちゃんなら、10周年記念のコンサートであれば、それまでのKinKiの集大成として最高に華やかでクオリティの高い、今までで一番素晴らしいコンサートにしたいと思ったことでしょう。
2004年のソロコンを光ちゃんは、これまでの自分の集大成と言っていましたが、その言葉どおり噴水を使った豪華なセットに、曲調に合わせてさまざまに工夫をこらした演出とレベルの高いダンス、フライング、そして会場中を移動してのファンサービスもたっぷりありました。
もし、KinKiのコンサートをそうしたものにしたくても、現在のT君では、そこまでのパフォーマンスは望むべくもない状態です。
中途半端なものを見せるよりは、シンプルなセットで一切踊らないああいうコンサートにするほうが光ちゃんとしても許せる、ということかもしれません。
1回限りのイベントとしては、あれはあれで良かったのだろうと思います。

でも、見ていて一番感じたのは、あの会場は私の居場所ではないということでした。
光ちゃんも、自分が知っている光ちゃんとは別の見知らぬ人のような不思議な感覚でした。
私はKinKiコンには、98年から2005年まで30数回行っています。
たとえ腹立たしいことが起きたり、楽しくないときがあったりしても、その時は確かに、光一ファンとしての自分の居場所であるコンサートでした。
でも、このイベントは、私にとってはそんな懐かしくなじみのあるKinKiコンはもう2度とないということが、はっきり確認できた感じです。

DVDに収録されている二人のトークは、やはり噛み合ってないものでした。
話し方にしても、T君は熱く饒舌に、突然声が大きくなるシーンもあり、それに対して光ちゃんは、ほとんどタメ口を利かず、ですます調で公式インタビューのように淡々と話しているのが、ちょっと異様なくらいでした。
T君はここでも、「KinKiというブランド」は「特殊」だの「特別」だのと連呼しており、「とにかく早く二人で合作のアルバムを作りたい」と言っています。
光ちゃんは冷静に「素敵な方からの提供曲を歌わせてもらうところに学ぶべきものがあるし、二人のアルバムと両方できたらいい」と答えていましたが、からみつくタコとはこんな感じでしょうか(笑)

ぜひ来年はT君もKinKiで自己主張するのではなく、自分のソロ活動を充実させてほしいと思いますし、光ちゃんのソロコンも絶対やってほしいです。
SHOCK・映画・ソロコンとなったら、光一ファンとしては至福の年になりますね♪


2008/01/04(Fri)

【元旦コンについて】

去年は記念すべきKinKi10周年の年でしたが、ステージ放棄の「イラッとしてる」コンで始まり、シメが“毛根死んでる〜”の替え歌の「おおめに見てね」コンで終わりました。
その間、39コンにΦアルバム、T君の数々の発言と共にKinKiがT君に引っかき回され振り回されてついにエンドリ化した、まさに記念すべき年になりました。
今年も、元旦の光一ファンの初夢は、光ちゃんがよく見るという巨大タコに襲われる悪夢が正夢になってしまったかのようですね。

元旦コンのレポはいくつか読み、憤りと嫌悪感を抱きましたが、イカリさんが書いてくれたAさんのレポを読んで、さらに生々しくおぞましいものを感じました。
光ちゃんをリフターに乗せて隔離したまま、その間即興曲を歌い続ける公開イジメと、男同士の唇へのキスと言う公開セクハラともいえる、「ぐだぐだ地獄まっ逆さまのMCにおける“光一いじり”の数々」(by 2005年1月のオリスタ・市川氏)がついにここまで来たわけですね。
光一ファンにとってはまさに地獄、すでに2年前からこの地獄に耐えられなくなってKinKiコンからドロップアウトしている私ですが、もし今回この元旦コンに行っていたとしたらAさんと同じくきっと途中で退場していたでしょう。
40分にも及ぶソロの即興演奏、光ちゃんを落とし込む歌詞、下品で卑猥な行為は、観客を楽しませるエンタテイメントではなく、ただT君の人間性をあらわにしたコンサートの私物化です。
一方では喜んでいる観客がいたとしても、ほとんどの光一ファンにとっては不快であり苦痛であったでしょう。

某所で光ちゃんがキスされている写真3枚組を見ましたが、私にはまるでレイプされかけているように見えました。
光ちゃんがリップクリームをつけるのが嫌いなのはファンでも知っていることですが、そのリップクリームをわざわざ自分の唇に塗った上で、光ちゃんの口にキスをするというのはおぞましい上に意地が悪い。
光ちゃんも誤解しているようで本当に残念ですが、KinKiファンというのはみんなボーイズラブ愛好家という偏った趣味・嗜好の持ち主だと思っているのでしょうか。
そもそもボーイズラブとは、若くて中性的なルックスを持った美少年を想定しているものだと思いますが、30間近い小太りの男性でもOKなのか、そこがまったく理解できません。
観客の中には中学生も、小学生の親子連れもたくさん来ているでしょうに、そうした子供たちへの教育的配慮も考えるべきですよね。
今後もこういうことがあるとすればR指定にする必要があるでしょう。
と笑えない冗談を言っている場合ではなく、ファン以外の観客に対しても問題です。
私も、ほかのミュージシャン、ほかのジャニーズのコンサートにいくつか行ったことがありますが、KinKiコンにもファン以外の観客が来るはず。
例えて言うなら、もしGLAYやGacktのコンサートで(どちらも、とても素晴らしいもので何度でも見たいですが)、内輪ネタによるメンバーの悪口の即興歌を聞かされ、男同士でキスしあっているのを見せられたら、もう2度と見にいく気はしないでしょう。
光ちゃん自身も、コンサートのグレードを考えた時、また人としての品位・品格を考えた時、自分自身許せるのか、一般の観客がこれを楽しめるのか、自分のファンが喜ぶのかを、プロの立場からそして社会の常識から考えて欲しいものです。
「なるようにしかならない」というのは逃避であり諦めとしか思えません。
KinKiを解散する気がないのなら、以前のようにほかのグループに負けないグレードの高いコンサートや作品を作っていくのが、自分自身のためではないでしょうか。
このままでは、KinKiは過去の栄光はどこへやら、幼稚で品性下劣なグループと言う汚名だけが残ってしまいかねません。
私は今、KinKiファンクラブ会員であることが恥ずかしいとさえ思いますが、他にもそういう人はたくさんいます。
ファンであることが恥ずかしいと言われる自分たちこそ、恥ずかしい話ですよね。
光ちゃんのソロワークを見ている私たちからすれば、それとは真逆のクオリティの低いグループ活動ですから、悲しいというより口惜しい気持ちでいっぱいです。

さて問題は、事務所側がT君を指導できるのか、光ちゃんがT君と話し合うことができるのかどうかですが、早い話、それができていればこうはなってないということなんですよね。
何度も書いていることですが、こうしたT君の行動は今に始まったことではありません。
2001年の元旦コンでは、東山さんに見立てたマネキン人形をステージ上に出して、秋山君に東山さんの物真似をさせるということを延々とやっていました。
光ちゃんがそれをやめさせようとしたらT君が切れて、結局その後1時間近くT君の一人しゃべりが続きました。
光ちゃんはステージ上に黙って座り込んで、ジュニアが入れ代わり立ち代わり「もうやめろ」というサンチェさんの伝言を伝えに来ても、T君はそれを無視してしゃべるのをやめなかったのです。
その年のフィルムコンでは光ちゃんをステージに出さず、「ハゲやでぇ」という替え歌を延々と歌いました。
2004年の元旦コンでは、ケーキのろうそくが30本あり(今回も同じことをしたようですね)、T君からのプレゼントはモモ引き、ちゃんちゃんこでした。
そして、去年のバースデープレゼントも今年のプレゼントもカメラに写せない、口に出せない卑猥なものがあったようです。

こうして見ると、実に7年経ってもT君の行動はまったく変わらず何の進歩も改善もないということです。
当人たちもファンも若いときは、これがうやむやに許されていても仕方がなかったかもしれませんが、7年経てばみんな年を取っています。
学生は社会人になり、社会の常識も仕事の厳しさも学んでいます。
T君自身は井の中の蛙どころか、ちっぽけな水槽で自意識だけを肥大させた古代魚(あるいは巨大タコ?)と化し、妄想に自己陶酔した反社会的人間となってしまったのではないでしょうか。
12月の会報67で、T君は
「僕らも年令的に、それなりのクオリティとか、説得力が、絶対必要になってきているんだよね。」
と言っているのですが、Φコンの彼の行動が、彼なりのクオリティと説得力であるということでしょうか。
会報67では最後に
「僕は、KinKi Kidsは、トップアイドルとも呼ばれながら、アーティストだと呼ばれるような、誰も歩いていない道を拓いていける…と思っているから」
と、実に痛くて恥ずかしい発言をしています。
今や、KinKi Kidsは決してトップアイドルでないことは、大晦日のカウコンを見れば一目瞭然だし、オリコンの年間ランキングのデータ上からも明らかです。
アーティストであれば、もっと歌が上手くあるべきだし(カウコンでも、KinKiより歌の上手い“アイドルグループ”が何組かいましたね)、誰が見ても素敵と思ったり、楽しめるコンサートをするべきでしょう。
好き勝手やるけど「おおめに見てくださいね」と前もって頼まれるコンサート、落とし込みの即興曲や長いソロ演奏を我慢しなければならないコンサート、変態行為を見せつけられるコンサートをやるアーティストなど他にいるはずもありません。
自称アーティストと言いながら、やっていることは一番音楽性とは遠いという矛盾に当人はおそらくずっと気づかないのでしょう。

エンドリコンでは一人で何十分も勝手気ままにドラムやキーボードを弾くなどという即興演奏や、演奏者同士の卑猥なパフォーマンスが毎回のようにあったとのことですから、ついにKinKiコンもエンドリ仕様となったわけですね。
コンサートパンフで、T君は11年目のKinKiについて
「やっと本気が出せる。今までは良くも悪くも我慢していた部分がいっぱいあった」
と語っていますから、KinKiは自分が乗っ取ったと宣言してるようなものです。
そして、
「(39イベントをやったことで)KinKi Kidsの歌だけを伝えるというアプローチも可能だと言うことがわかったので、あの形であれば、どんな場所でも歌えると思うんですよ。
だから状況が許せばどんどんいろいろな土地へ行きたいと心から思っていますね」
と言い、関ジャニは「あの形で」なくても、去年、全国47都道府県を回るツアーをしたのですから意味不明ですが、すなわち、KinKiコンは今後39イベントの形でやる、というこれも宣言なのでしょうか。
元旦MCでも地方のコンサートがあるような含みがあったらしいので、では、今まではT君の気に入る形のコンサートではなかったので全国ツアーがなかったわけですね。
そして、これは穿って考えれば、光一ソロコンの阻止でしょうか。
光ちゃんのドラマの主題歌がグループの曲となり、その上カップリング曲となった(「こんな曲もあったな〜と思ってもらえたら」by TV LIFE・光ちゃんコメント)のも光一ソロCDの阻止だったような気がするので、ついそんなことを考えてしまうのですが・・・

私は、10月に「KinKiに見る心理的ホラー」という日記を書きました。
「(略)
今まではT君はただ光ちゃんを落とすことしか考えていない、それで自分が優位に立った気になっている、でも本当はソロで自分の好きなことをやりたいのだろうと思っていたのですが、もしかしたら、T君は本気で光ちゃんを自由にする気がないのかもしれない、一生そばから離れず光ちゃんを支配したいと思っているのかもしれないと、心理的ホラーを見たような気分になりました。
(略)
光ちゃんの顔・スタイルから始まって、親友、趣味、SHOCK、作曲、何でも欲しくなり、あえて真逆のもので自己主張しつつ真似をする。
そして、KinKiから光ちゃんが離れつつある(?)ように感じられる今、T君がほしいものが光ちゃん自身だとしても不思議はありません。
『海の老人』と化したT君。まさに心理的ホラーです。」

イカリさんがカウコンの長瀬君を見て「嫌な予感が走りました」と書いてますが、それがあの元旦コンにつながるのなら、私の文章は当たっていますね。
『海の老人』とは、アラビアンナイト「シンドバッドの冒険」に出てくる妖怪です。
航海の途中、孤島でシンドバッドは倒れている老人を見つける。
かわいそうに思って背負ってやると、もうそれきり離れなくなってしまい、シンドバッドに「あっちへ行け、こっちへ行け」と指図し、言うことを聞かないとシンドバッドの体を足で息が出来ないほど締め付ける、というものです。
また、タコと水鳥の映像のことも日記に書きましたが、とうとう水鳥の足にからみつき吸い付いたタコは、水中に水鳥を引きずり込み沈めてしまうのでしょうか。
こうなると、もう心理的ホラーではなくリアルなホラーかもしれません。

