当時、光一さん19歳、剛くん18歳です。
拓郎さん・・・た 光一さん・・・こ
剛くん・・・つ
森高千里さん・・・も
た「堂本剛さんは卒業ですか?」
つ「はい、そうですよ」
こ「いきなり入りますねぇ(笑)」
つ「いきなり、いきなり入りますねぇ」
こ「とりあえず紹介してくださいよ(笑)」
た「いや、待ってくれよ。まず、話があるんだから。卒業ですか?」
つ「もう、卒業です」
た「今日は、僕が番組を進行してるんです」
こ「ええ、もちろんそうです」
つ「そうですね」
た「だから、僕のペースでやってください」
こ・つ「わかりました」
た「申し訳ないですけど、卒業ですか?」
つ「卒業ですよ」
た「そぉれぇは、嬉しいことなんですか、寂しいことなんですか?」
つ「やっぱり、友達とちょっとこう、離れ離れになるじゃないですか。それがちょっ
とこう、寂しいですけど」
た「うん」
つ「まあ、仲の良い友達とかは、ちゃんとこう電話で今でも話したりとかして」
た「うん」
つ「遊べるときは遊んでるっていう・・・」
た「高校時代の友達って、これからも大事にしていきたいなぁって人は」
つ「いますね。男の子が全部ですけど」
た「うん?」
つ「男の子ばっかですけど」
た「うん?(笑)」
つ「いや、ほんとそうですよ」
た「うん」
こ「ははははは(笑)」
つ「いや、ほんと。冗談抜きで、僕ほんと学校ではすごい静かな人なんですよ」
た「んふん?
静かな人ね」
つ「ほんと静かな人で」
つ「静かな人ってどういうこと?」
つ「人見知りするんで」
た「あーあー」
こ「人見知りったって、もう3年いるけどね(笑)」
つ「いや、でも俺、女子の顔とかわかってないんですよ」
こ「女子って響きがいいですよね」
た「俺、聞いた事ない。女子なんて」
こ「あははははは(笑)」
つ「女子の全然わかんないんですよ、顔も名前も。それで、うちはあれなんですよ。
男と女別々なんですよ」
た「あー」
つ「勉強するのが」
た「うん」
こ「学校、禁止やもんなぁ」
つ「そうそう。しゃべることも禁止で、付き合う事も禁止で」
た「厳しいね」
つ「いろいろ禁止があるんですよ」
た「禁止はあるけど、そうは言ってもお付き合いしてる人とかいるんでしょう?女子
と」
つ「まあ、2〜3人くらいは。そういう話してる人いますけど」
た「そういう女子から”剛くん卒業ね”とか言って、後輩とかが”私寂しいわ。いな
くなっちゃうの先輩が”とかいうアプローチがあったりするんですか?」
つ「もう、告白のラッシュ・・・」
こ「ラッシュ!」
た「プッ!(吹き出す)」
こ「ふははははは(笑)」
た「告白のラッシュ(笑)」
つ「はい、告白のラッシュ・・・」
こ「ええのぉ、おい(笑)」
た「ええのぉ、おい・・・(笑)このときしかない」
つ「僕、ほんと女の子にすごい怖がられてるんですよ」」
た「ああ、そうなんですか」
つ「ふだん、僕黙ってると怒ってるみたいに見えるらしくて」
た「よくさあ、剛っていつも言ってるよね。”僕ってみんなから機嫌悪そうに思われ
がちだって」
つ「思われてるんです」
た「うーーーん」
つ「ずっと黙ってるとほんとに怖がられて。だから最初の高校の1年は誰ともしゃ
べってないんですよ、俺。2年からやっとしゃべるようになって、それも5〜6人
で」
た「へぇー」
つ「で、そのまま3年に流れてきて、で、今があるんですけど」
た「うん」
つ「もう、ラッシュですよ、今。下駄箱開けたら、こう、手紙が入ってたりとか」
た「なんて書いてあるんでしょうね」
つ「いや・・・その・・・前から好きでした、みたいな・・・」
た「う〜〜〜!!
って、俺が言ってもしょうがないんだけど」
つ「あははははは(笑)」
た「なに、前から好きでした」
つ「ええ、そういうことを・・・」
た「早く言ってくれよ、ねぇ」
つ「まあねぇ、早く言ってくれれば、もっとなんかこうねぇ」
こ「なんか、あったかもしれない(笑)」
つ「あったかもしれへんのにねぇ」
こ「おーっと、剛くん、おーっと(笑)」
た「おー、すごいですねぇ。それ何も言わなかったから、何もなかった」
つ「そうですねぇ、もう卒業なんで。へへへ(笑)」
こ「もう卒業だし、会えもしないやないかって、ね」
た「あー、じゃあ”もうこれでお別れかもしれないから抱きしめるなら今よ”ってな
感じかな」
こ「違う(笑)それは、その考えは拓郎さんだけですよ」
た「あー、そっかそっか。なんで僕だけなんでしょうね」
つ「あはははは(笑)」
た「あ、そうですか。じゃ、今ともかくそういう嵐と」
つ「なんかこう、高校生らしい事を体験してます、今(笑)」
こ「ほぉ、いいんじゃないの」
た「この感覚を3年間保ちたかったんでしょ、いっぱい。今だけじゃなくて」
つ「なんかこう、俺って学生してるなぁって、やっぱ試験してるときは学生してる
なぁって思うんですよ。試験勉強してる自分が」
た「うんうん」
つ「でも、それ以外全然なんもなかったんで」
た「はぁ、ちょっと恋愛っぽい感じはなかったですか、全然」
つ「うーーーん」
た「僕、ちょっとあの子好きかなぁとか」
つ「ひかれかけはありましたけどね」
こ「おーっと。今日は爆弾発言多いですよ」
つ「いや、それはやっぱり・・・」
た「今日は焼き肉おごるからさ」
こ・つ「はははは(笑)」
つ「ま、そういうのはありましたけど」
