6209.2013年10月23日 大竹まことゴールデンラジオ! 返信  引用 
名前:picky    日付:2013/11/07(木) 16:59
2013年10月23日 文化放送 大竹まことゴールデンラジオ!「大竹メインディッシュ」
メインパーソナリティ:大竹まこと
アシスタント:太田英明

太田:続いては「大竹メインディッシュ」です。今日のお客様をご紹介します。まさに今日、10月23日に両A面のニューシングル、「まだ涙にならない悲しみが」そして「恋は匂へと散りぬるを」を発売されましたKinKi Kidsの堂本光一さんです。こんにちは。
光一:こんにちは。よろしくお願いします。
大竹:ようこそいらっしゃいました。
光一:ありがとうございます。
大竹:ありがとうございます。番組以外でも堂本さんとはあそこの、これはしゃべっていいのかな? 喫煙室で。
光一:はい。大丈夫です(笑)。
大竹:たまにお会いしたりしてるんですけども。
光一:はい。
大竹:そのとき、ちょっとしたきっかけで舞台を見せていただくことになって。この番組では名物になってるんですけどね、あそこに立っているマサアキっていうね、あのジジイとね。あいつ同級生なんですけど、申し訳ないんだけど一緒に見せていただいて。いやあ〜〜〜、それでまだあのEndless SHOCKは、まだ?
光一:そうですね〜。
大竹:ずっとやってきてた、あのあとも?
光一:ずっと、はい。9月いっぱい大阪で公演をやっていたので。2月、3月に帝国劇場でやって、で4月に博多座でやって、で9月に大阪でやってという形でしたね、今年は。
大竹:もう何回やったの、あれ?
光一:今年でたぶん合計140回だったと思うんですけど。
大竹:うわあ〜〜。
光一:初演から数えると1000…
太田:1000回を超えた?
光一:千何回…
太田:2000年からスタートして1000回を超えた。
光一:はい、そうです。

大竹:ホントに失礼な言い方なんだけど、バカじゃない!?
光一:ははは(笑)。いや、よく言われます。よく言われる。
大竹:バカでしょ! おかしいでしょ、あれ1000回は。
光一:もう事務所の身内にも言われるぐらいですから。
大竹:だろう?
光一:そうですね〜。まあ、もちろん内容も、形を変えストーリーを変えていろいろやってきた中で今があるんですけど。ま、でもホントにもう出演者全員が限界ギリギリでやってるような感じですね。
大竹:そうだよね〜。
太田:大竹さん、何がそこまで限界ギリギリなんですか。バカ呼ばわりするぐらいの過酷さっていうのは?
大竹:一幕のケツかな、階段落ちは?
光一:ああ、そうです。殺陣がだいたい15分ぐらいあって。
大竹:15分くらいあって、ねっ! さんざっぱら一幕の終わりよ! さんざっぱら殺陣で。でその前に歌ったりしてるのよ。踊ったりしてるのよ。で最後殺陣になるわけよ。で15分の殺陣。やるだけやって最後階段から落っこちるわけよ。舞台のど真ん中に造ってある階段から。
光一:そうですね。
大竹:あれ何段ある?
光一:あれ何段でしょ?
大竹:何段だろうね?
光一:二十何段?
大竹:そうだよね。てっぺんにいて、俺は前のほうで見せてもらったんだけど、てっぺんにいた堂本さんが目の前に来るんだから。
太田:転げ落ちてくる?
大竹:一瞬のうちに。
太田:うわぁ〜!!
光一:ふはは(笑)。
大竹:舞台の上だけで1000回でしょ。でリハーサルはあるわけだよ。もちろん稽古もあるわけでしょ。でしょ?
光一:そうですね。はい。
大竹:頭おかしい(笑)。
光一:ふはは(笑)。

太田:怪我されたこと何度もあるんじゃないですか。
光一:もちろん小さな怪我っていうのはたくさんあって。大きな怪我も過去にはありましたけど。まあでも、意外と階段落ちでは怪我しないんですよね、やっぱり。
大竹:いや、でもね、たぶんそれはね、普通に、何気なく落とされてたらだいたい死んでます。
光一:ふははは(笑)。そうですね。
大竹:たぶんそれは堂本さんの中で、どういうことかわからないけども、まあ客席は満席なわけだけど。この〜、何ていうかね、そのエネルギーに刃向かうようにね。
光一:そうですね。それがないとやっぱりなんかできないっていうか。やっぱりリハーサルっていっても、やっぱり100%出そうと頑張るんですけど。
大竹:出ないよね?
光一:やっぱり出ないんですよね。
大竹:不思議だね〜。
光一:何かそれ以上のものっていうのが本番ではやっぱりこう出てくるっていうか。
太田:やっぱりお客さんからのエネルギー?
光一:もちろんそれも、はい。
大竹:もうよく言ったもんでね、100の稽古より1回の本番っていうね。
光一:言いますよね。
大竹:ねっ。でもそのとおりに舞台がなっていくから不思議だよね〜。
光一:そうですね。ホントに。だから毎日、やっぱり僕も人間なんで、毎日公演していると、今日はちょっと体が重いな〜とか、やっぱりあるんですよ。で、やっぱり体力的にもハードなステージなので、こう開演前は、自分今日大丈夫かな、持つかな?っていうような気持ちになったりすることももちろんあるんですね。
大竹:はあ〜。
光一:でもいざ幕開けてみると、もういつもどおりの自分になって、こう乗りきれてしまうんですよね。それがホントに1000回以上やってきた積み重ねっていうか。
大竹:あの仲間もすごいけど。階段から落っこってくるときは、たぶんわかんないけど、自分の何か、体がね、科学的にいうとアドレナリンだかドーパミンだかなんかわかんないけどね。
光一:はい。
大竹:なんかグウ〜ンってこう。
光一:そうですね。やっぱ出てきます。それっていうのも、やっぱりその前の長い立ち回りのシーンでやっぱりすごい、あそこでもすごい気持ちが高ぶっているんですね。それがないと、あそこまで到達できない感じっていうのはやっぱりあるんですよね。

大竹:で二幕になるじゃん。目の前ビュンビュン飛んでくるんだよ、今度は!
光一:はは(笑)。
太田:飛んでくる?
大竹:飛んでくるんだよ!
太田:転げ落ちたと思ったら飛んでくるんですか。
大竹:客席、舞台の末座から、あの広い舞台の一番後ろまで、ものの3秒か4秒くらいだろうね、あれ。
光一:そうですね。まあ勢いはありますね。
大竹:だよね。あれは吊り輪1本だよね?
光一:そうですね。
大竹:2本で吊ってんの?
光一:あの〜、自分がフライングするときっていうのは、ワイヤー使うときは背中で1本です。
大竹:1本でしょ。
光一:はい。
大竹:1本は大変なんだよね?
光一:そうですね。まあ、体勢をしっかりこう。
大竹:体キープしてないと。2本あるとちゃんとロープが前向かせてくれるんだ、客席を。1本だと自分で向かないと、自分で何かバランスを取らないと。
光一:回っちゃうんですよね。
大竹:回っちゃうんだよ。これやられた人じゃないとわかんないけど。やると、おたおたしてると、自分でいくら正面見て、明かりの当たってる前に行こうとしても、体がだんだん右側に傾いていって回っちゃうんだよ。
太田:これどうやって軸を安定させるんですか。
大竹:どうやってるの、あれ?
光一:あの〜、やっぱり背筋で思いっきり反る。反って、反らないとやっぱり背中で1本なんで、どうしてもこう猫づかみ状態なんですよね。
大竹:そうかそうか。
光一:こうなっちゃうんですよ。でそれ不格好なんで、そうならないように、背筋の力で思いっきり支えてあげるんですよね。
大竹:だから俺たちだったら、年寄りだったら、あれ吊られて首吊りみたいになるわけ。
太田:ふはははは(笑)。
大竹:シジイの首吊りが客席を飛ぶことになっちゃうから、ねっ(笑)。
太田:それは質が違っちゃいますよね(笑)。
大竹:そうでしょ。それまた別の死刑台みたいなドラマになっちゃうもんな(笑)。
光一:はは(笑)。
大竹:そうじゃなくて。
光一:そうなんですよね。
大竹:あれもね〜!

光一:まあでも、まあそのワイヤーのもそうですし、あと布でやってるやつなんかは、あれは完全にもうワイヤーでも吊られてなくて、ホントに腕だけでやってたりするんで。はい。
大竹:ああ。両肩からね、赤い布が垂れてるんだけど。それが俺たちの頭の上1メートル、堂本さんはもっと上にいるんだけど、その両肩から垂れた布が客席をヒューッと。
太田:うわ〜。
光一:あれはだから体には全くワイヤーを着けてないんで。もうホントに腕だけなんですよね。
大竹:そうなんだ〜! そんな体してないよね、だって?
光一:ふはは(笑)。そうですね〜。
太田:脱いだらすごいんじゃないですか(笑)。
光一:いやいや(笑)。
太田:でもこれずっと続けて、まだまだ見たいっていう声がどんどん湧き上がってきて、どんどんお客さんが刺激を求めてくると。
光一:1回最後にしようかっていう話もあったんですよ、何年か前に。だけど、まあ声として、まだチケット取れたことがないのにっていう声が非常に多く届いたらしくて、じゃ続けようということになって今に至るんですけど。自分もこれからどれだけ続けていくかというのは全然わかんないですが。もちろんそういう声がある限りは、自分も応えていきたいと思いますし。はい。

大竹:あの、僕は勝手に感想を書かせていただいたんだけど、普段はけっこうなんか静かにストイックにしてる感じも漂うんだけど。
光一:逆に全然ストイックではないですね。
大竹:そうじゃないの?
光一:はい。普段はまあ引きこもりっていうか(笑)。もう家が大好きなんで。
大竹:あ、でもこもってるんだ。
光一:家にいますね。ほとんど家にいます。
大竹:でしょ〜! だからやっぱりそれも、なんかわかんないけど伝わるんだよね。
光一:ああ、そうですか。
大竹:はい。
太田:舞台上からストイックな堂本さんの姿も、私生活も伺えてくるってことですか。
大竹:一人でいる感じっていうの? わかんないけども。
光一:はは(笑)。そうなんですか。
大竹:俺が勝手に感じたのかもしんないけど〜。いやね。それもだから余計見てると震えるというかね。
光一:ああ、そうですか〜。それはなんか嬉しいですね、そうやって言っていただけると。ま、でも自分は何かこう、芸のためにそうしてるっていうつもりはないんですけどね。ただ単に家が好きだっていう(笑)。ま、もちろんいつでもステージに立てるように、な体づくりはしとこう!っていうのはもちろん普段からやってるんですけど。でもそれ以外は、もう何だろ。舞台中っていうのはやっぱりすごく起きる時間だとか、すごくこう何ていうんですか、時間が決まってくるじゃないですか。
大竹:そうだね。
光一:それって自分体調を崩さないようにとか、っていうのをすごく決めてやっていくんですけど。舞台中以外っていうのはもうホントに、食事だって睡眠だって無茶苦茶ですよ。
大竹:へえ〜。
光一:はい。

大竹:自分で作って食べるの? 
光一:なんか肉焼いて食うとか、そんぐらいですけど。だからホントに…
大竹:サラダ和えるの、自分で?
光一:ま、なんか、キャベツがあれば。
大竹:一人でなんかしてんの?
光一:キャベツがあったら、ちょっとキャベツ、サラダにするか、ぐらいですけど。
大竹:ひえ〜。音楽は何聞いたりしてるの、そういうときは?
光一:音楽は、洋楽が多いですね。
大竹:はあ〜。
光一:邦楽はほとんど聞かないですね。
大竹:そう。向こうの誰を聞くの? どんなのが好き?
光一:昔からマイケル・ジャクソンは好きですし、あと自分ジャンルホントいろいろ広いんで、エリック・クラプトンとかも好きだし。あとクラプトンが前にやってたクリームっていう。
太田:そこまでさかのぼって聞くんですか。
光一:も好きですし。けっこうジャンルは幅広いんですよ。
大竹:ああ、マイケル・ジャクソンもね、なんかこう舞台はものすごいもんね〜。

光一:そうですね〜。あの、見ていただいた舞台のSHOCKは、マイケル・ジャクソンを振り付けしていたトラヴィス・ペインっていう彼が振り付けしたシーンがあって。やっぱり彼にこう振り付けをしてもらって一緒に仕事をしたっていうのは、すごく自分でも衝撃でしたね、なんか。
大竹:ああ〜。だってあの振り付けを全部やれっていうのも、すごいよね〜!
光一:まあ量はそうですね、多いですけどね〜。
大竹:もう全員が終わったら倒れる、幕下がったときに、向こうで俺バタバタバタって倒れる音が聞こえてるもん。
光一:ふはははは(笑)。
太田:それぐらい激しい踊りですね。
大竹:お疲れ様って言ってないもの、たぶん。みんなバタッと倒れて、しばらく冷たい板の上に寝て、空見て、天井のライトかなんか見てそうだもん、だって。
光一:ふはは(笑)。そうですね〜。なんか公演自体は長いんで〜、やっぱあれだけの達成感っていうのは毎日すごいんで〜。毎日こう、初日とか千秋楽とか幕閉じるとなんか歓喜の雰囲気ってあるじゃないですか。それがなんか毎日あるような感じはしますね。今日もみんなで乗りきった、っていう感じが。
大竹:やった感がね。

太田:お客さんの反応はどんな感じなんですか。客席で大竹さんご覧になっていて。
大竹 俺の横の同級生のジジイは泣いてたよ(笑)。
光一:ふははは(笑)。
太田:感動で?
大竹:ああ。
光一:でもなんかホントに意外と男性の方に見ていただくと、男性の方がすごく共感していただいたり。
大竹:男性ってももうジジイだけどね(笑)。
光一:いやいや(笑)。
大竹:あいつ皮脂欠乏症でさ、目の辺り余計弱いんだよ。
光一:ふははは(笑)。
大竹:泣くもんだから大変なことになっちゃってる。
光一:へえ〜。
大竹:横で「皮脂がさ〜」って。お前の皮脂の話は知らない!っていうね。
光一:ふははは(笑)。

大竹:いや、堂本さんとは思い起こせばテレビも一緒にやってるんだよね。
光一:はい、ドラマで。もう。
太田:13年前。
光一:僕が20とか21とかぐらいだった。
大竹:ちょうど13年前か。そんなに近かったっけ? まあ、ヤクザでね。
光一:そうなんですよ。父親役で、お父さん役で。
大竹:お父さんなんだよ。
太田:こんなかっこいい息子がいたんですね。
光一:いやいや(笑)。
大竹:すいませんでしたね(笑)。でもあれ楽しかったよね、なんか。
光一:そうですね。当時の撮影ってけっこう時間無制限だったりして、大変は大変だったんですけど意外と。ドラマの内容的にもけっこういいドラマでしたし。
大竹:そうそう。まあ、堂本くんにもいいシーンはたくさんあるんだけど、俺もね、覚えてんのは、多摩のほうの道路で最後撃たれて死ぬんだよ、俺。
光一:僕もすごい覚えてますね、それ。
大竹:撃たれて死ぬんだよ。それで、普通撃たれて倒れるとき、ガーン! ガーン! ガーン!ってリアクションで死ぬじゃない。監督が来て、「そうじゃなくて、何で撃たれたんだって死ぬことを疑いながら死んでくれ」って言われて。
光一:あ〜、なるほど。
大竹:う〜ん。だからバンと撃たれたとき、俺、何でって顔してくれって言われて。ああ、そうか。こういう演出の仕方ちょっとすごいなと思って。
光一:う〜ん。
大竹:普通ね、ヤクザ映画でチンピラのヤクザが撃たれて死ぬのは、バチャン! バチャン! バチャン! ドカン!みたいになる。そうじゃなくて、「ちょっと驚いてくれる?」って言われて。
光一:へえ〜〜〜。
大竹:ああ、そうかと思って。この演出家の人すごいなと思ったことあるんだよね。で死んでたら、ホントのチンピラがスクーターでたくさん来て、「大竹! 死んでんじゃねーよ!!」と。
光一:ふはははは(笑)。
大竹:そんなこと言われたってさ〜。
光一:こっちはお芝居してる(笑)。
大竹:そうそう、芝居で死んでるのに、「死んでんじゃねーよ、オメー!!」とか言われてね。覚えてるけどね〜。

太田:お芝居以外では大竹さんどうでしたか、13年前? なんか堂本さんに声かけたりとかしましたか。
光一:でも、あの〜、大竹さんってすごく何だろう、あの〜、見た目はやっぱりちょっと強面っていうか、あるじゃないですか。でもすごく優しいんですよね。
大竹:俺ね、この世界ね、ホントお笑いなんだけど、お笑いでおもしろいからって言って生き残ったんじゃないだよ。あいつ怖いからって言って生き残ったんだから、俺。
光一:はは(笑)。
大竹:話違うけど、ああ、そうか。俺怖いから生き残ったのかと思ったことあるくらいだから(笑)。
光一:でもホントに本音でこう話してくださるので。
大竹:いやいや、そんな。
光一:優しいし〜、本音で語ってくれるし、何かこっちも自然とこう心が開いていく方だなあと。
太田:へえ〜。
大竹:そんなにのせていただいてホントに(笑)。
光一:そういうふうに思います。
大竹:いやでもね。あのあと俺たちも舞台があってね。あの舞台見てね。それでもう俺ホントに。な、マサアキ、な! 走ってな! 死ぬかと思ったよね?
太田:大竹さん死にそうなシーンがあったんですよ。体力の限界にチャレンジしたっていう。
大竹:64は64なりに舞台をね、右から左に何回も駆け抜けるんだけど。
太田:大声出しながら(笑)。
光一:ふははは(笑)。
大竹:死んじゃうかと思って。そんな舞台も刺激を受けてやらせていただきました。
光一:もうそう言っていただけると。

太田:まあ、Endless SHOCKが一段落しまして、今度1年8カ月ぶりにKinKi Kidsがニューシングルを今日リリースと。
光一:そうなんですよね〜。
太田:ということなんですけども、今回のテーマが両A面で決まっているということなんですよね。
光一:はい。なんかロストラブというテーマになってるようで。ようでって他人事みたいですけど。はい。
太田:失恋をテーマにして、そのダンサブルな曲とそうじゃない曲ということなんですよね。メジャーとマイナーとアップテンポな2曲ということなんですけど。これは「まだ涙にならない悲しみが」と「恋は匂へと散りぬるを」と2曲、両A面なんですけれども、松井五郎さん作詞で織田哲郎さん作曲、そして亀田誠治さんアレンジというすごいメンバーで作られている曲、じゃあお届けしたいと思いますので、堂本光一さんから曲紹介していただけますでしょうか。
光一:はい。お聞きいただきたいと思います。「まだ涙にならない悲しみが」、聞いてください。

♪ まだ涙にならない悲しみが ♪

太田:KinKi Kids 1年8カ月ぶりのニューシングル「まだ涙にならない悲しみが」、お届けしました。両A面で「恋は匂へと散りぬるを」、カップリングということになっていますので、ぜひ両方合わせてお買い求めいただいてお聞きいただきたいと思います。
光一:そうですね。
太田:今日リリースということです。

太田:でまあ新曲も出し、これからの堂本光一さんはどこへ向かっていくのかなという感じですが。
光一:どこに向かっていくんでしょうね〜。ふはは(笑)。自分としても、そのSHOCKにしてもいつまでやるのか自分でもわからないですし。っていうよりも、やっぱりSHOCKを初演やらせていただいたときもこれだけ続くなんて全く思ってなかったんですよね。やっぱりその日の公演が毎日が勝負だと思ってやってきた結果が、今につながってやらせていただいたので、だから今後もやっぱり常にそのときにやっていることを全力でやっていけば、きっと何かにつながるのかなっていう思いですね。
大竹:そうだね〜。しかもあの一緒にやってる若い仲間たちがね、健気でね〜。
光一:ふははは(笑)。そうですね。
大竹:俺ぐらいから見ると。
光一:そうですか(笑)。
大竹:いや、ホントにさ。もう、何つうのかね、殺陣だって危ないんだよ、もう。
光一:そうですね〜。
大竹:目の前ホント数センチ刀が、いくら作り物とはいえ、よぎっていくわけだからさ。それをこう、どうしてできるかっていったらさ、もう、もちろんその人の勘もあるだろうけど、稽古でしかできないからね、あれ。
光一:そうですね〜。
大竹:地方行けば劇場の大きさも違っちゃうわけだから、階段の高さも違っちゃったりするとね。やっぱりそういうのが全部一緒になんないとできないような舞台だからね。
太田:堂本さんの背中見て、ああなりたいって一生懸命やっている後輩の方々、いっぱいいるんでしょうね。
大竹:それも感じるんだよ。堂本さん見てね、ギラギラしてる奴もね、いるんだよ。それも楽しいんだな、見てて。
光一:そうですね。でもやっぱりこれだけずっとやっていくと、みんなが何に一生懸命になればいいのか、作品をよくしようっていうところに向かっていけるようになったので、なんかそれはすごくいいこと。彼らも若いけれども、ちゃんとそういった意識が生まれてるっていうのが僕としてはすごく。だから安心できるんですよね。はい。
太田:今後も同じ舞台人として、大竹まことも堂本光一の背中を追いかけて、ひしこいていきますので。
光一:そんな〜。いえ、とんでもないです。
大竹:ふはははは(笑)。
太田:また機会がありましたらぜひ番組にいらしていください。
光一:ありがとうございました。
大竹:ありがとうございました。
太田:今日のゲスト、KinKi Kidsの堂本光一さんでした。ありがとうございました。
光一:ありがとうございました。

