まず、会場に入るなり、以前のSHOCKの記憶に残る壁と、まったく趣を変えた壁が、目の前に飛び込んできます。 歌舞伎を意識したつくりか、墨絵風というか、水に、墨汁を垂らして一掻きしたときに出来る波状紋様が描かれています、それに、白い格子の仕切りは、升席を意味している様にもとれるのですが・・・? 緞帳が開いた後の幕は、まるで、そのまま歌舞伎の化粧の隈取を表しているかのようでした。顔面の筋肉の動きを描くと言う隈取ですが、これが、弁慶の時には紅隈(べにぐま)でしょうか・・・黒の部分が真っ赤の階段の絵模様となります。 この瞬間から、「和」の世界を意識して作られていることがわかりました〜。
期待に胸膨らませているうちに、指揮者登場となり・・・・眩しいばかりの金髪がライトに映え、そう〜、夢にまで見た舞台の人、コウイチその人でした。 振り返る笑顔も眩しく、御挨拶です。 「再演と言うよりか、新しいSHOCKとして演じている」に、私も頭を無に切り替える。(笑) 「日本も勝って良かったですよね〜」とサッカーに触れながら、お決まりの回数は129回だったでしょうか・・・ 小さい子と言いながら、それほど背丈の変わらない子を抱き上げてのフライングも、大揺れなら〜、落ち方も大きく、コウイチの足首を掴んで舞台袖に着地し、舞台が始まりました。 彫刻風柱にも、派手にぶつかり、今回はなんか、ダイナミックですよね〜〜! かと思うと・・・もう〜舞台終演で、千秋楽の歌の場面となり、「さ〜〜、仕事、仕事・・」で、ツアーが始まると言うスピディーさ!!(笑) いきなりのA列車で行こうには、アメリカ調と感じながらも、これは日本〜♪、新しいSHOCK、新しいSHOCKと頭を切り替えるのに、忙しい〜〜。 この時の衣装が、赤っぽいTシャツに、スリムなジーパン(前が白く色落ち)にジャケットに黒いハット、もう〜〜、ほんとうに、ボーイキュート!!なのですよ〜〜(笑) これを、ボーイキュートと言わずして、なんと言う?なぐらい・・可愛いです。 今回、コウイチがツバサにバイクで行こうとかなり強引に誘います。 このとき、光一君のマイクの調子が悪く、素の声で話していました。で、バイクの良さの説明をジュンにまかせた時、秋山君が「コウイチは声が小さいし〜」と上手く突込んでいました。ジュンの説明中に、光一君がマイクを直していて、「ボコッ」と大きな音をさせてしまい。 皆「おい、どうした〜」「咳か〜」…と、コウイチ「ほら、大きな声が出たろう〜」と修理完了です。 コウイチをバイクに見立て、こんな素晴らしいバイクはないとまだ説明中に、暗幕の向こうから、「早く行こうよ〜」と声が掛かり、「おう〜、もう皆待ってるよ〜〜」で、舞台移動になりました。 ツバサの手術中は左壁に中からライトで医者と助手の姿が映し出されます。
血染めの布が上がるや、コウイチのジャパネスクショーのはじまりです。 この舞台や、京都に夏を告げる風物詩の祇園祭の山鉾ですよね〜(勉強不足でKYOTOKYOは見ていません) その前で、ラメのピンクレッドの着物を羽織るコウイチは実に綺麗でした〜、その羽織を脱ぐや、素敵な二の腕に釘付けです。で、千年経かな・・・。
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