た「ああ、そうですか。今その嵐の中に1人くらいいかがですか。この子とは卒業してからも、ちょっと」
つ「うん、まあ可愛い子は可愛いですね」
こ「拓郎さんごのみは・・・」
つ「拓郎さんごのみはぁ」
た「ふっふっふ(笑)光一、ちょっと待て。俺ごのみとか言うのやめろよ、どうでも
いいけど(笑)」
つ「ふふふ(笑)」
こ「拓郎さんがそれを聞き出したいのは、それを言いたいからですよねぇ(笑)」
た「違うですよ」
こ「早く結論だそうかなぁ(笑)」
た「違いますよ(笑)」
こ「違いますか」
た「違う。違うですよって言い方もわかりませんけども。じゃあ、その中の一人くら
い、この、携帯電話に入れておこうかなみたいな子は・・・(笑)ないですか?」
こ「それで聞こうって魂胆でしょう」
た「違うって違うって(笑)」
こ「あっ、違うんですか?」
つ「あのね、みんな電話番号もなんも書かないで、その自分の気持ちだけを、なんか
こう、それだけは言いたかったみたいな・・・」
た「じゃああれ、堂本剛を慕う女の子っていうのは、すごい冷めた子が多いんだね。
熱っぽくもうなんか”私の電話番号です”とか書いてくるんじゃなくて」
つ「ああ、ないですねぇ」
た「クールに”ずっと、思っていました”」
つ「もうほんとにみんな、僕が廊下を歩くと避けて行くんですよ」
た「おぉ・・・」
つ「なんかもう、大将みたいな感じで」
た「そういう目で見てるのかなぁ」
つ「みんな、よけて行くんですよ」
た「なんだ」
つ「わかんないですけど。それが3年間続いて、卒業あと4日とか、ほんと、あと
ちょっとって時になったら、そういう現象がどんどん出てきて」
た「はぁーっ」
つ「俺ってけっこうモテててんやぁと思って嬉しかったですね」
た「ちょっと、今ごろ気がついたの?」
こ「今ごろ遅いな。やっぱ悲しいものあるな」
つ「だって、全然そういうそぶりないんですよ、誰も」
た「うん」
つ「なんか・・・ただの堂本剛や、みたいな感じで」
た「ただの(笑)最近じゃあ卒業が決まってから、かなりそういうものがたくさん来て」
つ「ええ、色々・・・」
た「じゃあ、今はちょっと気持ちは良いですか。晴れがましい感じですか」
つ「良い感じの生活送ってますよ」
こ「俺なんか、あれですよ。シャズナのイザムさんに言われたり」
つ「ふふふ(笑)」
た「はははは(豪快な笑)」
こ「あと拓郎さんに結婚しようって言われたり(笑)」
た「光一くん、最近ちょっと男づいてるのは」
こ「そんな(笑)」
た「もう一切今日はさ、お互いにさ、関係を清算しよう!」
こ「ええ、ええ、ええ(笑)」
た「あの、俺たちは別に男が好きなわけじゃない」
こ「そうですよ」
た「って言うのを、はっきり今日は時間をかけて」
つ「ふふふ(笑)」
こ「はははは(笑)」
た「ほんとに、俺たちも剛、中に入れてくれよ」
つ「ああ、はい(笑)」
た「すごい、女の子がねぇ」
こ「なぁ、ええなぁ。いいですよねぇ」
た「女の子からねぇ、下駄箱になんか入れてもらったりとかしてほしいよね」
こ「いいですねぇ」
つ「ふはははは(笑)」
た「そんな妙なでっかい男からさ」
こ「はははは(笑)」
た「横に来られるよかさ、ヤダもんなぁ、はっきり言ってああいうのは。そういうわ
けで今日はですね
吉田拓郎と」
こ・つ「Kinki
Kidsの」
た・こ・つ「オールナイトニッポンデラックス!」
〜オールナイトニッポンのテーマ〜
た「いつもお二人はこのお台場で番組やってますよね」
こ「はい、やってます」
つ「はい」
た「だから、ここは慣れた」
つ「そうですね、もう慣れた・・・」
た「僕は今日借りてきた猫みたいで、なんかここ落ち着かないです」
つ「そうですかぁ」
た「僕は、いつも有楽町の、今は廃虚と化したような幽霊屋敷みたいなところで」
こ「僕らもあそこでねぇ」
つ「ねぇ」
た「あそこがねぇ、僕はいいの」
こ「ここいいじゃないですか。景色ちょっと今見にくいけど」
つ「橋も見えて」
た・こ「レインボーブリッジ」
つ「東京タワーも見えて」
た「こういうね、余計な誘惑はイヤ!」
つ「いいじゃないですかぁ」
こ「そうですかねぇ」
た「有楽町のほうがいいの」
こ「奇麗でいいと思いますけどね」
つ「人間、こういうのを見るのが・・・」
た「こういう、なんかこうね、建物奇麗でしょう。で、みんな月曜の僕以外の泉谷さ
んとか、ここで番組やってんですよ」
つ「あー、はいはいはい」
た「僕はそれが信じられないね。やっぱりね、あそこのどんくさい、もう、今や腐り
そうな建物」
こ「ええ」
た「トイレからニオイが悪臭がするような。昨日なんか電気も切れてて、先週なん
か」
つ「はい」
こ「ふふ(笑)」
た「昨日じゃない。それでね、スタジオは冷暖房利いてないんです」
こ「利かないんですよね。1回、なんかかなり壊すぞってなってから行ったんですけ
ど、エライことになってましたもん」
た「ほんとはね、あそこでやりたかったの、今日」
つ「いやいやいや、こっちがいいです」
た「気が合わないねぇ」
こ「はははは(笑)」
つ「暗いじゃないですか」
た「暗いの好き・・・」
つ「ラジオは明るくいかないと」
た「あ、そう。僕どんよりした番組が、こう”やだなぁ、ほんとに今日も”って感じで」
こ「ふはははは(笑)」