※ 実際の配役では、大竹さんと光一さんは親子ではありません。
   堂本光一=高野達郎  蟹江敬三=高野敦(達郎の父親)  大竹まこと=安原信輔(ヤクザ安原一家の親分)








 2012年9月30日 FM TOKYO 「Center of Gravity」 インタビュー
名前:picky    日付:2012/10/02(火)
*55分番組、パーソナリティが曲について語りながら「Gravity」全曲OA。
真ん中に以下のインタビューが入り、最後に光一さんからのメッセージが入る構成。
9/16FM北海道、9/23 FM大阪、10/7 FM福岡も最後のメッセージ以外同一内容だと思います。

―― ここからはニューアルバム「Gravity」について、堂本光一さんのインタビューをお届けします。どうぞよろしくお願いします。
光一 よろしくお願いします。
―― さて、遂にという感じですね。最新アルバム「Gravity」完成ということで、まずはおめでとうございます。
光一 あ、ありがとうございます(笑)。
―― 今回の作品作りに関してなんですが、これまで2作のソロとはずいぶん違う感じでした?
光一 そう〜ですね〜。前回2作は全部自分で作曲をしてたんですけど、ま、今回はあの〜、ま、正直浮かばなかったってのと(笑)。
―― はは(笑)。
光一 と、あと時間的な部分もありまして、相当悩んでたんですよね。このままだとアルバム出せないなあと。はい。まあ、そんな中いろいろなデモの曲を聞かせてほしいという話をしたところ、まあたくさん曲を送ってもらって。で聞いたら、素晴らしい曲がたくさんあったんですね。でまあ、前回の2作はまあ自分でつくった曲で固めてましたけど、まあそこにこだわんなくてもいいかっていう想いになっちゃったんですね。そこにいい曲があったので、自分で表現したいな〜と思っちゃったので、だったらそれでいいや!
―― いいものがあるんだから。
光一 はい。なんかそのほうが、これからの自分にとっても、なんかいいんじゃないかなっていうふうにも思えましたし。なんかそこにこだわる必要性は、前からそこまで自分の、自分で作った曲でやりたいというこだわりはそんなに強くは持ってないタイプだったんです。
―― そうですか。
光一 はい。今回は矛盾してるような感じなんですけど、提供曲が多いですが、なんか聞いてくれる人には、ああ、光一はこういったものを表現したいんだなっていうのを、逆にわかってもらえるんじゃないかなというふうに思いますね。
―― なるほど。僕は印象としては、前2作が全曲ご自分だったから、それはそれでいい意味で、「どうだ、これが自分!」みたいな意思表示があったのかなと思ったんですけど、でもそれを踏まえて、軸はしっかりしながら、今回の作品も聞かせていただいて、やっぱりより彩りが豊かになったという感はありますよね。
光一 そうですね。すごく自分も心躍る曲が多かったので、なんかこう表現者として徹することができるっていうか。まあそれもいいかなっていうふうに思いまして。もともと自分こう〜、ポンポン曲が浮かぶタイプではないので、またそういったものを自分の中で吸収しながら、また自分でもね、いずれはまた作ることがあってもいいと思いますし。
―― それがまたフィードバックされて、ご自分の中でどうやって変化になるのかっていうのも楽しみですよね。
光一 はい。
―― 今回タイトルは「Gravity」というふうになってますね。これはどういう意図があったんですか。
光一 ま、タイトルに関しては、あの〜、ポンと決まってしまったっていう。スタッフが「こんなのどうですか」「いいよ〜」
―― あはははは(笑)。割と簡単に、いいよ〜と。
光一 はい。
―― Gravity、重力とか引力、光一さんサンエンス好きという面もあるし、F1好きもあるから、そういったところのミーニングもあるのかなと思ったんですけど。
光一 まあ、それも考慮してスタッフが考えたんでしょうけど。今回はホントに自分が引きつけられた楽曲を。
―― ああ、ご自分がね。
光一 そうですね。とにかく時間がなかったので、その中で聞いたデモがホントに飛びつきたくなるような曲がたくさんあったんで、そこに自分も引きつけられたんです。
―― ご自分が引きつけられたんだ。
光一 そうです、そうです。僕が引きつけられた楽曲という意味合いもあるし、そこからまたね、ファンの方とかそういった方たちにもまたその重力によって引きつかれたらいいな〜。
―― 互いにね。
光一 はい。
―― 双方向で引きつけ合い、引きつけ合われるみたいな。
光一 そうですね。
―― なるほど。で今回収録されている「Danger Zone 〜to the unknown world〜」のミュージッククリップ、ミュージックビデオのほうでは、振り付けがマイケル・ジャクソンの振り付けもしていたというトラヴィス・ペインが振り付けということなんですけど、これはどういう作品になってるんでしょうか。
光一 まあ、あの、自分はそのトラヴィスとは毎年帝劇でやらせていただいているSHOCKという舞台で1曲、この前やってもらってたんですけど。この「Danger Zone」という曲自体も、実はアルバムを制作している中で、リストに入ってない曲だったんですね、もともとは。で、制作、レコーディングを開始してから、あるきっかけでちょっともうちょっとデモを聞かせてほしいというふうにお願いしたんですね。そこにあった曲がこの「Danger Zone」だったんですよ。で、この曲に自分としては惚れ込んでしまいまして。
―― ほお〜。引きつけられた?
光一 はい。でこの曲はやりたい!
―― ぜひやりたい。
光一 でもともとあった中から1曲外して。
―― おお〜。
光一 入れたんですね、この曲を。でどうしてもこの曲振り付けトラヴィスにやってほしいなっていうふうに思ってしまいまして、ま、トラヴィスにお願いしたところ、あの〜、引き受けてくれて、ビデオでのやり取りで振り付けをしてもらって、という感じですね。まあ、か〜なりアグレッシブな。
―― かなりアグレッシブ!
光一 そうですね。たぶん、あの〜、こういう動きをしている僕はあんまり今まで見たことないんじゃないかなというような。
―― 堂本光一史上初の動きが。
光一 う〜ん。なんか、これまでにないように見えるんじゃないかなと思いますけどね。
―― そうですか。じゃあその曲自体も引きつけられたというこの曲をお届けしたいと思います。じゃあ光一さん、曲紹介お願いします。
光一 はい。「Gravity」から「Danger Zone 〜to the unknown world〜」、どうぞ。

♪ Danger Zone 〜to the unknown world〜 ♪

―― お送りしたのは「Danger Zone 〜to the unknown world〜」でした。今回は大多数の曲が外の方に作曲をお願いしているということなんですが、でもその中でもご自身で作曲したナンバーも2曲収録されている。
光一 そうですね。無理矢理作りました。
―― まあ時間のない中(笑)。でも曲をつくるときは絞り出す感覚なんですか。
光一 絞り出します。苦しみます。
―― 苦しみます。じゃあ苦しみ抜いて生まれてきた?
光一 う〜ん。そうですね。ま、でも「LOVE CRIES」っていう曲なんかを聞くと、ファンの方は喜んでもらえるような楽曲に仕上がったんじゃないかな〜というふうに思いますけどね。
―― 「LOVE CRIES」に関しては割とこう、This is 堂本光一っていう感じの楽曲かなという感じを受けたんです。
光一 そうですね。それを、それを意識したっていうとなんか変ですけど。うん。なんかそうしようっと思って作りましたね。
―― 本当にらしい。じゃあそれはかなり意識的に作った?
光一 う〜ん。まあ、今まで自分が作ってきた楽曲っていうのは、それはKinKiでもそうだし、ソロでもそうだったんですけど、必ず、そうでもない曲もあるんですが、必ずメロディーをきれいに作ろうっていうのを意識するんですよね。そのメロディーから、あの〜、何か情景が浮かんだりとかっていう、そういった曲を作りたいな、作ろうっていう意識をすることが多いんですが。ま、そこに重点を置いて。だから今おっしゃっていただいたように、もう光一っぽいな。
―― はは(笑)。これはホントもろドンピシャっていう感じがしますけどね。
―― でもう1曲が「Fallen Angel」
光一 はい。
―― これはどういう感覚で作ったんですか。
光一 特にあまり考えてないですね。
―― ふはは(笑)。これはもう出てきた!
光一 もうなんかもうノリで。ふははは(笑)。
―― まあ、でもこういう面もあるぞ。さっきの「LOVE CRIES」のほうが本当にらしい部分を前面に出したけど、「Fallen Angel」のほうはちょっと違う角度から攻めた感じですか。
光一 う〜ん。そうですね。なんかもう考えてたってしょうがねえな。時間やべえ〜な(笑)。
―― ふははは(笑)。
光一 はは(笑)。いや、でも意外とそういうときのほうがいいのができたりするし。
―― ああ、追い詰められた。
光一 そうですね。
―― やっぱりこう切羽詰まった状況で、やるしかない!…みたいな。
光一 そうです、そうです。何か考え始めちゃうと、逆に「ああ、違うな、違うな」ってなると、だんだん変な方向に行って、結局「あ〜、もうや〜めた!」ってなっちゃうことも多いし、逆になんか勢いで出てきたもののほうが。
―― まあ、でもそれは往々にしてあるかもしれないですよね。一番最初に浮かんだものが一番いいみたいなところがありますからね。
光一 ありますよね。
―― このニューアルバムを引っ提げてということで、ソロコンサート“Gravity”ということになるわけなんですが、コンサートを作るうえで意識していることっていうのはどういうことですか。
光一 まあ、何よりも、やっぱりお客様が楽しんでもらえることが、う〜ん、一番だなあと思って作りますね。なんか自分だけが気持ちよくならないように。う〜ん。そこは意識しますね〜。
―― どういうふうに受け止めてくれるんだろうっていう。
光一 う〜ん。まあ、やっぱり、自分だったらこういうふうなのが見たいなとか、そういったものを作るようにしています。
―― なるほど。ご自分を客席のほうに置いて?
光一 まあ、客観的に置いて。うん。で、まあ、堂本光一、こういう部分が見たいとか、そういう。うん。
―― もう客席にいるその目で見て、どういうものが見たいのか。自分が客席にいたらどういうものが見たいのか。
光一 そうですね。だから、あの、作るときなんかは、まあセットを組んでのリハーサルとか、あと照明のテストをしているときなんかもだいたいやるのが、代役を僕のポジションに立たせて、それで表から見たりとか。
―― リアルに客観的なポジションから見るわけですね。
光一 そうですね。じゃないとやっぱりステージからだとわかんないことも多いので。
―― なるほど。今回ニューアルバム「Gravity」を引っ提げてのツアーということで、今までのツアーと差別化するような部分というのはあるんですか。これをぜひ今回は見てくれ、的なものは?
光一 そうですね〜。ないですね!
―― ははは(爆笑)。
光一 ははははは(笑)。
―― もうじゃあ今までどおり全身全霊で楽しんでくださいというところに尽きる?
光一 うん。
―― 今回はっていうことじゃなく?
光一 うん。毎回そのステージに、ステージを作ったりとかステージをやったりするときっていうのは、僕的にはこうけっこう一貫しているっていうか。
―― そのときそのときの最大出力をそこで表現する?
光一 う〜ん、そうですね。それはかなりそう思ってます。まあ、今回アルバム自体がアグレッシブな曲が多いので、ダンスという部分に関しては、なんか今までの中でもしかしたら一番踊るかもしれない、ぐらいの内容だと思います。
―― あっ、そうだ! あと一つ「Gravity」今回通して聞いてすごく思ったのは、詞の内容の世界がすごい官能的な部分が多いなと思ったんですけど。
光一 う〜ん。それ言われますね。詞に関してはまあ、そこまで、その作詞家の方に「こっち方向で」って言わないんですけど。ま、作詞家が思うものを書いてもらって、それを読んで、あとメロディーとの譜割を確認して、で、「ここはちょっとあれなんで、変更お願いできますか」というぐらいなんですね。全体的な雰囲気としては、自分に異論がなければそれで全然。
―― 来たものをやる。でも結果的にかなりって感じですね。
光一 そういった方向が多いみたいですね(笑)。
―― おお〜(笑)。でもね、そういった世界観もたぶん今回のツアーでは反映される?
光一 そうですね。はい。
―― やっぱりアグレッシブなところとそういう官能的なところがどういうふうに映し出されるのかってところが。
光一 そうですね。
―― これはぜひ見ていただきたい。じゃあ、最新アルバム「Gravity」の中から光一さん作曲の曲も含めて、ご紹介いただきましょう!
光一 え〜、「LOVE CRIES」と「Deepness」、聞いてください!
―― はい、ここまでのインタビューは堂本光一さんにお願いしました。どうもありがとうございました。
光一 ありがとうございました。

(番組最後のメッセージ)
光一 スペシャルプログラムKOICHI DOMOTO Center of Gravity、楽しんでいただけましたでしょうか。え〜、今日紹介しています最新アルバム「Gravity」を引っ提げて全国ツアーもあります。関東は来週の3連休ですね。10月6日土曜日、7日日曜日、8日月曜日、横浜アリーナでやらせていただきます。まあ、あの、10月3日ニューアルバム発売直後ということになりますんで、いっぱい聞いてから来ていただきたいなと思いますけど。
 僕的にはですね、何でまたあの〜、ねっ、うちのスタッフはF1がやってる日に当てたのか…それは連休だから仕方がない。そうか。なるほど。連休に横浜アリーナをね、ああいうデカい会場を取って、人気のある会場ですからね。で僕にこうあてがってくれたっていうのは、これはまあ、逆に感謝しないといけないんですけどね。ただ、僕的にはF1があるっていうのは…これはもうしょうがないです。これもうけっこう毎度のことなんでね。はい。
 というわけで、とにかくその10月6日、7日、8日、皆さんと楽しみたいと思っておりますし、え〜、このニューアルバム「Gravity」、僕としてもかなり満足のいく出来になっておりますので、ぜひチェックしていただきたいと思います! というわけで、今日は55分間お付き合いいただいてありがとうございました。え〜、アルバム「Gravity」ぜひ楽しんでくださ〜い。というわけで堂本光一でした〜!







 2012年9月30日 FMヨコハマ 「ARTIST SPECIAL」
名前:picky    日付:2012/10/01(月)
パーソナリティー:駒村多恵
駒村 どうもこんばんは。駒村多恵です。さあ9月も今日でお終いなんですよね。早いなあ〜。もうホント明日から後半という感じになりますけども、もう徐々に秋も深まってくるかなというそんな折に、今日ご紹介しますのはソロとしては初めてお迎えすることになりますね。早速ご紹介しましょう。今週のフィーチャリングアーティスト、堂本光一さんです。どうもこんばんは!
光一 こんばんは。お願いしま〜す。
駒村 よろしくお願いします。堂本さん、1年中忙しいですよね?
光一 いえ、そんなことないですよ。
駒村 え〜〜?
光一 もう十代とかその時に比べるとね。
駒村 ああ、そうですか。
光一 う〜ん。今はその時に比べると、その一つひとつの仕事に対しても、あ〜の〜、ちゃんと向き合ってやれるようになりましたからね。前はもうそれどころじゃなかったですから。
駒村 ピークって一番忙しいときってどんな感じだったんですか。
光一 いや〜、もうドラマとコンサートとバラエティ、すべてがもうごちゃまぜになって。今日はどこに行くんだろう状態ですよね。
駒村 へえ〜。当然眠る時間もそんなに?
光一 もうなかったですね。ドラマなんかやってると特になかったですね。
駒村 へえ〜。じゃあ今はまあ、一つひとつの仕事に余裕が出てきたかなと。
光一 うん。まあ、もちろん忙しいときはやっぱり忙しいですけど。う〜ん、でも一つひとつにちゃんと向き合える時間っていうのはできてきたかなとは思いますけどね。
駒村 とはいえ、ほかの方々に比べるとすごい忙しいとは思うんですけども、まあ一つひとつの仕事の中の一つであるアーティスト活動ということで今回お迎えしておりますが、今夜は10月3日にリリースされる堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」からのナンバーを聞きながら、ニューアルバムについてはもちろんですが、堂本光一さんの近況、それから現在ツアーの真っ最中ということで、今後の活動などなどたっぷりとお話していただきたいなと思っていますので、よろしくお願いしま〜す!
光一 お願いしま〜す。
駒村 では1曲お届けしましょう。最初にお送りするのはニューアルバム「Gravity」からこちらのナンバー。曲紹介お願いします。
光一 はい。「LOVE CRIES」どうぞ〜。