新年早々に、恒例行事のように不愉快なことが起こり、私としては思いもかけぬ大長編日記を書くことになってしまいました。
でも、あと2日でSHOCKの初日ですから、地獄はすぐ天国に変わります(笑)
その後、映画の公開があり、そのプロモーションなどで、またソロの光ちゃんを見る機会もたくさんありそうです。
続いて、KinKiのツアーなどやらずに、光ちゃんのソロコンがあれば(短期間でもいいので)光ちゃんファンとしては満足ですが、ぜひそうあってほしいものです。

光ちゃんも、mirrorのDVDを見返してください。
そこには、本物のエンタテイメントと、スタッフ・メンバー間のあたたかい信頼関係、観客とそして光ちゃん自身の幸せいっぱいの弾ける笑顔が見られるはずです。
物事は「なるようにしかならない」ではなく「自分がやるようにしかならない」のです。
自分らしくあること、自分自身を大切にすることは、光ちゃんファンを大切にし、幸せにすることだということも分かってください。
29才、人生の正念場です。
光ちゃんが幸せでいること、これからも輝き続けることを願っています♪


2008/8/17(日)

【合作反対!】

きのう来たLFですが、T君が合作アルバムを作りたいと猛烈アピールをしています。

「ずっと昔からキンキキッズのステージは勿論、雑誌や番組などキンキキッズの関連する様々の場所には常に敬意を持って仕事をしてきた。」
などと、現実とは真逆なことを言われても、その「ずっと昔から」彼の言動を見聞きしている人間としては呆れるばかり。
「2人『だからこそ』造り上げられる色々を僕は創造出来たし現実にする自信がある。」
と、結局「僕ら」ではなく「僕」だけの思いのようですが、「僕が創造」したのは、光ちゃんが作詞の時は、自分が「この言葉を使ってほしい」と指定し、作曲のときは無断で音符を付け加えるという合作もどきでした。

光ちゃんは、緊急コンのパンフレットでは、合作について次のように自分の考えを語っています。

「(KinKiの楽曲を)自分たちで作ればいいって思う人もいるかもしれないが、そんなに単純な話でもない。僕はべつに2人で作ることを否定しているわけではない。作れと言ったら作る。ただ、シングル曲もアルバム曲も全部2人で作るっていうのは、どうかと思う。KinKi Kidsのいろんな可能性も含めて、提供曲から得るものもいっぱいあるはず。だから、それはこれからも大事にしていくべきと考えている」
「2人だけでもやろうと思えばできる。でも、僕はそれをあまりおもしろいとは思わない。KinKi Kidsの可能性を逆に狭めてしまうんじゃないか。僕は、もっともっとKinKiの世界を広げていきたいと考えている」

T君はおそらくこの言葉を読んでいるはずですが、だからこそ、ファンに訴えて光ちゃんに合作アルバムを作らせようというのでしょうか。
どんなに取り繕っても、パンフを読むだけで、2人の間に意思の疎通がないこと、2人の音楽性が極端に違うことがわかります。
そんな2人であるにもかかわらず、なぜ合作アルバムを作ろうというのか、私には光ちゃんのソロアルバムを阻止するためとしか思えません。
光ちゃんには光ちゃんの美意識が作る音楽の世界があり、そんな光ちゃんの曲には白井さんや久保田さんの詞がはまります。
光一ワールドに足を踏み入れて、その世界を汚さないでほしいと思います。

T君はLFで
「2人『だからこそ』造り上げられるキンキキッズをこれからは更に追求し
2人『にしか』造れないキンキキッズを 悪に負けずに現実にします☆」
と言っていますが、嫌な言葉使いです。
“悪”とは何なんでしょうか、合作に反対する人間のことでしょうか。
光ちゃんは、最近の雑誌で、自分の性格の変えたいところとして
「すぐ『オレはいいよ』ってなる消極的なところ」と言っています。
今までは、「ソロアルバム? (〜が反対なら)オレはいいよ」だったのかなんて、思ってしまいます。
T君自身は、秋にはソロアルバム制作に入りたいと言っています。
ぜひ、光ちゃんにも自分に関してもっと積極的になってもらって、
「1人『だからこそ』造り上げられる堂本光一ワールドをこれからは更に追求し
1人『にしか』造れない堂本光一ワールドを悪に負けずに現実にしてほしい」
ですね!(笑)


2008/8/30(土)

【合作反対! シングルもアルバムも】

やっと、きのうで新曲プロモーションも終わったようですが、毎度毎度ほんとに耐えがたいものがありますね。
特に、きのうのMステは最悪でした。
素人の子供のように、カメラの前にたちふさがり、ことごとく自分アピールするT君。
今回は、スカパラや藤井尚之さんとの豪華コラボが目玉だったはず。
その尚之さんのソロのショットまでも邪魔するのは非常識きわまりない行動で、さすが「1コーラス目の主旋律を全部(自分が)歌いたい」と言っただけのことはあります。
こういうことなら、ソロで出せば良かったでしょうに、それだと売り上げがKinKiとして出す半分にも届かないからというのが理由でしょうか。
そもそも、自局のドラマの主題歌だった「涙、ひとひら」のときは1週だけの出演だったのに、他局のドラマ主題歌でなぜ2週連続の出演なのかということもあり、それはカップリング曲だったからとなれば、なぜ今の嵐の「truth/風の向こうへ」のように両A面にならなかったのかと、今更ながらにまた疑問が沸いてきます。
そして、トークもHEY!3を含めて3回、すべて見事に光ちゃん落としの話題ばかりでしたね。
去年も「イカとタコしか食べないくせにスシ王子なんて」だの「やられた方は忘れない」でしたし、その前も「オッサン化してる」などと、光ちゃんをけなす話ばかり聞かされて、光ちゃんファンがこうした番組で楽しいと思えたことなんてここ数年あったでしょうか。
いくら、光ちゃんが素敵でもかっこよくても、T君の言動で不愉快にさせられてしまいますし、こんなことが続く状況が理不尽に思えてなりません。

きのうは観終わってすぐ口直しに、米寿司での出演のMステの録画を観ました。
かっこいいダンスはもちろん、トークでも光ちゃんが自然で、何より顔つきが明るく見えて、ソロならこんなに楽しめるのに、とますますソロが観たくなりました。

ところで、先週発売の月テレでは、光ちゃんが
「最初、Tが1コーラス目の主旋律を全部歌いたいって言ったの。それだと俺がテレビで歌えなくなっちゃうじゃんって却下したけど」
と言っていますが、きのう発売のオリスタでは、T君は
「この曲を光一がほとんど歌ってて、俺がめちゃめちゃギター弾いて、ハモだけやるって形でもええやんって言ってたくらいなんですよ。」
と、真逆なことを言っているのが不可解ですね。
それでも、1コーラス目は光ちゃんが歌っているのは4分の1程度でしょうか、夏模様のときは「光一、全部ハモ」にされて、T君が「気持ちよく寝れた」ことを思い出すと、結局T君はほとんどソロ仕様で歌いたいということなんでしょうか。
それについて、やはりオリスタで、
「アイドルだからバランスをとって歌わなきゃいけないっていう方程式はもう古いんじゃないか。KinKi Kidsは、アイドルやジャニーズである前にKinKi Kidsであって、今後はKinKi Kidsのやり方で音楽をやっていくべきだなっていう気が何年も前からしてて。」
と語っていますが、これも彼が4年前から言っているアイドルに対する独断と偏見に満ちた考えだと思います。
まず第一に、KinKi Kidsはジャニーズのアイドル以外の何ものでもありません。
ファンはジャニーズのアイドルであるKinKi Kidsを好きになりファンになったわけですから、アイドルではないKinKi Kidsを求めてはいないはず。
そんなにジャニーズやアイドルがいやなら、自分がジャニーズをやめればいいのですし、すでにジャニーズアイドルを逸脱したENDLICHERIというソロ活動もやっているのですから、それで我慢できないのでしょうか。
そのうえさらにKinKi Kidsをエンドリ化するのは、ファンや相方の気持ちや意見を無視した身勝手な行動だと思います。
彼の言う「KinKi Kidsのやり方」とは「T君のやり方」ということでしょう。

光ちゃん自身は、緊急コンパンフで、こう語っています。
「最近のKinKiのライブは、観に来てくださる人に自分たちの世界観を押し付けることになっていたんじゃないか。」
「自分たちの表現だからといって、それが自己満足なだけで終わってしまってもダメ。見てくれる人あってのKinKi Kidsなんですから」
「ライブに関しても、もし、僕自身が見る立場だったら?と考えて構成する。客席で見ていたら、こんなことやられてもつまらない。ここは退屈。そう判断しながら組立てていくんです」
これは、「ライブは伝えるものだから、段取りとか踊りとか、まったくもって必要ない」と言い、即興やセッションをやりたがるT君の「世界観を押し付けるやり方」に対する反論ともとれますが、少なくとも二人の意見が食い違っているのは、はっきりわかります。

そんな二人なのに、T君はなおも
「お互いの主張を足してKinKi Kidsっていう方程式は、臆病だし、情けないと思うんですよね。KinKi Kidsっていうブランドにブランニューな風を吹かせるためには、どっちかに頼るっていう方程式ではなく、僕らだからこそ作れるものっていう方程式に変えていかなきやいけないと思ってますね。」(オリスタ)
「初登場1位連続記録がプレッシャーになる日が来るとすれば、それはふたりで楽曲を作ってシングルリリースする時じゃないですかね。むしろ、僕は攻めていきたいから、ふたりでシングルも作りたいんです。」(ぴあ)
と、合作を主張しています。
LFではアルバムと言っていましたが、今度はシングルですから、こちらもさらに「シングル合作反対!」と言わせていただきます。

蛇足ですが、このぴあでは、T君は
「僕は、ジャニーズの先輩や後輩のライブをよく観に行くんですけど、ライブでバラードのイントロが流れるだけで客が沸くって、KinKi Kidsしかないと思うんですね。ということは、同じジャニーズでもKinKi Kidsはなにかが違うということ。それをまわりのスタッフにも証明していきたい。僕らを支持してくれるオーディエンスの力を借りて・・・、革命を起こしたいんです。」
と、人ごとながら恥ずかしくなる発言をしています。
HEY!3でも、「僕はジャニーズで一番褒められる」と勘違いだか妄想だかわからないことを言っていましたが、どちらも他のジャニーズのみなさんやそのファンに失礼だし嗤われるのではないでしょうか。
このT君の言うKinKi Kidsというグループのひとりが光ちゃんだと思うと、やはりいたたまれない思いです。
どちらにとっても、新たに自分自身の道を歩んで行った方がより良い生き方になるのではないかと、考えてしまいました。


2008/09/29(月)

【キンキコン】

今回のコンサートでは、ツアー最初の東京、大阪ではなかったセッションなるものをずっとやっているようですが、釈然としません。
バンドではないKinKiが、セッションなどやる必要があるのでしょうか。
観客のみなさんは、このセッションをうれしく思っているのでしょうか。
もう1曲、踊ってくれるのとセッションでは、どちらがいいのでしょうか。
長野公演からいきなり4曲も減って代わりに「Hey!みんな元気かい?」が入り、そのあとがセッションということですが、明らかにこれはT君の好みですよね。
大阪でMAを巻き込んでの光一落としの即興があり、その即興封じというか、即興をやらない替わりの交換条件としてセッションをやっているかのようです。

ジャズフェスを見てわかった気がしたのですが、やはりT君は自分が今、傾倒しているものの真似がしたいのではないでしょうか。
ジャズフェスの最後は、出演したアーティスト全員でのセッションでした。
また、スライ&ザ・ファミリー・ストーンというのは、男女混成バンドで、ドラム・ギター・キーボードのほかに、トランペット・サックス奏者もおり、まさに「Secret Code」のバンドはそれにそっくり。
「Secret Code」がT君主導だったことを思えば納得です。
そうした自分の趣味・嗜好に偏ったことは、自分のソロで充分にやっているわけですから、KinKiにそれを持ち込むべきではないと思います。
光ちゃんは、緊急コンパンフで「最近のKinKiのライブは、観に来てくださる人に世界観を押し付けることになっていたんじゃないか」と語っていますが、今回も結局はT君の世界観を押し付けられているのではないでしょうか。
かつて、ジャニーズの王道と言われたKinKiが、今やジャニーズの邪道と成り果てています。
ファンクラブ会員である私たちはこんなKinKiは望んでいないし、光ちゃん自身も望んではいなかったことでしょう。
正統派と個性派、最右翼と最左翼、フォックスとイベリコ豚(笑)、こんな二人がいつまで一緒にやっていけるのか、どちらも覚醒して現実をしっかりと見よ!と言いたい心境です。