つ「いやいや、もっと元気にやっぱ車でラジオ聞いてる人もいるわけじゃないです
か。その人たちの・・・」
た「その人たちをどんどん泥沼に引きずりこんで・・・」
つ「ダメです、ダメです」
た「一緒に死なないかとか言って・・・」
つ「タクシーの運転手さんも頑張って運転しますから」
た「事故ろうよって言うの?」
こ「はっはっは(笑)」
つ「いえいえ、事故らせないように、居眠り運転しないように、ハイテンションに」
た「元気出して。あーそれ、すごくそういうサービス精神出ないんです、あのスタジオで」
つ「うふふふ(笑)」
た「真っ暗で早く終わらないかなぁ、なんてそんなことばっかり言ってますからね。
今日KinkiKidsが出てくれるっていうのは」
つ「はい」
た「今週は聴視率調査なんですよ」
こ・つ「えっ?」
た「視聴率とか、そういうの取ってるんです」
こ「あ、そうなんですか」
た「ええ、そうなんですよ。で、もう見え見えですよ、もうずっと前からKinkiはい
つだって、僕は言ってたんですよ」
こ「はははは(笑)」
た「だから、これまでのゲストは全部つなぎ」
こ「はははは(笑)」
つ「うふふふ(笑)」
た「で、来週からこの番組は俺一人でやることになったの」
こ「今まで、これまでどういう方が」
た「もう、そうそうたる」
こ「そうそうたるメンバー」
た「志村けんさんに始まって」
こ「おっ!」
た「もう、すごい人ばっかりで最後にKinki
Kidsのところにたどりつければい
いってことだったんだ」
こ「あらぁ、嬉しいじゃないですか」
た「だから、これで聴視率かせいだら、この番組はこれでおしまいなの」
つ「あ、そうなんですか?」
た「うん。もう野球が始まるからそろそろ」
こ「あー」
た「もう、ほんとにつなぎのような番組でなんで一生懸命やんなきゃなんないんだ
よっていうのが、ほんとの本音なの」
つ「あははは(笑)」
こ「そうなんですか」
た「僕ってラジオをばかにしてるでしょうか」
つ「うーん」
こ「いやでも、拓郎さんはどんな仕事でもそういう意気込みがいいんじゃないですかね」
た「すいません、それ意気込みじゃなくて引いてる感じでしょ?(笑)」
こ「ああ、そうですか」
た「どんな番組でも、どこにいてもやる気がないって言うのは(笑)」
つ「ミュージシャンのこうなんて言うんでしょうかねぇ・・・特徴」
こ「うん」
た「はっはっはっは(笑)」
こ「拓郎さん、そのくらいがいいですよね。LOVE2のリハーサルでも、すごい、いつ
もかったるそうな時があるじゃないですか」
た「いや、毎日かったるい(笑)」
つ「あれが僕は好きですけどね」
こ「あれがいいんですよ」
た「ああ、そうですか(笑)あのやる気の無さはみんな怒るんですよ。”もうちょっ
とやる気のある態度を見せてくれ”って言われるんですよ。菊地あたりからすごい言
われて”もう少し前向きになってくれ”って言われるんだけど、前向きになれないの
よ、あそこにいると、人が多すぎて(笑)」
つ「あー、ね。人多いとこ苦手なんすよね、拓郎さん」
た「そうですねぇ。今日ほんとにさ、早く終わらせて焼き肉食べに行こう」
つ「ほんと、行きましょうね」
〜CM〜
た「もう、あっちこっちで色々聞かれててさ。あの、今更かもしれないんだけど。
もっとちっちゃいときって、二人ってどんな子だったの。要するに近所の評判とか」
こ「おー」
た「光一、どういう子だったの?
ちっちゃいとき」
こ「僕はですね。やあ、どうだったでしょうね。基本的に人気はあったと思いますね」
た「ああ、近所でも」
こ「ええ」
た「割とよくあるじゃない、評判の子供とかって。可愛い子が近所にいるんだけどとか」
こ「ええ、小学校低学年くらいまでは。4年生くらいまでかなぁ」
た「それは可愛い子がいるって感じだったの?可愛い男の子がいるよ、堂本さんとこ
に」
こ「そうですね、そんな感じでしたね」
た「近所のおじさんとかおばさんにも”光一くん、光一くん”って、可愛がってくれ
る感じなの」
こ「そうですね、そんな感じでしたね」
た「おー」
こ「だけど、一時過ぎたらまったくなんともなくなっちゃいました」
た「ふふふ(笑)それがすごいなぁ。はは、一時過ぎたら」
こ「ええ」
た「それは、ちっちゃいときは割と近所で評判の子だったんだ」
こ「と、思いますよ。あんまり僕も思い出せないですけど」
た「ふーん。剛はそうだったんですか?」
つ「僕は、とりあえず迷惑をかけない子だと」
た「ふふふ(笑)近所に?
悪い事しない子」
つ「もう、お母さんから始まって、保育園の先生、幼稚園の先生。みんなが”迷惑を
かけない子で助かります”と」
た「あ、じゃあ、良い子だったんだ」
つ「いつも、お母さんに電話がありまして」
た「ほぉー」
つ「それで」
た「とても良い子ですよって」
つ「そうですね」
た「どういうおうちなの?
光一くんちは」
こ「うちですか?」
た「うん」
こ「うちは、今はもう単身赴任しちゃってるんですけど」
た「ええ」
こ「自分はけっこう幸福な家庭に育ったなぁと思ってますけど」
た「あ、そうですか」
こ「ええ」
た「はぁー」
こ「だから、昔、聞いた話。僕はもう覚えてないんですけど」
た「はいはい」
こ「ちっちゃいころは、あの、玄関の前に並んで。お母さんお姉ちゃん俺って並ん
で、なんかチューをして」
た「ああ!