♪ LOVE CRIES ♪

駒村 お送りしましたのは堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」から、「LOVE CRIES」でした。堂本光一さんをお迎えしてお届けしています今夜のFMヨコハマARTIST SPECIAL、さっそくお話を伺っていきたいんですが、まず今聞いていただいた「LOVE CRIES」ですけれども、これは光一さん自身の作曲ということですね。
光一 そうですね。
駒村 今回のアルバムはもう一つ「Fallen Angel」もあるから、2曲曲を書いていらっしゃるということですけど、まず今聞いていただいた「LOVE CRIES」のほうから伺いましょうか。この曲はどんなふうにして生まれてきたんですか。
光一 うん、まあ、あの〜、今回は2曲しかアルバム自分で作ってないんですね。前回と前々回2作は全部自分で作った曲で固めたアルバムだったんですけど。今回は時間がなくなってしまいまして、これはムリだという、潔くあきらめ。
駒村 ああ、あきらめましたか。
光一 はい。
駒村 ホントはもうちょっと作りたかった?
光一 まあ、あの〜、スタッフからケツ叩かれてたんですけどね。まあムリなものはムリ、しょうがないですけどね! はい。
駒村 はは(笑)。ほかの仕事もいっぱいありますからね。
光一 ま、僕はあんまり書きためるタイプでもないし。うん、まあスタッフからね、作れ、作れとは言われてたんですけども。でまあ、あの〜、それでデモ、デモをたくさん聞かせてほしいという話をして、で送ってもらった曲が自分的にかなり「これ、これやりたいな」って思える曲が多かったんですね。だったら別にね、自分で作ることにこだわらなくても、時間がない中なんかテキトーな作業になって、もういいや!…つって妥協してしまいながら出すアルバムよりも、自分が歌いたいなあとか自分が表現したいなあとか思ったものをやったほうがいいなと思ったので。だから今回2曲だけという形になったんですけど。
光一 まあ、この「LOVE CRIES」っていう曲は、その〜、何だろうな。ほかのいただいた曲っていうのがどっちかというと、まあダンサブルで、メロディー的にはそんなに変動しないというか。う〜ん。すごく凝った曲ではあるんですけど、あの〜、まあどっちかというと単調な曲。だから自分で作る曲に、この「LOVE CRIES」っていう曲に関しては、なんかまあ〜、う〜ん、自分らしいメロディー作りをしようかなあというふうに考えて作った曲ですね。
駒村 上がりがすごい壮大な感じででき上がっていたので。最初私どなたが何を作っているって全然知らずに聞いてたんですけど。
光一 はい、はい。
駒村 あっ、光一さんってこういうタイプの曲作る人なんだって私は思ったんですね。
光一 う〜ん。
駒村 何ていうんですかね、ドラマチックな感じの展開が好き?
光一 そうですね。たぶん昔から僕を応援してくれているファンとかっていうのは、逆に、あの〜、わかるパターンだと思うんです。
駒村 ほお〜。
光一 ああ、これ光一だろうなって、おそらく。
駒村 へえ〜、ドラマチックな展開が好きなんですか。
光一 ドラマチックな展開っていうか、ま、もちろん詞もとっても大切なんですけど。なんかその曲のメロディーとかその曲だけで、聞く人の何か、何ていうのかな、なんか情景がそれぞれ勝手に浮かぶような、そういう曲を作りたいなと思うことが多いので、必然的にそうなることが多いかもしれないですね。
駒村 へえ〜。でも曲を書きためるタイプではないということですが、どんなふうにして普段書いているんですか。
光一 普段は、まあ、ギター使ったりパソコン開いたり、様々ですけどね。
駒村 まあギターが多い?
光一 う〜〜ん。まあパソコンとギターで半々ぐらいですかね。
駒村 で、Aメロ先行とかサビがとか。
光一 だいたいサビが多いですね。
駒村 サビを作ってから徐々にほかを肉付けしていくタイプ?
光一 う〜ん。サビにどう向かっていこうって作っちゃうタイプですね。
駒村 じゃああれですか。もう曲を書く日って決めたら、もうこの日集中して書く、みたいな?
光一 そう〜ですね〜。ただ、それでも思い浮かばなかったら、や〜めたっ!…って思ってやめちゃいますけど。
駒村 潔い感じで?
光一 うん。
駒村 ふはは(笑)。
駒村 気分転換は何するんですか。
光一 気分転換は……ゲームしてます。
駒村 あっ、ゲーム?
光一 はい。
駒村 ゲームでガッと集中して、じゃそろそろやるか、みたいな?
光一 う〜ん。そろそろやるか。うん、やめとこう!
駒村 ふはは(笑)。やめとこう、か〜。ノらない日はやらないほうがいいなっていうね。
光一 ノらない日はそうです。はい。
駒村 そっかそっか。堂本光一さんってあんまり家から出ない人っていうイメージもあったりするんですけど、それはまだ正しい?
光一 正しいですね。家が好きです。
駒村 じゃあ、家でゲームしている以外は?
光一 いや、ゲームしかしてないですもん。
駒村 はは(笑)。ゲームしかしてない!?
光一 家にいる場合は。
駒村 鍛えるのなんかは外に行くんですか。
光一 あ、ジムとか行ったりすることもありますけど。う〜ん。ま、ホントに必要最低限以外で外には行かないですね。
駒村 はあ〜。必要最低限、コンビニとかぐらいですか。
光一 コンビニもあんま最近は行かないですね。行くと、コンビニ行くんやったら仕事帰りとかに。あの〜、たとえばマネージャーにね、ちょっとあれちょっと買っといてとかお願いして、それもう買ってきてもらってるものを持って帰ればいいっていう。
駒村 ふはは(笑)。ホント極力家から出ないように。
光一 いや、出ないようにしてるわけじゃないですけどね。
駒村 へえ〜。
光一 う〜ん。家が好きです。
駒村 居心地がいいんですかね〜?
光一 う〜ん。そうですね。
駒村 自炊する人なんですか。
光一 自炊……う〜ん、生きるために食うぐらいですかね。
駒村 なんか植物を育てているとか?
光一 いや、全然しないです。
駒村 水槽があるとか?
光一 全然ないです。
駒村 はあ〜、ただ家に居心地よく。
光一 そうですね。
駒村 いるっていうのが好き?
光一 はい。
駒村 はあ〜!
光一 ま、犬もいますしね。
駒村 あっ、犬がいると全然違いますよね〜。そっか〜。あとはもう仕事に打ち込むっていう感じ?
光一 う〜ん。そうですね。うん。
駒村 でもホントにアーティストとしてもそうですけども、舞台もホントにたくさんされていますし。
光一 はい。
駒村 いろんな活動が山のように押し寄せてきている感じもするんですけども、ご自身では区分けみたいなのはしてるんですか、活動それぞれに。
光一 う〜ん、もちろんそのときの仕事によってのスタンスっていうのはやっぱりありますね。それは自然と、自分の中でああしなきゃ、こうしなきゃって考えるのではなく、自然とスイッチが入るっていうか。その環境に入れば自分はそうなりますね。
駒村 やっぱりソロだとちょっと違いますか。
光一 う〜ん。ソロとKinKiだとってことですか。
駒村 うん。
光一 う〜ん。いや、こうやって言葉で説明するほどのことじゃないんですよね、僕にとっては。なんか言葉で説明しようとするから難しくなるだけで。ホントにもっと自然なものです、ソロはソロでKinKiはKinKiでっていうのは。
駒村 なんかソロならではこういうことやってみたいなとかいうのもあるのかなと思ったりしたんですけど。
光一 そういうのはね。単純にソロならではっていうのはもちろんあって。本当に好きなことだけできますし。
駒村 なるほどね〜。
光一 はい。
駒村 じゃあアルバムについてはあとでたっぷり伺うとして、最近の活動としてアジアツアーもされていると。
光一 去年アジアには行きましたね!
駒村 どこ行かれたんですか、アジアは。
光一 韓国と台湾かな。
駒村 けっこうアジアツアーってされてるんですか。
光一 いや、ソロでは初めてでしたね。KinKiではありましたけど。
駒村 へえ〜、どうですか、アジアって。最近アジアからのアーティストさんも日本にたくさんいらっしゃってますけど。
光一 そうですね。
駒村 逆にアジアに出ていくっていう感じは?
光一 いや、逆にその、おととし、2年前にやっていたツアーを、なんか韓国の方がなんか見にきてくださって、ぜひこういうのを韓国でもやってほしいという話があったんですよね。
駒村 へえ〜。
光一 で、それで去年やることになって行ってきたんですけど。まあ、何だろな? もう文化の違いというか。うん。まあ日本人はやっぱりおとなしいですよね。そういうこと考えるとね。
駒村 全然熱狂ぶりが違いますか。
光一 激しいですね。
駒村 はあ〜。なんかこんな感じなんだ、みたいな驚きありました?
光一 う〜ん。なんかこう、何ていうのかな、こっちの意図した演出に対してすごく素直に反応するっていう感じはありますね。
駒村 ここでドンと盛り上がってほしいときに?
光一 いや、盛り上がってほしいとまでは思わないんだけど、ここちょっとおいしいポイントだっていう部分とかに対して反応してくるので、わっかりやすいですね!
駒村 へえ〜。日本のファンの皆さんはきっともちろん熱狂はされているんだけれども、気質がちょっとおとなしい?
光一 まあ、もうね、僕と一緒に年も取りましたしね。
駒村 ははは(笑)。
駒村 今何年目なんでしたっけ?
光一 デビューは十〜〜五か。
駒村 そうか〜。
光一 事務所入って20年経つんで。
駒村 わあ〜! ええ〜!? でも全然変わんないですね! そうやって考えると。
光一 そうなんですかね〜? どうでしょうね〜?
駒村 う〜ん。あんま変わんないな〜。事務所入って20年っていうね。成人式ですもんね〜。
光一 それ考えるとちょっと恐ろしくなってしまうんですけどね。
駒村 全然変わらないなって思いますけど。
光一 う〜ん。だから「人間・失格」とか、そういうドラマやってたころはね、まだデビュー前でしたからね。はい。
駒村 なんか変わらない秘訣はあったりするんですか。
光一 何だろう?
駒村 言われません、よく?
光一 適度に体を動かすことじゃないすか(笑)。
駒村 家ではじっとしてるけど(笑)。
光一 単純に。
駒村 じゃあまたここで堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」からこちらのナンバーをお届けしたいと思います。曲紹介お願いしてもいいですか。
光一 はい。え〜、1曲目に入ってる曲なんですが、え〜、「Danger Zone 〜to the unknown world〜」聞いてください!

♪ Danger Zone 〜to the unknown world〜 ♪

駒村 お送りしましたのは堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」から「Danger Zone 〜to the unknown world〜」でした。この曲ホントにかっこいいんですけども、アルバムの1曲目に入っているんですよね。
光一 そうですね。もともとは、その〜、全部制作していたときに曲全部こう、あの〜、これ、この曲にしようって固まってきたときに、この曲は入ってなかったんですね。
駒村 ああ、最初は。へえ〜。
光一 で、まあちょっと違うきっかけでデモをさらに聞かなくてはいけなくて。それ聞いてたときにこの曲を見つけてしまって。で、もうかなり時間も差し迫っていたんですが、これはもう絶対に俺は入れたいと思って。で、無理矢理スタッフに言って入れた曲なんですよね。
駒村 へえ〜、惹かれたのはどのへんだったんですか。
光一 何だろう? なんか情景がすぐ思い浮かんじゃったんですね。で、まあ、ミュージックビデオも撮るって話だったので、だったらこの曲でミュージックビデオ撮って、だったらそれの振り付けを、あの〜、マイケル・ジャクソンとかやっている、やっていた、あのトラヴィスっていう振り付けがいるんですけど、彼にやってもらえたら最高だなあと思って。なんかそういう自分のこう、何ていうんですか、この曲に対するやり方っていうのがポンポンポンって思い浮かんじゃったんですよね。
駒村 ああ〜、なるほど! 自分でも踊っているイメージもちゃんと湧いていた?
光一 湧いていたっていうか、なんか、これをトラヴィスだったらどう味付けしてくれるんだろうなあと思って。
駒村 私ちらっとしか拝見してないですが、めちゃめちゃかっこいいですね、あのミュージックビデオ!
光一 そうですね〜。やっぱ日本人にはない感覚をトラヴィスは持っているので。当然ですけど、僕らには想像もしないような振り付けをしてくれるっていうか。
駒村 へえ〜。初めて見たのは情報番組で、ちらっと「PVできました」みたいな情報番組で拝見したのが最初だったんですけど、めっちゃかっこいいなと思って、短いながらもすごく釘づけになったのを覚えていますね。
光一 あ〜、そうですか。ありがたいですね。
駒村 ぜひ、今回の中にも入っているのかな?
光一 え〜。
駒村 初回盤に入ってますよね?
光一 そうですね。なんかどれかに入ってる。はは(笑)。
駒村 はは(笑)。そう、いろいろある。じゃああとで詳しくお伝えします。え〜、今夜は堂本光一さんをお迎えしてお届けしていますFMヨコハマARTIST SPECIAl、次のパートではニューアルバム「Gravity」についてたっぷりとお話していただきま〜す。

<CM>

駒村 堂本光一さんをお迎えしている今夜のFMヨコハマARTIST SPECIAL、それでは10月3日にリリースされるニューアルバム「Gravity」からお送りするナンバー、曲紹介お願いしていいですか。
光一 はい。「Deepness」です!

♪ Deepness ♪

駒村 お送りしましたのは堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」から「Deepness」でした! さあ、堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」、前作の「BPM」以来およそ2年ぶりとなりますね。
光一 はい。
駒村 オリジナルサードアルバムですけども。全部で12曲?
光一 そうですね。12かな〜? おそらく。
駒村 そうか、ボーナストラックが入って12っていう感じなんですね!
光一 なるほど!
駒村 ふははは(笑)。なるほどですね!
光一 僕も把握してません。
駒村 ふはは(笑)。そうか。曲を選んだらあとはスタッフの皆さんにお任せって感じなんですね。
光一 ん〜〜、ていうか、何やろ、覚えてないです、あんまりそういうのは。あの、でき上がっちゃうと、もう、あとはね、いい意味で一人歩きしてくれるので。う〜ん。なんか細かく把握しようとしないですね。
駒村 へえ〜。
駒村 今回の思い入れどころいろいろあると思うんですけども、こだわりどころ何ですか。
光一 こだわりどころですか? ま、これさっきね、ちょっとど頭のほうでも話させていただきましたけど、なんか、単純にその前の2作が自分で作った曲すべてだったので、それこそが堂本光一だろうっていうふうに思うのがセオリーかもしれないんですけど。でも逆に、なんかこういった形でやって、単純に俺はこれ歌いたいな〜、表現したいな〜って思ったものを集めたので。なんか逆に、自分でつくったものよりも、ああ、光一はこういう表現をしたいのねっていうのがわかってもらえるアルバムになったんじゃないかあという気はしてますね。
駒村 どれも踊りがいがありそうな曲。
光一 踊りがいはありますね〜。
駒村 ばかりですよね。今はツアーの真っ最中ではありますけど。
光一 はい。
駒村 これ、ずっと踊ってる感じなんだろうなって何となく。
光一 まあ、ツアーでも今までの中で一番踊ってるかもしんないですね。
駒村 ああ、そうですか!
光一 はい。
駒村 へえ〜。まあでもそれだけやっぱり光一さんの中でダンスっていうものが、こう何というんですかね、大切なものとして。
光一 昔からダンスは好きなので。あとは、やっぱり僕らはね、その〜、なんかそこまで自分で言ってしまうとなんか変になっちゃいますけど。まあ、武器として使えるわけじゃないですか。こう表現する上で。だったらその、音楽っていうのは目では見えないものなので、何かこうダンスによって、今までこう聞こえてこなかった音がね、こうダンスによって見えてくることもあるし。こっちがその音を取って踊ってあげることでね。やっぱダンスっていうのはそうやって音楽を視覚化したりできるものなので、そういった意味では、う〜ん、非常に自分にとっては大事なものですね。
駒村 今回のアルバムに関していうと、こう音源みたいなものはけっこう自分で、「いや、これがいい」「これはこういうダンスにしようかな」みたいな感じでチョイスしていったんですか。
光一 うん。もうホントにたくさんデモがある中で、単純に「これ、やりたい」「これ、やりたい」つって分けていった感じですね。
駒村 で残った子たちだと。
光一 そうですね。
駒村 アルバムタイトル「Gravity」、これ重力、引力の意味ですけども、これはどうして?
光一 そういった意味の、自分がこう引きつけられたっていうのを。俺ね、タイトルとかにもあんまり興味なくて。
駒村 へえ〜。
光一 でスタッフに「『Gravity』はどうでしょう?」って言われて。「えっ、何で、どういう意味で?」つって。「それは重力っていうのはそれは僕も知ってるけど、どういう意味でそれをつけようと思った?」って聞いたら、いや、あの〜、僕がそうやって引きつけられたものだからっていう説明を受けて。「あ、いんじゃない」って軽く返事を。
駒村 ふはは(笑)。そんな感じなんですね。まあ、でもしっくりくる?
光一 そうですね。あの〜、よく考えられたタイトルだなと思って。
駒村 へえ〜、そうですか。ただ、ボーカル入れとかはどうですか。光一さんって際限なくがんばるタイプですか。
光一 そう〜ですね〜。う〜ん。だいたいレコーディングは夜から始めますけど。
駒村 ほお〜。
光一 夜じゃないと声出ないんで。
駒村 あ〜。だいたい何時ぐらいに起きるんですか、いつも。
光一 ま、仕事にもよるんですが、う〜ん、まあ、夕方から仕事なら夕方まで寝てますね。
駒村 ははは(爆笑)。
光一 ふははは(笑)。
駒村 夕方まで寝ますか!?
光一 寝ます、寝ます。よく夕焼けチャイム鳴ってますもん。
駒村 ウソー!? 目覚まし代わり?
光一 はい。
駒村 ははは(笑)。
光一 その代わり寝るのが朝とか。朝過ぎて、軽部さんあたりが終わって。ふはは(笑)。
駒村 そのぐらいですか〜!?
光一 はい。
駒村 うわあ〜! それはもう昼夜逆転ですよね、普通の人と。
光一 うん、だから、普段はもうそのへんの私生活はボロボロですね。逆にその舞台とかやってるときっていうのは、きっちりしちゃうので。その差は激しいです、僕は。
駒村 なるほどね〜。じゃあ夜のほうが何となく声の調子もいいと?
光一 そうですね。レコーディングに関しては、はい。
>駒村 だいたいこう1曲に対して何時間と決めてかかるタイプなんですか。喉のもちとかも考えて。
光一 いや、意外とそのへんは全然。喉は、あの〜、すごく強いんですよね〜。
駒村 まあ、でもあれだけの舞台をね、こなしてらっしゃるんですからそりゃ〜。
光一 なんかいつの日かからか、喉は非常に強くなって。
駒村 最初は違ったんですか。
光一 一番初めて舞台やったときに、初日前に喉をつぶしてしまい、これはヤバいなと思ったことがあって。それでまあ、ちゃんとその発声法とか、その〜、ねっ、ちゃんと習ったっていうのも大きかったと思うんですけど。それからつぶしたことないですね。
駒村 いや、その経験は青くなりますね〜。
光一 もう、もうガビーンでしたよ。古い言い方ですけど。
駒村 ははは(笑)。
光一 ガビーンと思って。
駒村 まあ、ガビーンで済めばいいですけどね。きっと怖いお歴々が。
光一 ま、だからレコーディングに関しては、だいたい主旋に関しては、早ければ、まあ曲にもよりけりなんですけど、早ければ1時間半ぐらいで終わることもありますし。
駒村 早い! じゃあけっこう設計していくんですか、家で。ここはこういうふうに歌おうみたいな。現場じゃなくて?
光一 もう全然現場です。
駒村 現場で?
光一 はい。
駒村 現場でそれでその早さってすごいですね。
光一 でも、コーラスはやっぱり時間かかるんですよね。たとえば「Danger Zone」に関しては、あの、オケトラックよりもボーカルトラックのほうが多くて。
駒村 はあ〜、そっか〜。
光一 もう50人ぐらい俺がいますから。
駒村 はは(笑)。まあ重ねるからこそ気持ちいい感じがありますもんね〜。
光一 まあ、曲、それまた曲によりけりなんですけど。
駒村 もちろんそうですけど、「Danger Zone」はそういう。
光一 そういう曲なんですね。
駒村 コーラスがすごい生きている感じが。
光一 「Danger Zone」に関しては、なんか今まで自分も出したことのないような声だとかもちょっとトライして、いろいろやりましたね。
駒村 これじゃない、これじゃないみたいな。スタジオ入って歌ってみて試したんですか。
光一 そうですね。まあ、あとは単純に音域的にも非常に高いところから低いところまでコーラスの要素としてあったので。
駒村 なんかセクシーさがより一段と増して聞こえるというか。
光一 そうですね。で、ちょっとやっぱり機械的な曲でもあるので。はい。
駒村 なるほどね〜。
駒村 さあ今回のニューアルバムですけども、3種類のフォーマットでリリースされています。さっきPVがどれで…
光一 (声を震わせながら)へえ〜〜?!
駒村 「へえ〜?!」って言いました、今?
光一 そうなんだ〜。
駒村 ははは(笑)。三つ、今日ここにも持ってきていただいてるんですよ。
光一 ああ、これがそうなんだ〜。
駒村 はい、なんかすごい立体的に浮いてますよ、光一さんが。
光一 そうですね。
駒村 けっこう。
光一 そうですね〜。
駒村 これは初回盤Aっていうやつかな?
光一 そうなのかな?
駒村 あっ、AもBも浮いてるのか。
光一 俺もまだ持ってないから知らないです。
駒村 私も今初めて見たんであれなんですけど。浮いて、こっちからみたらすごく浮いて見えますけど。
光一 そうですね。はい。ぶ厚いですね!
駒村 ぶ厚い? ふはははは(爆笑)。素朴な感想でいいですね〜!
光一 ぶ厚いっすね〜。
駒村 そうなんです。なぜかっていうと、え〜とプレミアムパッケージ仕様、初回盤Aってぶ厚いですねって今おっしゃったのなんですけど、これはですね、まずアジアツアーのDVDが入ってるのと、あと96ページのスペシャルフォトブックもついていて、20ページのブックレットもついているから。
光一 なるほど。
駒村 あれ? Aもついてますよ! 20ページブックレット。う〜ん。違う、Bは28ページのブックレットなんですよ(笑)。
光一 ね〜、覚える気すらしないでしょう?
駒村 ふははは(笑)。
光一 だから俺はどうでもいいんです、そんなの。ふはは(笑)。
駒村 はははは(爆笑)。そうか〜。
光一 そう。
駒村 いっぱい入ってるからね! いっぱい形態もあるし。
光一 知らない…ふはは(笑)。
駒村 でもBのほうには「Danger Zone」のミュージッククリップDVDが入っている。
光一 そうそう。それは大事かもしれないですね。
駒村 これは大事ですね! これはぜひ見てください。で通常盤は20ページのブックレットとボーナストラック「A Silent Night」が収録されて1曲多いんですよね!
光一 なるほど。
駒村 11曲プラス1曲、12曲入ってるという感じですよ。だからどれもこの形態じゃないと見られない、Aじゃないと見られないもの、Bじゃないと見られないもの、通常盤じゃないと聞けないものがあるんでね!
光一 う〜ん。ねっ、ヤラしいですね!
駒村 ふはは(笑)。そんな〜(笑)。でもまあファンの方はどれも見たいわけですからね。
光一 う〜ん。しょうがない!!
駒村 しょうがないです。
光一 これをもしも一つにまとめるとすると、えらい金額になってしまいますからね。
駒村 そうですね。しょうがないのでね!
光一 分けるしかしょうがない!
駒村 はい。ぜひ皆さん。それぞれジャケットも全部違うのでね。
光一 そうですね。まあ、そんな大差ないですけどね。
駒村 ふはは(笑)。まあまあまあ、見比べていただいて。
光一 ふはは(笑)。
駒村 まあいいじゃないですか、見比べていただくという方向でいきましょう。
光一 そうですね。
駒村 じゃ、ここで堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」から今度はこの曲お届したいと思います。曲紹介してもらってもいいですか。
光一 はい。え〜、「Slave Maker」で〜す。

