2013年10月23日 文化放送 大竹まことゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」 メインパーソナリティ:大竹まこと アシスタント:太田英明
太田:続いては「大竹メインディッシュ」です。今日のお客様をご紹介します。まさに今日、10月23日に両A面のニューシングル、「まだ涙にならない悲しみが」そして「恋は匂へと散りぬるを」を発売されましたKinKi Kidsの堂本光一さんです。こんにちは。 光一:こんにちは。よろしくお願いします。 大竹:ようこそいらっしゃいました。 光一:ありがとうございます。 大竹:ありがとうございます。番組以外でも堂本さんとはあそこの、これはしゃべっていいのかな? 喫煙室で。 光一:はい。大丈夫です(笑)。 大竹:たまにお会いしたりしてるんですけども。 光一:はい。 大竹:そのとき、ちょっとしたきっかけで舞台を見せていただくことになって。この番組では名物になってるんですけどね、あそこに立っているマサアキっていうね、あのジジイとね。あいつ同級生なんですけど、申し訳ないんだけど一緒に見せていただいて。いやあ〜〜〜、それでまだあのEndless SHOCKは、まだ? 光一:そうですね〜。 大竹:ずっとやってきてた、あのあとも? 光一:ずっと、はい。9月いっぱい大阪で公演をやっていたので。2月、3月に帝国劇場でやって、で4月に博多座でやって、で9月に大阪でやってという形でしたね、今年は。 大竹:もう何回やったの、あれ? 光一:今年でたぶん合計140回だったと思うんですけど。 大竹:うわあ〜〜。 光一:初演から数えると1000… 太田:1000回を超えた? 光一:千何回… 太田:2000年からスタートして1000回を超えた。 光一:はい、そうです。
大竹:ホントに失礼な言い方なんだけど、バカじゃない!? 光一:ははは(笑)。いや、よく言われます。よく言われる。 大竹:バカでしょ! おかしいでしょ、あれ1000回は。 光一:もう事務所の身内にも言われるぐらいですから。 大竹:だろう? 光一:そうですね〜。まあ、もちろん内容も、形を変えストーリーを変えていろいろやってきた中で今があるんですけど。ま、でもホントにもう出演者全員が限界ギリギリでやってるような感じですね。 大竹:そうだよね〜。 太田:大竹さん、何がそこまで限界ギリギリなんですか。バカ呼ばわりするぐらいの過酷さっていうのは? 大竹:一幕のケツかな、階段落ちは? 光一:ああ、そうです。殺陣がだいたい15分ぐらいあって。 大竹:15分くらいあって、ねっ! さんざっぱら一幕の終わりよ! さんざっぱら殺陣で。でその前に歌ったりしてるのよ。踊ったりしてるのよ。で最後殺陣になるわけよ。で15分の殺陣。やるだけやって最後階段から落っこちるわけよ。舞台のど真ん中に造ってある階段から。 光一:そうですね。 大竹:あれ何段ある? 光一:あれ何段でしょ? 大竹:何段だろうね? 光一:二十何段? 大竹:そうだよね。てっぺんにいて、俺は前のほうで見せてもらったんだけど、てっぺんにいた堂本さんが目の前に来るんだから。 太田:転げ落ちてくる? 大竹:一瞬のうちに。 太田:うわぁ〜!! 光一:ふはは(笑)。 大竹:舞台の上だけで1000回でしょ。でリハーサルはあるわけだよ。もちろん稽古もあるわけでしょ。でしょ? 光一:そうですね。はい。 大竹:頭おかしい(笑)。 光一:ふはは(笑)。