ただいまとかなんとか」
こ「行ってきますって、お父さん」
た「行ってきますって、チューをして」
こ「ええ」
た「かこいいなぁ」
こ「そういう家庭だったみたいです」
た「え、いいねぇ。それで剛くんはそうなんですか?
そんなチューしていくような
ご家庭だったんですか?」
つ「いや、そんな」
た「お宅は違ったんですか?」
つ「ええ」
た「ざっくばらんな」
つ「というか、僕が許さないですね」
こ「ははは(笑)かなりこいつ親父けなすんですよ(笑)」
た「ああ、そうですか」
つ「いやちょっと、嫌じゃないですか、自分のおとんとおかんがブチュってやってん
の見るの」
こ「ちっちゃいころやで、おまえ(笑)」
た「ちっちゃいときだよ。ちっちゃいとき(笑)」
つ「いやあ、僕なんかちょっと嫌ですねぇ」
た「それ、何何テレくさいの?」
つ「テレくさいのもあるし。何してんねん子供の前で、みたいな」
た「えー?(笑)」
こ「こんなちっちゃくて、覚えてへんくらいやで、だって」
つ「いやあ、それは」
こ「今、考えるからそうやねん」
た「うん。あ、そうなんだ。そういうのはテレくさいっていうか、まあ」
つ「テレくさいですね。そういう・・・だって、子供がどうやってできるのかってい
うの、僕、知ったとき。ショックで3日くらいごはん食べられなかったですもん、ほ
んと」
た「はははは(笑)子供ってどうやってできるか(笑)」
つ「ええ」
た「最初は、知るまではどう思ってたんですか?」
つ「キスしたらできる」
た「あー!」
つ「と、僕は思って」
た「僕ね、僕ね。恥ずかしい話ですけどね。高校3年くらいまでね、子供っていうの
はヘソの辺から出てくるものだと・・・」
こ「はははは(笑)」
つ「ははは(笑)あ、そうなんですか」
こ「高校3年ですかぁ?(笑)」
た「人間ってさぁ、ここにさぁ、ヘソの下に線が入ってるじゃない。こう、おち○ち
○
のほうまで、男も女の人もあるんだよ。少しうぶ毛かなんか生えて、少し毛が濃い
の、少し線が入ってるの。俺はそこが開くんだと思ってたの」
つ「あ、で、そっからポンと出てくる」
た「ポンって」
こ「はははは(薄笑)」
た「まさか、もっと下の方から出てくるとはね。思いもしなかったんですよ」
こ「そりゃそうですねぇ」
た「もう、ショックだったんだぁ。そこじゃない下の方から”えっ、おしっこのほう
から来るの”って・・・びっくりしたんです」
つ「はははは(笑)」
こ「でも、それ、遅いですねぇ」
た「すっげぇ、遅いの。めちゃおくて」
こ「へぇー」
た「そういうのがわかってから、めちゃくちゃ走ったんだけど」
こ「はははは(笑)」
た「いきなりのように疾走するんだけど、そっからは」
こ「ははははは(笑)」
た「それまではすごい鈍足で、もう、めちゃくちゃ遅かったんですよ。色んな事知る
の」
こ「へぇー」
た「それね。同級生の女の子に教わったの。それでその子とどっかの山登って”子供
が出来るってどういうことなんだろうなぁ”って言ったら”えっ、子供ができるっ
て、男の人と女の人がなんかしたらできちゃうのよ”って言うから”それは聞いた事
あるんだけど、やっぱこの辺が割れちゃうんだろうなぁ”って言ったら”何、言って
んの”とか言われてね」
こ「はははは(笑)」
つ「あ、そうなんですか」
た「うん。すごいばかにされたの、僕」
つ「へー」
た「裏山で」
こ・つ・た「ははははは(笑)」
た「すごい、ローカルですけどね。そのたとえば兄弟とかお父さんとかお母さんって
いうのは、当然生まれたときはさ、こんな仕事する子供たちとは思ってないじゃな
い」
こ「ええ、ええ」
た「最初は、どんな感じだったんだろうね」
こ「最初は、うちの父親は、部活の延長上のものだろうって、学校の」
た「あー、そっかそっか」
こ「なんかそんな仕事って意識、全然なかったみたいですし」
た「ほぉー」
こ「ええまあ。今となっては自分のやりたい事をみつけたわけだから、ちゃんと責任
持ってやれって、言われてますけど」
た「あー、最近でも、ご両親と、家族とそういう話するんですか?
最近、こんな仕事やってるとか」
こ「いやあ、そんなしないですね」
た「仕事の話は全然しない」
こ「ええ」
た「今はもう大人扱いですか。もう1人前だから自分でやってくれと」
こ「いやでも、やっぱおかんはおかんですよ。”ちゃんとやってんの・・・”」
た「はあ、恋愛とか気にしない?
光一、誰か好きな人いるんじゃない? とか」
こ「あー、たまに聞いてきますよ」
た「ほんとのこと言うの?」
こ「ええ?