♪ Slave Maker ♪
♪ Fallen Angel ♪

駒村 堂本光一さんのニューアルバム「Gravity」から「Slave Maker」に続いて今お聞きいただいているのは「Fallen Angel」です。FMヨコハマARTIST SPECIAL、今夜は堂本光一さんをお迎えしてお届けしております。さあ、光一さん今ニューアルバムのリリースを受けてツアーの真っ最中。
光一 ですね。
駒村 はい。「KOICHI DOMOTO 2012“Gravity”」というタイトルで9月の23日の北海道からスタートしていて、光一さんの地元神戸・ワールド記念ホール3デイズがすでに終了している。で横浜でもあるんですね! 10月の6日土曜日、7日日曜日、8日の祝日、これ横浜アリーナ3デイズが待っていると。
光一 そうですね。
駒村 ということで、Fヨコリスナーにはとっても嬉しいこのツアーなわけなんですけども。
光一 はい。
駒村 ねっ、今ちょっとね、曲の間にお話しさせていただいていたら、非常に大変だったと。
光一 う〜ん。もう。
駒村 このツアーを準備するには。
光一 もうやばかったですね。まあ、それも俺が悪いんです。
駒村 えっ?
光一 あの〜、まあ何にせよホントにこのアルバム自体の制作もぎりぎりになってしまったっていうのもあるし。う〜ん。でね、さっきもちょっと「Danger Zone」を入れた経緯とか、ミュージックビデオのことも言いましたけど。もうホントにムリかなって、この曲を入れるのはムリかなって思っていた中での制作だったんですね。で、まあでもトラヴィスも振り付け快く受けてくださり、ま、すべてが自分の思い描くとおりの形となってでき上がったんですよね。それはすっごく周りのスタッフもがんばってくれた結果ですし、すごくよかったんですが、ただその、すべてが完成したのがもうホントに9月頭ぐらいだったんですよ。
駒村 ふははは(笑)。じゃあまだ何、23日からツアースタートしてるんですよね?
光一 そうなんですね。
駒村 で9月の頭にアルバムができたってことですか。
光一 そうなんですよね。
駒村 これちょっと2週間ちょっとしか準備期間がないってことじゃないですか。
光一 そうなんですね。2週間…実質はなかったですからね。
駒村 振り付けとか構成とか曲順とか。
光一 もちろんその間に考えなきゃいけなかったんですけど。単純にね、あの〜、このアルバムのプロモーションもその期間にやっていたわけですし。う〜ん。だから実質ホントに数日ぐらいしかリハーサルはできなかったんですけど。
駒村 ひえ〜〜〜。でも今までで一番踊ってるかもしれないんですよね?
光一 そうなんですよね。それもだからね。ま、俺が悪いんです(笑)。
駒村 あははははは(笑)。いや〜、大変!!
光一 だったらもっとね、早く、早くこうアルバムを制作しとけば、誰も迷惑かけずに済んだんですけどね。
駒村 ま、でもいい曲が来ちゃったから!
光一 う〜ん。そうなんです。しょうがないです。はは(笑)。もうしょうがないです、それ。
駒村 出会っちゃったんですもんね。
光一 はい。
駒村 で振り付けもしてもらえちゃったんですからね。
光一 そう、しょうがないです。
駒村 しょうがないというか。
光一 ただ何が悪いかっていうと、俺が早く曲を作らなかったってのが悪かった。でも、でも自分で全部曲を作っていたら、今回のアルバムは生まれなかったわけですし。おそらくこの「Danger Zone」とも出会ってなくて。そのトラヴィスに振りをつけてもらいたいな〜という発想も生まれてなかったと思うので。結果的には、僕的には今回のアルバムは非常に満足いってるんですよね。
駒村 へえ〜〜。
光一 あんまり自分のかかわったものに対して、それは舞台にしても何でもそうなんですけど、自分で制作にかかわっているものに対して満足したとかいいものができたなあっていう言葉、僕はあんまり出さないタイプなんですけど。今回のアルバムはなんかいい感じにできたなあ〜って思いますね。それはもうミックスにしてもマスタリングにしても、なんかすべてが時間ないながらもうまくいったな〜っていうふうに思ってるんで。
駒村 へえ〜〜。
光一 はい。
駒村 じゃ、その自信作を引っ提げてのツアーなので、ぜひ横浜アリーナ3デイズ、皆さんには足を運んでいただきたいですね。
光一 そうですね。
駒村 10月の6日土曜日、7日日曜日、8日祝日の3デイズです! FMヨコハマARTIST SPECIAL、今夜は堂本光一さんをお迎えしてお送りしてまいりましたが、もうお別れの時間ということで。
光一 はい。
駒村 最後にFヨコを聞いているリスナーの皆さん、ファンの皆さんに向けて一言お願いします。
光一 いや、まあ〜、あの〜、ねっ、たくさん今日はアルバムについてとか話させていただきましたけども。まあ中には、「何だ、こいつは! テキトーな奴だな」って思われた方も。
駒村 いやいや(笑)。
光一 ふはは(笑)。思われた方もいるかもしれませんけど。まあ、なんか、今も言いましたように、う〜ん、僕らしいアルバムになったっていうか。ああ、こういったサウンドが好きなのねとかね、単純にわかってもらえると思いますし、たくさんの方に聞いていただいて、いろんな発見をしてほしいなっていうふうに思いますね。はい。
駒村 ありがとうございます。じゃ最後にもう1曲、ニューアルバム「Gravity」からこのナンバーをお届けしながら、堂本光一さんとお別れにしたいと思います。曲紹介お願いします。
光一 はい。「Lost World」です。
駒村 今夜のフィーチャリングアーティストは堂本光一さんでした。どうもありがとうございました。
光一 ありがとうございました。

♪ Lost World ♪

駒村 堂本光一さんをお迎えしてお届けしてきました今夜のFMヨコハマARTIST SPECIAL、いかがでしたでしょうか。いやあ、何というか非常に正直な方だったなという印象ですね。自分がかかわるところはかかわる、あとはスタッフの方を信頼して任せるところは任せるっていうところをはっきりしているし、あんまり自分の作品を振り返らないというのも何となくよくわかる方なんだけども、でも今回のアルバムに関してはすごく気合いが入っているというか。なんかそれはものすごく伝わるところがあったな〜なんて思いましたね。
 普通自分の曲を書いたら、その曲が自分の子どものようにかわいいっていうことがよく言われますけども、光一さんの場合はそういう?サクみたいなものがないみたいな感じですよね。ダンスもすごい好きでずっと自分の武器として闘ってきたからこそ、今回すごくいい作品たちに出会えて、その武器を全身全霊をもって闘っていくぞみたいな感じでいるみたいなので、このツアーすごい楽しいんじゃないでしょうかね。横浜アリーナ3デイズも10月6日からありますので、皆さんぜひ足を運んでください!







 2010年9月1日 TOKYO FM 赤坂泰彦の「ディア・フレンズ」
名前:picky    日付:2010/09/01(水)
赤坂:赤坂泰彦の「ディア・フレンズ」。ハロー・ディア・フレンズ。赤坂泰彦です。TOKYO FMをキーステーションに全国38局ネットでお送りします「ディア・フレンズ」。今日のゲストはこの方です。
光一:堂本光一です。
赤坂:お久しぶりです。
光一:お願いしま〜す。
赤坂:今日はアルバムリリース日ということですよ。
光一:そうなんですよね。
赤坂:「BPM」。
光一:はい。
赤坂:ソロアルバム。4年ぶり。
光一:4年ぶりなんですよね。そんな感じしないんですけどね。
赤坂:これリリース日ってどんな気持ちですか。コンサートの初日とはまた違いますよね。
光一:あの、逆に全然わかんないですね。たとえば、自分のやるべきことってマスタリングまでじゃないですか。あとはプロモーションはありますけど、何かリリース日もあんまり自分覚えてないほうだし(苦笑)。
赤坂:最初は堂本さんが全曲曲を作るじゃないですか。でレコーディングして、アレンジを考えたりとかしながらマスタリングして、最後の仕上げ終わったあと聞きますよね。そのときどんなことを思いました、今回のアルバムは?
光一:今回そうですね、いい意味で何も考えずに作ったんですね。その〜、前回のアルバムっていうのは、けっこうアルバム全体としてのバランスを考えて作ったところがあったんですよ。こういった曲があるから、こういった曲も作ったほうがいいかなとかっていう。まあでも今回は本当に何も考えずに、そのときに作ったもの、バランスも考えずにとにかくそれを曲にしていこうっていうことでやっていった結果、より自分らしくできたかなあっていうふうに思ってますけどね。
赤坂:より明るくよりポップにというものではなくても、堂本光一個人から出ている音ってこういう音なんだっていう。
光一:そうですね。あの、根があまり明るいほうではない(笑)。
赤坂:アハハハ。そうなの?
光一:ハハハ。そうなんですよ。
赤坂:自分でクラいなあと思うときってどんなとき?
光一:いやあ、仕事しているとき、たとえば誰かゲストを迎えてっていうときは、そのゲストの方に合わせていこうだとか、引き出していこうっていうスタンスになるじゃないですか。でもそうじゃない限りは、けっこう黙ってるほうですし。
赤坂:そうなんですか。
光一:はい。家にいるときも本当にもう、これでもかっていうぐらいクラいですし、やっぱちょっとオタク気質なところがありますし。
赤坂:何やってんですか、家では。
光一:家にいるときはほとんどゲームばっかしてるんですけど。
赤坂:それはロールプレイングとかアドベンチャーゲームとかいろいろあるじゃないですか。
光一:あっ、ロールプレイングですね。もうずっと何年もやっちゃってるんですけど。だからそういうふうなとこ、ホントクラいなあって。
光一:だから音楽にしても、何かパーンと明るいものよりも、どっちかっていうとマイナーコードの曲のほうが多いですし。
赤坂:そこにビートを乗せるのが好きそうですよね。
光一:そうですね。何かこう、自分が音楽作るときっていうのは、何かこう、何て言うんでしょう。もちろん歌詞っていうのもすごく大事なんですけど、よくアーティストさんなんかだと、楽曲はいただいた曲に詞を乗っける方っていうのはすごくたくさんいると思うんですけど、僕の場合逆なんですよね。曲は作っているけど、詞は書いていないっていう、けっこう珍しいパターンだとは思うんです。もちろん詞はすごく大事なものなんですけど、何か自分の想いというものを言葉で「ガウッ!」って出すよりも、何か音楽で人の心とかを揺り動かすような。たとえばビートの利いたものだったら単純に体が自然と動いてしまう、それもたぶんその人の心を動かしていることだと思いますし、何かそういう心を動かす音楽を作りたいなっていう感じなんですよね。
赤坂:アルバム1曲目の「Bad Desire」はかなりアレンジにも凝ったような、スタジオではきっともうちょっとバランスをこうしたいとかね。
光一:そうですね(笑)。
赤坂:もうちょっと音を引っ込めたいとか。何かそんなことをたぶんやってたんじゃないかなと思いますけれども。
光一:そうですねえ。けっこう今回全体を通してそうなんですけど、この「Bad Desire」も代表例として、オケトラック的にはそんなに多くないんですよね。だけどその分、何だろう。一つひとつの音のバランスがけっこうホントに微調整で、聞こえ方が変わってきてしまう。もしかしたらそれは聞いている方にとったらそんなにわかんないことかもしれないけど、そういう部分に自分としてのこだわりを持って、1曲1曲やっていきましたね。
赤坂:さあ、皆さんはこの話を聞いてどのように感じるでしょうか。堂本光一さんのニューアルバム、今日リリース「BPM」。1曲目はこの曲です。「Bad Desire」。

♪Bad Desire

赤坂:堂本光一さんのニューアルバム「BPM」から「Bad Desire」お送りしました。4年ぶりのソロアルバムということで、楽しみにされていた方が多いと思いますが、今度このアルバムを引っ提げて、9月11日沖縄公演を皮切りに、9会場28公演ということでツアーに出る。このソロのツアーという価値観はどうですか。
光一:そうですね。まあ、僕としてはアルバムにしてもそうだったんですけど、コンサートにしても、「えぇ〜ホントにやるぅ〜〜? やるの〜やるの〜?」っていうような(笑)。「ヨッシャー、やるぞー」っていう感じで始まったわけではないんですけど、まあ去年から、2010年はアルバムを出して、そしてそれを引っ提げた形でまたツアーもできればっていうような話は、ファンの方には、去年もツアーをやったんですけど、そんときには言ってたんです。それをちゃんと実現できてよかったなあっていう感じですけどね。
 沖縄公演から始まるんですけど、それも初めてなんで。キンキとしても行ったことないし。
赤坂:そうなんですか。
光一:はい。もちろんほかの仕事で行ったことはあるんですけど、コンサートで行くのは初めてなんですよね。
赤坂:今回堂本さんの中では、どんなツアーにしたいと思ってるんですか。
光一:そうですね。さっきも「BPM」、アルバムのお話させてもらったときにも、ホントに自分らしいものになったっていうふうに僕言ったんですけど、自分らしいステージをお届けできるといいなあと思っていて。去年もツアーをやったとき、去年はアルバムとかを出したわけではなかったので、新しい曲っていうのはそんなにない中でツアーをやったんですね。ですから、言ってみれば堂本光一としての集大成的なツアーになったんですけど、今回はこのアルバムがあるわけですし、何かこう新しい自分を表現しながら、自分らしさをお届けできればいいなと思っています。
赤坂:きっと曲の表情もいろいろありますからね。
光一:そうですね。
赤坂:演出がまた変わったりとか、衣装一つとってもまた違いますよね。
光一:ええ。そのへんはいろいろリハーサルを…ハハ。重ねて。
赤坂:どんなツアーになるのか、皆さんご期待ください。そして堂本光一さんのニューアルバム「BPM」は今日がリリース日です。

〜CM〜 

赤坂:続いては「ニチイEveryday Thanks」。堂本さんが感謝したいものとは? ずばり、ステージというお答えです。
光一:そうですね。これちょっと悩みましたね。まあ難しいんですけど、まあ幅広くステージというような言い方にしちゃってますけど、うーん、やっぱり自分は何かこうステージ上が一番自分らしくいられる場所かなあっていうふうに思うんですよね。さっきも言ったように、すごく家の中ではクラかったりするんですけど(笑)。一番発散できる場所でもあるんで、自分からステージというものをなくしてしまうと、何も残らないなあっていう気がしちゃうんですよね。
赤坂:これだけ舞台やったり、今度ソロツアーがあったり、もちろんテレビの仕事、キンキキッズとしての仕事があったり、家に帰ったときに、「うわあ、働いたあ」、すぐベッドに大の字、ドーンみたいな感じですか。それとも、ちょっと冷蔵庫開けて、いい飲み物あったっけなみたいな?
光一:そうですね。その仕事にもよりますけどね。まあ、でもだいたい朝まで起きてますね、僕は。家でうだうだしたり。
赤坂:えっ、眠くなんないの?
光一:うーん。もちろん舞台中っていうのは、自分の中で完全に生活リズムを作ってしまうので、朝まで起きてるってことはないですけど、仕事がそれなりに余裕があるときっていうのは、もう朝まで全然起きちゃってますし。やっぱり仕事以外の家での自分の自由な時間っていうのはすごく欲しいですね。
赤坂:ああ、そうですか。
光一:はい。
赤坂:帝劇と言えば「SHOCK」と言われているぐらい、もう10年間やってきたじゃないですか。座長として。
光一:大きな力に。
赤坂:帝劇の楽屋が一番使った楽屋ですもんね。
光一:ああ、そうですね。
赤坂:いろんな楽屋に行くでしょう?
光一:はい。
赤坂:でも10年間ですからね。
光一:そうですね。
赤坂:楽屋の中っていうのはどんな感じなんですか。
光一:10年間ずっとほとんど、絨毯にしてもそうですし、10年間配置とかそういうものを変えないようにしてるんですよね。何かいつもどおりにしておきたい。
赤坂:模様替えはしない?
光一:したくないんです。
赤坂:個人的に堂本さんが持ち込むものって何かあるんですか。
光一:だいたい自分のものなんですけど、たとえば座椅子もそうですし、テーブルもそうだし。あとハードディスクを持ち込んで、毎回楽屋で、モニターあるじゃないですか、あれを撮るようにしてるんですよね。
赤坂:撮ってるんですか毎回?
光一:はい。それのハードディスクも持ち込んでますし。
赤坂:自分の歌をチェックしたりとか。
光一:そうですね。
赤坂:へえ〜。いや、そんなにいないかもしれないですよ、毎回撮っている人は。
光一:ハハ。そうですかね。まあだから本当に毎日撮って、自分の気になるところは必ずチェックしてっていうようなことをしていますね。
赤坂:そんな「SHOCK」も海外公演があるかもしれないみたいなニュースもありましたけど。
光一:はいはい。
赤坂:今後ももちろん続けられていくわけでしょう?
光一:そうですね。とりあえずは今は来年が帝劇100周年という年なので、帝劇で代表作と言われているものを1年を通してやる年になるっていう話だったので、その中に選出されて、やらせていただけるので、今はとにかくそこですね。まあ今はコンサートツアーのほうに頭がいっぱいになってますけど、そういうのがひと段落して、また「SHOCK」モードになると、とにかくそのときの公演にまた集中するだけで。海外公演とかの話も出てますけど、自分は全くどうなるかわかんないですし、もしも本当にやるっていうことになれば、それはまた全力でやらしていただくし。
赤坂:今日の堂本光一さんからのリクエストが、光GENJIの「リラの咲くころバルセロナへ」。光GENJIの曲ですけど、これはどんな想いが?
光一:これ僕が初めてステージに立ったときの。
赤坂:ジュニアのとき?
光一:そうです、そうです。
赤坂:いくつですか。
光一:まだもう。ええ〜っ、いくつだろう。13、4、5歳ぐらいだったと思うんですけど。バルセロナオリンピックのときだったので、何年前になりますかね。計算がだいたいつくと思うんですけど。
赤坂:92年です。18年前。
光一:18年前か。
赤坂:場所はどこだったんですか、その初の。
光一:それは大阪城ホールでしたね。
赤坂:光GENJIのライブだ。
光一:はい。
赤坂:当時客席ギャーですよ。
光一:いやあ、すごかったですよね、やっぱり。それで開演前に、まだ客電が明るい状態で、浴衣を着て、タライに水を入れたのを持って行って出て、そこで花火をするんですよ。で花火をして、だんだん客電が暗くなっていって、花火だけの明かりになったところに、その「リラの咲くころバルセロナへ」っていうオルゴールが鳴って、「リラの咲くころバルセロナへ」っていう曲に乗り替わって、ドーンと光GENJIが登場するっていう。その花火をやるだけの役をやってた(笑)。
赤坂:ハハハハハ。でも緊張するね、その役。
光一:いや、ものすっごい緊張しましたよ。
赤坂:火点かなかったらどうしようとか。
光一:それもそうですし、やっぱり光GENJIはローラースケートだったじゃないですか。だから、タライに水を入れて花火を消すんですけど、その水を絶対にこぼすなって言われてたんですよ。
赤坂:大怪我につながりますからね。
光一:はい。だからもうホンットにそれが緊張して。
赤坂:うわあ、それ忘れられないシーンですね。
光一:忘れられないですね。
赤坂:この曲聞くとそのときのことを思い出すんだろうね。
光一:すごい思い出します。
赤坂:ではリクエストナンバーいきましょう。光GENJIで「リラの咲くころバルセロナへ」。

♪リラの咲くころバルセロナへ

〜リスナーのありがとうメッセージ紹介〜

 〜CM〜

赤坂:TOKYO FMをキーステーションにお送りしてきました赤坂泰彦の「ディア・フレンズ」。今日は堂本光一さんをお迎えしました。ソロアルバム、セカンドアルバム「BPM」は今日リリースです。そしてコンサートツアーが9月11日初の沖縄公演を皮切りに、9つの会場に行かれます。ツアーの日程、詳しい情報はオフィシャルサイトをチェックしてみてください。ニューアルバムがリリースされて、9月からのツアーということで、今スイッチは完全にそっちに入っているってことですね。
光一:そうですね。やっぱりさっきも言ったように、リハーサルの時間というのがそんなに多くは取れなかったんですけど。あと今回は舞台「SHOCK」を7月もずっとやっていたので、それが終わってすぐコンサートのほうに頭を向けなきゃいけなかったので、けっこうハードな部分はありましたけどね。でも、その舞台の中でもShow must go onという言葉がありますけど、その精神の中でコンサートもできればいいかなと思います。
赤坂:全国の方が今日納得したと思うんですよ。それだけの日程でそれだけのエネルギーでやっていたら、家帰ったらぼうっとしてますよ(笑)。
光一:ハハハ。そうなんですよね。
赤坂:今日のゲスト堂本光一さんでした。ありがとうございました。
光一:ありがとうございました。







 2009年7月24日TOKYO FM 「よんぱち 48hours」
名前:picky    日付:7月24日(金) 19時8分
パーソナリティ:鈴木おさむ/木夏リオ
 *13〜17時の番組中15時過ぎに20分ほど生出演

木夏:さあ週末の過ごし方にこだわる「よんぱち」、3時台のゲストをご紹介しましょう。堂本光一さんです!
光一:はい、こんにちは。よろしくお願いします。
木夏:よろしくお願いいたします。
鈴木:光一くんは今おいくつになられましたか。
光一:いま30ですね。
鈴木:30? もうデビューして?
光一:キンキとしては今…えっ、えっ、何年?
鈴木:ジャニーズに入ってからもう15年とか?
光一:入ってからはもう15年以上ですね。
鈴木:すごいね。
木夏:人生の半分以上ですね。
鈴木:人生の半分(笑)。
木夏:そう考えるとすごいですね。
光一:おさむさんと以前ラジオで。
鈴木:仕事をしていたのが二十歳くらいでしょう。あれはデビューして。
光一:いやいや、そんぐらいでした? もっと前じゃないですか。
鈴木:そうだそうだ。12年ということは、そっかデビューしてすぐだもんね。
光一:うーん。
鈴木:そうそう、番組のタイトル俺がつけたの(笑)。
光一:ハハハ…そうですそうです。
鈴木:「キンキラキンキワールド」っていうんだ(笑)。
光一:そうそう(笑)。