2008/12/9(火)

【カウントダウンコンサート/緊急コン第2弾パンフ】

カウントダウンコンサートは、1998年の第1回J-FRIENDSカウントダウンコンサートから5回と、その後2004年まで、連続7年観に行きました。
最初は、まだネットもやっておらず、光ちゃんファンの友だちもいない頃で、高校生だった娘を無理やり誘って行きました。
お小遣いで釣っているのに、ジャニーズのファンというのが恥ずかしいという意識の娘は、一人ではイヤだと抵抗するので(笑)、やはりジャニーズに興味のない娘の友だちも誘って3人で参加しました。
(その友だち、いまだに我が家へ遊びに来ています)
超満員のドーム、とぎれることのない大歓声で会場中が満たされていました。
J-FRIENDSのメンバーは、その当時の「今をときめくアイドル」の面々ですから、光輝くようなオーラを放ち、キラキラとかっこよくて眼が眩むようでした。
いやいや行ったはずの娘とその友だちも、私そっちのけで、「わ〜〜!!きゃ〜〜!!」と叫び、一緒に歌い、飛び跳ねて、ものすごーく楽しんでおりました(笑)
私は、ただひたすら光ちゃんの姿ばかりを追って見ていましたが、その光ちゃんはひたすら長瀬君の後ばかり追っていたのです(笑)
長瀬君が会場中のあちこちに「ウォーー!!」とばかりに走って行くと、きょろきょろと長瀬君を探している光ちゃんは、「あ、あそこにいる!」という感じでそこへ走って行きます。
長瀬君が光ちゃんの頭を抱きしめたり、肩を組んだり、もちろん「光一〜!誕生日おめでとう〜〜!!」もあり、ほんとに光ちゃんが楽しそうで、私も楽しくてうれしくて、最高のコンサートでした。
Jフレのときは、だいたい光ちゃんがメイン司会だったし、とにかくJフレカウコンは、楽しかったです。
チャリティ目的ということも、有意義なことだったと思います。
これを観て、翌日の元旦コンも行って、初めて新年が迎えられるという感じでした。
2003年からは、少し様変わりしてしまい、KinKiコンに行かなくなったと同時に、カウコンも行くのをやめてしまいました。
今年の東京ドームのカウコンはKinKiはもちろん、TOKIOもV6も参加するのかどうかわからないようですが、なんだかとても寂しさを感じます。
でも、Jフレに参加するのが大好きだった光ちゃんが、みんなが東京でやっている時に、大阪でカウコンしているというのは、もっと切ない気分になってしまうので、これでいいのかも・・・。

大阪でのKinKi単独のカウコンは、発表された時から、T君主導だなという感じがしました。
6日発売のアイドル誌で、T君がそれを証明するような発言をしています。

「前々から自分たちをもっとレベルアップさせるには、ジャニーズカウントダウンではなく、自分たちのカウントダウンをやってみたいという思いがあった。」
「正直、自分たちのカウントダウンをやりたいって、最初、スタッフに話したときは、『えっ?』って感じだった。それでも最終的に『やろうよ!』という感じで実現させてくれてホンマ、感謝している。」(POTATO 1月号)

「そんな1年の締めくくりが、大晦日に行うカウントダウンライブ。これは、ジャニーズ・カウントダウンがイヤだからっていうことじゃないんですよ(笑)。ただ、そこから飛び出す勇気も大切だなと思ったし、KinKi Kidsが、これからもっと向上していくためには、やっぱり新しいチャレンジをしなくちゃいけない。そう思ったから、やることにしたんです。」(Wink up 1月号)

緊急コン第2弾パンフでも、次のような発言があります。

「誤解されると困るんですけど、僕は別に、ジャニーズカウントダウンを否定しているわけじゃないんですよ。
ただ、僕たちはこれから新しい何かを築き上げるためには、やっぱりチャレンジしなきゃいけないと思うんです。」

聞かれてもいないのに、わざわざ、「イヤだからじゃない」「否定してるわけじゃない」と断るのは、やっぱりイヤだったんだな、と思ってしまいます(笑)
第一、「自分たちをもっとレベルアップさせるには、ジャニーズカウントダウンではなく、自分たちのカウントダウンをやってみたい」「KinKi Kidsが、これからもっと向上していくためには、やっぱり新しいチャレンジをしなくちゃいけない」とは、ジャニーズカウントダウンがまるでレベルが低いと言ってるようなもので、明らかに否定ですね。
彼のアイドル否定、ジャニーズ批判は4年前からですが、最近のこういう上から目線の発言は、ほんとにほかのジャニーズメンバーやそのファンに対して失礼ですし、恥ずかしい限りです。
一番問題なのは、光ちゃんも同じ考えなのかどうかということです。
パンフでは、
「大阪でカウントダウンや元旦にライブをやることに関しても、特別な意識というのは僕は持ってない。」
と光ちゃんは語っており、T君とは違います。
別に光ちゃんではなくても、単独のカウントダウンをやることがグループのレベルアップになるなどとは、普通は考えないでしょうが(笑)

そのほかに、緊急コン第2弾パンフでは、T君の呆れるような発言が満載です。

長野以降に「全部だきしめて」と「Hey!みんな〜」を入れたのは 「バンドをやっていたという人が多いお父さん世代の方に気楽に聴いてもらえるように」と、無理矢理な理由を述べていますが、これまた、T君発案としか考えられません。
MCについては、
「その土地ならではの話題を出すことで、来てくれた人は喜んでくれるかもしれない。だけど、僕はそんな次元で話をしたくないんです。」
「それがどこであろうと、楽しい話をして帰れば、それで十分だと思ってますからね。」
と、『そんな次元』ではない話で、楽しい話というのが、相方落しなんでしょうか。

そして、(ツアーを経て)
「自分の考えは間違っていないんだということを再確認しました。僕は前からKinKi Kidsの曲を2人で作りたいと言ってきましたけど、このツアーを回っても、その気持ちは消えなかった。むしろ、よりそうするべきだなと思うようになりましたね。」
と、相変わらずの合作したい発言。

さらには、独善的な自己主張が続きます。
「KinKi Kidsというものの中に余計なものはいらないと僕は思っている。僕はこう思うっていうような、個人的な感情すらもいらないと考えているんですよ。個人的にはこれはイヤだけど、KinKi のためにはやったほうがいい、極端な話、そのくらいの覚悟で誰もがKinKiに取り組まなきゃダメだと思いますね。そうしないと、今いる場所より、もっと高いところへは行けない気がします。」
T君自身が「僕はこう思う」と言いまくっているのに、すごく矛盾した言葉ですが、凋落の一途をたどっている状況で、「もっと高いところへ」というのが痛すぎます。

光ちゃんの方は、緊急コンについて、本音はどう思っているのかは、インタビューからはよくわかりません。
ただ、「たよりにしてまっせ」のシャカリキダンスについては、
「実はカッコよく踊ることもできるんです。でもカッコよく踊っても、観ている人は“ふ〜ん”と思うだけで終わってしまう。だったらシャカリキに踊ったほうがワハハッて笑えて楽しいはずだと思ったので、思い切り踊ってるんですよ(笑)」
とか、MCについても、
「最近は、MCは少し短くしたほうがいいのかなって考えたりもしてるんですけど」
と言っているのは、T君とは意見の相違があると受け取れます。
私からすれば、「MCは短くしたほうがいい」と10年前から思ってましたけれど(笑)
でも、インタビュアーに「MCを終えようとすると、客席中から“エエ〜ッ”って言う声が上がるくらい楽しんでますよ。」と言われた光ちゃんが、
「あの“エエ〜ッ”は、おもしろくなかったから言うんじゃないんですか?楽しかったら、短い時間でMCが終わっても、みんな満足する気がする。だったら、何も言わないと思うんです。だから、それが最近ちょっと気になっていて・・・。」
と答えているのは、本質は突きながらも、ちょっと変わった捉え方で、なんだか光ちゃんらしいと感じました。

先日、某グループのあるメンバーが、ライブ中に言ったという言葉を、ネットの記事で読みました。
「僕はね、バカを演じるのにほとほと疲れた。そこで今笑ってるあなたも、これはある種のいじめですよ。」
KinKiばかりでなく、ほかのグループでもそうなのかと、ちょっと驚きましたが、その彼がこれを言った理由は、
「コンサートを見た知り合いの子どもさんに、『学校で自分も友達にからかわれてて、イヤだけど道化役になっていた。*君がみんなにいじられている姿が自分に重なってたまらなかった』と泣きながら訴えられたからで、自分が、いじめを推進しているかたちになったのはよくないと思った」からとのことです。
*君自身は、いじめられていると深刻に悩んでいたわけではないそうですが、やはり、それを言ったことは間違ってはいないと思います。
光ちゃんも、「その場が面白くなればそれでいっか」と思ってのことでしょうが、光一ファンからすれば、コンサートや堂本兄弟でのトークに、「ある種のいじめ」を感じて不愉快に思うのは事実です。

ソロであれば、今ある全ての理不尽な現実、不愉快な出来事がなくなるだろうにと、残念でたまりません。
2年前、4年前のソロコンのように、あんなに輝きを放つ光一ワールドが見られるのは、いつでしょうか。


2009/1/3(土)

【元旦コン】

せっかくのバースデーコンも、去年と同じく不快なパフォーマンスがあったようで、そんな最低で下劣なことがなぜ行われるのか、怒りや不愉快さを通り越して、もう一切関わりたくない、完全にスルーしたいという気持にさえなりました。
それを喜ぶアブノーマルな趣味のファンがいるかぎり、音楽性も何も関係なく、このグループは存続していくのだろうと、あきらめの境地です。
ただとにかく残念なのは、せっかくの光ちゃんの才能や資質が、このグループの中では発揮されることがなく、いたずらに年月が経っていくことです。
光ちゃん自身が
「だから僕は、その場で望まれている自分でありたいと思う。
しんどいなと思うことがあっても、時には自分に嘘をつかないと。」
などと言わざる得ない状況は、光ちゃんにとって価値のある大切なことでしょうか。
少なくとも「その場で望まれている自分」とは、光一ファンが望んでいる「自分」ではありません。
馬鹿になっている光ちゃん、ネチネチ嫌味を言われている光ちゃん、観客からブーイングを受けている光ちゃん、下劣な行為をされている光ちゃん、を光一ファンは望んでいません。
ソロコンで初めて、光ちゃんのあるべき姿を見せられた光一ファンは、そうではない光ちゃんをもう受け入れることができないと思います。

【SMGOとLF】

1年ぶりのSMGOに続いて、LFも来ました。
SMGOでは、「もうすぐ長いツアーの締めくくり、開演が迫っております。楽しみたいと思ってます。さてそれが終わるとSHOCKの稽古がはじまります。」
という行間に、ツアーからの解放感とSHOCKに向けての高揚感と喜びが感じられたのは、気のせいでしょうか(笑)
でも、光ちゃんが久々に光一ファンの元に帰って来た、そんな気がしました。

それにひきかえ、LFは、これまで以上にエスカレートした独善的なKinKi語りでした。
「ステージに立ち やっと僕の考えるKinKi Kid(s)に育って来ています♪」
なるほど、それが、悪口の即興歌やら無駄に長いセッション、相方イビリやホモパフォーマンスなんですね。
「KinKi Kidsは1人じゃ語れないし語っちゃいけないよ。」
と、1人で語り続けているご本人です。
「『2』人だからこそ表現出来る世界やメッセージをこれから先もまだまだステージや様々なシーンで放ち続けたいと思いますので・・・」
と、T君は、これからも「水鳥の足に絡みついたタコ」のごとく光ちゃんをがんじがらめにして離さない決意のようです。
最後は「あいつと僕は素晴らしい芸術だ ! 」と、恥ずかしくていたたまれないような言葉で終わっていますが、そもそも「彼と僕」ではなく「あいつと俺」でもなく、「あいつと僕」という言葉に、この人の本心が見えています。