もう、色々あっちからこっちから」
た「ははは(笑)あっちからこっちからいっぱい(笑)引く手あまただとか言って」
こ「はい、言うときますけどね。そういうふうに」
た「ああ、そうなんだ。これ、けっこう心配だろうな、君たちの親って」
つ「心配でしょうね」
こ「うん、心配でしょうね、やっぱり」
た「だってさ、ここの僕の番組聞いてる人。Kinki
Kidsのファンの人も聞いてる人多
いんですけど。来てるハガキとかって、その歳取った人が、30代の人とか40代の
人って、みんなお母さんのような気分で手紙書いてるもん、ハガキとか」
つ「ああ、嬉しいですね」
た「そうですか、僕不気味ですよ」
こ「ふはははは(笑)」
つ「まあ、その確かにすごい光景ですけど。それは、僕は嬉しいですけどね」
た「僕なんか、名指しでお叱り受けてますよ、君たちの母から」
つ「あ、そうなんですか」
た「母代わりから”妙な道に引きずり込むな”とか”ちゃんと色んな良い方向へ導い
ていくように”と」
つ「あ・・・!」
こ「今なんか、非常に・・・」
つ「どうも・・・」
こ「良い方向に行ってると思いますけどね」
つ「おはようございます」
た「誰?」
つ「いや、誰って」
こ「ああ、森高さんじゃないですか」
た「あれ(妙に嬉しそうな声)ああ、おいでおいで(笑)」
つ「誰って、誰ってなんですか、それ」
た「森高さんとは、また別な話があったりするんだよ(笑)」
こ「はははは(笑)」
つ「ああ、別な話があるんですか」
た「うんそう。ほんとだぁ」
〜CM〜
た「吉田建さんがいたら、涙を流して喜ぶだろうってくらいの」
こ「はははは(笑)」
た「いきなり、森高千里さんです。こんばんはぁ」
も「こんばんはぁ、おじゃまします(笑)」
た「Kinki
Kidsとはあの番組以来ですか?
LOVE2以来の・・・」
つ「そうですね」
こ「そうですね」
も「そうですね、はい」
た「前にもこの番組に、森高さん来てもらって」
こ「あ、そうですか」
も「はい」
た「もう、ほんとに」
こ「今日は突然の乱入で」
た「今日は”森高千里のステップ・バイ・ステップ”という番組の収録で、ワインを
飲んで」
も「はい、そうなんです。ちょっと赤いんです。失礼します」
た「上機嫌で」
も「上機嫌(笑)」
た「上機嫌ほどじゃない」
も「はい」
た「あのね、あの吉田建が言ってたけど。森高千里も」
も「うん」
た「松任谷由実も」
も「うん」
こ「ええ」
た「それから、あれ誰だったかな・・・その、要するに僕らがいいなぁと思う女の人
は、しゃべってる声と歌ってる声、違うよね。しゃべってる声ってけっこう低い」
も「あー、そうなんです、私は」
た「ほら、”あーあー(低い声)”」
も「あはは(笑)」
た「あーあー(低い声)」
も「そんな(笑)」
こ「ふはははは(笑)」
た「ね。荒木又右衛門みたいでしょう?」
も「そう、低いんですよね」
た「低いんですよね、ほんとに」
も「で、歌うと高くなる・・・」
た「これね。しゃべってる声は妙に低いわけ。これがいいなって」
こ「それが、いいんですか」
た「この低い声で”おー”とか言われると」
も「おー(笑)」
た「もう、ゾクゾクもの」
こ「ゾクゾクなんですかぁ(笑)」
た「なるんだよ。これが歌と一緒で”あー(高い声)”とか言われたら、そりゃ、
ユーミンの声なんて歌聞いてると、このまんまかと思っちゃうくらいの声だけど
さ」
こ「くっくっく(笑)」
た「あれ、やっぱ低いのすごく」
つ「うーーーん」
も「あー、そうですねぇ」
こ「じゃあ、ドラえもんみたいな」
た「そうだね。ははは(笑)そういうと怒るかもしれないけど」
こ「いいですか」
た「甲高い声でっていうのは、歌だけでいいわけ。電話なんかで”あ、もしもし拓郎
です”って言ったら”もしもし(低い声)”って言われると”来た!”」
こ「はははは(笑)来た!
なんですか」
も「ははは(笑)」
た「ええ、来るんですよ」
こ「へぇー」
も「来た!
かぁ」
た「来るんですよ。さあ、3人揃ったところで、別に揃うの待ってたわけじゃないけ
ど」
こ「ふふ(笑)はい、乱入ですか」
も「はははは(笑)揃ったとこで」
た「さっき、生い立ちというかちっちゃいころの話を聞いたんですけど。僕ら、ラジ
オとかステージとか、いろんな事やってる人から見てるとさ」
こ「はい」
た「自分じゃ気がつかない変な癖があるんですよ。例えば僕ね、僕なんかね。お酒飲
んだりして、みんなでワーワー言ってると、手がシェーになってるの」
も「うふふふ(笑)シェー」
こ「手がシェー」
た「僕ね、みんなから言われるんですよ」
つ「あー、そうですね」
た「そうか、やっぱり」
つ「シェー」
た「そうそう、あのね。お酒が入って来て調子が乗ってきて、こうなんか興奮してく
ると”だからぁ!”って感じがあるらしいの」
こ「あっはっはっは(笑)ああ、そのときにシェーに」
た「必ず手がこうなってる。で、たぶん、酔ってるときの僕をポラロイドで撮ると、
必ず手がみんなこうなってるって、みんなに言われたわけ」
つ「あー、それはわかりますね」
た「なんかそれって、僕は個人的にすっげぇ恥ずかしいことで、それ、見たくないわ
け。自分のこういうの、おぞましくて」
も「ふふ(笑)」
つ「今度撮りましょうか。僕、写真」
た「いいです。もう、許してください」
も「うふふふ(笑)」
つ「ふふふ(笑)」
た「そういうのないですか。光一くんは、自分の変な癖だなぁって人に言われるこ
と」
