お誘いいただいて26日の昼と夜の部を観ました。 初めてのダブルヘッダーで、自他ともに認める体力のない私ですが、すでにすっかりショックの虜になってしまった私は、全く疲れません。 幕間に爆睡したものの、最初から最後まですごく楽しく観劇いたしました。 昼と夜がごちゃごちゃになってしまっているかもしれませんが、檸檬さんの厳しいご命令により、少し感想を述べさせていただきます。 イカリさんも下で書かれていらっしゃるように、「月夜」は本当に素敵です。品格とエロチシズムが見事に溶け合っていて、ジャパネスクの冒頭にぴったりだと思います。わけの分からない蛇なんかより、ずっと価値のある演目です(暴言)。 今回は意図的にかさまざまなスタイルのダンスナンバーが選ばれていて光一君が自分の可能性を試しているようにも思えました。 スパニッシュのダンスも最初見たときには「アンダルシアもどき?」という程度の印象だったのですが、聞けば聞くほど良い曲ですし、光一君のダンスがアンダルシアよりずっとスケールアップしていて、特に回転のスピードと美しさにはほれぼれいたします。 前に見たときには3回転と逆に一回転だった箇所が、昼も夜もきれいに4回転回っていて、すごくもりあがりました。 交差する巨大写真の裏から登場するシーンで、セットの不手際で登場の仕掛けが丸見えになってしまったり、マネキンの白い布がはがれなかったりと、いろいろアクシデントがあったのですが、余裕の笑顔で無理やり観客を納得させていました(笑)。さすが座長さんです。 全体として、どんどんリズムもよく、光一君自身に余裕もでてきて、ダンスにもきれが増しているようで、さらにショック中毒になって帰宅したのでした。
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