はたして、T君の考えるKinKi Kidsを、光ちゃんが一緒にやっていく意味はあるのでしょうか。
せめて、光ちゃん自身が考える堂本光一ではあり続けるべきだと思います。
そのためにも、今年こそはソロコンをやってほしい。
KinKi Kidsとは違う堂本光一を、見せてほしいです。


2009/10/23(金)

【キンキコンCM】

今年のソロコンは、6月2日に発表がありましたが、その後、続々とみなさんが喜びの書き込みをして下さって、1日で掲示板の2ページ分になったほどです。
そのとき、「冬眠していた熊さんが、ぞろぞろ一斉に穴から出てきたという感じ」だと書きましたが、みなさん、どうやらまた冬眠に入りかけているようですね(笑)
今日は、Mステ、来週は、HEY!×3、スマスマと、キンキでの出演が続きますが、穴から顔だけ出して覗く感じでしょうか(笑) 私は、そうですけれど(笑)
T君の顔つき、言いそうな言葉、態度(先輩のときの)、踊る姿などは、見る前に目に見えるようですから、オンエアは単なるデジャヴとなるわけで、興味があるのは、中居さんや、ダウンタウンのお二人が彼にどんな発言をするかです(笑)
今回は踊るらしいですが、光ちゃんのソロコンのダンスを見たあとでは、ダンスと言えるものなのかどうかも疑問ですね。

きのうは、青い封筒も来て、さらにテンションが下がりました。
SHOCKは例年どおり、2月、3月にあると思いますが、今回は大阪コンが1月9日から11日まであるんですね。
1月のSHOCKの稽古中に、光ちゃんは少なくとも3日間は東京から離れなくてはいけないわけで、今年は1月28日のシングル発売で、初日の1週間前に、歌番組に4回も出演したことと言い、毎回、釈然としないスケジュールです。
15日からコンサートのCMが始って、一般発売が11月29日なのに前代未聞の早さです。
深夜になると、そのCMが5回も6回も流れることがあり、光ちゃんのソロで聞きなれた「愛のかたまり」が聞こえるので、つい反射的に画面を見てしまいます。
そのたびに、T君のカメラに向けたドアップの顔が映り、何度見ても、驚いて目をつぶってしまいます(笑)
こんなに早くからのコンサートのCMや、今さらながらのスマスマ出演とか、事務所的に危機感を持っているのはよーくわかりますが、その戦略はどうも見当違いのような気がします。
事務所には、誰も、正確な情報収集や現状分析ができる人がいなんでしょうか。
最近のキンキ、光一君、T君と、それぞれのCD売上、コンサート動員数を比べれば(CD売上枚数や動員数が、いまだにキンキ>光一となっているのが本当なのかどうか、ちょっと疑問ですが)、キンキの人気低下の原因がどこにあるかは、自ずとわかるはずです。
じゃあ、人気が落ちたから、ドアップにすれば人気が上がるのかと言えば、逆効果でしょう。
テレビやラジオの露出を多くしても、ルックスや言動に問題があれば、見せない方が良かったということになります。
ファンは(光一ファンも含めて)、ジレンマを抱えつつも、やむにやまれぬ情やら、信念やら、自分の嗜好で、CDを買ったり、コンサートに行ったりもしますが、一般の人はもっとクールに現実を見ています。
「変になった」「感じ悪い」「終わったね」ぐらいの雰囲気です。
象徴的なのが、先日の生放送SPで、視聴率は9.5%、裏番組が21.7%ですから、これがキンキの一般人気というものなんでしょう。
光ちゃんファン的にも、今回のソロコンは、今まで以上に、もうキンキはいらない、光ちゃんのソロだけでいい、という人を増やしたのではないかと思います。
光ちゃん自身も、やっと、ソロの自分だけを待ちわびているファンがいるということを、認識したようですね。
それを裏付けとして自信を持って、次のソロコンをやろうとしているのでしょうから、ここで、キンキコンの集客が減れば、ソロの光ちゃんの背中を後押しすることになるかもしれません。
そうなったらいいいな、ちょっと前進したことになると思います。
オリスタの写真にあるような笑顔を、これから先ずーっと、毎年見たいです。
早く、SHOCKの発表、ソロコンの発表をしてくださいね〜♪


2009/10/28(水)

【スワンソング】

今日、新曲発売日なんですね。
前回の独り言で言ったように、KinKi Kidsの現状に、一応危機感があるらしい、今回のプロモーションですが、3回のテレビ出演を見る限り、やっぱり、見当違いもはなはだしい、としか言いようがありません。
人気回復のために、新たなファンを増やしたいのか、今いるファンをつなぎ止めたいのか、当然どちらもでしょうが、あれでは新規のファンは増えるはずもなく、逆に、光一ファンのKinKi離れをさらに進めたのではないかと思います。

新曲のキャッチフレーズは「原点回帰」で、要するに、「硝子の少年」のときのような人気復活を目指したということでしょう。
「硝子の少年」がなぜヒットしたのか。なぜ、KinKiが一躍、国民的アイドルになったのか。
昭和歌謡テイストの哀愁漂う曲に、(ミスマッチなほど)激しく切れのあるダンス、そして若さ、ルックスの良さ、爽やかさ、純粋さ、一途さがあったからこその、大ブレイクだったと思います。
今ここで、同じような曲を持ってきて踊らせても、T君の、切れどころかグニャグニャしてダンスとも言えない踊り、あのルックス、不気味な視線では、「原点回帰」ならぬ「減点怪奇」であり、「疾走感」あふれるどころか、「失笑感」にあふれてるんじゃないの、と勝手に誤変換しております(笑)

「スワンソング」とは、「死ぬ間際の白鳥は最も美しい声で鳴く」という意味ですし、歌詞も別れの歌ですよね。
それを、深めのスープ皿(?)をさかさまにしたような帽子に、ぴちぴちのジャケット、お尻にリボンをつけた衣装ではコントのようにしか見えず、曲の雰囲気を明らかに壊していると思います。
そう言えば、CDのジャケット写真も、原点回帰のアイドル仕様なのか、あちらは思いっきり笑顔ですが、曲のコンセプトとかは全部、無視?あるいは理解できていないのか、とても不思議です。
もし、「硝子の少年」でああいう衣装で、ああいうダンスだったら、人気が出たかどうか疑問ですね。

また、今さら「向かい合って歌う」のも、KinKiファンには変な趣味の人がいることを知らない世間一般からは「だから何?」状態でしょうし、光一ファンからすれば、T君の生気のない粘りつくような視線がただキモイという感じです。
あの視線や、あの帽子に向かいあうのは、光ちゃんじゃなくても、かなりツライことなんじゃないかと思います。
2年前、T君が「KinKiが大事」「合作したい」と言いまくっていた頃ですが、ニュースで、「海面から飛び立とうとしている水鳥の足にタコがからみついている」という映像を見て、光ちゃんが「巨大なタコに襲われる夢をよく見る」と言っていたことを、すぐに連想しました。
今回の、白鳥の羽ばたきのような光ちゃんの腕の動きに対して、あちらのウネウネしてるだけの腕の動きを見て、白鳥の足にからみつくタコと思ってしまったのですが・・・。

HEY!は、同じPだからでしょうか。
例によって相談したかどうかはわかりませんが、T君の仕込みが丸わかりの、光ちゃん落とし込み企画。
思い切り下品な振り付けに、最後に光ちゃんに抱きついたのも彼の指図っぽいと、これは勝手な想像ですけれど。
見ている光ちゃんファンは楽しくもなんともありませんが、ギャグを言われて、ただビックリするという可愛さ、練習している時の人の良さそうな笑顔、おかしな格好でも、下品にも無様にもならずに、結果的には光ちゃんのイメージアップかもしれません。
それにひきかえ、最後に、いかにも「悪だくみが成功してほくそ笑んでいる」という意地の悪そうな顔がアップになってしまったのは、あちらが逆に損したのでは?

スマスマでも、媚びに媚びまくって、かつ、一人でしゃべりまくっていました。
あのアイドル批判は、どこへやら。
まさに厚顔無恥、巧言令色鮮なし仁ですね。

本当に、こういう人とは、単なる仕事のパートナーであっても、一緒にいることは、自分のためにならないのではないでしょうか。
KinKi Kidsの堂本光一も光ちゃん自身には違いありませんが、そこには、ソロでいるときの輝きや魅力が見られません。
光ちゃんには、活動休止や解散の意思はないのかもしれませんが、こうしている時間や才能が、本当にもったいないと思います。
年取ってわかるのですが人生は意外と短いこと、花の命はさらに短いことを思えば、光ちゃんが本当にやりたいことだけをやって、人生を充実させ、素晴らしい花を咲かせ続けてほしいと思います。


2009/11/17(火)

【岡本健一さんの言葉】

今日は、BSハイビジョンの方で、少年倶楽部プレミアムの再放送があったので、また見ました。
プレミアムゲストは岡本健一さんで、ジャニーズの先輩としてなかなか興味深いインタビューでした。

1988年に男闘呼組はデビューしていますが、「デビューしてから変わりましたか」という質問に、岡本さんは「好きなことしかやらなくなった」と答えています。
インタビューの終わりの方で、今の後輩たちについて聞かれて、
「(嵐とか)仲がいい、悪い奴がいない、斜めから行く考えの奴がいない、気持ちいいよね」
そして、
「コンサートを見ると、ファンの子たちがほんとに喜んでる。すごい、楽しい幸せな時間を与えてる。あのお客さんの姿に感動させられる。」
(男闘呼組のときはどうだったか)
「俺らがやってることを、みんなが喜んでくれるんだという気持ちだった。それが今になって、ちょっと違ったのかなと思う。自分の好きなことばかりやってたことによって、悲しむ人もいたのかな、失っちゃった人達もいるのかな。」
と、その頃の自分を振り返り、一言一言、言葉を探すように語っていたのが印象的でした。
20年前の岡本さんは20才、光ちゃんが今言っている「自分らしさというものは持ってなくてはいけないけど、それがひとりよがりになってしまったら、絶対に楽しくない。お客様をどう楽しませようかと考えるのが、一番大事なこと」ということには、思いが至らなかったのでしょう。
それは、人気絶頂で、年令的にもトンがっていた頃でしょうから、一つの通過点だったのかもしれませんね。
でも逆に、40才になって率直に謙虚に語る姿に、岡本さんの誠実な人柄がうかがえました。
悲しんだファン、失ってしまったファンへの懺悔とも言える言葉、これをそのファンの人達が聞いたら、とても切ないだろうけど、好きだった当時のことが青春の素敵な思い出として、きっと心に残るでしょう。

ところで、その後輩と言っても、いろいろいます。
「仲がいい、悪い奴がいない、斜めから行く考えの奴がいない」のとは、真逆もグループもあれば、30才にもなっても、自分の好きなことばかりやっている後輩もいます。
自分のソロだけならまだしも、グループまでも「やっと僕の考えるKinKi Kidsに育って来ている」と、ひとりよがりで楽しくない歌やコンサートにしてしまっている現状などは、先輩としてご存知でしょうか。

「スワンソング」の初動売上は16万枚で、デビュー以来のワースト記録でした。
また、今週の時点で、オリコン年間CD売上のジャニーズ勢の順位は以下のとおりです。

1位・2位・4位・5位 : 嵐
6位・8位 : KAT-TUN
10位 : NEWS
12位 : 中山優馬 w/B.I.Shadow
13位 : 関ジャニ∞
19位 : KinKi Kids「約束」
24位 : 堂本光一「妖〜あやかし〜(初回限定盤)」
30位 : KinKi Kids「スワンソング」

失ってしまったファンの数が、はっきり数字として表れているのではないでしょうか。
ところで、よくわからないのですが、光ちゃんの「妖〜あやかし〜」は、オリコンランキングでは初回限定盤となっています。
普通、2種、3種出しても、それを合算した数字が発表されると思うのですが(T君の最新シングルの場合は4種の帽子付きCDを入れて実質6種でした=初動6.2万枚)、なぜこれに限って初回限定盤のみなんでしょうか。
「妖〜あやかし〜(初回限定盤)」の初動は15.1万枚ですから、「スワンソング」は約1万枚上だったということになりますが、2006年の「Deep in your heart」が22万枚、「夏模様」が23万枚だったことを考えると、どちらも数字を合わせてるかのようですね。
もし通常盤も含めたら、「Deep・・・」と同じく20万枚以上は売れていて、それでは光一>KinKiが、あまりにもあからさまで具合が悪いということなのでしょうか。