こ「貧乏ゆすりはやめろって言われますけどね」
た「貧乏ゆすり」
こ「かなりしますよ」
つ「たまにね、”おっ、地震かな”って思う時があるんですよ」
た「おー、ほっほっほ(笑)」
つ「たまにセットとかで、一緒の長イスに座ってるじゃないですか」
た「うん(笑)」
つ「で、揺れてるんですよ」
も「うん」
た「うん」
つ「で、俺も最近疲れてんねんなぁと、色々考えるんですよ。めまいっぽいんです
ね、最初。で、だんだん激しくなってくると”あれ?”と思って廻りを見ても揺れて
なくて。おかしいなぁと思ってふと見たらガァーッと足揺れてて」
た「それ、イライラかなぁ」
つ「ストレスでしょうねぇ」
こ「なんでしょうね。僕、足がイライラするんですよ」
た「足がイライラする」
こ「ええ。寝てるときもよく空中蹴ってますもん」
も「ふふ(笑)」
た「ほぉ」
つ「もう、ほんと、変わった人なんです」
も「へー、ふふ(笑)」
つ「家帰って、一人で空蹴ってるんです」
こ「へへへ(笑)寝てるときに”あー、もう!”って、空中蹴るんです」
た「病気?」
も「あはは(笑)」
こ「いや、なんなんでしょうね。でも、貧乏ゆすりって冷え性にいいらしいですよ」
た「あはは(笑)君は相変わらずねぇ、出ますねぇ。突然、唐突なご意見が」
こ「いやほんとに。TVでやってましたもん(笑)」
た「ああそう。貧乏ゆすりは冷え性にいい(笑)」
こ「いいらしいですよ」
た「冷え性の人は貧乏ゆすりやってると冷え性も治るかもしれないって感じ」
こ「それだけ動くから」
も「でも、血行良くなりそうですね、動かしてるとね」
こ「そうですよね?」
た「あのぉ、俺もけっこう貧乏ゆすりだけど、そんな揺れるほどしないけどね
(笑)」
つ「すごいんですよ」
た「それ、無意識のうちに、寝てても足蹴飛ばしてるわけ?」
こ「いやあ、無意識は無意識だからわかんないですけどね」
た「ねぇ、光一はさ。寝てるときどんなかっこで寝てる?
上向いてる?
横向いてる
?」
こ「あ、俺うつ伏せです」
た「うつ伏せ?」
も「うわぁ」
つ「肝臓に悪いんですよ」
た「ふふふ(笑)肝臓に悪い」
つ「うつ伏せは」
も「おじいちゃんみたい」
た「え?
上向いて寝れないの?」
こ「上って、なんかこう落ち着かないんですよね」
つ「人間一番良いのは、左胸を下にして寝るのがいいんですよ」
こ「心臓を下にしてね」
た「って言うけどね。俺、横向いて、なんかよくあるけど、はさんでないと」
つ「ああ、それはありますね。僕、枕かなんか抱かないと寝れないですね」
た「あ、枕ね」
こ「僕はうつ伏せで、こう、枕抱いて寝るんですよ」
た「やらしいなぁ、寝方がなんかなぁ」
も「はぁ、苦しそう」
こ「だからあのぉ、言わゆるこう仰向けになって”さあ、おいで”っていう、肩に
乗っけるパターンじゃなくて、逆にこう行ってるんですよ」
た「そうかぁ。女の子を”おいでよ。ここでおやすみ”って言えないの、全然」
こ「いや、そりゃぁ」
た「君のほうから”行くよ”って言わなきゃいけない(笑)」
も「ふふふ(笑)」
こ「ふふふ(笑)いや、そのときは豹変しますけどね」
た「そういうときは、豹変するわけ?
体験談みたいだね、それって」
こ「いやいや(笑)」
た「うつぶせ」
こ「うつぶせです、僕」
た「はぁ。剛くんはなんか変な癖ない?」
つ「変な癖ですかぁ」
こ「もみあげ触るくらいじゃないですか」
た「もみあげ触ってる」
つ「最近ないですけど。昔、髪短くてもみ上げ伸ばしてるときは、しょっちゅうもみ
あげ触ってましたね」
た「なんか、変な人だなぁ、それ」
つ「なーんかこう、退屈しのぎっていうか・・・」
た「そう、やってたやってた、確かに。剛は寝てるときはどっち向いてんの?」
つ「僕は左胸を下にして」
こ「おー、健康にいいじゃないですか」
つ「僕は、もう常に健康を考えて」
も「うふふふ(笑)」
つ「小松菜、食べてみたり」
た「こぉー、ほっほっほ(笑)」
も「ふふふ(笑)」
つ「ひじきを食べてみたり、カルシウムはちゃんとマグネシウムと一緒に取らない
と、取り難いとか」
も「すごーい(笑)」
つ「そういう色んなものを勉強して、健康を」
た「ほんとにね、二人ともさ。ときどきどっかのおばさんかと思うもんね、俺、話聞
いてると。詳しいんだ、そういうことね」
こ「ははは(笑)」
つ「やっぱ、自分の身体は自分で守って行かんとダメですから」
た「えらいなぁ」
も「ねぇ」
つ「そういうものをちゃんと勉強して、ご飯も出来る限り健康なものを食べて」
た「あ、そうか。それでどうなの?
寝るときはどんな格好で」
も「格好ですかぁ?(笑)」
こ「格好ですか」
た「格好は違うゴメンね」
つ「はははは(笑)」
こ「ほんとは、それを聞きたいんじゃないんですか?(笑)」
た「いや、ちょっとちょっと。ちょっち(笑)」
こ「あはははは(笑)」
つ「ちょっち(笑)」
た「どんな寝相なの?」
も「寝相?(笑)私も横向いて」
た「横向いて、上向いて寝ないの?
こうやって両手を広げて”いらっしゃい”みた
いなの」
も「いらっしゃいはしないですねぇ(笑)」
た「横向いてる」
も「うん、横向いて。私も左を向いて寝ますね」
た「左向いてんの?
じゃあ、その右に、僕行こうか」
も「ふふふ(笑)そんなぁ」
た「あ、そういうことじゃない」
も「そういうことじゃないですね」
た「そうかぁ。上向いて寝る人いないんだ、ここに一人も」
つ「俺、昔、上向いて寝てたんですけどね」
た「よく、上向いて寝ると変な夢見ない?