太田:怪我されたこと何度もあるんじゃないですか。 光一:もちろん小さな怪我っていうのはたくさんあって。大きな怪我も過去にはありましたけど。まあでも、意外と階段落ちでは怪我しないんですよね、やっぱり。 大竹:いや、でもね、たぶんそれはね、普通に、何気なく落とされてたらだいたい死んでます。 光一:ふははは(笑)。そうですね。 大竹:たぶんそれは堂本さんの中で、どういうことかわからないけども、まあ客席は満席なわけだけど。この〜、何ていうかね、そのエネルギーに刃向かうようにね。 光一:そうですね。それがないとやっぱりなんかできないっていうか。やっぱりリハーサルっていっても、やっぱり100%出そうと頑張るんですけど。 大竹:出ないよね? 光一:やっぱり出ないんですよね。 大竹:不思議だね〜。 光一:何かそれ以上のものっていうのが本番ではやっぱりこう出てくるっていうか。 太田:やっぱりお客さんからのエネルギー? 光一:もちろんそれも、はい。 大竹:もうよく言ったもんでね、100の稽古より1回の本番っていうね。 光一:言いますよね。 大竹:ねっ。でもそのとおりに舞台がなっていくから不思議だよね〜。 光一:そうですね。ホントに。だから毎日、やっぱり僕も人間なんで、毎日公演していると、今日はちょっと体が重いな〜とか、やっぱりあるんですよ。で、やっぱり体力的にもハードなステージなので、こう開演前は、自分今日大丈夫かな、持つかな?っていうような気持ちになったりすることももちろんあるんですね。 大竹:はあ〜。 光一:でもいざ幕開けてみると、もういつもどおりの自分になって、こう乗りきれてしまうんですよね。それがホントに1000回以上やってきた積み重ねっていうか。 大竹:あの仲間もすごいけど。階段から落っこってくるときは、たぶんわかんないけど、自分の何か、体がね、科学的にいうとアドレナリンだかドーパミンだかなんかわかんないけどね。 光一:はい。 大竹:なんかグウ〜ンってこう。 光一:そうですね。やっぱ出てきます。それっていうのも、やっぱりその前の長い立ち回りのシーンでやっぱりすごい、あそこでもすごい気持ちが高ぶっているんですね。それがないと、あそこまで到達できない感じっていうのはやっぱりあるんですよね。
大竹:で二幕になるじゃん。目の前ビュンビュン飛んでくるんだよ、今度は! 光一:はは(笑)。 太田:飛んでくる? 大竹:飛んでくるんだよ! 太田:転げ落ちたと思ったら飛んでくるんですか。 大竹:客席、舞台の末座から、あの広い舞台の一番後ろまで、ものの3秒か4秒くらいだろうね、あれ。 光一:そうですね。まあ勢いはありますね。 大竹:だよね。あれは吊り輪1本だよね? 光一:そうですね。 大竹:2本で吊ってんの? 光一:あの〜、自分がフライングするときっていうのは、ワイヤー使うときは背中で1本です。 大竹:1本でしょ。 光一:はい。 大竹:1本は大変なんだよね? 光一:そうですね。まあ、体勢をしっかりこう。 大竹:体キープしてないと。2本あるとちゃんとロープが前向かせてくれるんだ、客席を。1本だと自分で向かないと、自分で何かバランスを取らないと。 光一:回っちゃうんですよね。 大竹:回っちゃうんだよ。これやられた人じゃないとわかんないけど。やると、おたおたしてると、自分でいくら正面見て、明かりの当たってる前に行こうとしても、体がだんだん右側に傾いていって回っちゃうんだよ。 太田:これどうやって軸を安定させるんですか。 大竹:どうやってるの、あれ? 光一:あの〜、やっぱり背筋で思いっきり反る。反って、反らないとやっぱり背中で1本なんで、どうしてもこう猫づかみ状態なんですよね。 大竹:そうかそうか。 光一:こうなっちゃうんですよ。でそれ不格好なんで、そうならないように、背筋の力で思いっきり支えてあげるんですよね。 大竹:だから俺たちだったら、年寄りだったら、あれ吊られて首吊りみたいになるわけ。 太田:ふはははは(笑)。 大竹:シジイの首吊りが客席を飛ぶことになっちゃうから、ねっ(笑)。 太田:それは質が違っちゃいますよね(笑)。 大竹:そうでしょ。それまた別の死刑台みたいなドラマになっちゃうもんな(笑)。 光一:はは(笑)。 大竹:そうじゃなくて。 光一:そうなんですよね。 大竹:あれもね〜!