光ちゃんのソロコンは確かに、岡本さんが言ったような「すごい楽しい幸せな時間」でした。
光ちゃんが、ソロコンについて、「ステージ上でも、やっぱり『楽』というか、一番自分らしくあれる場所」と言ったときの、笑みを含んだ穏やかな顔つきが、胸に迫ります。
早く、一番自分らしい光ちゃんに会いたいです♪


2009/12/3(木)

【FNS歌謡祭】

王子様な光ちゃんでしたね(^o^)
明るい茶色の短めの髪が可愛くて、白いジャケットにブルーのシャツも素敵でした。
嵐が歌ったあとに、カメラに抜かれた光ちゃんの穏やかな微笑を浮かべた顔が、ドキッとするほど綺麗でした。

でも、またまた野村監督ばりのボヤキになりますが(笑)、あの扱いは、さすがにちょっと哀しくなりました。
申し訳程度の歌とトーク、おまけに、FNSはいつも不思議なカメラワークですが、トーク中アップで映るわけでもなく、顔が半分しか映ってなかったりもしましたね。
かつては、ジャニーズの中でもメインの扱いだったKinKiがこんなおざなりな扱いをされるとは・・・。
でも、こうなってしまったのは、わけもなくとか、運悪くとかではないことは、今日の二人を見れば明らかでしたね。
同じデュオでも、ゆずやコブクロとは、まるで空気感が違います。
見なれた光景ではありましたが、今日の二人を見て、改めて、いかにも仲が悪そう、心が通じてなさそう、と感じました。
原点回帰の謳い文句はどこへやら、ダンスは断念したようですが、微妙な距離の立ち位置で、これでもかというぐらいの棒立ち。
かつ、あちらは、思いっきり不機嫌な表情で、イヤモニをむしり取ったり、あわててはめたり。
切ないラブソングの心情など伝わるものは何もなく、耳に残ったのは、「楽しくないのに続けるのは無理か」「ほんとうに終りなの」という言葉だけでした。
他のアーティストの人達と比べれば、楽しくもないし、テンションが上がるわけでもなく、あるいは聞きいってしまうわけでもない。
ついにKinKiは、トップアイドルだった過去の栄光を、自らで汚してしまったんですね。
私は、光ちゃんがKinKiとしてデビューする前からの堂本光一ファンですので、KinKがT君仕様になってきた数年前から、KinKiの活動休止または停止を望んでいます。
でも、かつて、光ちゃんが輝いていたグループの無残な姿は、やはり見ていて胸が痛みます。
KinKiの今後は、二人が決めることで、ファンがどうすることもできませんが、「音楽性の違い、方向性の違い」ということで、発展的解消をする選択肢もあるはずです。
光ちゃんには、ライフワークのSHOCKも、「自分らしくあれる」ソロコンもあります。
KinKiを美しい思い出として、封印したらいいのではないかと、つくづく考えさせられた、今日のFNSでした。


2009/12/26(土)

【Mステの光一さんについて】

きのうのKinKi Kidsを見て、情けない、恥ずかしいとしか思えませんでした。
ホモ的パフォーマンス以前に、プロの歌手として、ふざけた様子で歌うということは、会場のお客さん、テレビの視聴者に対して、失礼な行為ではないでしょうか。
KinKiのために作詞してくれた松本隆さんや作曲家の方にも、非常に失礼です。
聞く人の心の琴線に触れれば、かつての恋しい人を想い出すような、切なく哀しいラブソングなのに、その楽曲の心を伝える気は全くありませんね。
ジャニーズの各グループを始め、ほかにもたくさんのアーティストが出演していましたが、みなさん、心をこめて歌い、一生懸命お客さんたちを楽しませようとしているように見えました。
と言っても、それがプロですから、当たり前のことですが。
あれを見て、楽しいとか素敵とか思える人は、KinKiファンの、それも同人趣味の人たちだけだと思います。
一般の人たちからは、「カッコ悪い」「バカみたい」ぐらいにしか思われなかったんじゃないでしょうか。

KinKi Kidsは二人で構成しているグループです。
KinKiコンがエンドリ仕様になったのも、T君がセクハラ行為をするのも、T君だけが悪いということはなく、全て、これまでの年月で二人でなした結果である、二人共に責任があると、私は思っています。
今まで一度も、光ちゃんが可哀想、光ちゃんだって辛い、我慢している、気を使ってそうした、空気を読んでそうした、そうせざるを得なかった、ああするしかなかった、T君が全て悪い、光ちゃんは被害者、被害者を責めるなんて酷、と思ったことがありません。
また、光ちゃんは優しいから、お人よしだから、T君にコロッとだまされる、そんなところが光ちゃんのいいところでもある、とも思ったことがありません。
ここは、人それぞれの性格や考え方の違いでしょうが、私にすれば、お人よしなところが歯がゆいし、気を使ってるのも、気を使う相手を間違ってないかと思うだけです(笑)
光ちゃんを信じてる、信じてついていく、信じて見守る、というのも、自分は信者ではないし、意味がわかりません。
また、いやなところは目をつぶって見ないようにすればいい、光ちゃんだけを見ればいい、と言われたこともありますが、二人でいるときの光ちゃんに問題があるので、光ちゃんだけ見ていれば満足できるということではありません。
であれば、ソロの光ちゃんとKinKiの光ちゃんは別人物と割り切り、ソロしか見なければいい、というのもありますが、私には別人物と割り切ることができません。

光ちゃんがソロでやってることと、KinKiでやってることは裏腹です。
私がこだわるのは、アーティストとしての光ちゃん自身のポリシー、またはプロとしての職業倫理の部分です。
BPMコンのパンフの言葉ですが、
「お客さんをおいてきぼりにするような演出はしないよう心がけてますから。むしろ、一瞬も飽きさせたくないし、誰もがワクワクしていられるようなものを作りたい。」
「コンサートの場合は曲が生きるような演出をしないといけないとも思ってるんですよ。曲の魅力を最大限引き出すことが大切で、それを表現するのが僕の役割というか。」
がポリシーであれば、KinKiコンでも、かつてそうしていたように、それを貫くべきではないのか。
「お客様が見に来るというのが大前提で、その中でお客様をどう楽しませようかと考えるのが、一番大事なこと。」(少年倶楽部プレミアム)
が職業倫理とすれば、KinKiではそれをないがしろにしてはいないか。
KinKiはT君がいるから、光ちゃん一人で自分の思う通りにはできない、というのであれば、T君ととことん話し合うか、折り合わなければ潔く解散するのが、誠実な生き方なのではないかと思っています。

私が光ちゃんに関して、一番残念に思う言葉があります。
2007年9月発売の「Wink up」に載った言葉です。
「オレは、人生は結局なるようにしかならへんと思っているんだよね。
何かキッカケがあったわけじゃなくて、いつのまにか、そういう人間になっていた。
つまり、そういう生き方が、オレには合ってるんだと思うよ。」
そして、2008年の緊急コン全国ツアーがあり、そこでT君の光ちゃんに対する横暴な言動が様々ありました。
私は、「人生はなるようにしかならへん」とは全く思いませんし、こうした諦めたような言葉を口に出すこと次第が、好きではありません。
おそらく、光ちゃん自身は今後も、ソロとKinKiをなるようにしかならないと、やっていくのでしょう。
でも、光ちゃんが本当はどう思ってるか、ファンには誰にもわからないことです。
そして、どんな人の生き方も考え方も、正しいとか間違ってるとかはなく、人それぞれであり、それが好きか嫌いかも人それぞれです。

たかがファンが、光一さんの生き方云々とはおこがましいし、大げさな話ですが、十数年もファンをやってると、つい色々と考えてしまいます。
こうして書いて来て、今思うのは、やっぱり光ちゃんを嫌いじゃないということ(笑)
だけど、これから、「ほねぬき地蔵」をどうしましょうか?


2010/3/23(火)

【会報78】

SHOCKも、今月はあと1週間となりました。
SHOCK700回公演のご挨拶で、「毎日がすごく幸せ。こんなに幸せなことはありません」と言った光ちゃん。
その言葉を聞くだけで、「すごく幸せな」気持ちになれる私たち。
光ちゃんの幸せが、これからもずっと続けばいいなと、心から思います。
そんな光ちゃんファンの気持ちに水を差すかのような会報がきました。
せめて、SHOCKが終わってから送ってくれれば良かったのに、と思うぐらい残念な内容でした。

インタビューはJコンについてですが、T君のが光ちゃんの2倍以上ありますね。
例によって、
「KinKi Kidsって、アイドルと呼ばれているジャニーズ・ファミリーの中で、唯一といっていいくらい現実を歌っている気がするんですよ」
「僕が思っていたことは間違いじゃなかったと、真剣に、真っ直ぐに、現実に、KinKi Kidsは生きていくべきだと思ったんですよ。夢とか偶像とかそういうレベルの話じゃなくて、自分たちという“本当”を、ステージの上でも、作品の中にも注入する。」
と、独りよがりの痛い言葉が続いて、
「だから、僕は今、二人がとことん向き合ってアルバムを作れたらいいのになーと思うんだけれどもね。絶対に楽しいのになと。」
「ファンの人たちにも念力で(笑)、僕らを応援していただいて。」
と、またもや、合作アルバムを作りたいという発言です。
私からすれば、そんなアルバムは絶対に楽しくないし、T君の“現実”や“本当”が注入された作品など、欲しくないし聞きたくもありません。
光ちゃんファンは、きらびやかで華やかな、夢のような光ちゃんの世界が好きなのであって、今さら言うまでもありませんが、そもそも、光ちゃんとT君の音楽性はまるで方向が違います。
T君のソロラジオでは、自分のソロのことしか言わず、自分の意見が通らない、自分のCDが売れないことについて、スタッフや事務所、さらには音楽業界から日本国民までを批判しているようですが(笑)、そういう人が、なぜここまで、光ちゃんとの合作にこだわるのか。
光ちゃんのソロ活動を阻止したいため、としか思えません。

今年は、光ちゃんはソロアルバムを出す予定になっています。
SHOCKが終わったら、ソロの曲作りに専念して、絶対にアルバムを発売してください。
光ちゃんファンのみなさん、念力で(笑)光ちゃんを応援しましょうね。

今、うたばんの「無期限活動休止3時間SP」というのをやっていて、若かりし頃の光ちゃんも見られました。
最後に何か発表があるようで、今の時点では本当に活動休止なのかどうかわかりませんが、KinKi Kidsは無期限活動休止にならないんでしょうか。
光ちゃんには、「毎日がすごく幸せ」ということだけやってほしいです。


2010/5/12(水)

【松本隆 x KinKi Kids 対談】 

26日にNHKで放送される番組「青春の言葉 風街の歌 作詞家 松本隆の40年〜」の中に、松本さんとKinKi Kidsとの対談もあるようですね。
49分間の中で、どのくらいの時間があるんでしょう。
ま、見てから感想を言えばいいことなんですが、正直なところ、ちょっとなんかイヤだなあ、という感じがするのです(笑)
40周年のお祝いということで、「硝子の少年」で世に出たKinKi Kidsが、感謝の言葉やレコーディング当時の想い出を語る、というお決まりの程度のものなら、それでいいのですが、T君が例によって媚びまくる様子とか、「これからもKinKi Kidsは、ますます二人の絆を深めて愛を投げて行く」なんて一人でしゃべリ倒すとか、そんな場面を想像してしまいます。
あ〜、いやだ、いやだ(笑)

以前、掲示板の方に、KinKiの「スワンソング」について、「遠距離恋愛の歌だと受け取られるのも残念だから」と、松本さん自身で歌詞の解説をしていることを書きました。
もう一度書きますが、松本さんは

(歌詞の意味は)自立していくってことなんだ。
若い自分にさよならっていう時が、みんな誰にでもある。
僕の場合は、「はっぴいえんど」を解散したときにそれを感じたよ。
それは成長だし、そこを意識しないと次のスワンが生まれない。これはこの歌のメッセージで、心臓部なんだ。
お互いに甘えるなってこと。誰かが悪くてこうなったとかじゃなくて、自分で変えてみろよ、っていうメッセージ。
これが言いたいことなんだ。
KinKi Kidsが30歳っていう大人になって、それまでのKinKi Kidsとは線を引くという意味でも象徴的な歌になるといいなと思った。