怖い夢」
つ「っていうか、あのぉ・・・」
も「金縛りに遭う」
つ「うん、遭いますね」
こ「それはありますよ」
た「ちょっと、すいません。僕は金縛りがわからないんだよ。何よ、金縛りって」
つ「金縛りっていうのはですね」
こ「びっくりしますよ」
た「ちょちょちょ、光一くんの金縛りから教えてください」
こ「いや、僕は金縛りに遭いまして。これはちょっと怖い話でいいんですか?」
た「ええ、いいです」
こ「金縛りに遭いまして。ファっと目が開いたら、手首から手の方にかけての両手だ
けが、なんか動いてるんですよ」
た「うわぁ〜」
こ「”あー、なんやこれ”と思って。ま、でも、何事もないからいいかと、ほっとい
たらそのまま朝が来てたんですけど」
た「うん」
こ「それで、その話を親にしたんですね」
た「うん」
こ「そのときに、うちの親も東京に来てたんですよ」
た「うん」
こ「そして。東京に来てて、姉も来てて母親も来てて。ほいで、うちの姉が風呂側に
寝てて、おかんが窓側に寝てたんですね。ほいで、うちの姉がうなされてるから”ど
うしたん、めぐみ”って、ポッと見たら壁から手がドーンと出てたらしいんですよ」
も「こわーい」
こ「だから、同じ日に手を二人とも見てたんですよ」
た「いえ〜」
つ「それで、指パッチンをしてたっていう・・・」
た「うわっはっは(笑)」
こ「はいはいはい、みたいなね」
つ「それはないですけども」
た「ばかやろー(笑)」
つ「でも、親子ってそういうの、つながってるんです」
こ「親子で同じものを・・・」
つ「僕もおかんが夢の中に出てきて、手に包帯巻いてて、”おかん、大丈夫。手ぇど
うしたん””いや、手ぇ、ケガしてなぁ”って、変な夢見たんですよ」
た「うん」
つ「で、僕けっこうそういうの、勘とか正夢とか多いんですよ」
た「あー」
つ「お母さん大丈夫とか電話したら”お母さんも昨日な、手ぇ切れる夢見たんや”っ
て、そういうの、しょっちゅうなんですよ」
た「怖いね」
こ「親子ってつながってるんでしょうね。なんかね」
た「うん、だってこっから出てくるんだから”ポン”って」
こ「うはははは(笑)」
つ「いや、それは違いますよ」
こ「もうちょっと下ですよ」
た「森高さんもこの辺に線ないですか。ヘソの下の方に」
こ「それ、帝王切開の跡じゃないですか?
ははは(笑)」
た「ヘソの下から少ーしうぶ毛が生えてて、下の方まで少ーし縦に線入ってない?」
も「入ってない(笑)」
た「自分の裸って見た事ない?」
こ「はっはっは(笑)もう、オヤジトークになってますよ」
つ「おっさんトークになってますよ」
も「入ってないと思いますよ」
た「あははは(苦笑)そっから子供生まれるんだ」
つ「あはははは(笑)あはははは(笑)」
た「金縛りに遭った事あんの?」
も「ありますねぇ」
た「どういうの、それ」
も「私は、始めてなったの、新幹線の中で」
つ「それはぁ!」
も「なにぃ?」
つ「それは、脳みそだけ起きてて身体が起きてないんじゃないですか」
も「それが、うちのおじいちゃんの初七日か、なんかの日だったんですよ」
た「どん」
こ「おーおーおーおー」
も「ツアー中で。で、行けないからしょうがないなぁなんて思ってて、始めてその
時。今までなったことなくって。で、ウォークマン聞いてたんですよ」
た「うん」
も「で、寝てたらいきなりブァーンってなって、右から左になんか男の人の声で、な
んて言ってるのかわからないんですけど。なんか言ってるんですけど。そうしたらピ
クンと動かなくなって」
た「動けなくなるの?」
も「動かなくなったんです」
た「うん」
も「身体が。うわぁ、これは金縛りだぁと思って隣にマネージャーがいたから、一生
懸命私は呼んでるんだけど」
た「うん」
も「あとで、解けてからマネージャーに言ったら”リズム取ってるとしか思わなかっ
た”とか言われて」
た「おー」
も「もう、それすごい怖かったですね」
つ「新幹線の中でもなんねんや」
も「なった。そのあとから、まあ、部屋でもなるようになっちゃって」
た「それ、さっき言った上向いて寝てるとなるわけ」
こ「ええ」
つ「なりやすいですよ」
た「ほぉー」
つ「あと、足だけ出して寝てるとか」
た「え?」
つ「いろいろありますよ。窓に頭向けて寝たりとか」
た「詳しいねぇ」
つ「窓って、やっぱ出入りするんですよ、そういうのが」
も「ふーん」
つ「”ちょっとごめんなさーい”って言って」
こ「こいつちょっとすごいですよ、霊感。ちゃんとした除霊の人のところに行ったり
して、やってるくらいですから」
た「あ、そうなの。除霊なんてしてもらえるわけ?」
つ「やりましたよ。よくわけのわからんの」
た「どんなこと・・・ニャウワウワウワウ(呪文のつもり)」
こ「はははは(笑)」
つ「そういうのやりましたよ」
た「あ、そう。怖いなぁ、背中叩かれたりするんだろう、こうやって」
つ「”痛いなぁ、おまえ”いうくらい叩かれますよ」
た「ひぇー。強いのそういう霊感のようなものが」
つ「見たりは特にしないんですけど、感じるんですよね」
も「感じるんだぁ」
つ「それを見える人は”ああ、いるねぇ”って言うんですよ。”ここなんか気持ち悪
い”って言ったら”そこに、こうこうこういう人ががいるからねぇ”みたいな」
た「えっ」
つ「うん、なんか呼んじゃうらしいですよ」