鈴木:さあ、というわけで、3年ぶりにソロシングルをリリース。タイトルは「妖 〜あやかし〜」ということなんですけども、ソロ活動っていうか堂本光一としての活動をずっとやっているでしょう?
光一:そうですね。
鈴木:だから何かソロシングルが3年ぶりと言われると意外な感じ。
光一:ああ、そうですね。だからソロを、舞台とかはまあソロという括りになるとは思うんですけど、シングルを、歌を出すという意味では3年ぶりになるんで。
鈴木:相方の剛くんはずっと歌の活動をいろんな名前でやってたりするけど。
光一:そうですね。
鈴木:何で3年ぶりに久々にソロシングル?
光一:これは完全に背中を押される形だったんですけど、去年言われて。もうそろそろやっていいんじゃないかと。3年経ったし。
鈴木:何か自分の気持ちの中ではあったの?
光一:自分の中では、やあ〜ええんちゃうの…フフフフ。
鈴木:何でよ。何でそう。
光一:まだええんちゃうの〜(笑)。
鈴木:ファンは待ってるでしょう。
光一:そういうふうに言ってたんですけどね。それでいざこうやってみると、まあ反響もいろいろありましたし、あとコンサートも決まったんで。それで追加もどかっと入ったんですね。だからそういうのを話を聞くと、ああ、待ってくださってたんだなっていう。改めて感じましたけどね。
鈴木:みんなはね。だってどっちかっていうと舞台活動すごく積極的というか、ずっとやっているでしょう。その間あえてあんまり自分は曲のほうというか、キンキ以外ではそういう活動をちょっと抑えていたわけ?
光一:うーん、抑えていたわけではないですけど。ソロで曲を出すというのはある意味自分の中で自由な感じというか。何かやる気になったらやろうかみたいな(笑)。
鈴木:ハハハハ…
光一:まあ今回は。
鈴木:やる気になった。背中を押されて。
光一:背中を押されて、で本当に曲もぎりぎりまで作らなかったんで。
鈴木:これだって作詞はあれだけど、作曲はやっているでしょう?
光一:そうですね。
鈴木:それはぎりぎりまで?
光一:ぎりぎりでしたね。だから去年の段階で、舞台もすぐ入っちゃうし、もう今のうちにすぐつくっておきなって言われてたんですけど、「うーん」なんて言いながら、ハハハ…ぜっんぜんやらずに(笑)。
鈴木:何でやんなかったの?
光一:何でしょうね(笑)。
鈴木:何で。
光一:何でしょうね。でグズグズしてたらもう舞台入っちゃったんで。それで舞台入っちゃうともう3カ月はもう…
鈴木:だってガッツリじゃない。
光一:ガッツリなんで、それで終わってから「できた?」って聞かれて、「いやもう舞台やっとったしできるわけないやないか」と言いながら。それで「じゃあもう早く作ってよ!」って言われて、でこうグズグズまたしてて(笑)。それで何度か「できた?」って催促されて、やってないのに、「うーん、やってるやってる」って言って。
鈴木:何で嘘つくのよ(笑)。周りの大人たちはね、その嘘も気づくよ。やってるやってるというのを。
光一:完全に気づいていたとは思うけどね(笑)。それで「ホントいい加減ヤバイよ」って言われて、やっと作った曲ですね。
鈴木:へえ〜。

鈴木:曲を作るときっていうのはどういうふうに作るの?
光一:ま、いろんなパターンがあるんですけど、だいたい3パターンかなあ。たまにホントたとえば車の移動中とかで、聞こえるか聞こえないかぐらいの音量でラジオが流れているとするじゃないですか。洋曲が流れてたりすると、何となくそのコード感で自分でメロディー作っちゃうときがあるんですね。で、あ、何かこんな曲もできるかとか思って、それが覚えていたら曲になっていきますし、忘れちゃったらそのまま忘れちゃうし。だからそういうふうに何となく自分の中でできちゃうときもあれば、あとは…でもだいたい僕の場合は、「よし、作ろう」と思って構えて作るんですけど。
鈴木:家とかで?
光一:家で、ギターとあとパソコンと両方使ってという感じで。
鈴木:俺もいろんなアーティストの人たちに聞くんだけど、外でメロディーがひらめいちゃったら、歌詞ってメモっておけるじゃない。
光一:はい。
鈴木:でもメロディーって、楽譜が書ける人とかはあれなんだろうけど、パッとひらめいた瞬間に家の留守電に入れるとかいう人もいるじゃない。
光一:ああ〜、そういう人いますよね。
鈴木:うん。
光一:僕はそういうことをしないんですよ、逆に。覚えていたらそれはきっと自分の中でも印象的な曲なんだな。
鈴木:いいねえ。気持ちが貧乏な人は、ちょっとでも思いついたら、すぐ忘れちゃうからって。でも覚えているぐらいじゃないといい曲じゃないってことだよね(笑)。
光一:そうなんですよね。で家とかで、もう最近は見ないテープでガチャッと録音するやつあるじゃないですか。こうちっちゃいやつ。あれにたまにメロディーだけをラララと言って入れて、何となく家で思いついちゃったとき、入れといてほっとくんですよ。で後日聞いてみると、何やさっぱりわからん(笑)。何じゃこれっていう。
鈴木:今回の曲は、曲先ですか。曲が先?
光一:曲が先です。
鈴木:曲が先で。何か今回もちょっと、俗に言うエキゾチックな感じを最初から決めて?
光一:うーん。僕の場合けっこう作り上げていく感じが多いんですけど、この曲に関してもまあ最初ソロをやるとして、うーん、自分らしさって何だろうなあということを考えて、そんなときにとりあえずテンポ感と、あとはやっぱりダンスも踊れたほうがいいかなあとか。まずは本当にそんぐらいから始めて、それでこう何となくメロディーを作っていって…っていう感じですね。それでまあ、自分らしさというか、そういったものは歌詞の部分だとか、歌詞は自分では書いていないんですけど、いろいろな意見だとかそういった部分で自分らしさっていうものを模索していく感じですね。
鈴木:レコーディングのときって、たとえばKinKi Kidsのときっていうのは二人で結果一つのものになるでしょう。
光一:はいはい。
鈴木:もちろんレコーディングはバラバラでやるんだろうけど、バラバラでやるけどそのときの気持ちと、ソロでやるときと、気持ちは多少は変わってくるものなの?
光一:それはあんまり変わんないですねえ。うーん。別に周りが思うほど。だから自分もさっき言ったように、何かこうあんまりがっついてないっていうか、ハハハ…そういう人間なんで。
鈴木:じゃあそんな新曲をまずここで聞いていただきましょうか。曲紹介をお願いします。
光一:はい。えー、「妖 〜あやかし〜」、聞いてください。
♪「妖 〜あやかし〜」

木夏:さあお送りしているのはこの時間のゲスト堂本光一さんが7月29日、来週リリースするニューシングル「妖 〜あやかし〜」、お届けしました。
鈴木:はい。「あやかし」な感じですね。
光一:ハハハハ…
鈴木:「あやかし」ってすごい言葉だよね。
光一:何かわかるようでわかんない言葉じゃないですか。
鈴木:でも曲聞いて「あやかし」と言われると、あやかしい感じがする。あやかしいな、うん、あやかしい。
木夏:イントロの部分からそうですもんね。
光一:そう思ってもらえると嬉しいですね。
鈴木:「あやかし」ということを説明しろって言われたら…
光一:難しいですよね。
鈴木:説明できないんだけど、この曲聞くと、ああ、「あやかし」っていう感じが。
光一:タイトルも実は後づけで。
木夏:そうなんですか。
光一:そうなんですよ。歌詞自体ももともとこういう歌詞じゃなかったのでね。
木夏:どういう感じだったんですか。
光一:あの〜、最初まあディレクターから「歌詞どうすんの?」って言われて、それちょっとお願いしちゃおうかなって交渉して、「じゃあちょっと暗号的な、何かそんな匂いのする歌詞の方向性でいい?」って言われて、「とりあえず1回任せるわ」って言って。で、こう作ってきたものを見たんですね。そのときちょっと自分の曲と照らし合わせたときに、ちょっと物足んないなと思ったんです。で、ただの思いつきなんですけど、何か和の言葉をこう入れていったほうが、何かこう、何かエロさとか、そういった部分も出てくるかなっていう思いつきで。そんでもう1回お願いをして、こういう歌詞になってきたんです。
木夏:すごい思います。曲調は西洋な感じなんですけど…
光一:そうですね。
木夏:歌詞の世界観がすごい和で、そのミステリアス感といいますか、混じるようで混じり合わないというそんな「あやかし」ですよね。
光一:そう。英語も多用しているし、で和の言葉、昔の言葉って言うんですか。だから意味もけっこう、日本語見たってわからんし、英語見たってわからんしという(笑)。
鈴木:感覚でね、肌で聞く感じですよね。
光一:そこも「あやかし」かなと思って。
鈴木:あやかしい(笑)。
光一:そうそうそう。
鈴木:で今回7月29日に発売するんですが、3パターン、通常盤が二つ、完全初回限定盤が1個ということですね。これは入っている曲もまたカップリングは若干違うのかな。
光一:そうですね。僕もあんまり把握してないです。ハハハ…
鈴木:ちょっと(笑)。それは把握してきていただかないと。
光一:何に何が入っているかとか僕もよくわかんないです。
鈴木:ジャニーズ・エンタテイメントの方も軽く苦笑いですよ(笑)。それは理解しといてくださいよっていう。
光一:あんまよくわかってないです(笑)。
鈴木:ジャケットが3種類ありますね。そして通常盤のみに入っている4曲目、「Peaceful World -2009-」。これはもともとアルバムの曲ですね。
光一:そう。だからこれホントにぶっちゃけていろいろ話すと、この「Peaceful World」っていう曲もそうですし、「Falling -2009-」って書いてますけど、これもそうなんですけど、まあ昔過去に自分で作った曲だったりするんです。これは単純に曲数が足りなかったからというのが発端なんですよ。
鈴木:そういうことは言わなくて大丈夫です!(笑)
光一:ハハハ…言わなくていいですか。
鈴木:2009ってつけてますから!
木夏:また違ったタイトルで生まれ変わっているんです!
鈴木:それは大丈夫ですから。またジャニーズ・エンタテイメントの方が、余計なこと言ってっていう目が。
光一:埋め合わせないといけないので(笑)。
鈴木:そんなことないです。ファンのために昔の曲を。生なんで編集できないですけど(笑)。
光一:でも結果的に、何かその昔自分がつくった曲をいまだからこそできる、こう表現というか、形にしたら意外とおもしろいものになって、自分としても、ああ、何かいい形になったなと思っちゃってるんですね。
鈴木:それを最初から言っていただければね(笑)。
光一:あ、そうですか。
鈴木:ぶっちゃけの部分から。カットできないですけども(笑)。
光一:ハハハハ…そうなんですよ、実は。だから「Peaceful World」もそうですね。これは、うーん、ずいぶん昔ですね。
鈴木:だって「C album」、3枚目でしょう。
光一:キンキの。
鈴木 そのころの曲をもう1回、あえていまの自分で歌い直している(笑)。
光一:ハッハッハ…いまの自分だからできる表現で。
鈴木:3パターンあります。
光一:はい。

鈴木:さあ、というわけで、週末の過ごし方を提案していただきましょう。どうぞ!
光一:[はい。週末はあえて家でゴロゴロと過ごそう](この部分エコー)…だめかな(笑)。暗いな。
鈴木:これ堂本光一という人の家での過ごし方が全く。
木夏:想像つかないです。プライベートの時間はどうやって過ごされているのかというのが想像つかないですね。車?
光一:そういうふうに言われるんですよね。何かあんまり想像つかないよねって。でもあんまり人に言えることはしてないんで、ハハハ…
鈴木:うーん。人に言えることはしていないって(笑)。
光一:ある意味家でやる、していることは内緒というか…。
鈴木:内緒? ダラダラしているんですか。
光一:いやねダラダラはしてますよ。もう目覚ましもかけず。週末というか、自分にとってはあまり週末とか、こういう仕事をやっていると関係ないじゃないですか。だから休みの日とか休みの前日とかを考えると、そういうふうに考えると、まあ目覚ましもかけずに寝て、で目が覚めたときに起きて、ゴロゴロして、何かちょっと腹減ったかなと思ったら飯を食って、でまたゴロゴロして、また寝ようかなぐらいの。
鈴木:堂本光一くんっていうのはどっちかというと、少年隊の東山さんじゃないけど、何か家でもピシッ、ピシッ、ピシッてしているイメージが。
木夏:私も思っていたんです。
鈴木:家でもすごい腹筋とかしてんじゃないかという(笑)。
光一:いやあ、そんな僕ストイックじゃないですよ。
鈴木:そんなんじゃないんだ。
光一:はい。まあだから筋トレとか、そういうのもしますけど、うーん、でもそんなに思うほどビシッとしてないです。
鈴木:最近しかも犬を飼ったんでしょう?
光一:そうなんですよ。
鈴木:これすごい! 犬を飼うってすごいことですよ。
光一:これけっこう意外がられるというか、ファンの間でもたぶんすごく意外がられていると思うんですよね。
鈴木:何でまたここに来て?
光一:別にそんなおもしろいエピソードはないんですけど。
鈴木:だって犬を飼うっていろいろ悩むでしょう。俺も何度か飼おうかなと思ったことあるけど。
光一:まあ自分発信でもなかったところがあるんですよね。あのー、親が、うちの姉ちゃんも嫁に行っちゃったし、あのーね、父親と母親もこう別々で過ごしていたりしたんで。別に仲悪いわけじゃないですよ(笑)。家族全員仲いいんですけど。
鈴木:よかった、よかった(笑)。
光一:そういう暗い話、全然暗い話じゃないんです。そんな中母親も何かずっと、「犬が欲しいな」「犬飼おうかな」ってずっと言ってたんですよ。でそれにまあ僕も触発されてというか。でネットとかでけっこうペットショップ屋とか、ネットを見ると、「こんなコいま〜す」って写真がいっぱい載ってるんですよ。それで俺も見ていて、母親に、「こんなコいたよ〜」とか、「こいつかわいいなあ」とかいうそんなコミュニケーションを取っていたんですよ(笑)。
鈴木:そんなもんはわからんでしょう、こいつかわいいなって(笑)。
光一:こいつかわいいな。そうしたら何か俺も目に留まったコがいて。で「こんなかわいいコいたよ」って言って、親にそれメールで添付して送ったところ、今すぐ買いに行くって言って。で母親買いに行っちゃったんですよね。結果的にはそれを僕が奪ったというか、何というか、ハハハ…
鈴木:ハハハ…名前は何ていうの?
光一:名前はパンといいます。
鈴木:それは何でパンになったの?
光一:いや、2文字がいいなって。昔猫飼っていたことがあって、そんときもウニとかそういう名前だったんですよ。でまた食べ物がいいなと思って。
鈴木:食べ物のパンなの!?
光一:そうです、そうです。
鈴木:これはまた(笑)。
光一:だから2文字の食べ物がいいなと思って、パン、「まあパンでいっか〜」ぐらいの(笑)。
鈴木:ハハハ…おもしろい。
光一:だから全然予定はないですけど…
鈴木:ウニよりもっとポピュラーなものになったけどね(笑)。
光一:で全然予定はないですけど、もしも2匹目を飼った場合は、コメって決めてるんです。
鈴木:パン、コメでね(笑)。
光一:パンとコメで。
木夏:色とか関係なく。黒い犬でもコメですか。
光一:もう関係なくコメです。
鈴木:ハハハ…やっぱかわいいですか。
光一:いや、もうこれ申し訳ないですけど、あのお、どこの犬よりも世界一かわいいです。ハハハ…
鈴木:出ました! 定番の!
光一:ハハハ…そう申し訳ないですけど。
鈴木:どこの犬よりもかわいい。
光一:もうこれ申し訳ないですけど、これはええ、譲れないです。
鈴木:もう譲れない。
光一:はい。
鈴木:みんなそう言う。俺は飼ってないけど、そういうことを言う奴を何言ってるんだと思うけど、俺も飼ったら絶対言うんだろうね。
光一:そうそう。
鈴木:絶対にNGワードだけどね(笑)。
光一:そうなっちゃうんですよね。
木夏:一緒に寝たりしますか。
光一:ええ、しますね。
木夏:寝ます?
光一:はい。もうかわいいっすよ。
鈴木:ハハハハ…
光一:ええ。

鈴木:さあ改めて。
木夏:堂本さんの情報をお伝えしますね。3年ぶりとなるソロシングル「妖 〜あやかし〜」が7月の29日、来週水曜日リリースです。そして同じく3年ぶりとなるソロコンサートツアーも始まりまして、東京近郊、横浜アリーナが、9月11日金曜日、12日土曜日、13日日曜日。12日と13日は2回公演となっていますので計5回、5公演ですね。さらに追加公演も決定しました。10月の10日土曜日、11日日曜日、12日月曜日・祝日で、11日と12日は2回公演となっていますので計5公演。トータルで10公演あるということです。
鈴木:すごいね
光一:横浜アリーナだけで10回公演になるんだ。
鈴木:今、今知った!?
光一:ハハハ…いやあ、追加が決まったとかそういうのは。
鈴木:そんなにあるのっていう。
光一:さっきもお話しさせてもらったように、追加が決まったりとか何となく認識はあったんですけど、こうやって改めて回数を見ると、ああ10回なのか(笑)。
木夏:すごいですね。私舞台とかでも思うんですけど、1日2公演とかやられるじゃないですか。
光一:はい、そうですね。
木夏:どうなんですか。1公演やるだけでも相当なことだと思うんですけど。
光一:うーん。やっぱりそのへんの体調管理とかっていうのは、やっぱり大変っちゃ大変ですよね。
鈴木:だってもちろん1個ずつの濃さが違うのかもしれないけど、デビュー当時なんて1日3回、4回回しとか。
光一:5回公演とかやったことありましたね。
鈴木:5回公演とかやってたよね。
光一:そうですねえ。
鈴木:どんな(笑)。いまもし本気で「1日5回で」と言われたらどうする?
光一:嫌です! ハハハ…もう全然嫌です。ハハハ…
鈴木:そりゃそうだよね(笑)。あのころの自分に言ってあげたいでしょう。断ってもいいよって。
光一:ホントそうですね。ようやっとったなあ思いますね。
鈴木:すごいよね。
光一:でも体力的には、当時よりも今のほうが絶対あると思う。
鈴木:ええ〜!? あっそう。
光一:これは言えます、絶対的に。
鈴木:詳しくはジャニーズ公式ホームページでご確認くださいとのことです。

鈴木:1個質問が来ています。市川市のジュリさん、「最近深夜にF1がやっていますが、正直魅力が私にはわかりません」
光一:はい。
鈴木:「光一さんと一緒で私の彼もF1が好きなんですが、ちょっとついていけません。F1の魅力って何ですか」ということなんですけど。
光一:あの、すいません。今ここでその話ですか。あと僕何分ここにいられるのか(笑)。
鈴木:そんなに長くなるんですね!
光一:フフフ…長くなりますよ(笑)。
鈴木:そんなに長くなるの? 明日F1なんでしょう?
光一:ああ、そうですね。あります、あります。
鈴木:俺全然見ないけど、いまF1撤退とかいろいろ言うじゃない。
光一:ありましたね。もめてましたね。
鈴木:で何か一時期はすごいブームだったけど、やっぱりそんなに好きなの、F1?
光一:(しみじみと)好きですねえ〜。もう何にも代えられないですねえ。
鈴木:ああそう。その話をしたらもう余裕で5時ぐらいまで行っちゃうぐらい。
光一:まずタイヤの話だけで5時間は。
鈴木:じゃあいいや(笑)。
光一:ええ〜〜。残念やなあ〜!
鈴木:というわけで、新曲「妖 〜あやかし〜」を7.29に発売です。
光一:はい、お願いします。
鈴木:この時間のゲストは堂本光一くんでした。ありがとうございました。
光一:はい、ありがとうございました。
木夏:ありがとうございました。





 2007.11.16 bayfm BAY LINE 7300
名前:picky    日付:11月18日(日) 10時28分
2007年11月16日bayfm BAY LINE 7300「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」
*16時から19時の番組中KinKi Kidsの曲のみリクエスト受付&オンエア。17時から19時はKinKi Kidsの二人も生出演(番組の告知等一部カットしています)