と言っています。
最近では、4月15日付の読売新聞の松本さんのインタビューで、

40周年の昨年、KinKi Kidsに書いた「スワンソング」がオリコンチャートで52曲目の1位になり、自らの持つ記録を更新。
ただ、「ヒット曲は、これで(終わりで)いいかなと思った」という。
「オリンピックの記録と一緒でいつかは誰かに抜かれる。数字を誇ってもあまり意味がない。命ある限り、深いものをやりたい」


という言葉がありますが、意味深ですね。
“ラストソング”と言う意味の「スワンソング」は、『KinKi Kidsとしての最後の曲』というメッセージを込めたものだったのか、単に『自分がKinKiに書くのはこれで最後』ということだったのかわかりませんが、とにかく、(意味のない)ギネス記録を更新し続けるという至上命題があるKinKi Kidsに詞を書くことはもうない、ということと受け取れます。

オンエアされる対談では、そんな話は出てこないでしょうか、オフレコで、松本さんがそんなメッセージを伝えてくれたらなあ、とちょっと思います。
T君は聞く耳持たないでしょうが(笑)、光ちゃんには、様々な考え方があることを知って、周囲を見渡し、自分たちの現状を理解してほしいと思います。


2010/5/29(土)

【終わり良ければ全て良し】

昨夜、録画しておいた松本隆さんの番組を見ました。
旅行の出発前は、光ちゃんがKinKiで出るのだから見なくてもいいかと思っていましたが、松本さんの最近の言葉が興味深かったので、やはり見ておこうと録画予約しました。
正解でした、見て良かったです〜。
松本さんのお書きになったたくさんのヒット曲は、そのまま日本のポップスの歴史とも言えるべきものでしたし、どれも懐かしく、改めて名曲ばかりだな〜と感じました。
KinKiの曲も、「ジェットコースター・ロマンス」と「ボクの背中には羽根がある」は大好きな曲です。
また、番組では紹介されませんでしたが、「Happy Happy Greeting」「Kissからはじまるミステリー」「このまま手をつないで」「薄荷キャンディー」も、私が好きな曲で、こうして見ると、私が好きだった頃のKinKiは、松本さんの作詞の曲が多かったんですね。
言いかえれば、松本さんの詞でイメージされるKinKiが好きだった、ということかもしれません。

番組の中での松本さんのお話には、いくつかのキーワードがありました。
「美しさ」「美少年」「美の極致」「少年の繊細さ」「男の子の痛み」「壊れそうな感じ」
原田真二さん、近藤真彦さん、そしてKinKi Kidsについてが、これらのキーワードで語られます。

原田真二さんの才能と美しさに創作意欲をかきたてられ、『はっぴいえんど』のときから追求している「少年の繊細さ」をセールスに結び付けられると考えた。

近藤真彦さんには、「男の子の痛み」を見た。
なんて可愛いんだろう、美少年だった。
突っぱっているけど純情で、昔の日活青春映画のような痛々しい青春像に、バッチリはまった。

KinKi Kidsは、壊れやすそうだけど、なんかしたたかそうだなと思った。
“スワンソング”は美の極致。
白鳥が死ぬ間際に一番綺麗な声で鳴く、人間が一番大事なのはそういうとき。
終わり良ければ全て良し。
『スワンソング』は、僕のやりたいことの、ある意味極致、最も美しいものをやってみたかったから。


イカリさんが書いているように、T君は媚を売る隙もなく、おとなしかったですね(笑)
可愛らしい少年のような顔つきの光ちゃんが、きらきらした目で松本さんを見つめながら話に聞き入る風で、松本さんもほとんど光ちゃんだけを見て話していました。
その雰囲気の中に、T君が入っていけないようでしたね。
前回の日記に、私は「T君は聞く耳持たないでしょうが」と書いたのですが、「聞く耳」ではなくて「理解する頭」を持っていなかったようです。

光ちゃんが松本さんに、
「壊れそうな感じが、僕らにあるわけですか」
と聞いて、松本さんが「繊細そうだし」と答えたときに、T君が
「自慢げに言うわけじゃないですけど、地味ですから二人とも」
と割り込んできましたが、繊細と地味では、意味が全く違います。
“地味”という決して自慢にならない事柄を「自慢げに言うわけじゃない」というのも、わけわかりません(笑)
松本さんがちょっと苦笑気味に「僕も地味だからね」と、優しく話を合わせてくれましたが、T君がここぞとばかり、
「でも、いざというとき、内面から何かを出す快感を、みんな共通で持っているのかな」
と、松本さんと自分が同列のように言ったときは、驚きました。
さすが、ソロラジオでは、スタッフ、事務所批判から始まって、テレビ業界、音楽業界、日本国民の批判までするT君らしい傲慢さだなと思いましたが、そのあと、少しの間ですがペラペラとT君がしゃべっているときの、光ちゃんの顔のこわいこと(笑)
その気持ちはわかりますし、ほんとに光ちゃんに同情してしまいます。

松本さんはスワンソングについても、思った以上に、はっきり話してくれました。
公式サイトでの歌詞解説、新聞のインタビューとつなげて考えると、これはやはり、松本さんがKinKiに引導を渡したということか、もう少し軽く言うなら、親切な忠告だと思います。
「終わり良ければ全て良し」は、「有終の美を飾れ」ということでしょう。
散り際の美学ということもあります。
KinKiをデビュー曲でいきなりトップスターにした松本さんが、最後に最高の曲をプレゼントして、美しいままKinKiを終わらせようとした、ある意味、親心であり責任感でもあるように思います。

松本さんは、美少年がお好きなんだと思います。
繊細で壊れそうで痛々しい少年も、松本さんが追求してきたものです。
2003年のシングル「薄荷キャンディー」を最後に、松本さんがKinKiに詞を書かなくなったのと、T君のルックスが「美少年」から遠くなってきた時期が一緒ですね。
第一印象の「したたかそう」だけは確かで、繊細さも痛々しさもなくなり、今や、壊れそうなのは二人の関係であり、痛いのはT君の発言です。

松本さんもまさか、「美の極致」をモチーフにした『スワンソング』を、バケツのような帽子をかぶり、お尻に大きなリボンをつけたコントのような衣装で歌われるとは考えもしなかったでしょう。
光ちゃんとT君が、ふざけあって歌ったときもありました。
残念なことに、有終の美を飾るには、KinKiは崩れすぎて、“時、既に遅かりし”という感じです。
光ちゃんは、「終わり良ければ全て良し」という松本さんの言葉に、「ふふ」と笑っていましたが、どういう思いで笑ったのか、T君の方は話が通じてないのか、どんよりしたままでした。
『スワンソング』の歌詞「楽しくないのに続けるのは無理か」は、今のKinKiへの言葉のように感じられます。
31才という年齢は、人生のターニングポイントの一つです。
果たしてKinKiに、良き終りは来るのでしょうか。

私が希望するのは、せっかくの『スワンソング』ですから、このまま新曲も出さず、解散コンサートもせず、静かにフェードアウトしていってほしいということです。
下の写真は、スロベニアのブレッド湖の島にいた二羽の白鳥です。
陸(おか)に上がった白鳥は、あまり美しくありませんね。
今のKinKiは、陸(おか)に上がった白鳥?かな(笑)




2010/11/27(土)

【合作反対! ソロ希望!!】 

新曲のCMが始まりましたね。
先週、今週と、新曲の記事が掲載された雑誌が、どっと発売されています。
私は光ちゃんのソロコンが始まった2004年以降、KinKiの曲は買ってないので、今回も、もちろん買うつもりはありませんし、ほとんど関心もありません。
ほねぬきのみなさんも、華麗にスルーしたり、冬眠するのが得意技ですので(笑)、私もこのままスルーしようかと思っていましたが、雑誌をいくつか読んで考えを変えました。

TV fanで、「今回の共作はどなたの提案ですか?」という質問に、T君は、
「ずっと僕がやりたかったことです。ファンの方も共作してほしいと言ってくれていたし」
と答えています。
冗談じゃない、これではファンの要望で共作した、みたいな話になってしまいます。
スルーして黙っていることは、「反対してる人はいない」⇒「みんな賛成だ」⇒「ファンが望んでいることだ」と、T君流に都合よく変えられてしまうかもしれません。
「全曲作ってもいいと思ってます」と言うT君に対して、光ちゃんは「僕はそこまで特別視してないかな…」と言っているので、光ちゃんファンとして、まずは声を大にして、

合作反対! 共作はやめて!

と言っておきます。

なぜ反対するのかと言えば、まず二人の合意なくT君の一方的なゴリ押しで共作(凶作?)されたこと。
BL的発想で合作を考えていること。
T君が音楽的才能に欠けているため、作詞も作曲も駄作であること。
そうしたレベルの低い楽曲を作るために、光ちゃんの才能を無駄遣いしてほしくないということ。

同じく、TV fanで、
「つよい光りさ」という歌詞は、二人のことを重ねたのかと聞かれて、
「ファンの方に、そう受け取ってもらえるんじゃないかと思って。」
とT君が答えているのが、身震いが出そうです。
光ちゃんの方は、
「スタッフからそういう意味だと聞いて、『へぇ〜』と思いました。もっと“萌え”なコメントした方がいいですか?残念ながら、オレは現実的なことしか言わないっす(笑)」
と笑い飛ばしてますが、ハッキリ言っておきます。

ファンはBL趣味ばかりじゃない! 気持ち悪い!

T君
「『愛を知るために 愛を捧げる為 ぼくらは生まれた…』という歌詞があるんですが、このメッセージをみんなに捧げたくて。」
「世の中にはラブソングが多いけれど、僕は命をテーマにして、愛をメッセージにする歌詞をずっと書いてきたつもりですから。」

今に始まった事ではありませんが、こういうT君の言ってること全てが、幼稚で独善的で宗教的です。
その詞は、火星だの電波だの、メッセージどころか意味すらわかりません。
光ちゃんの「これに曲を付けるのはすごく難しいなあというのが第一印象でしたね」という言葉の方が説得力があるでしょう(笑)

そして曲の方は、光ちゃん曰く、
「Tが曲を作った時点では草原とかサバンナとか、そういう世界観を込めたと聞いたんです。でも、『サバンナ、…ライオン。ライオンってサバンナにいるのか?!』と、いらんことばかり考えてしまって(笑)。」
「オレが最初にもらった曲は、ピアノのリズムとベースのラインだけのデモだったんです。詞を書いた後にちゃんとした音源を聞いたら、意外とファンクだったので『おやまあ』と思いました。」

だそうですので、これまた、意味不明な曲作りということになります。
サバンナも変ですが、勝手にT君の趣味のファンクにしたわけで、「おやまあ」としか言いようがないでしょうね。

また、合作に至った経緯ですが、光ちゃんは、 TV Japanで
「最初にその話を聞いた時に率直に思ったのは『え、今このタイミングで?』ってこと。正直ものすごく忙しかったですから。 」
と言っていて、TV fanでも同様のことを言っていますが、T君の思惑を考えれば、光ちゃんが忙しいからこその「今このタイミング」な訳です。
ここ数年のT君の言動を見れば、光ちゃんのソロの妨害や嫌がらせだということぐらい、わかります。

さらに、この TV JapanのT君のインタビューは、みなさん、もうご存知でしょうが、光ちゃんと光ちゃんファンに対して非常に失礼なことを言っています。

ただ曲のメロディに関しては、僕は才能があると思っているんですよ。 ありきたりな旋律の時もあるにはあるんですけど、そのメロディーが胸を打つことがあって。 あまりにありきたりな時は、僕や製作陣が“槍”として手を加えるんですけど、そこで突然、ものすごくパワーを持ち始めるメロディーだったりする。 ただし、制作サイドがあまりに手を加えようとすると、僕が“盾”として入る。でないと『こいつが作った意味ないやんけ』ってことになるから。

光ちゃんに関して、批評めいたことをT君の口から聞くのも嫌ですが、才能がない人が才能のある人に向かって、よくこんな偉そうなことが言えるもんだと呆れます。
よりにもよって「ありきたり」とは、T君はウソつきなのか音楽的感性が欠如してるのか、おそらく両方なんでしょう。
何より問題なのは、これでは、「自分がいつも、光一のありきたりな曲に手を加えて、ありきたりじゃなくしてやってる」と、事情を知らない人に誤解させるようなウソをついていることです。
2004年の「光一は音楽に興味がない」発言を最たるものとして、「愛かた」や「銀色暗号」のときも、自分が曲をいじったとか、とにかく自分が上位にいてリーダーシップを取ってるようなことを言っているのが、本当に卑劣だと思います。

