2005/01/06(Thu)
【元旦コン】
もう6日になってしまいましたが、みなさま、明けましておめでとうございます♪ 今年もよろしくお願いいたします。 カウコン、元旦コンと出かけたあと、2日間頭痛と気持ちの悪さが続いて、父のところ、母のところにはそれぞれ行きましたが、あとは寝ていました(^^;
カウコンは日本一早く光ちゃんに誕生日のおめでとうを言うため(笑)、元旦コンは光ちゃんの誕生日を祝いたい一心で行って、今年で7年目です。 2001年の、会場から自然発生的に起きたハピグリの大合唱で光ちゃんを祝ったときのことは感動的で、今でも忘れられません。 光ちゃんの、照れとうれしさで上気したあどけないような顔も、そのピュアさも心に深く残っています。 それ以降、年々バースデーセレモニーが派手になっていて、光ちゃんのためにはうれしいのですが、去年や今年はファンや観客がおいてけぼりのような感じがして寂しいものがあります。 T君のプレゼントは去年はももひきセットでしたが、今年は自筆の光ちゃんの絵の色紙でした。 奇妙な格好で踊っている姿の絵で、幻炎やソーヤンのパロディと同じで、「君はいつもこんな風に踊ってるやん」と言われて、光ちゃんが「それはサンチェに言ってくれ」と言ったのはごもっともです(笑) 笑いのネタのつもりかもしれませんが、いつも光ちゃんのダンスを馬鹿にしてるかのようにいじるのは、光一ファンとしては笑えないし気分の良いものではありません。 またネタだったら、「はい、プレゼント」と変なものを上げ、光ちゃんの「正直いらんわ」でオチになって完結するのが笑いのセオリーだと思いますが、去年と同じく「喜ばないのは失礼や」としつこく言い募るのは笑いにはならないでしょう。 第一、お祝い事を笑いのネタにされては、ファンが純粋に祝いたい気持ちがそがれるようです。 ほかの人のプレゼントは、MAからはブレスレット(もう腕につけていました)、ABCからは服(それも雪の降った29日に買いに行ったそうです)で、光ちゃんは申し訳なさそうにしながら、とっても喜んでいました。 そんな姿を見ているだけで、こちらもうれしくてじーんと胸が熱くなり、こうしてごく普通にやってくれたらいいんじゃないかと、これはご一緒したメル友さんたちとも話したことです。 そう言えば、T君の誕生日は札幌の光ちゃんのソロコンで、ちゃんとケーキまで用意して真面目にお祝いしています。 今回の光ちゃんのお祝いは20分程度でしたが、T君のときは本人のコンサートではないのに、26分間も電話でしゃべり続けて、私たち観客が「そこらにいる女ども」と呼ばれたときでもありました(笑)
このバースデーセレモニーだけでなく、今回のコンサートは、おそらく、見る人のスタンスや価値観によって、全く違ったものに感じられたのではないでしょうか。 コンサート自体の評価も、何を基準にするかで全然変わるでしょう。 楽しかった、良かったと思った人がいる一方、それとは真逆の感想を持った人がたくさんいるようですので、そんなメル友さんたちの感想を代表する形で、敢えて書いておこうかと思います。
生歌生演奏はやはり良いもので、光ちゃんも良く声が出ていて薄荷キャンディーなんか圧巻でした。 セットは全体にLEDを組み込んだ豪華なもので素晴らしかったし、衣装もどれも素敵でした。 特に黒の羽付きの真っ赤な衣装と、真っ白な王子衣装はこれぞ光ちゃん!という似合い方でほんとに綺麗でした〜♪ けれど、問題は構成と演出でしょうか。 総花的なメドレー中心で、全体にめりはりなく流れた感じで、ほとんど演出らしい演出がないので、これぞと言った印象に残るものがありません。 計算しつくされた構成と凝った演出で、一つ一つが印象に残った光一ソロコンを基準に比べれば、余りにも物足りなく感じても当然だと思います。 踊る・踊らないということは関係ありません。 他のミュージシャン(もちろん踊ってない)のコンサートでも、必ず印象に残るナンバーというものがあるものです。 今までのキンキコンではそれが光ちゃんのソロコーナーだったんだな、と光一ファンとしては気づかされた思いです。 光ちゃんはMCで「こういう形のキンキコンはもうないと思うので」と言っていました。 それは、単に『シングルメドレーばかりのコンはもうない』という意味なのか、内容についてのことなのかわかりません。 でも、これで光ちゃんは満足なんだろうかと疑問を感じつつ見ていました。