光一:まあでも、まあそのワイヤーのもそうですし、あと布でやってるやつなんかは、あれは完全にもうワイヤーでも吊られてなくて、ホントに腕だけでやってたりするんで。はい。 大竹:ああ。両肩からね、赤い布が垂れてるんだけど。それが俺たちの頭の上1メートル、堂本さんはもっと上にいるんだけど、その両肩から垂れた布が客席をヒューッと。 太田:うわ〜。 光一:あれはだから体には全くワイヤーを着けてないんで。もうホントに腕だけなんですよね。 大竹:そうなんだ〜! そんな体してないよね、だって? 光一:ふはは(笑)。そうですね〜。 太田:脱いだらすごいんじゃないですか(笑)。 光一:いやいや(笑)。 太田:でもこれずっと続けて、まだまだ見たいっていう声がどんどん湧き上がってきて、どんどんお客さんが刺激を求めてくると。 光一:1回最後にしようかっていう話もあったんですよ、何年か前に。だけど、まあ声として、まだチケット取れたことがないのにっていう声が非常に多く届いたらしくて、じゃ続けようということになって今に至るんですけど。自分もこれからどれだけ続けていくかというのは全然わかんないですが。もちろんそういう声がある限りは、自分も応えていきたいと思いますし。はい。
大竹:あの、僕は勝手に感想を書かせていただいたんだけど、普段はけっこうなんか静かにストイックにしてる感じも漂うんだけど。 光一:逆に全然ストイックではないですね。 大竹:そうじゃないの? 光一:はい。普段はまあ引きこもりっていうか(笑)。もう家が大好きなんで。 大竹:あ、でもこもってるんだ。 光一:家にいますね。ほとんど家にいます。 大竹:でしょ〜! だからやっぱりそれも、なんかわかんないけど伝わるんだよね。 光一:ああ、そうですか。 大竹:はい。 太田:舞台上からストイックな堂本さんの姿も、私生活も伺えてくるってことですか。 大竹:一人でいる感じっていうの? わかんないけども。 光一:はは(笑)。そうなんですか。 大竹:俺が勝手に感じたのかもしんないけど〜。いやね。それもだから余計見てると震えるというかね。 光一:ああ、そうですか〜。それはなんか嬉しいですね、そうやって言っていただけると。ま、でも自分は何かこう、芸のためにそうしてるっていうつもりはないんですけどね。ただ単に家が好きだっていう(笑)。ま、もちろんいつでもステージに立てるように、な体づくりはしとこう!っていうのはもちろん普段からやってるんですけど。でもそれ以外は、もう何だろ。舞台中っていうのはやっぱりすごく起きる時間だとか、すごくこう何ていうんですか、時間が決まってくるじゃないですか。 大竹:そうだね。 光一:それって自分体調を崩さないようにとか、っていうのをすごく決めてやっていくんですけど。舞台中以外っていうのはもうホントに、食事だって睡眠だって無茶苦茶ですよ。 大竹:へえ〜。 光一:はい。
大竹:自分で作って食べるの? 光一:なんか肉焼いて食うとか、そんぐらいですけど。だからホントに… 大竹:サラダ和えるの、自分で? 光一:ま、なんか、キャベツがあれば。 大竹:一人でなんかしてんの? 光一:キャベツがあったら、ちょっとキャベツ、サラダにするか、ぐらいですけど。 大竹:ひえ〜。音楽は何聞いたりしてるの、そういうときは? 光一:音楽は、洋楽が多いですね。 大竹:はあ〜。 光一:邦楽はほとんど聞かないですね。 大竹:そう。向こうの誰を聞くの? どんなのが好き? 光一:昔からマイケル・ジャクソンは好きですし、あと自分ジャンルホントいろいろ広いんで、エリック・クラプトンとかも好きだし。あとクラプトンが前にやってたクリームっていう。 太田:そこまでさかのぼって聞くんですか。 光一:も好きですし。けっこうジャンルは幅広いんですよ。 大竹:ああ、マイケル・ジャクソンもね、なんかこう舞台はものすごいもんね〜。
光一:そうですね〜。あの、見ていただいた舞台のSHOCKは、マイケル・ジャクソンを振り付けしていたトラヴィス・ペインっていう彼が振り付けしたシーンがあって。やっぱり彼にこう振り付けをしてもらって一緒に仕事をしたっていうのは、すごく自分でも衝撃でしたね、なんか。 大竹:ああ〜。だってあの振り付けを全部やれっていうのも、すごいよね〜! 光一:まあ量はそうですね、多いですけどね〜。 大竹:もう全員が終わったら倒れる、幕下がったときに、向こうで俺バタバタバタって倒れる音が聞こえてるもん。 光一:ふはははは(笑)。 太田:それぐらい激しい踊りですね。 大竹:お疲れ様って言ってないもの、たぶん。みんなバタッと倒れて、しばらく冷たい板の上に寝て、空見て、天井のライトかなんか見てそうだもん、だって。 光一:ふはは(笑)。そうですね〜。なんか公演自体は長いんで〜、やっぱあれだけの達成感っていうのは毎日すごいんで〜。毎日こう、初日とか千秋楽とか幕閉じるとなんか歓喜の雰囲気ってあるじゃないですか。それがなんか毎日あるような感じはしますね。今日もみんなで乗りきった、っていう感じが。 大竹:やった感がね。