♪愛のかたまり

井森美幸:bayfm BAY LINE 7300「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」、お送りしているのは井森美幸と…
高橋正純:高橋正純でお送りしていますが、今1曲目お送りしたのは、ラジオネームミッチョン、エミッコさん、ヒマワリさん、ヤマチャンほかからたくさんいただきました。リクエストありがとう。KinKi Kidsで「愛のかたまり」お送りしましたが、さあ皆様お待たせいたしました。BAY LINE初です。この方々をお迎えしたいと思いますが、本日のゲストはKinKi Kidsの堂本光一さん、堂本剛さんです。お願いいたします。
光一:お願いします。
剛:お願いします。
光一:こんばんは。ジャニーです。
剛:吉田です。お願いします。
井:こらこら(笑)。この二人をお迎えして、やりやすい感じと入り込みやすい感じで。
高:井森さんすごい久しぶり?
井:私TBSの番組で、覚えてる?
剛:覚えてます。
井:ロケバスでスーパーのロケがあって。TOKIOの人たちとかみんなで番組をやっていたのにちょっとお邪魔したことがあって。あれからずいぶんね。
剛:かなりの時間が経ってますからね。
井:お互い年を重ねて。
剛:重ねましたね。僕らももう28なんで。
井:ええっ!? ホントに!?
光一:僕はもう29ですよ。
井:ええっ!? ちょっと待って。ホントに?
光一:ホントです。ホントです。
剛:30手前ですよ。
高:すいません。井森さんは40手前です。
光一:ああああ、そうですか。
井:じゃあ、オジサンですね。
剛:そうですよ。
井:じゃあオジサンの扱いにしないと。
剛:そうですよ。皆さん26とか。
光一:26くらいのイメージあるみたいですねえ。
剛:ひどい人とか25と言うんですけど、何のことはないもう30手前ですから。
井:ハハハ…完璧にオッサンだね。
光一:よく言われるんですよ。もうそうだったんだあ、みたいなふうに言われるんですよ。
井:でも自分考えてもそうだもん。私もそうだなあって思うときある。
剛:あります?
井:あるある(笑)。
光一:ハハハ…
高:あっと言う間でした?
剛:まあねえ。気ついたら30手前ですねえ(笑)。
井:そのへんのトークもしつつ、今日長丁場よろしくお願いします。さあ本日はゲストにKinKi Kidsのお二人をお迎えしてにぎにぎしくお送りしていくんですが、早速なんですけれども、KinKi Kidsのお二人は今年でCDデビュー10周年。
剛:はい、ありがとうございます。
井:ということで、番組からちょっと用意したものがあるんでどうぞ。
光一:何?
剛:何ですか、この大きい…まさかこれ。
高:慎重に頼むよ。台無しになるからね。
井:これちょっと見てもらおうかなと思って。大きな箱が来ましたけれども。
光一:うおお!
剛:すごい。ありがとうございます。
光一:すごいねえ!
剛:このチョコレートケーキの上にφの記号をホワイトチョコレートで載せるという斬新な。
光一:(遠い声で)これね…
高:一ついいですか。光一さん、完全にオフってるんですけど、マイク(笑)。
剛:光一さんはちょっと素人っぽいところあります。
井:もうかなりのベテランなんだから(笑)。
剛:ケーキちょっと覗きたいところもあるんですけど、マイクの前でしゃべろうという心がけをしている最中、彼はマイクをかすめてですね、しゃべってますから。
井:ハハハ…何かベテランと若手みたいな絵ヅラが今よかった。
剛:ホントにひどい話ですね。すいません。
井:チョコレートケーキにφをあしらったケーキを用意させてもらったんですけど。
剛:あとでデジカメで撮ります。
井:ホントですか。
光一:ほんとステキですねえ。
井:あまりブログとかやってないんでしょう?
光一:やってないですね。
剛:やってないですね。
井:なんかあったらちょっと写真撮って記念にしてくださいよ。
剛:ありがとうございます。
光一:ありがとうございます。はからいがすごくステキです。
剛:ケーキも今高いですからね、ホンマに。思っている以上に高いですから。
井・高:(爆笑)
光一:ただ一つ言うとかないかんのが、僕ケーキ食べないんですよ。
高:全く?
光一:ええ。
剛:まあ大人となれば、黙って墓場まで持っていけばいいことだったんですけれども。ケーキが食べられないと冒頭で言ってしまう。またマイクをかすめている感じも。
井:さすがチームワークいいなと思った(笑)。
剛:残念な気持ちでいっぱいですけれども。
井:いやいやいや。ただ気持ちは伝わってるでしょう?
光一:(遠い声で)いや、すごい伝わっている。でもここの部分がね。
高:すいません光一さん。やっぱりオフってる。
剛:やっぱりオフってるんですよ。
光一:光沢がすばらしい。
剛:僕はフォローする意味もなくケーキ好きですし、チョコレートケーキは好きですから任しといてください。
井:わかりました。じゃあ預けますんで。ガッフンガッフン言いながら食べてください。
高:あとで召し上がっていただきたいと思います。
剛:ありがとうございます。

高:今日はめでたくCDデビュー10周年を迎えたKinKi Kidsの10thオリジナルアルバム「φ」にちなんで、当番組では「φな僕らのオリジナリティ」というメッセージテーマを設けて、自分にしかできないオリジナルな能力、事柄、個性的なエピソードを募集しているんですが、お二人どうでしょう。これは俺だけでしょう、みたいな。
井:これは負けないとか、特技みたいなものでも。
剛:街中でけっこうオーラを消せますね、僕は。
井・高:(爆笑)
光一:なるほど。
剛:藤井フミヤさんも以前お話しさせてもらったときに、「本物のすごい奴はオーラを消すことだ。出ないと楽しめないだろ、人生を」と言われたんです。なるほどなんて言いながら、やっぱり僕も若干デビューしたてのころはオーラが出すぎて輝きすぎていたのもあって、すぐ見つかったんですけれども。この間ホルモン屋さんに入ったんですよ。ホルモン屋さんに入って、2時間ちょっとくらいで学生が騒ぎ出したっていう。
井:それまで気づかずに?
剛:「あれ、あれ〜」みたいにメッチャ騒ぎ出した、男が。「あれ、あれ」言って、「すいません握手してください」ってメッチャ騒ぎ出した。遅いわという感じですけども。
井:2時間おるでって。
剛:すごかったですね。
井:まさかホルモンにいるとはって思うんだろうね。
剛:いや、普通にホルモンしましたけれどもね。
高:完全にドラゴンボールで気を消すみたいなもんですね。
剛:全然出てこないですね。
井:それがφな(笑)。
剛:僕自分でもびっくりするくらいすごいなと思うときありますもん。
高:丸々一日気づかれないとか?
剛:ありますよ。お墓参りとか奈良帰るじゃないですか。その間の電車とか全然気づかれないんですよ。
井:電車ってそうだよね。私と一緒にしたらまずいんだけど、私もけっこう電車に乗るんだけど、パスモで。バスも乗ったりするんだけど。
光一:俺パスモっていう存在最近知ったんですよ。
井:ホント?
剛:ひどいでしょう?
井:もうそうなったら私2枚あるから1枚あげちゃう、ぐらいの勢いよ。サイフから出して(笑)。
光一:たぶん俺切符の買い方わかりませんもん。
井:もうそんなだったら引率していくよね。
光一:ハハハ…
井:連れ回します。
光一:ホントにつまんない話なんですけど、ギャグとかじゃなくて、埼京線ってあるでしょう。これがもうホントに最強だと思ってた。
井:そっちね(笑)。
光一:はい。もうどこでも行けるぜみたいな。
高:ある意味埼京線がオーラを消してないくらいな。
剛:それでいってしまうと埼京線1本あればいいという話になってしまいますけどもね。
井:他は要らないって(笑)。
剛:最強ですからね。
光一:ホントにね、そう思ってたんですよね。最近違うことを知った。
井:最近!?
光一:はい。
剛:最近というのが僕衝撃事実を(笑)。今びっくりしましたよ。
井:コンビでも?
剛:びっくりしました、今ホントに。最近知ったというのにびっくりしました。
井:でも楽しいね。やっぱいいバランスだなと思いました。
剛:そう言っていただけるとありがとうございます。
高:今日はそんなゲストのKinKi Kidsのお二人からネックストラップを何と10名様にプレゼントということで。
剛:そんなに出していいんですか。ジャニーズ・エンタテイメント、大丈夫ですか。
光一:たった10個ですか。
高:けっこうコストかかってますか、これ。
剛:けっこうコストかかってるんですよ。
高:牛革ですからね。
井:私たちももらっちゃって。
剛:どうぞどうぞ。
井:ちょっと私、局の通行証とかつけようかなと思って。
剛:ぜひぜひ。やあ10個も、わかりました。
井・高:ありがとうございます。
光一:100個くらいねえ。
剛:いつも計算間違って余ってたりするんですよ。配る配分がね、ちょっともったいぶるときがあるんでね。今日は10個くらい行っておいたほうがいいよね。
井:今日はホント嬉しいです。こんな協力的なゲストそんないませんから(笑)。
剛:ホンマですか。
井:値切ったら何かもっと出てくるんじゃないかと思ったもんね(笑)。
剛:何だったら土地とかも。
井:ハハハ…あのね、出ないでしょう! さあ今日は「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」ということでたくさんのリクエストが来ていますので、早速ご本人に紹介していただきたいと思います。
光一:そうですね。ラジオネームユッキさんからいただきました。
剛:ラジオネームアケミさんからいただきました。
光一:この曲をリクエストだそうです。「since1997」(しんす・いちきゅうきゅうななと読んでます)

♪since1997


井:引き続きよろしくお願いします。
光一・剛:よろしくお願いします。
高:僕この1週間知らない人からいっぱい電話がかかってくるんですよ。
光一:あら。
高:ゲストKinKi Kidsなんだってっていう。僕今週1週間だけスターでした、友達の間で。
光一:へえ(笑)。
剛:すごいですね。
井:大人気。それ以外悲しいことに電話鳴らない。
高:電話ないんですよ、ホントに僕。
光一:僕も鳴らないですよ。
高:ホントですか。
光一:ええ。同じ匂いが。
高:同じ、で大丈夫ですか(笑)。
光一:ええ、ええ。
高:僕なんかと同じで大丈夫ですか(笑)。
光一:大丈夫です、大丈夫です、はい。
高:ただ僕はオフることはたぶんないと思うんで。
剛:なるほどね。マイクはね。
光一:いやもうね。大丈夫ですよ。もういかようにも。(ドスッという音)
井:ハハ…こらこらこら。
剛:もうスタジオの幅を知ってないですからね。
光一:知らないですね。
井:スタジオ壊すんじゃないかっていう。
光一:もうちょっと行けるかなと思ったらもう壁だったっていうね。
高:意外と壁(笑)。
井:ちょっとした芸人に見えてきちゃったもん(笑)。

高:おととい11月14日水曜日に10thオリジナルアルバム「φ」をリリースされたわけですが、まず改めて10周年おめでとうございます。
光一・剛:ありがとうございます。
高:アルバムタイトルの「φ」なんですが、これはどういった経緯でつけられたんですか。
剛:これはこの記号の意味が、数字の1と0を、10周年ということもあって1と0を足したような記号でもありまして、意味合いとしてはどこにも属さない空集合体という意味があるんですけれども、いわゆるわれわれは二人だからこそあるいは二人だから、よくも悪くもいろんなクリエーションをすることにすごく難しいこともあったりとか、ステージングもやっぱりショーアップも難しいところもあるんですけれども、だからこそ手に入れたスタイルというものが確実にありますので、まあ音楽もこれから11年目に入って力強くクリエーションしていったり、新たな可能性を確実にものにしていこうという思いもあって、どこにも属さない空集合体、僕たちはどこにも属さないオリジナリティの強いブランドKinKi Kidsなんだというような思いをこの記号に託して今回リリースしようかなということで、うちの母親がまあ。
光一:どんだけ権利あんの、お母ちゃん。
剛:いこかと。いこかと言いました。
井:お母さん1個も知らなかったでしょう(笑)。
剛:お母さんがいこか言いましたね。サングラスの奥の。
光一:おたくのお母ちゃんそんな権利あったんや。
井:お母さんサングラス。サングラス気になっちゃうもん(笑)。
剛:いこかと言いましたよ、お母さんが。
光一:へええ。
高:10周年の一番すごいときに、おかんが(笑)。
剛:ハハハ…そんなに広げるとこじゃないんですよ。
井:乗っていっちゃだめよ。
剛:だめです。おかんの話で終わってまいますから。
井:そこそこで。
剛:そこそこにしましょう、ここはね。
光一:10周年のオリジナルというかベスト盤みたいなのは「39」というアルバムを出したんですね。今回オリジナルアルバム、新しい楽曲たちをやるに当たって、いつもだったらABCDEFGHIという流れで来てたんですけど、ここはまあ今言ったように、剛が言ったように、φというものを僕らに当てがってという形で。楽曲的にもけっこう今までのKinKiの王道的な、哀愁あるっていうか、すごくキャッチーなメロディの楽曲というイメージがあるかもしれないんですけど、ちょっとそうじゃない楽曲たちを多めに集めた感じなんですよね。
井:サウンドとか全体的な感じで、ちょっと今までと流れが違う感じ。
剛:僕ら自身も、今回通常のアルファベットのパターンのアルバムではないということで、新たな曲にもチャレンジできましたし。
光一:ここから広がりを。
剛:制作陣も低音とかドラムのキック、スネア、いろいろなものを細かい細部にわたって、ちょっとKinKiにはないサウンドを、今回こういうタイミングなんで、出すということもいいんじゃないかということでけっこうみんな楽しみながらやらせてもらったという結果がそうなっているんだなと思うんですけれども。
井:これってレコーディングは大変だったとか、今までとちょっと違うなとかいうのは?
剛:今流れている「since1997」というのはパートがメチャクチャあるので、トラック数が20以上とかあったりして、何回歌ったかわからへんみたいな。歌ったら「重ねます」と言われてまた歌って、「はい、上パート行きます」「はい」って言って歌って。「はい、重ねます」って言われて。何回耳元で「重ねます」「重ねます」「重ねます」って言われたか。
井:もう怖いくらい。
剛:怖かったですねえ。
井:もうNGワードぐらいね。
高:「重ねます」の言葉が重ねられて。
井:今日話を止めるときは「重ねます」って言っちゃうよ。
剛:そういうことですね。ドキっとしますよね。
高:そこまで小刻みに作られた1曲という。
剛:何ていうんですか、グルーブももちろん大事なんですけれども、計算もいっぱいしながら作った楽曲たちも多いですね。
高:じゃあ時間もかかって。
剛:そうですね。トラック数の多い楽曲に関してはかなり時間かかりましたけれども。今流れている曲(♪the EDGE of the WORD)なんかはふわっと歌ったりして、けっこう短くレコーディングも終わりますけれども。
井:だいたいレコーディングって夜から朝ぐらいにかけて?
剛:スケジュールによるんですけれどもね。だいたいお昼過ぎから歌わせてもらえるときもあれば、夜から始まるときもあるんで。
光一:僕夜派なんですよ。
井:あるよね。って私が言うんじゃないっていう話なんだけど。遠い過去にちょっとやったことがあるんだ。
光一:ハハハ…そうですか。
高:最近ベストアルバム出しましたからね。
光一:えっ、ホントですか!?
井:もうKinKi Kidsのお勧めのって言ってもらいたいな。
光一:あらあ。
剛:あれね、僕もけっこう聞いてるもんね最近。ヘビーローテーションで。
高:わあ。取ってつけた、重ねてきた(笑)。
井:こうなったら…事務所に送りつけてやる(笑)。
剛:ホントくださいよ。
井:しかもしかもポスターつきで。
光一:ホントですかあ。
剛:ぜひくださいよ。
井:何曲目がよかったかちゃんとリサーチしますからね、私。怖いですよ。
光一:なるほど。
井:ちなみにタモリさんは聞いてないのに3曲目がいいって。
剛:聞いてないのに(笑)。
光一:ハハハ…
剛:なるほど、僕聞いてからちゃんと言いますよ。
井:じゃあちゃんと点呼取りますよ、二人に。
剛:お願いしますよ。
光一:へえ。
井:なぜか光一くんは今目をそらして遠くを見ていた(笑)。
剛:光一くんはまあ要らないんだろうなという気さえしてきましたけれどもね。
光一:いやいやいや。
井:ただレコーディングとかも大変だったと思いますけれども。
高:タイトルのことに戻るんですけれども、次はアルファベットに戻すというのもあるんですか。
光一:そういうパターンも全然ありですよね。だから今回が先ほど言ったように、何かまた新しいKinKiとしての新しい広がりとか可能性を感じてもらおうよというようなものだったので、そこからまあこれからJに行くときには、また僕らは一歩成長した、何かそういったものを出せるようになればなという思いです。
井:アルバムのタイトルを見ているとすごくつながっている感もあるしね。時代と共にとか年齢と共にとかね。曲づくりがきちんとつながっているんだなと思えますよね。
剛:ありがとうございます。
高:ではここでもう1曲お送りしたいと思いますけれども、「φ」の中から1曲、リクエストもたくさんいただきました。
光一:リクエストいただきました。サオリさんとソラさん。
剛:そしてスミさんとアカリさんからいただいています。
光一:こちらは1曲目に収録されている曲ですね。「l0ve in the φ」聞いてください。

♪l0ve in the φ


高:14日にリリースされたばかりの「φ」についてお話を伺っていきたいのですが、ちょっと細かく刻んで話をお伺いしていきたいんですが、今二人とも井森さんのベストアルバムに夢中(笑)。
井:先輩、先輩。はい、先輩たち!
光一:はいはい。
井:アルバムですよ、アルバム! お願いしますよ。
光一:アルバムね。はい。「井森美幸に2000円!!」
井:やめてよ(笑)。
光一:これのアルバムのプロモーションなんで。
井:違うの。もうここからマネージャーになる、私。「φ」の宣伝よろしくね!
光一:ハハハハ…
剛:ポスターまでいただいてありがとうございます。
光一:ホントに。これセリーヌ・ディオンの次に今。
剛:すごいじゃないですか。
井:あなたたち、はいはいはい、「φ」の宣伝お願いよ! 私マネージャーだから。よろしくね、高橋くん。
高:今回のアルバム聞かせてもらって思ったのは、とにかくバラエティに富んだという。
光一・剛:はい、そうですね。
高:いろいろなジャンルが織り混ざったというか。
光一:KinKiはいつもアルバムとかだとジャンルに富むことが多いんですけど、その中でもやっぱり今までの楽曲の曲調とは違うアプローチだったりとかっていうのに挑戦してるんですよね。
高:いろいろお仕事をされている中で、本当にアーティストの部分だけを凝縮させたっていう。
光一:ああ、そうですね。だから気づけばKinKiはCDを出してから10周年迎えたわけですけど、気づけば一番僕らのグループを支えているのは音楽になってしまったんですよね。で今KinKiを構成しているのはもう97〜8%音楽かなと言ってもいいくらいなので、そうなったのは結果的にも喜ばしいことでもあるとは思うんですけど。
井:二人でやっているのは音楽というイメージはすごくあるもんね。
光一:ああ、そう言っていただけると嬉しいですね。
井:このアルバムの中でもバラエティに富んでいるから、わかりやすいメロディもあるけれども、より深い音楽を追及しているっていう感じがするしね。
高:ちょっとアンダーグラウンド的なね。
剛:ありがとうございます。
高:いい意味でクセのある作品というか。
光一:そうですね。だから1回聞いただけだとメロディとか覚えにくい曲というのもあるんですけど、でも聞いていくうちに何かクセになるというか、何か針に刺された感じっていうか。
井:私も車の中で聞きまくってたのよ。
剛:僕もこれ聞きまくろうかな。
光一:僕もこれね、「井森美幸に2000円!!」。
井:先輩、もう堪忍や(笑)。
光一:「四月うさぎ」が気になってしょうがないですね。
剛:気になりますよね。僕は「孤独のディープ」がね。
井:こら、今「φ」の話を聞きたいの!
剛:後ろのジャケットは昔の私と今の私みたいなね、コラボレーションなんで。
井:私久々に変な汗かいてきた(笑)。アッコさんと共演してるときのような変な汗かいてきたじゃない。
高:ベテランが緊張しておりますけれども。
井:ホントよ。もうアッコさんに見えてきたよ。
光一:ハハハ…何でですか。
高:「φ」に関しては誰もが歌える曲というよりは、まずは聞き込んでよっていう提案ですよね。
光一:聞き込むのもいいと思うんですよ。
剛:でも完璧マスターしていただいて、カラオケで友達とちょっと歌ってもらって。最近の若い子は歌うまいですからね。
光一:ただ、これどこのパートを歌えば正解かっていうのがけっこうないんですよ。
剛:10人くらいでカラオケでやってくれたら。
光一:重ねているんでね。
剛:重ね重ねですから。
光一:でも井森さんは…
井:何、何?
光一:車で聞かれたんですよね。
井:もうずっと聞いていて、いろんなものも見たし。ホントに聞きまくってたもん。
光一:でもどの曲が気になりました?
井:私? 私けっこうバラードが好きなの。
光一:ああ〜、そうですか。
井:実はクラい人で、けっこうハッピーエンドの曲よりも。
光一:そうしたらやっぱり「孤独のディープ」ですね。
高:ハハハ…本人の曲。
剛:でも「四月うさぎ」も捨てがたいですよね。
光一:何かちょっと嘘ついてしまううさぎなんかなとか。
井:もうね、後でミーティングよ!
光一:ハハハ…バラードか。
井:でもホントに聞けば聞くほどいい曲なの、このアルバムって。
光一・剛:ありがとうございます。
高:海外アーティストが出したんじゃないのっていう。
剛:嬉しいですね。
光一:それけっこう言われるんですよね。ある意味そういった部分って、目指していたわけではないですけれども、部屋でながら聞きするみたいな感じってあるじゃないですか。そういう感じで聞いてもらっても邪魔にならない音楽っていうのもいいかなっていうふうに思ってたんですよね。
井:いろいろな作詞家ともやっていらっしゃいますよね。
光一:今回は作曲では織田哲郎さんだとか、作詞では秋元さんだとか書いていただいてるんですが、何かけっこうKinKiにとってターニングポイントになった方たちに今回参加してもらっているというところもあるんですよね。
井:すごく思いがこもっているという感じもするし、秋元さんにしろお世話になった方もすごい喜んでるんじゃないですか。
剛:秋元さんも先日ちょっとプライベートでお会いすることがあって、ご挨拶はさせていただいたんですけれども、たくさんの方々がKinKi Kidsをこういうふうに思ってクリエーションしてやってくださる愛情が今の結果につながってますので、これからもそれを大切にしていきたいなと思っていますね。

