今回ほど、たくさん泣いたSHOCKはなかったです。 1幕で、「オンブロードウェイにいかれるかも!」の場面でトウマとコウイチ、カンパニーの間に意見のすれ違いで言い争いをする場面でのセリフは、去年と同じはずなのに、今回は心にズーンときてしまって、ここですでに泣いてしまいました。
そして、2幕でバックステージにコウイチ(亡霊)が戻ってくるときの服装がこの9日から変わったそうですが、その衣装は、1幕での「千秋楽に乾杯!」の場面にでてきたコウイチの衣装でした。 ピカイチさんのようにヘルメットをかぶって、白いジャケットで登場します。
あのオフブロードウェイでの千秋楽の日が、コウイチにとって一番幸せな日だったのかもしれない。 その「一番幸せだった日」の服装で、この世によみがえってきたのだ、と思うと、それだけで泣いてしまいました。 カンパニーのみんなの気持ちが一つだったあの日。 あの日の衣装で戻ってきたコウイチ。
そして「夜の海」の最後で倒れる場所は、はからずも1幕最後にコウイチが倒れこんだ場所と全く同じ場所で、亡霊のコウイチが倒れていく。
衣装といい、場所といい、これは偶然なのか、計算したものなのか、わからないけど、私は泣けて仕方なかったです。
光一君はじめ、秋山君もMAも、斗真君も、まりかさんも、気持ちから芝居をしていて とてもひきこまれました。 リカの「現実を受け入れなきゃ!」の叫びにも今回は納得できました。
2幕の最後のショーのあたりも、すっきりしていてよかったです。 ラダーフライングに飛び立っていくコウイチを、トウマ、MAの5人(だったと思うのですが)和太鼓をたたいて、まるでコウイチを見守って送り出すようにしている演出もステキだな、って思いました。
この日、1階のかなり前センターの席からみた光一君は痩せていましたが、声と目にすごい迫力がありました。 本当にすごい人です。
この人のSHOCKをみると、いつも胸がいっぱいになって感動して、夜になっても興奮が続きます。 一度みると、何度でもみてみたくなってしまうSHOCK。 本当に進化してきたな〜と思いました。
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