太田:お客さんの反応はどんな感じなんですか。客席で大竹さんご覧になっていて。 大竹 俺の横の同級生のジジイは泣いてたよ(笑)。 光一:ふははは(笑)。 太田:感動で? 大竹:ああ。 光一:でもなんかホントに意外と男性の方に見ていただくと、男性の方がすごく共感していただいたり。 大竹:男性ってももうジジイだけどね(笑)。 光一:いやいや(笑)。 大竹:あいつ皮脂欠乏症でさ、目の辺り余計弱いんだよ。 光一:ふははは(笑)。 大竹:泣くもんだから大変なことになっちゃってる。 光一:へえ〜。 大竹:横で「皮脂がさ〜」って。お前の皮脂の話は知らない!っていうね。 光一:ふははは(笑)。
大竹:いや、堂本さんとは思い起こせばテレビも一緒にやってるんだよね。 光一:はい、ドラマで。もう。 太田:13年前。 光一:僕が20とか21とかぐらいだった。 大竹:ちょうど13年前か。そんなに近かったっけ? まあ、ヤクザでね。 光一:そうなんですよ。父親役で、お父さん役で。※ 大竹:お父さんなんだよ。 太田:こんなかっこいい息子がいたんですね。 光一:いやいや(笑)。 大竹:すいませんでしたね(笑)。でもあれ楽しかったよね、なんか。 光一:そうですね。当時の撮影ってけっこう時間無制限だったりして、大変は大変だったんですけど意外と。ドラマの内容的にもけっこういいドラマでしたし。 大竹:そうそう。まあ、堂本くんにもいいシーンはたくさんあるんだけど、俺もね、覚えてんのは、多摩のほうの道路で最後撃たれて死ぬんだよ、俺。 光一:僕もすごい覚えてますね、それ。 大竹:撃たれて死ぬんだよ。それで、普通撃たれて倒れるとき、ガーン! ガーン! ガーン!ってリアクションで死ぬじゃない。監督が来て、「そうじゃなくて、何で撃たれたんだって死ぬことを疑いながら死んでくれ」って言われて。 光一:あ〜、なるほど。 大竹:う〜ん。だからバンと撃たれたとき、俺、何でって顔してくれって言われて。ああ、そうか。こういう演出の仕方ちょっとすごいなと思って。 光一:う〜ん。 大竹:普通ね、ヤクザ映画でチンピラのヤクザが撃たれて死ぬのは、バチャン! バチャン! バチャン! ドカン!みたいになる。そうじゃなくて、「ちょっと驚いてくれる?」って言われて。 光一:へえ〜〜〜。 大竹:ああ、そうかと思って。この演出家の人すごいなと思ったことあるんだよね。で死んでたら、ホントのチンピラがスクーターでたくさん来て、「大竹! 死んでんじゃねーよ!!」と。 光一:ふはははは(笑)。 大竹:そんなこと言われたってさ〜。 光一:こっちはお芝居してる(笑)。 大竹:そうそう、芝居で死んでるのに、「死んでんじゃねーよ、オメー!!」とか言われてね。覚えてるけどね〜。
太田:お芝居以外では大竹さんどうでしたか、13年前? なんか堂本さんに声かけたりとかしましたか。 光一:でも、あの〜、大竹さんってすごく何だろう、あの〜、見た目はやっぱりちょっと強面っていうか、あるじゃないですか。でもすごく優しいんですよね。 大竹:俺ね、この世界ね、ホントお笑いなんだけど、お笑いでおもしろいからって言って生き残ったんじゃないだよ。あいつ怖いからって言って生き残ったんだから、俺。 光一:はは(笑)。 大竹:話違うけど、ああ、そうか。俺怖いから生き残ったのかと思ったことあるくらいだから(笑)。 光一:でもホントに本音でこう話してくださるので。 大竹:いやいや、そんな。 光一:優しいし〜、本音で語ってくれるし、何かこっちも自然とこう心が開いていく方だなあと。 太田:へえ〜。 大竹:そんなにのせていただいてホントに(笑)。 光一:そういうふうに思います。 大竹:いやでもね。あのあと俺たちも舞台があってね。あの舞台見てね。それでもう俺ホントに。な、マサアキ、な! 走ってな! 死ぬかと思ったよね? 太田:大竹さん死にそうなシーンがあったんですよ。体力の限界にチャレンジしたっていう。 大竹:64は64なりに舞台をね、右から左に何回も駆け抜けるんだけど。 太田:大声出しながら(笑)。 光一:ふははは(笑)。 大竹:死んじゃうかと思って。そんな舞台も刺激を受けてやらせていただきました。 光一:もうそう言っていただけると。