そして、後半のMCが40分以上あったのですが、いくらなんでも長すぎて、しゃべっているのはほとんどT君、光ちゃんは正味10分もしゃべったかどうか。 光ちゃんは、正直なところ“心ここにあらず”という感じでした。 この日も12時から2時までSHOCKの稽古をしたあとドームに来たとのことで、このあとも帝劇に行くのでしょう。 毎日夜中の3時くらいまで稽古をしてるそうです。 T君が光ちゃんのことを、「(控え室で)上下ジャージでフジテレビの紙袋を抱えて、床の一点をじーっと見つめたままスシを食べていた格好が情けないほどみっともなかった」と優しくなく言っていましたが、おそらくSHOCKのことでもずっと考えていたのではないかしら。 今、光ちゃんの頭の中はSHOCKでいっぱいという感じがします。 ちなみに、フジテレビの紙袋というのは、きくちさんがくれた光ちゃんの生まれ年のワインのプレゼントだそうです。 光ちゃんは相槌は打ちますが、ほとんどT君の一人語りみたいになって正直暗いです(笑) 「ここで5万人もの人に囲まれていて、家に帰ると一人ぽっちでそのギャップがすごいやろ。なんか素の自分てなんやろとしみじみ考えるわけですよ。」 光ちゃんが、明るく「俺、素の自分とか考えたことない。素の自分って、わからん」と言うと、 「いやいや、僕には素の君がわかってますよ。君も素の自分というものを、もっと大事にせなあかん」とマジに力説します。 私が思うに彼の言う『素の自分』などというものは幻想に過ぎないんじゃないでしょうか。 どの瞬間、どのシチュエーションの自分もそれが自分であって、「素の自分を大事にしたい」だの「自分にウソをつきたくない」などという言葉は、やりたくないことをやっているときの言い訳、望んでいない状況にいるときの逃げ道となっていると思います。 一番驚いたのは「ダメでもファンなら許してくれますよ」「光一のファンの人も、光一の嫌なところも全部含めて好きになるのが、本当に好きになるということや」という言葉です。 光一ファンには「ダメでも何でも許す」という発想はないだろうし、それより光ちゃんに嫌なところは一つもないと思ってるはず(笑)。 第一、なぜそんな説教めいたことをファンに向かって言うのかわかりません。 だんだん客席がしーんとしてきて、光ちゃんが「もっと楽しい話しようや」と言って他の話になりましたが、後味が悪かったですね。 T君はしきりに、「2005年もキンキキッズの活動がんばります」と言って、それでいて「キンキとソロと両方やるのはやっぱりいろいろと大変ですよ。だから、今後ちゃんと話し合いを持とうや」みたいなことを言ったのが不可解でした。 他にも今までと180度違う発言を聞いていると、頭の中でひとりツッコミ状態になり(笑)、二人の会話がかみ合ってるようにも思えず、寒々しい気持ちが残りました。
思えばKinKi Kidsというのは不思議なグループです。 極端に違った二人と、極端に違ったファンがいて、キンキファンという人たちにすれば満足できたコンサートのようですが、光一オンリーファンにとっては不満と言うよりKinKi Kidsというものに失望感を抱かせたものだったのではないでしょうか。 光一ファンが光ちゃんに嫌なところはないと思っていても批判したりするのは、きっと求めるところが違っているからでしょう。 それが光ちゃん自身とかけ離れているのならファンの身勝手だろうけど、光ちゃんがいつもきちんと応えてくれるし、光ちゃんへの期待度が高く、さらに輝いて飛躍することを願っているからだろうと思います。
|
|