TV naviのT君。
「KinKi Kidsがリリースするのであればメッセージ性のあるものがいいなと思って、僕はこの詞にしたんです。」
「KinKi Kidsという場所からこのメッセージをリリースすることで、聴いてくださった人全員の人生の背中を押せるようなものになればいいなと思います。」
「今後はずっと2人で創っていきたいなと思っているくらい。だってそれができるのはKinKi Kidsだけですからね。またできたらいいし、来年は2人での活動がもっとたくさんできたら…。」


自分一人の考えをKinKi Kidsとしての発言にすりかえて、完全に、KinKiをT君化してますね。
ツアータイトルも「KinKi Kids CONCERT TOUR 2010-2011〜君も堂本family〜」という、T君の考えそうな気持ち悪いタイトル。
そして、きのうJEで発表になったのが、意味不明のモザイクアート制作企画。

「ぬくもり」。
それは特別なことではなく、普段の生活の中の、何気ないところに存在しています。
「人」がもつ“ぬくもり”。「生き物」がもつ“ぬくもり”。
「物」がもつ“ぬくもり”…など。
ふと目を向ければ、「ぬくもり」は色んなところから、様々な事から感じ取れるものです。
@「ぬくもり」をテーマに写真をお送り下さい。
A「写真」という“想いの結晶”を紡ぎ、モザイクアートを作ります。


文章全てが、T君の書きそうな文章だし、いかにもT君好みの企画です。
これでは、T君によるKinKi Kidsの私物化じゃないでしょうか。
十数年間、KinKiのファンクラブ会費を払い続けている者として、こんな状態が続くならKinKiを解散するか、ファンクラブを二つに分けてほしい、と思います。

合作反対! ソロ希望!!


2010/12/1(水)

【MISS 1月号】 

12月になりました。
きのうがSHOCKのFCチケットの締切でしたが、当たるのかどうか、やっぱりドキドキですね。
光ちゃんファンのみなさんには、全員当たってほしいです。
KinKiが解散するか、せめてFCを二つに分けてくれたら、純粋な光ちゃんファンにSHOCKのチケットが当たる確率も高くなるのに残念です。

これからいくつかKinKiでのテレビ・ラジオ出演があり、新曲関連の雑誌もまだ発売されますので、その情報は、12月の光一さんカレンダーに載せてあります。
先月発売の雑誌の、T君の一連の問題発言は、11月のカレンダーにまとめてありますので、確認したい方はご覧下さい。
「MISS 1月号」でも、T君の落とし込み発言があって不愉快ですが、光ちゃんの発言は興味深いです。

「ソロでは9割が自分の意見で残りの1割にスタッフが色づけしてくれればいいと思っている。でもKinKi Kidsは、スタッフで5割、あ、ここにはTも含まれるんだけど。そして僕が2割くらいあって、あとの3割が“何やねん!?”って感じ。」

ソロだと9割、KinKiだと2割というのは、だからこそコンサートのクオリティもそれに比例しているということで納得ですが、“何やねん!?”って、何やねん!?(笑)
T君やスタッフ以外で、KinKiに対して強い権限を持ってる人の意見が3割ということですよね。
光ちゃんが“何やねん!?”と言うからには、光ちゃんに対して、不都合なこと、理不尽なことを、強要してくるということなんじゃないでしょうか。
たとえば、めちゃめちゃ忙しいタイミングのときに合作しろと言ってくるとか、「詞は書けないよ」と言ってるのに無理矢理に曲を持ってくるとか、SHOCKの初日まで1ヶ月を切ってるのにコンサートの日程を入れるとか?
ただ、今までのことを考えてみると、スタッフ=T君と同様、3割=T君という感じもしますよね、光ちゃんがわかってないだけで(笑)

とにかく、合計8割で、今後も合作のゴリ押しなどされてはたまりません。
T君は次は合作でアルバムと言っていますが、もう2度と合作曲はいりません。
光ちゃんの作りだすメロディに、意味不明の独善的な詞が乗るのも嫌ですし、何より光ちゃんの声だけで聞きたいです。
KinKiはT君がほとんど私物化しているのも同然なんですから、今後も解散せずKinKiで曲を出すのなら、全部T君の作詞作曲でいいんじゃないですか(笑)
合作されるより、その方がまだマシです。

合作についてのアンケートは、今現在、1065票が集まり、反対964、賛成101です。
反対が9割で、オンリーファンサイトでのアンケートですから当然かもしれませんが、統計学的に見たら、充分参考になる数字だと思います。
当サイトにおける光一さんファンの気持ちが反映されているものとして、最終結果はしかるべき所に送っておきます。
マーケティングリサーチとして活用していただきたいと思います(笑)
投票してくださったみなさま、ありがとうございました。

SHOCKが待ち遠しいです。
そして、来年も、7月ぐらいから沖縄スタートで(笑)ソロコンをやってほしいですね。


2010/12/2(木)

【新曲】 

新曲は買っていませんが、3曲とも聞きました。
Familyは、光ちゃんの苦心の跡が見える優しく温かな雰囲気のメロディでさすがと思いますが、カップリングの「me〜地球の色」が光ちゃんらしい素敵な曲ですね。
発売中のB=PASSでも、
「光一がKinKi Kidsらしい曲をつくろうと書き上げたもの。マイナーな歌メロとどこか艶やかさを宿した独特な空気感は、まさにKinKi Kids色。」
と評されています。
光ちゃんの声だけで聞いたら、もっと素敵だろうと思います(笑)

ただ、TVぴあのインタビューを読むと、呆れるような裏話があって、またまた不愉快になりました。
光ちゃん曰く、

>レコーディングの日まで俺、詞を見てなかったんだよね。だって何だか知らないけど見せてくんねーんだもん(笑)

だそうです。
そして、曲先で詞を書いた「Tears」の方は、

>俺がもらってた音源はまだ最初の段階のデモだったんだよ。だから、その後完成したのを聴いてビックリした。曲調がかなりファンクで(笑) その音を聴いてから詞を書いてたら、間違いなくまた違った詞になってただろうね。

ということなので、T君が勝手にやりたい放題で、意地が悪いと言うか、光ちゃんを陥れようとしているかのようです。
「夏模様」のときを思い出しました。
そして、T君は

>(今年は)いろいろリリースとか少なくて、僕自身がちょっとつまらんなと思って生きてたぐらいやから、ファンの皆さんはもっとつまらなかったと思います。
>来年は、もっともっと二人でものを作れるようにっていうことを心の底から願っているので、皆さんもそういう機会が増えるように、強く願ってください。

と言っていますので、こちらも光ちゃんファンとして、さらに意思表示をしておきます。

今年は、ソロばっかりで、すごくすごく楽しかった。
来年は、絶対に合作などぜずに、ソロがますます増えるように、強く願っています。


2010/12/7(火)

【FNS歌謡祭など】 

KinKiの新曲プロモーションが終わりました。
光ちゃんは、ソロと違って、やはり輝きも2割かな(笑)
でも、例年より、KinKi仕様ではないソロの堂本光一に近い光ちゃんが見られたような気がします。
どれも穏やかな顔つきでしたし、FNSでの屈託のない笑顔、長瀬君との和みのツーショット、そしてKDマーク付きのイヤモニが、なんだか心強く感じられました。
オンリーファンを長くやってると(笑)、KinKiのときの光ちゃんを見ると、何となく寂しさと言うか疎外感のようなものを感じてしまうのですが、あのKDマークで、ほっとするような、ちょっとした仲間意識のようなものを感じられた気がします。

T君の方は、いつもどおり、Mステでは光ちゃん落とし込みトーク。
中身も、この前も同じようなこと言ってたよね、という聞きあきた面白くもなんともない話。
「ひとつになること」「愛を捧げること」とか言ってる人が、一番身近なパートナーに対して、いつも意地の悪い、愛のない仕打ちをするのが、全く理解できません。
テレビ番組でもKinKiコンのMCでも、T君から光ちゃんに対して、優しかったり、うれしくなるような言葉を聞いたことがありません。
光一ファンからすればもちろん不愉快きわまりないことですが、一般の人にしてもT君の話のつまらなさ、性格の悪さだけが印象に残るんじゃないでしょうか。

衣装も、去年は白鳥コントに仰天しましたが、今年はFNSの太ったザビエルが印象的(笑)
歌のコンセプトにあの衣装でいいのかと不思議ですし、性格だけでなくルックスもあえて悪く見せようとしているのか、彼はひょっとして自虐趣味?とか思ってしまいます。
でも、そうではないことが、5日のLFでわかりました。

>ジャニーズファミリーの偉大さを確信していつでも生きている
>その偉大さと素晴らしさに改めて震えた時間になりました


とは、この厚かましい嘘つきぶり、恥知らずな媚びっぷりに、呆れるのを通り越して笑っちゃいました。

「ジャニーズは歌で勝負してるっていうより、踊りとかルックスで勝負している人たち」
「あきらめて笑っていたらアイドルは成功なのかもしれない」
「ジャニーズも、変わらなあかん。アイドルが、現実逃避をさせる為に、人を集める時代じゃない」


などと、これまで、数々のジャニーズ批判、アイドル批判を言い続けてきて、つい最近の雑誌でも、

「さまざまなテーマを歌えるのはジャニーズ事務所ではKinKi Kidsしかいないと思った」

と言っている人が、ジャニーズファミリーの偉大さと素晴らしさに震える?
強烈な皮肉に取れないことはありませんが、皮肉が言えるほど頭が回るとも思えず(笑)

>いつかの日かSMAP兄さんと「世界に一つだけの花」「Family」を歌いたい

そうですので、スマスマに出た時と同じく、なりふり構わぬ盛大なゴマスリなんでしょう。
さらに、笑ってしまうのは、

>世界に一つだけの花を、ふたりで目配せをして急きょ弾いてしまいました
>追伸 カメラさん... 最後、光一くん頑張って撮って欲しかったんです


って、これじゃあ、T君の悪巧みがバレバレじゃないですか(笑)
急きょのはずが、T君は専用の譜面台がカメラに映る位置にあり、エンディングになるやいなや、目配せどころか、すぐそこに移動してますね。
光ちゃんは、譜面がないから、後ろでピアノを弾いてる武部さんのところに行って、譜面を見せてもらって弾いてます。
そのときの光ちゃんの一生懸命さと、武部さんが振り返って見せた笑顔、二人の雰囲気がほのぼのとしてて素敵でした。
T君は、光ちゃんが映らないことを想定していたのか、カメラさんに相方思いのようなクレームをつけてますが、カメラはわずかな時間でしたが、しっかりその場面を上から撮ってくれました。
それを知らずに書いてしまったT君、これは完全にやぶへびでしたね。
堂本兄弟で、光ちゃんの楽譜がなくなったとか、DBBライブの司会をしていて譜面を替える暇がない、替えてくれるスタッフもいない、みたいなことまで思い出しちゃいましたよ(笑)
そう言えば、プロデューサーが一緒でした。

とにかく、一連のプロモは、さらに「光ちゃんのソロ最高!」と確認する機会となり、改めて「KinKi活動はもういらない、ソロだけに専念してほしい」と強く思わせてくれました。
合作も絶対反対です。
T君のとんちんかんな詞、へんてこりんな曲に光ちゃんの曲や詞を合わせるのは、才能の浪費であまりにも、もったいないです。
T君と一緒に仕事するたびに、T君が尊大な態度を取り、光ちゃんが不当におとしめられるのも我慢できません。
ちょうど30作目でキリがいいのですから、リリースはこれを最後にお休みしたらどうでしょうか。
コンサートも、それぞれソロコンをやればいいと思います。
来年のSHOCKの次は、ソロコン〜♪
1年中、ソロ最高! 光ちゃん最高!と叫べる日々が続きますように。


=追記=

Pの日記に、KinKiの「世界に一つだけの花」の演奏は、通しリハーサルでやったことを「本番でもいただきました」と書いてありますね。
T君の「急きょ」も「目配せ」も、やっぱり大ウソと言うことがわかりました(笑)


2010/12/12(日)