高:ここでお送りしたい曲があるのですが、本当にファン待望とも言える二人での合作曲が収録されています。
光一:名前をご紹介しましょうか。
高:いや、曲についてのストーリーをちょっとお聞かせ願います。
井:二人で作った曲もありましたものね。
光一:それは、「39」というベストアルバムではファンの方々から投票をいただいて、どの曲が一番好きかということで。そうしたらそのときに「愛のかたまり」という曲が、先ほどもこの番組で流れていましたけれども、あれが1位になったんですよね。そういった形を受けて今回はまた二人で曲を作って、剛が詞を書いて、僕が作曲をしてっていう形で今回収録したんですけれども。まあ、この冬に合ったような感じかなあという。
井:ほかにもこのアルバムの中で二人で作った曲もありましたよね。
光一:このアルバムではこの1曲だけなんですよ、合作は。
剛:合作は「四月うさぎ」だけですね。
光一:ええ、そうなんです。「セピア・あなた・かも」。
井:それ美幸の曲だから(笑)。「銀色 暗号」!
剛:これは雪降る夜にですね、男の子が女の人にプロポーズをするっていうストーリーを作ったんですけれども、そのプロポーズとかって2度と来なかったり、でもあなたも自分自身も2度と来ない命ですし、この日は2度と来ない。この時間、体温、ぬくもりすべてが2度と来ないということを、愛を持って感じたいというような女性の詞を書きました。
光一:だからシングルの人は撃沈していただいて。
井:私撃沈した(笑)。
光一:カップルの方は、会えない夜とかに聞いてもらうとすごく会いたい気持ちになってしまうような曲だと思います。
井:キュンとなる。これすごいいいんだよね。
高:ちなみに詞、メロディどっちが先だったんですか。
光一:メロディが先です。
高:そこに詞を乗っけるような形で。
剛:「愛のかたまり」というファンの方々が投票してくださった曲もですね、彼がメロディを作ってきて、ちょっと詞を足しつつメロディも足したんですけれども。その次に一緒につくったものもあるんですが、それはちょっとメロディをいじらなかったんですけれども、今回ちょっとオケを聞いたり彼のメロディを聞いて、女性詞がまた浮かんできて、ちょっとずつメロディをいじりましたけれども。何かこう二人でこういうふうに作り上げていく作業というか、けっこう大変なんですけれども、まあ大変だからこそかわいい曲にもなってきますし、ステージで歌っていてもやっぱり、人に提供していただく曲も非常に気持ちいいですけれども、自分たちで作った歌を自分たちで表現するとそれは楽しいですね、やっぱりね。
井:喜びもまたあると思うし。
高:ではお送りしたいと思いますけれども、曲紹介をお願いいたします。
光一:リクエストもいただきました。魚と車さん、カリンさん。
剛:そしてシーサンママさん、エミさんですね。
光一:いまお話しさせていただいた曲「銀色 暗号」聞いてください。
剛:どうぞ。

♪銀色 暗号


♪ノー・チューンド
高:本日はKinKi Kidsのお二人をお迎えしてお送りしておりますけれども、一昨日11月14日水曜にリリースされましたニューアルバム「φ」についてまだまだお話を伺っていきたいと思いますが、光一さん、剛さん、お願いします。
光一・剛:お願いします。
高:ジャケットの写真もなんですが、後ろから2枚目のところを見ると。
光一:後ろから2枚目。
高:そっちじゃないです。
井:私の2000円の出しちゃだめです! その2枚目お金かかってないから。
光一:後ろから2枚目は歌詞カードが。
剛:僕らのアルバムですね。井森さんのじゃなくて、僕らのアルバムの2枚目。
光一:道理で僕らの曲にはないタイトルだなと思ったんですけど。
剛:「四月うさぎ」が気になるところですけれども。
井:あとでゆっくりミーティングするから、それについては(笑)。後ろから2枚目ね。
高:やっぱり30手前には見えない。ドアップの写真がボンボンと出ているわけですけれども。
剛:そうですか。いやもう30手前ですよ、何を隠そう。
高:あと羨ましいのは髪の毛多いなっていう。年取るとどうしても少なくなってくるんでね。
光一:僕はなぜかいつの間にかハゲキャラになってしまいましたけどね。
井:そうなのお!?
光一:ひどいですよ。コンサートとかやっていても、お客さんから「ハゲ〜!」って声が。
高:それはないでしょう(笑)。
光一:ホントにホントに。たがら俺は負けずに「デブ!」って言いますけどね。
剛:それもどうなのかと思うんですけれども。
光一:対等に。
井:本当?(笑) そんなキャラ1個もないけどね。
光一:ホントにあるんですよ。
井:でも何か温かいコンサートですね。楽しそうな。
光一:そう。もうハゲとデブの仲ですよ。
高:会話のキャッチボールというかそこまで浸透している仲だってことですよね。
剛:まあまあね。ハゲとデブの仲というか、いい仲だということですよ。
光一:いい関係を築いているんですよ、ファンの皆さんと。
高:そこまで言えるというね。
井:コンサートというとDVDもついていますし。
光一:そのDVDは僕らはコンサートという捉え方ではないんですよね。7月22日にやったイベントなんですけど、まあ21日にデビュー10周年を迎えて、それで22日新しいスタートとして、僕らがファンの皆さんに感謝を伝えたい日にしたんですよね。それが東京ドームというああいう場所で、10曲だけ歌うというすごく贅沢な空間で。だから僕らも感謝の気持ちが伝わればいいなと思ってたんですけれども、それよりも皆さんのおめでとうの気持ちが、僕らの気持ちよりも大きく返ってきちゃって。だからそういった模様も、やっぱり地方の方とかにもぜひ感謝の気持ちを伝えたいなと思って、今回のアルバムにつけたんですけど。
井:来れなかった人もたくさんいると思うしね。
剛:会場の外でもあふれかえっている人がたくさんいますよというふうに開場の前にスタッフのほうからインフォメーションあったんですけれども、とにかく外にいらっしゃる方あるいは地方で事情があって、急なインフォメーションでもあったのでスケジュール調整できなかった方々とか、いろんな方にこの思いが届けばいいなというふうに思って、本当に一生懸命1曲1曲歌って。今光一が言ったみたいに、すごい僕たちは大きな愛で、優しい愛で包まれているんだなということをすごく確信したというか。今までもそれは本当に感じさせてもらっていた感情ではあるんですが、特に6万強、7万人近くぐらいのお客さんを入れさせていただいて、イベントというかそういう時間を過ごさせていただいたので、そこもやっぱり僕たちが10年歩いてきて、そしてこれから走っていこうと思ったさまざまな感情があそこの会場にありましたので、それをDVDにして今回この「φ」という特別なアルバムにつけることによって、何か非常にいいスタートが切れるんじゃないかなあというふうな思いもあり、つけてみたというような感じですね。
高:今言葉を聞いていると、11年目に向けてというか11年目に入って、すごく大きなビジョンが一つできているんじゃないですか。
剛:そうですね。さっきも言ったように、二人でしかないので、よくも悪くもいろんなことがありますが、それを確実に自分たちの言葉だったりスタイルだったり表現力だったり方法論として取り入れていけるだけの仲間がいるというようなことも含めて、あるいは支持してくださっている、応援してくださるファンの方々の愛があるという、そっちのほうがそういう自信を作らせる大きな要素だと思うんですけれども。やっぱり僕たち自身も成長はもちろんしてきましたし、これからもしていかなければいけないですけれども、周りで大変な二人を支えてくださる方々の熱量というか愛情がやっぱりそういうふうに思わせるというか。だから本当にこれからもファンの皆さんも含めて、皆さんとこのKinKi Kidsというブランドをもっともっとすばらしいものに、今まで以上の何かいいものを本当に作り上げていくことができればいいなというふうな思いが強い感じですね。
井:10年といってもまだ通過点という気持ちもあるだろうしね。
剛:やっぱりここを終わりにしてしまうことも簡単だとは思うんですけど、何かスタイルを変えてどんどん続けていくということも非常にステキなことですし、とにかくファンの方々と近い感覚でクリエーションしていけるといいなというふうにすごく思っています。
高:本当にファンと共に成長した10年でしたね。
光一:うん。
剛:そうだと思います。だからライブに行って、こういう感じで普通にワアってMCでもしゃべるんですけれども、皆さんが合いの手を入れてくれたりとか、すごい急な話しかけに応じてみたりとかもあるんですけれども、そんなことしながら何かディスカッションさせてもらいながらここまで来れたなというふうな気持ちがありますね。
井:そういう話がDVDの中でも見れたりするものね。ファンの人とのかけ合いとかね。私も率直にあれ見て、あ、ちょっとコンサート行ってみたいと思う。
剛:ああ、ぜひ来てくださいよ。
井:芸能界の口だけの約束ってけっこうあるでしょう。
剛:もし本当によろしければ来てください。
光一:お金払えば大丈夫です。
井:ハハハ…わかってますよ。自腹でちゃんと行きますよ。
剛:ご招待させていただきますよ。
井:自腹で行きます。自腹で行くとありがたみが違うから。
光一:ハハハ…
井:いつもコンサートって自腹で買って行ってるの。
光一:なるほど。そうなんですね。
剛:すごくいいことですよ。
井:かみしめられるというか。ただそれを入手するのがね。ファンクラブ入らないと無理だなとか思いながらDVD見てたんですよ。
剛:でもぜひね。今日はこうやってたくさんお話をしていただいている仲ですから、それはやっぱりジャニーズ・エンタテイメントも力を。
光一:こういう機会なんでね。
井:じゃあ会社の前をうろつきますよ。ジャニーズ事務所の前をうろうろして(笑)。
剛:ハンケチを落としてみたりいろいろなことをしながら、ちょっとどんどん寄っていってほしいなという。
井:地道にやってみる(笑)。

高:ファンと一緒に作ったベストアルバムが7月に「39」というタイトルでリリースされているわけですけれども、全228曲の中からですか。
剛:そうなんですよ。もう多くてですね。これがファンの人と、僕でいえば光一くんとかぶる、かぶる。もう自分がこの曲いい、この曲いい。KinKiも二人でこの曲がいいと思っている曲は、やっぱり共通点はけっこう多いんで、そうするとファンの子も好きだというふうに重なってきてしまって、よけるのにちょっと大変でしたね。「これは光一くんと重なっているんでよけてください」「はい、わかりました」「これはファンの子と重なっているんでよけてください」「はい、わかりました」って言って、よけて選んだみたいになってしもうているんですけれども。でもその228曲という多い中、本当に自分が好きな曲がかぶっているということはすごく嬉しいことでもあるし、よけながらも、嫌いな曲ではないですので作業は非常に楽しかったですね。
井:すべて大事な曲だもんね。
剛:そうですね。
井:そんな中ファンの人が選んだのが「愛のかたまり」。
高:ファン投票で第1位。
光一:先ほどお話しさせてもらった。
井:DVDの中にも入っていましたけれども、これって納得できる感じがしました。ああ、これだなという。
剛:ありがとうございます。
光一:でも逆にシングルの曲じゃないんで、これがまあもしかしたら1位かなとは。ライブをやっていたらファンの方の反応とかでね、感じはしてたんですけど、でも本当に1位になっちゃって、僕ら的には嬉しい限りですよね。やっぱりこれも合作の曲ですから。剛が詞を書いて僕が曲をつくった曲なんで。
高:ファンってそこを楽しみにしているんでしょうね。
剛:そうですかね。僕は現実的な問題とかいろいろなものは抜きにしていつもよく考えたりするタイプではあるんですが、二人で詞を書いたり曲を書いたりとかそういうスタイルをKinKi Kidsは。やっぱりどのグループを見ても、二人でつくっていくクリエーションってけっこう特別なものが入っていく二人ではあるなというふうにいつも思っているので、まあこういう機会を本当に多く今後は持てたらいいなというふうに僕は思っていますけどね。
高:きっと20年目のときのベストアルバムにはこの「銀色 暗号」なんかがファン投票でボンと1位に来ている可能性が高いわけですよね。
光一:ああ、そうなると嬉しいですね。今回「銀色 暗号」という曲は、ほかの提供曲というのはけっこうチャレンジングな曲だったりという話を先ほどさせてもらいましたけど、「銀色 暗号」は「愛のかたまり」という曲が前回1位になったということで、こういった楽曲をファンの皆さんたちも好んでくれているというのも受けた上で「銀色 暗号」をつくったんですよね。だからチャレンジングというよりも、自分らでつくるのはそのままの自分たちを押し出すというような形で作らせてもらったんですよ。
高:そういう意味ではこれまでの10年というレールの上に乗っかった1曲でもあるということですね。
光一:「銀色 暗号」に関してはそうですね。一つ気になったんですけど、このポスターを留めている紙にV6って書いてあるのはどういう?
井:ハハハ…これね。
剛:いろいろ事情があるんです。
光一:そうですか。
井:私ジャニーズ寄りですから、決まってるじゃないですか。ホリプロもジャニーズ寄りです(笑)。
光一:V6…これ予約のチラシか何かだと思うんです。
剛:いやいや、いろいろあるんです。
高:そんな中でまた1曲リクエスト行きたいと思いますけれども、曲紹介をお願いいたします。
光一:ラジオネームコウタンさんとラジオネームチヒロさん。
剛:そしてラジオネームユキミラボさんとラジオネームパクユリさんです。
光一:こちらの曲は「φ」の中ではないんですけども、ベストとかのほうにも入っております。シングルの曲でもありますね。「Anniversary」をリクエストいただきました。聞いてください。

♪Anniversary


高:今日最初お二人をお迎えしたときにケーキのプレゼントをさせていただきましたけれども、そちらの写真をbayfmのホームページのフロムスタジオというところにアップしてみましたのでぜひ覗いてみてください。
光一:いいですね。見てください。
剛:俺撮りましたのに、言うてくれたら。
井:込みで?
剛:俺のベストな。
高:写真家としての腕を(笑)。
剛:言うてくれたら。先ほどお寿司もいただいてありがとうございました、ホントに。
井:じゃあその腕は次回に。
剛:そうですか。もらいっ放しでありがとうございます。
井:これで大丈夫。オンエアで出演取りつけたから。スケジュール取ったから(笑)。
剛:全然取れますよ。
高:BAY LINE 7300「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」開催中ですが、お二人にはお付き合いいただきたいと思いますけれども、お二人が作詞作曲されたナンバー、合作された曲なんかが収録されているわけなんですが、実はこのbayfm金曜日井森美幸、もう雨の日なんか夜な夜な一人で家の中で作詞家活動を。
光一:あら、クラいですねえ。
井:ハハハ…そういうこと言わないで。
剛:またドライブして車の中で書くとかちょっとおしゃれですよ。
高:ちなみにお二人はどういうときに?
剛:僕はもう寝る前とか、何かホントに作品にしなきゃいけないときっていうのは朝早く起きて、朝ファーストフード店とかパッと入って、そこで食いながら打ったりとかすると、いろんな人が前を通ったりとかいろいろ事件が何となく起こるじゃないですか。それを詞にいい感じに入れていくというか。あと1行が埋まらへんていうときとか、けっこうそれ効果的ですね。
井:へえ。表に出て何か探すという。
高:光一さんもそうですか。
光一:僕は曲とかつくるときは、けっこう僕は向かい合っちゃうんですよね。たとえばギターにしてもパソコンにしても構えるんですよ。「作るぞっ!!!」ていう。それをやんないと作れないことも多いんですけど、ただ唯一「ハッ!」「アッ!」って思い浮かぶ場所は風呂とかですね。
高:やはり基本は家の中?
光一:家の中ですね。風呂とかで頭とか洗っていて、「あっ、思い浮かんでもうた!!」っていうときは、もう途中でも出ますね。
高:シャンプーの途中でも?
光一:はい。
井:ホント?
光一:もうパソコン立ち上げてみたいなことしますね。
井:これだって言ってメロディ入れたりとか。
光一:はい。
高:ではそんなお二人にぜひ井森ネエさんが書きました詞のほうを聞いていただきたいなと思うんですけれども。
井:参照いただけますか、先輩。
光一:ありがとうございます。
剛:ありがとうございます。詞を書くのは自由ですから。
井:自由ですからって(笑)。お願いしますね。ここからは先生って呼ばせてもらいますよ。ちょっと参考にしたいんで。
光一:そんな才能を僕らは持っているわけじゃないですからね。
井:いやいや。見てください。
高:朗読お願いします。
井:私が? いいですか、先生。
剛:どうぞ。
光一:「I LOVE YOUってグランドに書く…」
剛:違う違う。
井:それアルバムですから。聞いてくださいよ、先生。タイトル「夏の忘れもの」。「夏のなごりを乗せた秋風。頬をよそ…うんっ? 頬を横切っていく。揺れる街路樹の息遣いで、あの夏に溶けていく。渡せなかった君への思い。季節外れの花火となって星空に打ち上げる。握りしめた君への忘れもの、今ここでほどけた」。以上です。
剛:ああ、いいじゃないですか。
井:どうですか、これ。
剛:いいじゃないですか。夏のなごりを乗せた、過去のにおいのした今吹いている秋風は、時空を揺らしていくわけですよね。いまカんだのが残念でしたけれども、頬を横切ったという感じで。この星空に打ち上げるというのがいいですね。季節外れの花火となって星空に打ち上げる、このフレーズはいいじゃないですか。
井:これね、自分の気持ちを打ち上げるということなんです。どう?
剛:わかります。いや、いいじゃないですか、この2行。
井:逆にこの行は要らないなみたいなのもある?
光一:でも今の季節がすごいぴったりですし。
井:逆にリリース時って今時ってことですかね。今リリースしたらいい?
光一・剛:(無言)
高:今沈黙になったじゃないですか。
剛:いや、今いろいろ考えててね。
光一:ええ。
剛:この「頬を横切っていく」ってところがたとえばなかったとしても、すごくステキな詞だなとも思って。
井:ああ、説明が多いってことですね。
剛:いやいや。でも説明はやっぱあったほうがいい場合もありますしね。想像させるというパターンもありですけども。いいですね、「今ここでほどけた」と。
井:もしよかったら、ちょっとどっかで。
剛:どっかで何なんですか。
井:あげます。
光一:アハハハハ…
剛:いただけるんですかあ(笑)。
光一:家で書かれるんですか。
井:寂しい? ちょっとクラいんですよ、実は。
光一:へえ。ナイスじゃないですか。
剛:でもいいですよ。
井:こういうものを書きためているの。もしも楽曲困ったらぜひ。私のノートから出しますから。
剛:そんなに貯まってるんですか。
高:ちなみに著作権フリーです。ご自由にお使いください。
光一:そうなんですか。
高:好きに使ってください。
光一:ハハハ…
井:これから書き続けていったほうがいいかなどうかなと思って。
剛:詞は書いたほうがいいですよ。
光一:こうやって書けるって、なかなか書こうかなと思っても書けない人って多いんですよ、実は。
井:書くときに行き詰まったりとかは?
剛:しますよ。パソコンを開いてやるんですけど、無理やなというときはもうテレビを見たりとか、ちょっと2時間くらい友達とご飯食べてまた帰ってきてとか。でもそこで友達の恋愛相談とか乗るんですよ。そうするとやっぱり、人ってこういうふうに人を嫌いになろうとするんだなとかっていう細かいところがあるじゃないですか。好きすぎてどうしても相手を忘れるために相手を責めてしまうっていう行為があるじゃないですか。それはちょっとあんまりよくないよとは僕は言いますけど、でも人を好きになってしまった人はこういうふうな行動に出たり、こういうふうな気持ちになったり、でも後でそれを後悔もするよみたいな、そういうのが全部見えてくるんですよね。そうすると何か気づけば、その友達のエピソードとかが詞に入ってきたりとかして、人とたくさん会って話をするということはすごくいいことだなと思って。
井:どこに何のヒントが隠れているかわからないということだもんね。
剛:そうなんですよ。その会いに行った人とかご飯を食べた人がたまたま何かええ感じの赤いニットのアウター着てたりとかするだけでも、赤いニットのアウターからどんどん膨らんでいくストーリーもあるし、何か1個1個自分が予測せえへんものっていうのを人は身につけていたりするので、そういうのもヒントになったり僕はしますね。
高:では今日の井森さんの作品に点数をつけるとしたら。
剛:これは電波に乗っているからということでもなく、僕は80点以上あげたいかなと思います。いやホントに、ひどい人はひどいですもんね。
光一:でも詞って個性だもんね。だから点数ってつけづらいんですよ。個性、それぞれの言葉ですから。
井:夢はメロディがのったら嬉しいなって。なかなかメロディをのせてくれる人がいないんですよ。
剛:コード進行によって言葉の強さ弱さも僕は決めるほうなんで。ちょっと柔らかいコード進行に強い言葉をのせたり、強いコード進行にせつない涙とかそういう言葉をのせたりして、その強弱で人に伝えるってことけっこう僕はやるんですけど、そういうメロディがのるとまたいいと思いますよ。
井:ええ、じゃあ今度つけてもらたいいと思います。
剛:そうですね。今度ね。
井:ホントにつけてね。
剛:4行くらい井森さんラップしてもらって。
光一:そうですね。
井:ラップしたら私レオタードみたいになっちゃうよ。あの踊りみたいに(笑)。
高:その話膨らませたくないんで、曲に行きたいと思います。
光一:膨らませたくないんだ(笑)。
高:じゃあリクエストいただきました。曲紹介お願いいたします。
光一:カブトムシさんとこちらキラリさんからいただきました。
剛:そしてガマッチさん、コマチさんにいただきました。
光一:こちら僕らの最新のシングルの曲になりますね。「永遠に」リクエストいただきました。ありがとうございます。