た「ほぉー」
つ「よく、体内に入ってきてるらしいんですけど」
も「やぁ〜」
た「ええ〜?」
つ「君の頭はふたが開いた状態だって言われて」
も「やっ(笑)」
た「こわ〜」
つ「だから、しょっちゅう出入りしてて”君は何人連れてるんだ”とか言われて」
た「えー!」
こ「ふはははは(笑)」
つ「そうなんですか、言うてて」
た「今でもその辺に何人かいるわけ?」
も「いや、やめてくださいよ(笑)」
た「怖いね」
こ「後ろの、背後霊によるらしいですよ」
た「うわぁ〜、何人か背負ってるの?」
つ「すがるみたいですね、助けてくれってことで」
た「それは、剛を選んでるのかなぁ。俺のとこ誰も来ない」
つ「あのぉ、情の深い人間には来るんですよ」
た「わかったよ、俺は情が浅いよ」
も「うふふふ(笑)」
つ「いや、でも、拓郎さんも気安そうな気ぃしますけどね」
た「全然誰も来ない。時々恨みつらみ持ってる銀座の女から電話かかってきて」
も「あははは(笑)」
つ「ははは(笑)」
た「なんで来ないのよって・・・。もう、ほとんど呪いかなって思ってるんだけど。
そういうのしかありません」
つ「あ、そうなんですか」
た「怖いですね。そんな若いのに、3人ともそういうのがあるわけ」
こ「20までに見なかったら見ないって言いますよ」
も「いや、私見た事ないけど20歳過ぎてましたよ、金縛りなったのはね」
こ「あ、そうですか」
も「でも、見た事は全然ない」
た「あれって、血液型とかって関係あんの?」
つ「あの、後ろの人によるんですよ」
こ「背後霊によって変わる」
た「後ろの人・・・(笑)」
つ「だから、この人はよく怒られるなぁって悩んでいる人いるじゃないですか、よ
く」
た「ああ」
つ「俺、ちゃんとやってるのになんで怒られるのやろなって人は、その後ろについて
る人が、昔よく怒られたからとか。そういう単純なことなんですよ」
た「ああー。それじゃあ、僕みたいないいかげんなやつの後ろには、誰もいないって
ことはよくあるのかな」
つ「そういう性格の方が」
た「いいかげんなやつが」
も「あははは(笑)」
こ「はっはっは(笑)」
つ「あのぉ、僕は特に何もしてるつもりはないのに、学校でよくほんと褒められるん
ですよ。僕はそんなつもりはないんですけど、後ろの人が真面目で硬い人なんです
よ」
た「じゃ、その辺にいるわけね。ちょっと待てよ」
つ「ちゃんと守ってくれる人が」
た「じゃ、Kinki
Kidsって3〜4人いるわけ?」
つ「ま、4人ですね」
も「ははは(笑)」
つ「でも、背後霊の守ってくれてる人の後ろにも守ってる人がいるんですよ」
も「はぁー」
つ「で、こう、つながってるらしいですよ」
た「いやあ〜」
つ「で、ケツの方はだんだん薄ーくなって、役目が終わったら薄ーくなるらしいです
けど」
も「詳しい〜」
た「団体でいるわけ今、いっぱい」
つ「団体ですよ、ツアーですよ」
た「じゃあさ、焼き肉食いに行こうとか行ったら、すげぇついて・・・ははは
(笑)」
つ「もう、だから”あれ?食べたぁ”っていうのあるかもしれないです」
た「う〜わぁ〜」
も「それ、怖い」
つ「俺のカルビ誰が食うてんって」
こ「ははは(笑)」
た「おい、怖い事言うなよ。これから焼き肉食いに行こうって言ってんのに」
つ「いや、大丈夫ですよ、そんな」
た「ほんとかなぁ」
つ「いやでも怖がると負けなんですよ」
た「いや、怖いんだよ。そういうの」
つ「怖がると負けなんです」
も「って、言いますよね」
こ「怖い話すると来るし」
つ「怖い話すると来るってよく言うじゃないですか」
た「天井から、青い手がブランブランブランって・・・」
つ「もう、この辺なんか海じゃないですか」
た「うん」
つ「多いと思いますよ、そういうの」
た「ちょっと、軽く言うなって」
も「真顔で(笑)」
つ「いや、でも怖いと思うと負けで・・・」
こ「スタジオなんかそうですよ。電気通るとこ」
つ「電気系統、よう来ますからね」
た「おい、やめてくれよ。おい」
つ「もう、今日触ってたエレキなんて、もうしょっちゅう来てるかも」
こ「しゃべってるとき、変な声実は入ってたりするし」
た「君たちさ、脅かしに来てるの?」
つ「はははは(笑)」
こ「そんなことない」
つ「いや、怖い話を・・・」
た「さ、番組やめよう。帰ろう!」
つ「なんでですか、ダメですよぉ」
た「もう、これ以上・・・なんかここに変な人がいると。いっぱいいると思うだけ
で、もう」
こ「何を、おっしゃいますか」
た「それは男性?女性?後ろにいるのは」
こ「剛、誰?」
つ「僕は、男性です」
こ「男やな」
た「あ、女の人もいるの?」
こ「俺、わかんないです。俺、見てもらったことないです」
つ「ま、でもこういうのはあんまり言わない方がいいみたいですけどね」
た「あ、そう」
つ「僕、ちゃんと教えてもらいましたもん」
た「自分でわかってるわけ」
つ「わかってるんですよ、どういう人が守ってくれてるっていうのは」
た「あー」
つ「で、その人と協力し合いながら人生を歩んで行くんです」
た「ふふふ(笑)もう、いいかげんしてもらいたい」
こ「はははは(笑)」
つ「ふふふ(笑)」
た「はい」
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