【仕組まれた合作 反対!】 

今日の「脱出ゲームDERO!特別版」は、総集編みたいなものかと思っていましたら、光ちゃん出演の回そのままの再放送でした(^o^)
何度見ても、光ちゃん面白い! 可愛い! そしてカッコイイ!
後輩とのからみもいい感じでした。
村上君がクイズを解くと、光ちゃんが「村上、お前、頭ええなあ」と褒めたたえ、救出されたすばる君が「せんぱ〜〜い!サイコーっす!」と叫ぶ。
光ちゃんがとっても楽しそうで、やっぱりソロはサイコーっす(笑)

先輩と言えば、マッチさん。
マッチさんのコンサートでの、光ちゃんの言葉「魂の歌声でした」が素敵ですね。
マッチさんも、「光一が言ってくれたように歌に込められた気持ちが聞く人に伝われば」とうれしそうだったとのことです。

それにひきかえ、同僚であるT君との仕事では不愉快なことばかり。
予想通りですが、キンキコンで「合作アルバムをやりたい」と猛烈アピールしているようですね。
ファンを前にして、拒絶したり反論したりできない状況で、言質をとるというT君お得意の姑息な手段です。
れみさんが書いて下さいましたが、
「じゃあ僕がそう仕組めばやってくれるということですね 」
「俺が曲とか歌詞作って光一に送り付ければいいんやな」
とは、なんと嫌な言葉使いでしょう。
いったい何様?という傲慢な言い方ですし、これで、今回のシングルも、T君が「仕組んで、曲や詞を送りつけた」ということが丸わかりです。

光ちゃんファンとしては、T君が仕組むそんな合作など、絶対に許せません。
過去、「KinKi Kidsの曲はいい曲ばかりだね」と言われ、ファン以外の人からも支持されていました。
T君の詞や曲は、そのKinKi Kidsとしてのレベルを維持できるものでしょうか。
今回の詞や曲もひどいものですが、かつてT君自身のソロ曲も、専門家からは「良くも悪くも即興(思いつき)風」「素人臭い曲」等、あまり評価されていません。
ルックスやパフォーマンスでは劣化してしまったKinKiの最後のよりどころとも言える楽曲の良さまでなくなってしまったら、KinKi Kidsとしての存在意義はどこにあるのでしょうか。
T君は、単にKinKiを私物化しているだけなのですから、光ちゃんはそれに流されることなく、ミュージシャンとしての自分のポリシーを貫くべきではないでしょうか。
光ちゃんがKinKi Kidsである限り、これ以上、堕ちたグループになるのを見るのは、オンリーファンと言えども忍びないものです。

合作に反対します、合作を喜ばないファンもいます

ということを、ぜひ光ちゃんには知ってほしいものです。


2011/10/27(木)

【SHOCK制作発表とジャニーさんの言葉】 

いよいよSHOCKの季節到来♪
今日の一般紙、スポーツ紙や各雑誌のツイッターには、SHOCKの制作発表の話題が目白押し。
公式サイトも更新されて、博多座、帝劇、それぞれのポスターがとっても素敵ですね。
ソロコンとはまた違った、華やかな光一ワールドの幕が開くという感じがします。
わくわく、そわそわとうれしく、ほねぬきの「SHOCKのページ」や「リンク」のページを一気に更新しました。

新しいリカ役の神田沙也加さんは、以前、ミュージカル「グリース」や劇団新感線の「薔薇とサムライ 」に出演されているのを、イカリさんと一緒に観たことがあります。
溌剌としたイメージの可愛らしい小柄(これ大事!(笑))な方で、リカ役にはぴったりじゃないでしょうか。
あとは、おなじみのメンバーですが、マンネリにならず、今までとは変わった演技や演出があってもいいかなと思います。
特に、植草さんとか(笑)
ダンスは、トラビスさんの振り付けが楽しみですね。

ところで、各紙の記事で、私が注目したのは、ジャニーさんがNEWSについて語ったコメントです。

「自分の城を作らなきゃいけない。グループでやってて『そうじゃない』と思うのは、逆に言うと進歩だと思う」
「将来を保証できるのは本人たちだけ。縛り付けて一生を過ごさせるのは違うし、いつまでもお手々つないで、というのも違う。ファンも1人1人つくものなので、いずれ分かってくれると思う」などと話し、ファンの理解を求めた。


ごくごく当たり前の言葉で、ジャニーさんがちゃんとこうした認識を持っていたことに、逆に愕然としました。
この言葉が、まさにあてはまるグループがあります。
光ちゃんは、既に、自分の城を確立していますし、台湾、韓国公演の成功で、これからも海外での活躍もあるでしょう。
もう一人の方も、以前から公式サイトを持ち、城どころか共和国も作っているのですから、「いつまでもお手々つないで」いる必然性もありません。
このままでは、光ちゃんを「縛り付けて一生を過ごさせる」ことになってしまうかもしれませんし、思いきってソロになるのは「進歩だと」思います。
もちろん、グループ自体のファンもいることはわかっていますが、ここはぜひそうした「ファンの理解を求め」たいですね。
当然、その前に、光ちゃん自身にその意思があるかどうかの問題ですけれど。


2011/12/8(木)

【最近のKinKiに関して】 

きのうのFNS歌謡祭で、アルバムのプロモーションと年末恒例のグループ活動もやっと終わりでしょうか。
もちろん、このあとKinKiコンがありますが、光ちゃんのソロコンが始まった翌年の2005年からはKinKiコンには行っていませんので、これは私にとってはないのと同じ(笑)
ちなみに、私は98年から2004年まで、KinKiコンを40公演近く観ていますが、光ちゃんのソロコンのたった1公演でも、その40公演に勝る価値があると思っています。

去年までは、掲示板や日記に、KinKiの活動についても、何か感想など書いていましたが、今年は気付いたら一度も書いていませんでした。
正直、大震災以後、KinKiごときはどうでもいい(笑)という気持ちもありましたが、今年の6月、KinKiのCD発売のとき、2007年から2010年の間に書いたKinKiについての文章を、「KinKi Kidsに関する私的考察」としてまとめたので、もうこれ以上書くことがなくなったのです。

というのも、この4年間、KinKiには進歩はもちろんありませんし、変化もほとんどなかったからです。
T君仕様のKinKiは今年もそのままでしたし、2人で出た歌番組で、歌は棒立ちで下手くそ(笑)、T君は不機嫌か、ひとりよがりなことをしゃべるか、光一落しをするかのどれかだというのも、全く変わっていませんでしたね。
ビジュアルの落差も、ますますひどくなっています。
去年の文章を引っ張りだして、「以下同文」とすれば事足りることです(笑)

今年のFNS歌謡祭で良かったのは、光ちゃんがソロで槇原さん、杏さんとコラボしたことです。
ギターを弾きながら槙原さんの歌を歌う光ちゃん、全く違和感もなく、素敵でした。
やっぱり光ちゃんってキラキラしてるな〜(ファン目線?)と思ったのに、KinKiでは別人のよう。
ほかのジャニーズがTOKIOは別として、みんな踊っていたのに、KinKiだけ踊らず、歌も超下手。
どんよりして、まさに不協和音で、歌の印象も皆無でした。
今回、私がカッコイイな〜と思ったのはV6で、ちょっとK-POPっぽい感じはしましたが、ダンスはさすがですね。
光ちゃんがバリバリ踊れることを、一般の人はあまり知らないかもしれない、ファンとしては踊る光ちゃんをテレビでも見たい、ほんとにもったいないことだと切実に思いました。
ソロで出演すれば、光ちゃんのダンスが見られるはずなのに、KinKiでいる限りソロ活動は制限されているように感じられます。

その一つの表れが、来月、SHOCKの博多座公演の真っ最中にKinKiのCD発売という「何やねん!?」というスケジュールです。
去年、光ちゃんは「KinKi Kidsは、スタッフとTで5割、僕が2割くらい、あとの3割が“何やねん!?”って感じ」と言っていましたが、このCD発売もおそらく“何やねん!?”が決めたことなんでしょう(笑)
KinKi活動=ソロ妨害、とも言うべき図式が出来上がってるような気がします。
また、私の独断と偏見からすれば、“何やねん!?”にはMさんとT君が入っていると思います。

そして、T君が2007年から言い続けている合作、これも光ちゃんのソロ妨害としか思えません。
なぜなら、T君と光ちゃんの音楽性は両極端とも言えるほどに違っており、何度か、T君は光ちゃんの音楽をウソをついて批判しているからです。
去年言った「ありきたりな旋律の時もあるけど、あまりにありきたりな時は、僕や製作陣が手を加える」は、まだ記憶に新しいところです。
光ちゃん自身は、合作アルバムには同意していません。
相手の意思を無視して、合作を強要し続ける意図は、どこにあるのでしょうか。

【オールナイトニッポン】 

月曜日の「坂崎幸之助と吉田拓郎のオールナイトニッポンGOLD」は聞いていましたが、最後になって突如、拓郎さんが言いだした合作アルバムについての話には、唖然としました。

「今度アルバムを、全曲自分たちでやるっていうのはどう?」
と拓郎さんに言われて、もちろん大喜びのT君。
「是非ね、それを光一くんを叩いていただいて」
と例によって失礼な言い草で、拓郎さんが、
「叩いて?」と聞くと、
「光一くん、なかなかなか書かないんですよ」と答えるT君。
光ちゃんが苦笑混じりと言う感じで、
「そんなことないんですよ、具体的になればね」
と言うと、
「レコード会社さん、今の聞いて動き出しましたよ! チャンスですよ、今!」
と、してやったりとばかりに言い募るT君。

台本でもあったのかと思うような流れでしたが、拓郎さんには正直ガッカリしました。
ミュージシャンであれば、ふたりの音楽性、方向性の違いは明らかにわかっているだろうし、かつて一緒に番組をやっていたのですから、2人が仲良くないのも知っているはずです。
ご本人は大したことではないと思っているのかもしれませんが、アーティストとしての仕事や音楽性に関することに対して、軽々しくこういう発言をするのはいかがなものかと思います。
大人の事情なのでしょうか、「ブルータス、お前もか」という心境になりました。

というのは、私は、堂兄で「KinKi、いつまでも仲良く」と言った建さんには、それ以前から釈然としない思いがしています。
建さんは、90年ころ人気のあった「イカ天」という素人のバンドコンテストの番組の審査員でした。
確固とした音楽的ポリシーの持ち主で、物凄い辛口のコメントをすることで有名で、大抵のバンドはぼろくそに言われていました。
その彼がKinKiやT君のバンドのサポートをすることは、かつての彼の音楽的ポリシーからは考えられなかったので、「なるほど“大人”になったわけか」と、何か失望感を味わいました。
今度は、拓郎さんまでそうなのかと思いましたが、あるいはお年を召して、物事を見る目にズレが出てきたのかもしれませんね。

「具体的になれば」、光ちゃんは合作アルバムも仕事として割り切ってやってしまうのでしょうか。
もう来年は33歳、そうした無駄な時間を費やすことなく、来年こそ自分のソロアルバムを作ってほしいものです。

今日の日刊スポーツには、「山Pが初めて語るNEWS脱退のワケ」という記事が載っています。
それによると、

>脱退を決めた理由について「このままで30になれるのかと思って…。挑戦の時かなと。新しいステージに行きたかったんです。グループにいて好きなことだけ、というわけにはいかないし、メンバーに迷惑をかけてしまう。1人だったら自分に全部返ってくる。1度しかない人生なので、そうしたかった」と明かした。

また、スポニチアネックスでは、

>山下は自身の性格を「負けず嫌いで向上心が強い」といい「頂点を目指して階段を上り続けたい」と強調。

ともあります。
なんとも潔く、前向きな発言だと思います。

「負けず嫌いで向上心が強い」というのは光ちゃんも同じ。
光ちゃんがソロに専念できる環境になれば、「新しいステージに」行くことができるのではないかと、私は期待しているのですが。
他の人の都合に合わせたり、振り回されることなく、1度しかない自分自身の人生を全うすること、光ちゃんにもそれを考えるべき時が来てるのではないでしょうか。

ジャニーさんの言葉があります。

>縛り付けて一生を過ごさせるのは違うし、いつまでもお手々つないで、というのも違う。

お手々つないで合作しましょう、なんて絶対に違います。
去年実施した合作に関するアンケートの結果はこちらです。

KinKi Kidsの合作、あなたは反対ですか?賛成ですか?

光一オンリーファンサイトでのアンケートですから当然の結果ではありますが、やはり一つの意見として尊重されるべきものだと思います。






SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送