♪永遠に


井:さていつもはここでウィークリーチャートを発表しているんですが、今日はBAY LINE 7300「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」をお送りしてきたので、KinKi Kidsトップ5を発表したいと思います。今日もさまざまなナンバーに本当にたくさんのリクエストをいただきましたが、はたしてどのナンバーが上位にランクしているんでしょうか。
高:それでは発表していきましょう。今日のすべてのリクエストを集計したBAY LINE 7300 KinKi Kidsトップ5です。

〜ナンバー5「フラワー」〜
高:99年5月にリリースされた7枚目のシングル作品です。
光一:根強い感じですね、この曲は。
高:当時は全日空の沖縄キャンペーンソングとしてもね。
光一:そうです、そうです。
高:大ヒットシングルですが。
剛:先日僕もこれをカラオケで歌ってくれと言われたんで歌いました。
光一:でもカラオケ屋とかたま〜に行ったりするじゃないですか。そうするとこれ歌えって言われますね。
高:リクエスト多いのがこれ。
光一:これ入れられることが多いですよ。
井:やっぱりみんな好きな曲ってことなんだろうね。
高:じゃあ曲紹介お願いいたします。
剛:これ言えばいいんですか。第5位「フラワー」。
♪フラワー

〜ナンバー4「硝子の少年」〜
高:97年7月21日にリリースされた記念すべきデビューナンバーですが、ファーストアルバムと同時リリースで、作曲は山下達郎さん、第70回の選抜高校野球大会の入場行進曲にもなりました。
光一:そうですね。まあ定番というかKinKiといえばみたいなところがありますよね。王道の。
高:ここからスタートっていう記念すべき大ヒットナンバーです。では曲紹介お願いします。
光一:第4位「硝子の少年」でした。
♪硝子の少年

〜ナンバー3「Anniversary」〜
高:2004年12月にリリースされた20枚目のシングルですが、ちなみにカップリングにはこの曲の別バージョンが収録されていました。今からちょうど3年前のヒット曲です。
光一:まあ「Anniversary」というタイトルで、10周年に取っておいたほうがよかったんじゃねえかっていう。
剛:いやいや、そんなことないですよ。
高:ここまでね(笑)。
井:出どころ間違えてないからね(笑)。
剛:大丈夫ですよ。
光一:でも本当にステキな曲で。
剛:ということで第3位は「Anniversary」でした。
♪Anniversary

〜ナンバー2「愛のかたまり」〜
高:2001年11月リリースの13枚目のシングル「Hey! みんな元気かい」のカップリングに収録されている1曲ですが、先ほどゆっくりこの曲についてもお話聞かせていただきましたが、剛さん作詞で光一さん作曲によるナンバーということで。
光一:そうですね。
剛:上位に来ますね、これもやはり。
高:いまもなおファンの皆さんの間で根強い大人気のナンバーという。
剛:ありがとうございます。
光一:ありがたいです。というわけで第2位は「愛のかたまり」でした。
♪愛のかたまり

〜ナンバー1「銀色 暗号」〜
高:今日最もリクエストをいただいたのは、一昨日リリースされたニューアルバム「φ」に収録されているお二人によって制作されたこのナンバーが第1位でした。
光一:嬉しいですね。
剛:嬉しいですね。散々話しましたけれども、こういう二人で作っていくっていうクリエーションが上位に選ばれるってことはすごく嬉しいことですね。素直にありがとうございます。
光一:第1位は…
光一・剛:「銀色 暗号」です。
♪銀色 暗号


井:bayfm BAY LINE 7300「KinKi Kids ALL TELEPHONE REQUEST」、あっと言う間にエンディングになりましたが。
高:さあ3時間、そのうち2時間お付き合いいただいたわけですが。
剛:ありがとうございました。
井:ありがとうございました。最後まで長丁場。
剛:こちらこそ本当にありがとうございました。
光一:エライすんまへん。
高:ラジオ番組にここまでっていうのはないものですか。
光一:そうですね。
剛:そうですね。二人ではなかなかないと思います。
井:特別な日になりましたね、私たちにとっても、
高:ある意味パワーウィークでしたね、僕たちにとって。
剛:本当ですか。そう言っていただけると。
井:ぜひまた来てほしいなと。
剛:ぜひぜひ
光一:ぜひぜひ。
井:ハハハ…ホントに? ホントに私言いますよ。
剛:だってケーキでしょう。お寿司までいただいてポスターまでいただいたんですから。
井:それをいただいたら私ずっとつきまといますから。
剛:そうですか。これも本当にトイレに張ろうかなと。
井:トイレかい!(笑)
剛:トイレのドアを閉めたら向き合ったままね。
井:それはこのアルバムのとおり愛を感じます。
光一:このアルバム自体はタイトルないんですか。
井:ハハハ…「井森美幸に2000円!!」
光一:それがタイトルなんだ。
高:一応シングルコレクションです。さあKinKi Kidsインフォメーションなんですが、まず11月14日に「φ」がリリースされたばかり、大好評発売中ですが、初回版と通常盤の2パターンがありますので、ぜひ両方手にしていただいて楽しんでいただきたいと思います。
剛:よろしくお願いします。
光一:そうですねえ。
高:そしてKinKi Kidsのコンサートツアーが決定しています。We areφn’39!! and U?KinKi Kids live in DOME 07-08というタイトルがついていますが、最新アルバム「φ」を引っさげて今年で10回目、通算30公演目となる東京ドームを含むコンサートツアーが開催ということで、まず12月23日、24日が京セラドーム大阪、12月30日から1月1日、2008年年が変わるわけですけれども東京ドーム。そしてコンサート日程に12月25日クリスマスの日に京セラドーム公演が追加で決定いたしました。
光一:追加ということで、これはいかに急遽だったかというのがわかるのは、24日のスケジュールが16時半開演なんですよ。初日は18時半開演なんですよ。だからこれは帰る気満々だったんですよ、実は24日に。
高:本当はライブが終わってそのまま帰ろうと。
光一:帰る電車の時間、飛行機の時間あるので。しかし25日が追加になったんでね。もう1回泊まって。
剛:夜がすごくヒマなんだろうなという。
光一:クリスマスの夜はね。会場ではいいですよ。ライブしているときはいいですよ。
高:みんなと一緒ですからね。
光一:ホテル戻ったあと一人でね、何すんのやちゅう話です。
井:冷蔵庫開けてね(笑)。
光一:そうそうそう。
井:冷蔵庫入っているもんで盛り上がってください。
剛:あれ意外に奥行きないんですよね。あの冷蔵庫ね。
井:入ってるもの乾きものばっかりっていう。
高:ペイカードをどうしようかなみたいな。
井:見ない、見ない。
光一:あ、そうですか。
剛:ソフトドリンクで500円かあとか。
井:ハハハ…払ってって話でしょ。KinKi Kidsでしょ(笑)。500円払ってよ。
剛:若干引けますよね。お水にこれ? ああ、う〜んみたいなね、やっぱりありますよ。
光一:ねえ。
高:外まで買いに行こうかみたいな。
井:その庶民派が好き。
光一:テレビの電源、これこうやったらもしかしたらもう1回見れるんちゃうかとかね。
井・高:(爆笑)
剛:ひどい話をねしてますけれども。
高:今後の予定詳しくはホームページをご覧ください。12月といってもあっと言う間です。もう1カ月くらい。
剛:そうなんですよ。これからリハーサル入りまして、いいライブになるように。
光一:打ち合わせはぼちぼちやっているんですけど、実際にバンド入れたりだとかそういった動き出すのはまたもうちょっとこれからなんです。
井:だいたいプランは決まっている感じですか。大まかには。
剛:大まかには。
光一:このアルバムがけっこうチャレンジングな、これからのKinKiを楽しみにしてもらうというようなことをずっと言ってきましたけれども、ライブも必然的にそういった聞かせ方、見せ方になってくると思うんですよね。これまでとちょっと違う形でやらないといけないかなと。
高:聞かせる系のライブですか。
光一:う〜ん、両方やりたいなと思っているんですけどね。
剛:両方がホントにうまく混ざる。
光一:KinKiのいいところ両方出せたら。
高:何はともあれこの「φ」をじっくり聞き込んで覚えてきて会場でお会いしたいですね。
光一:ぜひ。
剛:ぜひ、お願いします。
高:というわけで今日本当に2時間たっぷりとお付き合いいただいてありがとうございました。
剛:どうもありがとうございました。お世話になりました。
光一:はい。
井:また来てくれるということですから。
剛:ええ、来ます。
光一:はい。
井:よかった。スケジュール取ったから(笑)。
高:ベテラン井森美幸が約束しましたから。お待ちしています。
剛:ありがとうございます。
高:というわけでお相手は…
井:井森美幸と…
高:高橋正純と…
光一・剛:KinKi Kidsでした。
井:ありがとうございました。




 2007年11月13日(火) FMK RADIO BUSTERS
名前:ユリアン    日付:11月14日(水) 21時29分
剛:FMK RADIO BUSTERSをお聴きのみなさん、こんばんは。
  KinKi Kidsの堂本剛です。
光:堂本光一です。
剛:KinKi Kidsは11月14日に10枚目となるオリジナルアルバム「Φ」をリリースします。
光:まーこの「Φ ファイ」という記号ですね。
剛:記号ですね。これ、ちょっと説明してあげてください。。世の中の人にね。
光:どうぞ、剛さん、説明してあげてください。
剛:あーそうですか。これはですね、数字の1と0を重ねたようなね、記号なんです。
光:ようにも見えると。
剛:ようにも見えると。まー、我々10周年。CDデビューを迎えて11年目に突入するという記念も含めて、この記号はいいんじゃないかなということであり。この記号の意味があのー、どこにも属さない空集合体という意味があって。まー、ぼくらのこれからの音楽ですね、音楽含めて僕たちのこれからのカラーとか色々挑戦を含めて、どこにも属さないオリジナルのKinKi Kidsをですね世に放っていこうじゃないかという。
光:これからのこうKinKi Kidsの音楽に対する期待とかそういったものが、こう広がる1枚になっているんじゃないかなと。
剛:なってるんです、これが。
光:期待していただけるんじゃないかなと。
剛:なってるんですよね、これが。
光:えー、そう思うんですね。そして、KinKi Kidsは年末の恒例のライブもね。
剛:ありますよ、これ。
光:これもまた、東京ドームで。
剛:東京ドームでやらせていただきます。えっと、日にち、日程を光一くんの方から。
光:はい、12月23日と24日は京セラドーム。
剛:京セラドームですね。
光:ドーム、大阪。
  12月30、31日、そして年が明けて2008年1月1日は東京ドームで行うわけです。
剛:はい、スリーデイズ。
光:そうなんです。
剛:2008年になるんですね。これ、どうするよ。
光:僕もえー、2008年になった途端に29歳になって。
剛:29歳。
光:20代最後の年。
剛:あー、かわいそうですね。
光:いやいや、かわいそうじゃない。
剛:20代最後。
光:男は30代からじゃないですか。
剛:まー、年相応に生きていけばいいと思いますけれども。
光:こう、何でしょうね。先ほどアルバムもこれからのKinKi Kidsを期待していただくという風に言いましたけれども、このライブもえー、ま、楽曲的にも今までとは違った表現の仕方でいかないといけないかなというふうにも考えていますし。
剛:なるでしょうね。
光:そういった意味でもこのライブ是非みなさんも楽しみにして欲しいと思います。詳しくはですね、Johnnys-netのホームページをご覧いただければ・・・
剛:是非ご覧下さい。
光:えー、というわけで何度も言っておりますが、このアルバム是非聴いていただきたいと思います。
光剛:よろしくお願いします。
光:というわけで、KinKi Kids堂本光一でした。
剛:堂本剛でした。


〜♪〜 lOve in the Φ 〜♪〜




 2006年12月4日 bayfm MARIVE TIME&STYLE
名前:picky
*KinKiの新曲、ニューアルバムPRのためのコメント出演です

<12月4日>
剛:bayfm MARIVE TIME & STYLEをお聞きの皆さん、こんにちは。KinKi Kidsの堂本の剛と…
光一:堂本光一です。bayfmといえば、新本社が海浜幕張ですか、にオープンしたそうなんですね。おめでとうございます。
剛:まくはってますか。
光一:あのぉ(笑)。
剛:アンテナ施設もリニューアルしたんですか。
光一:だから音質もいいらしいですよ。
剛:なるほど、僕たちのデシベルに対応し始めているということですね、いろいろな器材が。
光一:そうですねぇ。
剛:僕たちのデシベルが、ちょっと厄介みたいでね。
光一:ハハハ。それじゃなんかまるで公害みたいじゃないですか。
剛:いやいや、ホントにもうちょっと声量あるやろみたいなことの。
光一:なるほど。
剛:僕らホントにね、あまり張らないタイプなんでね。
光一:そっちね。逆に、聞こえねえぞお前ら。確かに。
剛:でもより良い音質ですから。
光一:そうなんです。ですから歌とかもね、いい音で聞けるということなんですね。ステキですね。はい。
剛:ステキ。
光一:というわけで、この時間は今日と明日の二日間にわたって、今年をちょっと振り返っていきたいと思います。今日は剛さんの一番印象に残ったキーワードをまず紹介していただきたいんですけどね。
剛:うーんとね。
光一:ずばり、何でございましょう。
剛:うーんとね……逆にないよね。
光一:というわけで、ずばり、逆にないよね。
剛:逆にないよ。
光一:ウハハハ。
剛:プライベートもねえ。
光一:そりゃ、わかるわかる。あのぉ、それは充実していた証拠だとも思います、それぞれに。
剛:忙しかったというのもあんねんけど。
光一:そうね。
剛:いまプライベートで何かおもろいことあったかなと思ったりしたけど、ちょっとイラッとした店員がおったなとか、そういうのは出てくるんですけれども。
光一:そうか。まあ、だから。
剛:あっ! これテレビでいろいろ言ったんですけれども、友達とタクシーに乗ってね。「じゃあお疲れさんです」って言って、僕先降りて、その友達が東高円寺の人やったんです。運転手さんに、「先に僕を降ろしたあとに、東高円寺行ってください」って最初に言ったんですよね、乗ったときに。ほれでハンドルの横ぐらいに白いメモ帳と鉛筆があって、それに東って書いたんです。高円寺までは書かなかった。東と書いた。
光一:うん。
剛:「何で東だけ書いているんでしょうねえ」なんて言って、僕先降りたんです。「お疲れさんでした」って言って。ほいで、「じゃあ運転手さん、東高円寺、次お願いします」って言ったら、「えーと、ここから東ってどっちだっけ?」ていう。
光一:フハハハ…(爆笑)
剛:というのがありましたね。これは事件ですよ、言うたら。
光一:いやぁ、それはステキなことだな。
剛:ここから東に行ったら東高円寺があるみたいな解釈みたいだったんですよね。いや、運転手さん、東はね、たぶんこっちです。
光一:フハハハ…(爆笑)
剛:ですが、僕はね。
光一:行きたいのは東高円寺や。
剛:東高円寺なんですよと。全部道を説明して、ここ左や何や言うて、東高円寺に行った。東じゃないほうの東高円寺に行ったんです。これは相当印象に残ったよね。
光一:まあ、地味〜な今年一番印象に残った出来事でございますけれども(笑)。
剛:地味ですけど、これはなかなかない事件でしたよ。
光一:いい事件ですね。思い出となりましたね。
剛:そうですね。
光一:さ、というわけで、1曲聞いていただきましょうか。
剛:このエピソードにぴったりの…
光一:ぴったりですね。
剛:この1曲聞いていただきたいです。
光一:KinKi Kidsで「Harmony of December」、聞いてください。明日もお付き合いよろしくお願いしま〜す。
剛:お願いしま〜す。
♪Harmony of December



 2006年12月5日 bayfm MARIVE TIME&STYLE
名前:picky
<12月5日>
剛:bayfm MARIVE TIME & STYLEをお聞きの皆さん、こんにちは。KinKi Kidsの堂本剛です。
光一:堂本光一で〜す。
剛:この時間はですね、昨日と今日の二日間にわたりまして、今年を振り返ろうという、振り返り美人で行きたいと思いますけど。光一さんが今年…
光一:誰もわからんよ、振り返り美人って(笑)。
剛:いいんですよ。まあ一番印象に残ったキーワード。
光一:や、もうこれすぐ僕出ますよ。はい。
剛:出ますか。じゃあ、いきましょう。ずばり…
光一:ミハエル・シューマッハー引退ですよ。もぉ〜〜!
剛:シューちゃんね。
光一:これはもうね、一番印象に残ったです。
剛:シューちゃん、最後にステージにマイクを置いてね。
光一:いやいや。
剛:普通の女の子に戻りたいと。
光一:いや、でもね、それに似たようなエピソードなんですよ。
剛:そうなんですか。
光一:ブラジルグランプリだったんですけどね、最後が。これがね、すごいレースでね。まあ予選がね、トラブルで、10番手になっちゃったんですわ。これはまあ、あのぉ、メカニカルポンプという。
剛:メカニカルポンプ、いい響きですね。
光一:メカニカルポンプがこう…
剛:メカポンが。
光一:メカポンが…ちょっと、みかんみたいじゃないですか。
剛:メカポンが。
光一:メカポンがですね、ちょっと故障しましてね。さっきも言いましたけど、予選10番手になった。これはもう絶望的やなという。なったんですけども、そこでどんどん抜いていった。抜いていって、フィジケラを抜いたときに後ろからタイヤをつつかれたんですね。そしてタイヤバースト。そうすると最後尾。もうほぼ1周遅れ。そこからですよ。(トントン←たぶん机を叩く音)そこから…4位まで追い上げる。
剛:すごいですね。
光一:しかも、最後のラップ、すべてのセクター、セクターといってここからここのタイム、ここからここのタイムわかるんですけど、すべてのセクター一番速いタイムでゴールした。
剛:へぇ〜。で4位ですか。残念ですね、それは。
光一:ま、勝負には負けたけど、俺は一番速いぞというのを示して引退。
剛:なるほど。
光一:これはだからマイクを置いて、みたいなもんですよ。
剛:ホンマやねぇ。
光一:タイムをそこに残して、引退ですよ。でもミハエル・シューマッハーは、不機嫌な顔をしてた。勝てなかった。
剛:それはそうやな。1位取りたいわな。
光一:でも不機嫌というか、もちろん達成感はあっただろうけど、僕はフェラーリに勝利を捧げたかった。
剛:なるほどね。それじゃあこの新曲の中から。
光一:ちょっと待ってよぉ〜(苦笑)。
剛:1曲聞いていただきたいと思います。
光一:ありゃ、そうですか。
剛:KinKi Kidsの「I album」に入っている。
光一:もうちょっと話せますけども。
剛:僕たちの合作で、僕が作曲、光一くんが詞を書いた。
光一:ミハエル・シューマッハーについて。
剛:ぜひ聞いていただきたい。
光一:ミハエル・シューマッハーの今後とか。
剛:KinKi Kidsで「futari」。来年もよろしくお願いしま〜す。
光一:今後は…(つぶやくように)来年もF1が楽しみだ。
♪futari



 2006年12月3日 NACK5 Sunday Sunday
名前:picky    日付:12月5日(火) 15時11分
*KinKiの新曲PRのためのコメント出演です

光一:KinKi Kids堂本光一です。日曜日の朝、だいたい朝まで起きてるとね、戦隊ものがテレビでやってるんですよ。それを見ると、ああ、今日は日曜やなあって思いますね。はい。
剛:僕は特にないですね。
光一:さわやかなイメージあるんですけど。
剛:全然。もうミルクを裸で飲んでますよ。
光一:そうですね。
剛:さて、このたびですね。KinKi Kidsのニューシングル「Harmony of December」が11月29日にリリースになりました。まあ、ラブバラードとなっておりまして、この2006年から2007年にかけての恋、愛、絆、いろんなものを誓う恋人たちなんですね。
光一:普通に歌詞を読むと、暖かい、いい感じの二人なんやなと捉えることもできんねんけど、どこかしらこうメロディが切なかったりする部分があるので、で「君に会いたい いま会いたい」。これは願望なのかもしれない。寂しい人の歌なのかもしれないと両方取れるんですね。
剛:そうなんですよね。
光一:こう、心が暖かくなってくれればいいな。ねっ。
剛:そうですね。ですから幅広い年齢層の方々に聞いてほしいですね。
光一:そうですね。
剛:それでは11月29日発売になりました、この曲を聞いてください。KinKi Kidsで「Harmony of December」。
♪Harmony of December







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