太田:まあ、Endless SHOCKが一段落しまして、今度1年8カ月ぶりにKinKi Kidsがニューシングルを今日リリースと。 光一:そうなんですよね〜。 太田:ということなんですけども、今回のテーマが両A面で決まっているということなんですよね。 光一:はい。なんかロストラブというテーマになってるようで。ようでって他人事みたいですけど。はい。 太田:失恋をテーマにして、そのダンサブルな曲とそうじゃない曲ということなんですよね。メジャーとマイナーとアップテンポな2曲ということなんですけど。これは「まだ涙にならない悲しみが」と「恋は匂へと散りぬるを」と2曲、両A面なんですけれども、松井五郎さん作詞で織田哲郎さん作曲、そして亀田誠治さんアレンジというすごいメンバーで作られている曲、じゃあお届けしたいと思いますので、堂本光一さんから曲紹介していただけますでしょうか。 光一:はい。お聞きいただきたいと思います。「まだ涙にならない悲しみが」、聞いてください。
♪ まだ涙にならない悲しみが ♪
太田:KinKi Kids 1年8カ月ぶりのニューシングル「まだ涙にならない悲しみが」、お届けしました。両A面で「恋は匂へと散りぬるを」、カップリングということになっていますので、ぜひ両方合わせてお買い求めいただいてお聞きいただきたいと思います。 光一:そうですね。 太田:今日リリースということです。
太田:でまあ新曲も出し、これからの堂本光一さんはどこへ向かっていくのかなという感じですが。 光一:どこに向かっていくんでしょうね〜。ふはは(笑)。自分としても、そのSHOCKにしてもいつまでやるのか自分でもわからないですし。っていうよりも、やっぱりSHOCKを初演やらせていただいたときもこれだけ続くなんて全く思ってなかったんですよね。やっぱりその日の公演が毎日が勝負だと思ってやってきた結果が、今につながってやらせていただいたので、だから今後もやっぱり常にそのときにやっていることを全力でやっていけば、きっと何かにつながるのかなっていう思いですね。 大竹:そうだね〜。しかもあの一緒にやってる若い仲間たちがね、健気でね〜。 光一:ふははは(笑)。そうですね。 大竹:俺ぐらいから見ると。 光一:そうですか(笑)。 大竹:いや、ホントにさ。もう、何つうのかね、殺陣だって危ないんだよ、もう。 光一:そうですね〜。 大竹:目の前ホント数センチ刀が、いくら作り物とはいえ、よぎっていくわけだからさ。それをこう、どうしてできるかっていったらさ、もう、もちろんその人の勘もあるだろうけど、稽古でしかできないからね、あれ。 光一:そうですね〜。 大竹:地方行けば劇場の大きさも違っちゃうわけだから、階段の高さも違っちゃったりするとね。やっぱりそういうのが全部一緒になんないとできないような舞台だからね。 太田:堂本さんの背中見て、ああなりたいって一生懸命やっている後輩の方々、いっぱいいるんでしょうね。 大竹:それも感じるんだよ。堂本さん見てね、ギラギラしてる奴もね、いるんだよ。それも楽しいんだな、見てて。 光一:そうですね。でもやっぱりこれだけずっとやっていくと、みんなが何に一生懸命になればいいのか、作品をよくしようっていうところに向かっていけるようになったので、なんかそれはすごくいいこと。彼らも若いけれども、ちゃんとそういった意識が生まれてるっていうのが僕としてはすごく。だから安心できるんですよね。はい。 太田:今後も同じ舞台人として、大竹まことも堂本光一の背中を追いかけて、ひしこいていきますので。 光一:そんな〜。いえ、とんでもないです。 大竹:ふはははは(笑)。 太田:また機会がありましたらぜひ番組にいらしていください。 光一:ありがとうございました。 大竹:ありがとうございました。 太田:今日のゲスト、KinKi Kidsの堂本光一さんでした。ありがとうございました。 光一:ありがとうございました。
※ 実際の配役では、大竹さんと光一さんは親子ではありません。 堂本光一=高野達郎 蟹江敬三=高野敦(達郎の父親) 大竹まこと=安原信輔(ヤクザ安原一家の親分)
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